■2005/03/31(Thu.)■
近所のスーパー、昨日はキュウリが3本100円だったのが今日は80円になっていた。こうまで分かりやすい価格設定だと逆に安心する。リアルタイムで悪くなっていってるんだなァと。さしあたって、ギリギリまで値段の下がる「デッドライン」を見極めるのが当面のミッション。
× × ×
ネットジャンキーの汚名は1日で返上し、エイプリルフール絵に精を出しておりました。しかし、ただでさえ放置気味だったこのサイトに1日限定のイラストなんか載せて、一体何人の方が見るんだろ……。
■2005/03/30(Wed.)■
まだまだ風が冷とうございます。会社の近くの公園に、「4月3日花祭り」なんてカンバンがかかっていましたが、桜が咲く気配なんて微塵もない。あと4日しかないのに大丈夫なんだろうか。
× × ×
会社帰りにホームセンターが2つもあるのでついつい寄ってしまう。今日はガスコンロを物色に行ったわけですが、ちょっと今の持ち金では手が届かなそうなのと、チャリで持って帰るのは至難の業っぽくて、断念。一体いつまでカセットコンロで自炊の日々が続くんだろう……。
× × ×
最低3週間、と聞かされていたが、わずか10日でADSLが開通した。何かと難航した本棚及び机周りも完成したので、PCを組んでみる。実にいいタイミングだ。
ネットがつながった途端に作業部屋にこもりっきりになってしまいました。やーねぇネットジャンキーって。
■2005/03/29(Tue.)■
同志社大学の新町カフェでヒルメシを食った。ここはクラブボックスが併設されているため、よく軽音楽部の練習が聞こえてくる。今日はバリバリのハードロックでありました。歌詞が聞き取れないのは、洋楽のせいなのか歌い方のせいなのかよく分からないシャウトっぷり。
「ヴァオヴァォヴォェ〜!!!ヴェイヴェォヴァグォゲゲゲゲ〜!!!!!Yeah!!」(ジャカジャンッ)
俺「(あ、終わった……)」
「アーアーアー、テステステス。」
このテンションの落差は何なんでしょう。ドラゴンボールの戦士たちのように、テンションを自在にコントロールできる逸材か。
× × ×
帰りにホームセンターに寄って、かなりヒトメボレしたカーテンを購入。ホクホクして帰宅すると、目的の窓にはカーテンレールが付いてなかったのでありました。
■2005/03/28(Mon.)■
お昼に入った店で、研究者とおぼしき2人組が色々話をしていた。なんとなく懐かしいので聞き入っていたところ、
「今度の論文な、小児ヒマをテーマにしてるんやけど……」
小児ヒマですか。やることないんですか。こんな人に論文書かせておいて大丈夫なんでしょうか小児マヒ学会は。
× × ×
本日の火の用心。
何とも言えぬ凄みのあるバァチャンでした。むしろこのバァチャンに用心した方がいいんじゃないかと。
■2005/03/27(San.)■
昼頃にのそのそと起き出してきてなか卯へ。「なか卯」って響きが既に上賀茂御薗橋って感じがするよなぁ……。10年かけて染みつかせてしまった感覚は、そう簡単に落ちやしないんだろうな。
物干し竿は旧宅から持ってきたのだけど、物干し竿掛けの幅に満たないため、引っかけることができない。まさか物干し竿まで新調するハメになるとは……。
で、近所にホームセンターがあることを発見したので早速行ってみる。もっと遠いと思ってたんだけど、歩いても行ける距離で拍子抜けした。にも関わらず自転車で行っちゃったりしたもんだから、帰りはさながら騎馬武者のようになってしまった。『三国志』でこういうシーン山ほどあるよな。「ええいどけどけい!雑魚はひっこんでろ!ちょこざいな!」
× × ×
なんとフレスコも近いことが発覚。なんでもアリかいこの辺。軽く酒ツマミを購入して、相方の借りてきた『ピンポン』を見る。こういう映画やったんか。先にこっちを見ていたので、こういうのかあるいは『少林サッカー』の卓球版みたいなものを想像していた。よく考えたら原作が松本大洋なんだからそんなハズはないのだ。
■2005/03/26(Sat.)■
先日、近所のリサイクルショップで注文しておいた本棚と洗濯機が届けられてきた。
高校まで実家で暮らしていた時も、洗濯機は二槽式で、旧居でもずっともらい物の二層式を使っていた。去年岡山の親の家へ行った時も、新品だったが二層式で、洗濯機業界の昨今についてあまりにも無知だったんですネ僕は。まさかスイッチひとつで脱水まで万事完了だなんて、鉄腕アトムぐらい未来の話だと思ってました。
さて、スライド式のわりと大きな本棚と、洗濯機の搬入・据付で1000円。コレは安い。
× × ×
さて、先日書いたようにこの辺はファーストフード密集地域なんだが、他に居酒屋密集地帯でもあるようだ。上賀茂は本当にイナカだったんだなぁと実感。いや、素敵な環境だったんですけどね。
しかし居酒屋密集地帯というのは相当にヤバいな。友達の家や会社がみんな遠くなってしまったのが唯一の救いか。ホイホイ呼べてしまうような立地だったら、おそらくここでもまた家賃滞納の月日を過ごすところだった。
■2005/03/25(Fri.)■
有休を取って、吹雪の舞う中を、役所やら免許やら色々と住所移転手続き巡礼。しかしアレやね、なんでこういう半ば義務的なことで会社を休まんとイカンのかねぇ。土休祝も区役所営業しましょうよ。
旧居に最後に残ったデカイ家具を捨てるため、再びMさんに来てもらう。パソコンラックやボロボロの洗濯機などをホイホイと軽トラに積んで、処理場まで運んでもらうのだ。リサイクルチケットなんてものは恥ずかしながら見たことがなかったのだけど、郵便局で買えるとか、なんだか色々くわしいMさん。
昨日書いた、机の脚にかませるものが欲しい、とダメモトで聞いたところ、これ以上ないゼ!ってくらいお誂え向けの木片を大量に出してくるMさん。
「じゃぁ、新居でご快適に!」と、別れ際になぜか“餞別”と称して南京錠をくれるMさん。
どうもありがとやんした。
× × ×
10年も住んで、結構部屋も汚したし画鋲なんかも刺しまくりだったし家賃もよく滞納していたので、敷金なんて返ってこないだろうな、と思っていたのだが、思いの外返還されてきて面食らった。しかしまァこれは最初に1人暮らしを始める時に親に出してもらったものだから、素直に親に返すとしましょう。
× × ×
そういえば水道局へ行って旧宅の住所を言うと、局員がその住所に該当する水道番号のカードを出してきた。チラッとしか見えなかったんだけど、そこには歴代そこに住んだ(そこの水道を契約していた)人のリストや日付などが羅列されており、相当ボロボロのカードと化していた。
いったいいつ頃からあったんだあのアパート。
■2005/03/24(Thu.)■
引っ越しそのもの(不動産屋・引っ越し当日)は格安で行えたのだけど、予想外に要りようなものが次々と発覚し、いわゆる「引っ越し貧乏」に陥っております。
今日も昼休みになって、サイフの中がカラッポだったことに初めて気づいたという体たらく。慌てて相方に電話する。
「あ、僕やけど。君に昨日貸したタバコ代、返してくれへん?そーでないとヒルメシ食われへん……」
けっこう小声だったはずなのに、通りがかった上司に見事に聞かれてしまった。「学生みたいやな(ワラ」だってよ!!ケーーー!!!なんですか今週は、月曜の朝礼と言い、ハジウイークですか。
× × ×
ここ数日探し回ってたデカい本棚用のビスをようやく発見!これで棚が組める机も置けるPCも組める……と思ったら、机の脚が畳を傷つけてしまいそうなため、別途何か噛ませモノを入手しなければならないのであった……。
前途多難。
■2005/03/23(Wed.)■
一番デカい本棚を組み立てる用のビスが所在不明で困っている。バラバラになってしまわないように、結構大きめの空き缶に入れておいたのだが、その空き缶をどの段ボールにしまったか分からなくなってしまったのだ。
当然、この棚に収まるべき本は放置状態で、その上この棚は机と関連づけて作業領域を形成する予定だから机も置けない。つまりPC関連も組むことが出来ない。どうすればいいんだ。
読みたい本もCDもサッと出てくる状況ではないので、近所のスーパーで買ってきた格安のホーレン草と、1枚100円の巨大チキンカツで夕食。旧居にガスコンロが備え付けだったために持ってくることができず、調理もコーヒーいれるのもカセットコンロでやる羽目に。
しかし、パソコンが使えないとなると生活がしっかりしてくるなぁ。酒も、いつもは「ながら飲み」なのでついダラダラと飲んでしまうけど、いざ時間が余って「よーし飲むぞ!」ということになっても、たいがい途中で飽きてしまう。
このままパソコンなんて放置しておいた方がいいのかもしれない。
■2005/03/22(Tue.)■
朝礼で、僕のスピーチの番だった。
一応京都の観光産業とも関連のある職種なので、昨日の花灯路の寂れっぷりを憂える内容をゴニョゴニョと喋ったのだけど、解散の後、ひとりの女子社員が寄ってきて、衝撃の事実を告げた。
「アタシ、その数日前に言ったんやけど、身動きできひんくらいの人やったよ?」
ぅああああぁぁぁ!そうやったんか!そういえば昨日は最終日だったよなぁ。ピークは過ぎてたってわけなのね!
「今時ライトアップ程度では求心力が……」「広告宣伝の効用が……」等々、散々京都市政をコキおろした俺のスピーチはアホ丸出しだったわけじゃないですか!!もうダメだ。次のスピーチではやはり無難に季節ネタでも喋ってお茶を濁すことにしよう。アホが張り切るとまったくロクなことがない。
× × ×
さて、ドンキにクレーム付けに行きましたよ雨の中。
『少林サッカー』の“水渡り”のごとく豊満な肉体をお持ちのお兄ちゃんが応対してくれました。実に丁寧な応対ですぐさま商品とレシートの確認に走って行ってくれました。ドタドタドタ………………
……………ドタドタドタ「お待たせいたしました!ゼェゼェゼェ…!ひゅぅひゅぅ」
誠意は伝わるし、懸命さも好感が持てるんだけど、どうにもいまひとつなのはなんでだろう?
■2005/03/21(Mon.)■
マヌケなことに、昨日旧居の大掃除をするのに洗剤を忘れていってしまったので、今日もまた行くハメに。アチコチ拭き掃除して、完了。もっとも、10年と言ってもこの部屋に住んだのは1年なわけで、まだまだ綺麗。そういう意味では、9年住んだ方の部屋を放ったらかしで出て行けるのはある意味幸せかも。
× × ×
夕方から、東山方面へ出かける。数年前から(?)やっているらしいあのあたり一帯のライトアップ「花灯路」をいっちょ拝んでやるか、と思ったわけなんですが、あまりにも閑散としていて拍子抜けしてしまった。特設ステージのようなものも設けられており、箏曲なんぞやっておられるのだが、哀れなほどに客はマバラ。
× × ×
その後、噂のドンキホーテ河原町店に移動。花灯路がかわいそうなくらいの盛況っぷりでした。ドンキは何年か前に新宿で行ったっきりだったのですが、なるほどコレは便利だわ。安いし。早速生活雑貨系を色々と新調。1人暮らしを始めて、初の洋式トイレなので、便座カバーも買うぜ!ケツ冷たいのヤだもんね!
イエー!1人暮らしにニューウエーブ!!と喜び勇んで帰宅し、便座カバーをセットしようとしたら、どういうわけか袋の中にない……。で、レシートを見ると、便座のフタカバーを2つ買ったことになってるし!でもフタカバーは1つしか入ってない。もうワケわからん。
明日またドンキまで行くのか……。
■2005/03/20(Sun.)■
昨日の引っ越しで、「自力で運べないもの」は全部運んでもらったんですが、コマゴマとした「自転車でも運べるもの」が、まだ旧居に結構残っているので、さてもうひとがんばりするか!と起き出したところへ、高校時代のツレであるN川から電話。運搬やるなら、クルマ出してやるでぇ、とのこと。乗った!!
先日競馬で7万も勝ったというのに、王将のメシすらおごってくれないN川は、親切なんだかケチなんだかよくわかりません。
相方にも手伝ってもらい、旧居の掃除。10年も世話になったのだから、後足で砂をかけるような出て行き方はしたくないものだ。いやまァ、1年しかいなくても同じなんだけど。
さて荷物をクルマに詰めようと思ったら、結構ありました。コレ本当にチャリで運ぶ気だったのかと。N川が来てくれなかったらちょっと大変なことになっていたかもしれません。
× × ×
新居は、ファーストフード密集地帯のすぐそばなので、早速マクドに足を運んでみる。具合のいいことに相方がクーポンをくれたので、チキンフィレオセットと、ダブルマックグランというてんこ盛りコースで390円、という夢のような(そして体に悪そうな)夕食。
■2005/03/19(Sat.)■
ちぅわけで引っ越しです。親父の元・仕事仲間であるMさんと上賀茂神社前にて待ち合わせ。ウチに来るなりMさん絶句。
「うっ……わ、ようこれだけのモン、この部屋に詰め込んでたな!」
ええまぁ、パッキングはチャリダーの十八番ですから☆
しかしさすが本業、テキパキマンです。ガンガン運び出されていく荷物。軽トラ1台に、パズルのごとくシュポシュポと物が収まっていくあたり、もはや芸術。親父とのバイトで、巨大機材の運搬はしょっちゅうやっていた俺ですが、ワゴン車だったために軽トラの知識は皆無。壁も天井もないクルマで、はたしてどうするのか……と興味津々だったんですが、なるほどコンパネで壁を作るのか。
ちなみにこの軽トラ、昨日の仕事では土を満載していたそうです。Mさん一体何者……?
5往復くらいは覚悟していたんですが、3往復で終了。格安で引き受けていただいたので、ヒルメシぐらいご馳走させていただいた方がいいのかしら?なんて思っていたんですが……、
愛妻弁当持参ですか!
ちなみに部屋は現在このような状況です。昨日までと変わっちゃいねぇ。しかしまぁ台所含めて3部屋あるんで、もう一つの部屋はガラガラです。フトンからはみ出しても手足が家具に当たららねぇっちゃ、幸せなこった。
■2005/03/18(Fri.)■
あまりにも引っ越しネタが続いたので、たまには違う話を。
相方の友達さんの話を聞いていた。で、「その彼女はどんな感じの人なん?」と聞いてみたところ
「うーんとね、オセロの黒い方を白くしたカンジ」
オセロの黒を白にって、それは単にひっくり返しただけじゃないのか……というか、はじめから「オセロの白い方」と言えば済むと思うんだが。
そもそも「オセロの白」という人物評価もサッパリです。
……と思っていたら、どうやら「オセロ」というお笑いコンビがいるんですってね。その、色黒のヒトに似ていて、もう少し色白にした感じ、という意味だったらしいです。
なんだ、さんざんツッコミまくって損しちゃった。
× × ×
しばらくネットができなくなるので、ここぞとばかりにヒマを見付けては日記を更新しまくった。1ヶ月くらい平気で放置していたりもしたのに、こういうのを悪あがきというのでしょうか。そしてPCも解体。
10年間ありがとう。さらば上賀茂。
■2005/03/17(Thu.)■
10日に新居のカギももらって出入り自由なので、なんだか意味もなく行ってみたくなるお年頃であります。ホントに意味もなく行ったり来たりしてたらアホなので、とりあえずカーテンなんぞを持って行くと、1階の集合ポストのネーム部分がワシの名前になっておった。むふふふ……。
帰路、大宮北大路の御旅飯店にて夕食。ヒルメシ時と店員が違っていて、味も対応も別の店のごとく不満だらけでありました。こんなことってあるのか。
テレビ・ビデオ・ゲーム機関連を解体。PCまわりもプリンタ。スキャナ等々、ネット環境を除いてすべて解体。結局こうやってバラしていったものもどこかに置いておかねばならないため、むしろ部屋はどんどん狭くなっていくのであった。
衣装ケースをバラしたら、今時ありえないような80年代風ジージャンとかが出てきて正直ビックリした。プリンター等機械類の緩衝材として最後のお勤めを果たしていただくことに。
■2005/03/16(Wed.)■
最初の頃の箱詰めはね、ラクだったんですよ。何も考えずにドンドン詰めていって「漫画(1)」とか書いておけば良かったんですね。でもそういったものもあらかた詰め終わり、床や机の上に散乱していたリモコンだとかニカド充電器だとかウオークマンだとかそういう細かいものの分類に呆然としております。
あまりひとつの箱に複数ジャンルを同居させたくないのだけど、容量が余るとどうしても他のものを詰めておかないと、空きがもったいないしバランスも悪いしで、どんどん箱の中がカオス化していくのが分かる。
引っ越し先で、無事にモノを探しあてることができるのかすこぶる不安です。それでもまぁ、テレビまわりとPCを残しておおむね箱詰め完了したしました。
そういや、引っ越しに際してネット環境の移転申込をしたのだけど、最低3週間かかると言われてかなりゲンナリしております。いや、あんまり早くに申込して、今の家の方を引っ越しより先に切られたら困るなぁと思ってたんですが、その辺、対応は随分良くなってるみたいですね。指定日を伝えておけばその日までは旧居で使えるんだと。
まァそれはさておき、実は押入にも本の段ボール(これは昔っからあるやつ)が5〜6箱あって、こいつもちょっと整理したいんだが、出しておくスペースがねぇよ!まにあわーん……。
■2005/03/15(Tue.)■
昼休みにメシを食いに行った方面のスーパーで、夕方に段ボールをもらう約束をとりつけた。まぁ、結果あんまり量はもらえなかったんだけど、わりと気分良く分けていただいたのでこちらも気分良く退散することができた。引っ越しシーズンなんだな。
気分良いのはいいのだが、箱は相変わらず足りていないので、大宮今宮の角ッコにあるスーパーにも寄ってみる。ここもまたカンジのいいおねぇさんが出てきて、カートの段ボール種別などやたらと細かく説明してくれて、一気に大量の箱を手に入れることができた。
部屋の方は、とにかくガンガン箱詰めしていっているので、今度はできた箱の置き場に困っている。けっこう頑張っているのだけど、全然進んだ感じがしない。あと3日で撤収ってムリやろそれ!
会社がめっぽう寒くて、フルエて下描きができぬよ。
■2005/03/14(Mon.)■
会社の近くにあるスーパーで、帰りがけに段ボールをもらった。もらったのはいいが、さてこれをどうやって持って帰るか……。つぶして平らにして自転車にくくりつけようとしたら、やたらバカでかくて大きく車体からハミ出してしまった。これでは危ないし、バランス的にもいつロープがほどけるか分からない。
思案した揚げ句、このように。段ボールを組み立てた状態で2段、チャリにくくりつけ、もうひとつは畳んだ状態で小脇に抱える。小脇って言っても腕の長さいっぱいいっぱい。家までの15分、目立ちに目立ちました。いや、これがママチャリとかだったらそれなりに絵にもなるんでしょうけど、ランドナーだもんな。
部屋の入り口はますます段ボールによって侵入をさまたげられ、さながら軽いバリケード。さっさと荷造りしないからそんなことになってるんでしょうが!というツッコミも来そうですが、いやいや、部屋はすでにこんな状態です。これでもまだ本が半分以上残っていて、多分段ボールまだ足りない。
みんな、オラに段ボールを分けてくれ!!
■2005/03/13(Sun.)■
箱詰めのピッチが遅すぎる。俺にしては「うわ!こんなん出てきた!ナツカシ〜!!」というのを極力おさえて頑張っているつもりなんだが。この調子では来週に引っ越しができるのか極めて疑問である。
夕食に、近所の安い定食屋に行ったら、奥の方のテーブルでこんなモノを食っている学生風がいた。遠目だったので何を食っていたのかよく分からなかったのだけど、そういえば先日「いや、そんな気合い入れんといてください」と、大盛りを断っていた兄ちゃんがいたが、ひょっとしたらコレのことだったのかもしれない。
夜中、この先の荷造りのことを考えると不安でたまらず、3時頃まで眠れず。きっついわー。
■2005/03/12(Sat.)■
新大家さん宅へ行き、アイサツ。相方が去年引っ越してきた時、アイサツに言ったら大家というより林家パー子のようなオバさんが出てきてヒルんだらしいが、まぁこっちも似たり寄ったりであった。
蛍光灯をもういっこ買ってくる。すでに予想外出費が1万である。
しかしホームセンターというやつはなぜあんなにワクワクするのだろう。工具類というのも、昔の肉体労働バイトの日々を思い出す。ペンチやレンチでノスタルジー。
……それはそうと、今日はいきなり寒くなりやがって雪もチラホラ舞っておりました。去年の今頃ってこんなに寒かったっけ?夜、隣のアパートに1人で地道に引っ越しをしていた記憶があるのだけど、まぁまぁ春の匂いを感じたような記憶があるんですけど。
夜、相方の希望により『天地無用!in LOVE』を観る。懐かしい。天地をそんなに知らない人でもそれなりに楽しめるやさしい作りになっております。オススメ。
■2005/03/11(Fri.)■
昨夜ハシャぎすぎた罰か、朝起きあがれない。体全体がグッタリでズッシリ。
× × ×
色々迷った末、引っ越し作業は、親父の元仕事仲間で、肉体労働系何でも屋の兄ちゃんに頼むことにした。俺も現場でよく顔を合わせていたので、頼みやすい。電話してみたところ、破格の値段で引き受けてもらえた。3月19日の土曜が決行の日である。
……間に合うのか、荷造り!
× × ×
とりあえず蛍光灯をひとつ買って部屋にとりつけた。一挙に部屋っぽくなってうれしい。それで色々と気が付いたんだが、今の部屋から持って行けないものが結構ある。天吊り式の食器棚とか(壁がヤワそうでビスが打てない)、ガスコンロとかエアコンとか(元々据え付けだったので俺のものじゃない)、洗濯機とか(もはや信じがたいほどに老朽化&汚れマシン化している為)、今までフロがなかったのでフログッズとか他いろいろ。
引っ越しそのものは安くついたが、最終的には相場並か、もしかしたらそれ以上になるかも……。
■2005/03/10(Thu.)■
仕事帰りに、ダッシュで不動産屋に行き、新居のカギを受け取る。今日からオレの部屋!!イエー!!しかしまぁ盛り上がっているのは俺ひとりで、不動産屋は無情にもクールであった。
ここ最近で何回か不動産屋には出向いたけど、他のお客さんを見ていると、本当に素人さんが多いんだなぁということを知ってちょっとビックリした。敷金・礼金とは何か?というレクチャーまで受けている。一般常識だと思っていたんですが、まぁ引っ越しなんて一生にそうそうするもんでもないからねぇ。
× × ×
そして意味もなく新居に突入!……と思いきや、暗いし!ブレーカー上げても電気つかへん!どーゆーこちゃねん!と思いつつチャリのライトで部屋を探索してみると、そもそも蛍光灯が取り付けられていないのであった・・・。マジですか。3部屋あるんですけど、ひとつは今の家から持って行くとして、蛍光灯2コも買わんといかんのかい……。
出費がぁぁぁ……。
■2005/03/09(Wed.)■
山科へNPO冊子デザインの納品。ラストで俺もみなさんもかなりテンパっていたが、いやホントどうにかなってよかったです。先月の俺の連絡不足もとがめられることなく、また何かありましたらヨロシクというありがたいお言葉を頂戴する。がんばってよかったのだ。単純だな俺。
× × ×
せっかくなので、生まれ故郷の町をブラブラ歩く。幼少の頃、俺の「衣食のほとんどをここに頼っていた」という西友。親をして「お前は西友でできたようなもん」などと言わしめた店であり、俺自身も中学高校あたりよくブラブラしていたのだけど、この年になって行ってみると、こんなに狭い店だったのか!!と。カナートやビブレも、あれはあれでそこそこデカいショッピングセンターなんだなぁ。
× × ×
山科駅前まで歩き、表通りから少し入ったところのカレー屋で晩飯。カウンター10席にも満たない小さな店のすみっこで、マスターと女子高生らしきグループが、バイトの面接をしている。
出てきたカレーには、生卵がついてきた。ちゃんと白身をのけてあるヤツ。聞けば、ここのカレーは相当辛いらしく、このタマゴの黄身を落としたら味がずいぶんまろやかになるんですヨ、と気さくそうなマスターが教えてくれた。
確かにモーレツな辛さで、食うこと自体にエネルギーを注ぎ込む俺なんぞは、もう顔面ナイアガラの滝でありまして、いやしかしそれでもコレはなかなかに品のある辛味。生卵によってその品が生きている。
狭い店なので、厨房の様子もよく見えた。給食用のような巨大なズンドウの中のカレーを、これまた琵琶のごとき巨大なシャモジでグルグルやってるマスター。
店名忘れちゃったんですけど、オススメです。山科駅前下ル、旧三条東入ル南側です。
■2005/03/08(Tue.)■
修正といっても、目次の見出し語など、デザインとは直接関わりのない部分だったので、相方に一任。こういう時に同業者だと本当に助かる。会社を終えて帰宅すると一式全部揃っていた。さすがなのだ。
とりあえずおつかれさんのビールを開け、色々な話をしながら荷造りを再開する。ちっとも片付いて行く感じがしないのだが、とにかくやらねばならん。しかしよく考えてみると、本棚に入っていた本がそのままダンボールに入って行くだけなのだから、これで部屋が片付いたり広くなったりするわけはないのだ。バカだなぁ。
しかし箱が全然足りない。元々本棚に入りきらずにダンボール保存していたものも含めると、本だけでラクに20箱は越えるんではないかい。
■2005/03/07(Mon.)■
まだまだ全然具体的でも現実的でもないのだけど、結婚に関する話を、たまには我々だってする。
ただ「我が子が結婚することについて」の考え方が、ウチの両親と相方の両親とで随分違っているため、「あるべき手順」なるものがサッパリ分からない。あっちを立てればこっちが立たず、とはまさに。なんとなく、男子の親と女子の親の違い、というようなものを超えている気がする。
× × ×
帰宅してNPOの仕事を。昨夜の変更や修正もすべて終え、CD-Rに焼き、プリントアウトして、一式を封筒に入れてフトンに入ったその瞬間!!!ケータイが鳴り、追加変更依頼のメールが。
……何も言うまい!何も言うまいぞ!プロだからな!
■2005/03/06(Sun.)■
頼まれ仕事というのは、とあるNPO団体が発行する冊子のデザインで、表紙を中心として何ページかあずかっている。休日にしては早起きを敢行し、3枚upしたらもう夕方の4時だった。
キリがいいので作業を中断して、近所のスーパーに段ボールをもらいに行く。荷造りヒモとハサミ持参だ。相方はこのヒモのことを「すずらんテープ」という。何がどう「すずらん」なのか、そもそもコレテープじゃねぇだろ、と色々と疑問は尽きないのだが、とりあえずミカン箱なんぞを数枚奪取。
作業も引っ越しも、残り時間があまりない。先行き不安である。
夜からは、大学の先輩でもあり、アッチの彼女でもあるH姐様と裏寺町で呑む。京都大衆酒場本に載っていて、雰囲気がよさそうなのでまっしぐらにその店を目指したのだけど、大衆酒場の割にえらく高くついてしまった。その割には、食っていたのはメザシとかシシトウとかなんだけどなァ。
H姐様は、仕事の関係で関東方面へ引っ越してしまわれるらしい。アッチとは遠距離になってしまうワケか。去年の春、遠距離を終えた我々としては、何をか言わんや。
0時頃に帰宅すると、NPOの担当さんから山のような追加変更指示のメールが。さらに「変更の変更」「変更の変更の修正」などがドカドカと送られてきて、あちらもこちらもずいぶんとセッパ詰まっているのだなぁ。
■2005/03/05(Sat.)■
仕事も大事なのだが、ダンボール詰めをある程度やってしまわないと満足に部屋に入れない、という現状も捨て置きがたいものがあり、とりあえず引っ越し準備を。……が、詰め終わったダンボールの置き場所をめぐって途方にくれることしばし。まるで『倉庫番』のように、箱持って部屋ンなかをウロウロして終わった一日。
× × ×
相方がすっかりここにハマってしまいました。俺的には犬キボン。
■2005/03/04(Fri.)■
引っ越し準備の手始めに、会社のダンボールを運ぶ、ということをした。した、というかヒマそうな営業さんを捕まえてやってもらった、というか。そんなにたくさん運んでもらったワケではないのだが、部屋の入り口はたちまちドでかいダンボールで埋まってしまった。こいつをかなり大股でまたがないと部屋の中には入れないのだ。早急になんとかしなければ。
× × ×
昨日打ち合わせした仕事のラフを描く。普段会社では、わりと仕上がりが荒くなる小物のデザインをしているので、A4いっぱいいっぱいとなると、その画面の広さにたじろいでしまう。年末以来、原稿もとんとご無沙汰なもんで、いきなりB4原稿用紙なんぞを目の前にしたら、途方に暮れてしまうのではないか。
■2005/03/03(Thu.)■
というわけで、昨日の件で山科まで打ち合わせに。奇しくも10年前まで俺が住んでいたあたりのごく近所でした。でも、周囲は面影もなく、渡るつもりでいた横断歩道も消え失せており、しばし路上で右往左往。
「事務所」というところに入ると、担当の方らしき女性と、若い兄ちゃんがパソコンに向かっていた。「あ、ども」と挨拶して気づいたのだが、この兄ちゃん、ワシが高校の時にこの会でこどもキャンプとかやってた時にいつも来てたガキんちょやんけ!!うっわー、そら歳もとりますわ。
仕事の内容と方針を聞き、資料をもらう。帰りはガキんちょ・・・もとい、兄ちゃんがクルマ出してくれました。みんな立派にやってはるんやなぁ・・・。
× × ×
思いの外打ち合わせが早く済んだので、相方を誘って丸太町の「にしき亭」へ。ここのテレビはいつもKBS京都が流れていてイイ。舞鶴とれとれセンターって、テレビCMなんてやってるんやね。亀岡山田木材経営団地なんて20年振りぐらいに見たような気がする。
丹後は、また行ってみたいのぅ。
× × ×
そういえば桃の節句だったんですな。打ち合わせしてヤキトリでビールか・・・・。
■2005/03/02(Wed.)■
1月の中頃にゆっきーから依頼されていた仕事、どうなってるんやろ?と、気にはなっていたんですが、本日昼に担当の方から直メで「今週末締切デス!今日打ち合わせできませんか」とのこと。ゲゲゲッ!?そういえばなんのかんのでこっちも予定詰まってて、これまで打ち合わせに行けていなかっただけではないか、と今更気づく。そして今日も今日とて予定が……。
× × ×
引っ越しの保証人依頼のために、伯母宅へお邪魔し、食事もいただいてくる。まぁ会社のこととか、従姉妹夫婦のこととか、相方のこととか、結婚のこととか、どうにもあまり具合のヨロシクない話。ラストは、今両親が患っているちょっと大きな病気の話題。どうも暗いモードなのだ。
10年1人暮らしをしていると、どうも「家族」というものの実感がわかない。「世話になった、大恩ある年長のヒト」というのは分かるんだけどなァ。
遠赤外線炊飯釜で炊いたという、カニめしがたいへんおいしゅうございました。ダシがいいね!3杯も食ったよ!
■2005/03/01(Tue.)■
いつも部署にこもって絵を描いてるだけだもんで、たまに業者と打ち合わせなんかをした日にゃぁ、なんだかものすごく「仕事」をしたような気分になってしまう。精神的にはずいぶん安上がりだなぁと思う。
× × ×
大学時代の友達と会って呑んだ。絵描き系への転職を考えているらしく、僕が今の会社に入った折の作品集を見せる手筈になっていたのですが(というか、そのための集まりだったのですが)、見事に持参し忘れ。何しに集まったんじゃ我々は。
相方宅が近かったのでそのままなだれこんだのはいいけど、部屋入ったら僕の同人誌が転がっていて見事に目撃されてしまう。
こういうのも「結果オーライ」というのでしょうか。作品集はまた後日ということに。
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