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■2004/01/31(Sat.)■

 昼過ぎに明楽が遊びに来てくれました。今や妊婦さんなのです。半年以上ぶりぐらいだったんですが、心なしか態度が素直になったような……??幸せというやつは人から闘争心を奪うからな。おとなしくなったのは幸せということなのでしょう。良きかな良きかな。

 で、相変わらずチャーハンをふるまってるあたり、知り合った頃と何ら変わっていなくてなんだかおかしかったです。その後ビブレまで出かけてオモチャコーナーを物色しているあたりもまるでおんなじ。変わらぬつきあいというか、お互い成長がないというか……。

 夜はアッチが来てくれて、なんだか「旧友デー」なのでした。


■2004/01/30(Fri.)■

 自首もしないでこうやってチマチマと日記を書いておるわけです。

× × ×

 今日は会社に、近所の小学生どもが社会見学に来た。説明会場にどういうわけか我が部署のフロアが選ばれたので、社長の説明が嫌でも耳に入ってくる。

「モノづくりの会社というのは………中国にとられてしまって………みんなが欲しいと思うものを………仕事がない………世の中が大きく………」

 いつから就職セミナーになったのか。というか、その辺の話は毎週のように俺たちが朝礼で耳にしている話なんじゃないのか。

 その後、班に分かれて俺たちのMacの所に群がるガキども。ちょっとフォトショップをいじってもらったり。わぁ、こうやって子どもと関わるのは久しぶりだなぁ。と思ってちょっと計算してみたら、俺が大学に入った年に生まれた子どもたちだったのでした。げふ。

「これはたった今できた絵なんですけどね、これをおっちゃんがどうやって描いたかと言うとやねぇ……」

と、本気で言いかけましたよ。おっちゃん。


■2004/01/29(Thu.)■

 ようやっと歯医者に行けた。しかし先日インフルエンザで世話になった診療所といい、最近の医療現場はかわったねぇ。昔はあんなに親切じゃなかった記憶があるけど。

 関係ないが、オタクファッションNGを紹介しているサイトを見た。僕もなんだかんだ言ってちょっとは気にしている。してるんだよ!!が、、見てみてちょっとビックリ。俺のきいたことのあるブランドは(超大手含む)は、たいていNGでした。

 じゃぁ何を着たらいいんだよ!と思って「推奨」というところを見たら、聞いたこともないショップの名前が羅列されてて、たいていは首都圏のこぢんまりしたセレクトショップ。あーそう、つまり首都圏に住んでいない人はすべてオタクだと。ヤヴァイファッションだと。そう言いたいわけね。オタクだと言われたくなければ首都圏に引っ越せと、そういうわけね。じゃぁ、カジカジとかに載ってる人もみんなヤヴァイわけね。なるほどね。フーン。

 いいですよもう。俺は京都という片田舎に住んでいる犯罪者予備軍ということで。いつ刃物を振り回すか、いつ幼女に手を出すかわからない危険人物ということでいいです。もう指名手配してください。賞金つけていただいてもいいです。明日あたり自首しようかしら。

 というかさ、そういうのってブランドやメーカーで決まるものなのか?もっとこう、見た目的なデザインで決まるもんなんじゃないでしょうか。「NG」にも「推奨」にも載っていないメーカーはどうなるんでしょうか。その方が絶対多いだろ。日本はまだまだ、繊維・被服関係の中小企業が星の数ほどあると思うんだけど。


■2004/01/28(Wed.)■

 なんか熱がぶりかえして一日ヘタってました。げふん。

× × ×

 年末にはじめた『三国志7』を、いまだにチビチビやっているわけです。気が向いた時にチョロっとやってるだけなんですが。詳しくない方のためにちょっと説明しておくと、ゲーム中で僕らが担当するのは、「漢」という王朝に属している大名のようなものです。それが、支配領土を広げることによって、漢から独立して自ら王を名乗ることができるんです。

 その際に、配下の武将から「国号を決めてください」とか言われるんですね。まぁ「漢」とか「楚」とか「呉」とか決められるんです、自分で。王になると、武将や兵士たちが称えてくれます。

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「ラ王万歳!ラ王万歳!」


■2004/01/27(Tue.)■

 昨日あんなことを書いたけど、やっぱりO谷食堂の安さは捨てがたいのだった。

 O谷食堂は、定食があったり、日替わりメニューや特集メニューのようなものがあったりして、セイカよりなかなか楽しい。今週はカレー週間のようで、普段並んでいないカレーがいくつかあった。

・ふつうのカレー
・激辛カレー
・インド風トマトカレー
・おかあさんカレー

 最後の「おかあさんカレー」というのは、まぁ野菜がけっこうゴロゴロ入っていて、いわゆる我々が通常家で作るタイプのカレーなんだが、このネーミングはいかがなものか。おかあさん。ラグビー部か何かのゴツいのが集団でやってきて、口々に叫ぶ。「おれ、おかあさんカレー!」「あ、おれも!」「おかあさん!!」「おかあさん!!」

 「キャンピングカレー」とか「牛尾山カレー(超ローカル)」とかだったら俺も頼んだんだけどなァ。

 「おねぇさんカレー」だったら、今週は毎日カレーでもいいです。炭火焼のにおいと相殺しあって丁度いいだろうよ。


■2004/01/26(Mon.)■

 昼休みに、いつもと違う方面にチャリを走らせて見たら、なかなかにステキな昼飯どころを見つけた。そこそこの値段でそこそこのものが食える。しかもウマい。ヒルメシはしばらくここだね。

× × ×

 まるで関係ないけど、銭湯生活を続けてもう10年近くになるが、どうして銭湯に来ているオッサンというのはああも自己主張したがるのだろう。大声で歌う、意味不明の雄叫びをあげる、水風呂に景気よく飛び込む、脱衣所で股間にタオルをスパーン!とやる。もう少し品のある行動をとれないものか。

 フシギなのは、そういった一連の所作は、決して他では見ることがないという点だ。まぁ、タオルスパーン!は別にして、突然歌い出したり、絶叫したりしたら、これはちょっと「頭の弱い人」扱いになるだろう。

 問題は、なぜ銭湯だとそれが一般化されているのかということ。

 こういうオヤジに限って、タオルを湯船につけてるビギナーを叱りとばしていたりするのだ。まぁ、銭湯民族もずいぶんと少数化してきているから、最後のナワバリを主張したいのかもしれない。

 とりあえず全国の銭湯においては、歌唱・絶叫・飛び込み・タオルスパーン!の禁止令を出していただきたい。あと、走り回ってるガキはそのまま湯船に沈めていいことにしてほしい。

 年頃のムスメを番台に座らせることは、この際不問にしてもいい。


■2004/01/25(Sun.)■

 四条方面へお買い物。たまには「正しい」休日を送ろうではないか。

 まずはメシってことで、ちょっと前にできた河原町三条のWendy'sに入ってみました。一見普通のファーストフードハンバーガー屋なんですが、出てきたものを見てビックリ。これ、いわゆるアメリカで普通に「メシ」として食べるタイプのハンバーガーじゃないですか。てゆうか、デカい。たかだかファーストフードで「ベフ」とか言いながら店を出ることになろうとは思いませんでした。

 本日のMISSSION。『日本ブレイク工業 社歌』と、遠藤正明『CHAKURIKU!』の購入。どちらもCDなので、できれば同じ店で一気に買いたい、しかも欲を言うならカードを持ってるHMVで買いたいと思っていたのだけど、世の中なかなかうまくいかないものなのだ。HMVに行っても、タワレコに行っても、十字屋に行っても、2つ両方は置いていない。というか、『CHAKURIKU!』が無い。

 結局アニメイトに行って『CHAKURIKU!』だけ買ってきたのでした。しかしアニメイトは相変わらずだな。この俺が入りにくいって、相当異様な空気なんだと思うんだけど。

 何か用事があってアニメイトに行くたびに「俺は向かいのステーキ丼屋に食いに来たんだゼ」というような顔をして階段を上っていく、自らの心の狭さをひしひしと感じる。

 でもガチャガチャのチェックは怠らない。


■2004/01/24(Sat.)■

 明け方まで呑んでて、高笑いとともに去りゆくkousukeくんたちを見送って、眠りにつく。

 ……起きたら夕方でした。

 最近こういうことが多いんだけど、昔のように完全に昼夜逆転してしまわないのがフシギだ。いくら夕方に起きても、夜中になるとキチンと眠くなる。

 体内時計の話は昔から興味があって、いつかちゃんと本を読んでみたい。山田詠美の『ぼくは勉強ができない』で、人間の体内時計は1日を25時間としてまわっているという話を知った時、たまらなく興奮した覚えがある。正確に言うと、その差分であるところの1時間の落差に関する記述が、論理的でもなんでもないのにやたらと心に響いたのでした。


■2004/01/23(Fri.)■

 日付が変わるとともに、アッチや相方様からメールが。本日、27歳とあいなりました。みなさんどうもありがとう。

 それとはまったく関係なく、偶然なんだけど今日はkousukeくんとオムラさんが呑みに来てくださってやっぱり炭火焼。こうなったらもうヤケクソなのだ。焼けるものはトリだろうがクソだろうがなんでも焼いてしまうのだ。

 オムラさんというのは、一時は向かい合わせの研究室で活動していたにもかかわらず、メインの交流はここ数ヶ月、しかもネットのみという奇妙な関係で、会ったのも今日が1年半ぶりぐらい。「こんな人だっけ?」という感じが(失礼)。いやだって、メールではいつも丁寧な文面で送ってくださるんですが、最近制作されたflashでは「尻に火がついた」というタイトルでウンコがなかなか落ちないというわりと品のない作品に仕上がってましたし(失礼。でも爆笑しました。)、今日だって「本当にウチに来たの初めてですか」というような馴染みっぷり。「寒いからストーブの前替われ」とか言われたの初めてです。

 kousukeくんはkousukeくんで、シメに出かけたなか卯の帰りに「ウハハハハハハハハ………」と高笑いを残して去っていくし。こいつらこういう人間だったのかと、なかなか面白かったですぞ。近いうちにまたいらしてください。ストーブの前は空けときますから。


■2004/01/22(Thu.)■

 夜にexitくんが呑みに来てくれました。というわけで炭火焼。やっぱりこの部屋は永遠にヤキトリ屋なのだ。

 ちょっと前に、会社の同僚たちはアフター5にそれぞれの世界を持っていていうらやましいのだけど、僕もそういうところへ飛び込むエネルギーが、今はあまりないというようなことを書いた。新しい友達はボチボチほしいなぁと思うのだけど、どことなくめんどくさいのだ。

 今日、彼といろいろしゃべっていて自分で気がついたのだけど、僕にとって「友達」というのは、exitくんやアッチS.N.氏とかしゃら君ぐらいの関係になって初めて「友達」と言えるような気がする。その基準で考えると、新しく人と知り合っても「友達」に至るまでにこれから10年の歳月と努力を必要とすることになる。それを考えるだけで途方もなくくたびれてしまうのだ。というか、10年後にはおそらく友達の基準が「20年」に格上げされていることだろう。

 僕にはもう一生友達なんてできないのかもしれない。いやそうに決まった!


■2004/01/21(Wed.)■

 読者様から「最近会社の人の悪口が多くないですか?サイトバレしてるんでしょう?大丈夫なのでしょうか」というご心配をいただいた。

 そうなのだ。僕も「ヤバイかなぁ」などと思いつつ、細心の注意を払って書いた上で、3度くらいは読み返してアップしているのだけど、やはりそのような印象を持たれてしまうのだなぁ。

 言ってしまうと、会社の話が出てきた時は、異文化との接触にともなうある種のフィールドノートのようなものだと思ってくださいな。ファーストコンタクトというのは、大なり小なり「こんな世界があったのか!」的驚きをともなうものだと思います。今まで常識だと信じて疑わなかった世界が、ガラガラと音を立てて崩れていくことが、往々にしてあるのです。逆に言うと、これまでいかにマニアックな世界のみを行き来してきたかという事実をつきつけられることになるのです。例えばコピックの話とかムラ社会の話とか赤といえばシャア専用とか「待たせたな」といえばピッコロさんとかそういうことなんですけど、それに演出上の「ツッコミ」を乗せることで、一見辛口の文面に見えたりもするかもしれないんです。

 クニのおっかさん、おっとさん、楽人は元気でやっております。大丈夫です。両親はここ見てないけど。

 つーかなんで自分の日記で言い訳をしなければいけないんだ、くそ。


■2004/01/20(Tue.)■

 ある上司に「なんか今日は顔色が悪いね、大丈夫?」というようなことを言われた。横で聞いていた別の上司が「こいつ、いっつも顔色悪いねん。ええもん食ってへんからや。だからはようエエ嫁さんもらえって言うてんのに」と。

 はぁ、そうですか。

 はっきり言うと、僕が結婚したら確実に食糧事情は悪くなると確信している。何しろ今は部屋がヤキトリ屋風なのだ。というよりも、結婚してもおそらく食糧管理は僕がやるだろう。だから結婚と食事および顔色の間に因果関係は認められないわけですね。

 つーか顔色悪いのは生まれつきだってばよ。


■2004/01/19(Mon.)■

 朝礼で僕が話す番の日でした。初めてしゃべった時はどうにも気負ってしまい、なんだか寄席のようにしゃべってしまった気がするのだけど、今回はインフルエンザ話で「健康に気をつけましょう」といったような、もうどうだっていいや感満点の内容。

 おしごとはたんたんとこなしましょう。

 どうだっていいやついでに歯が痛い。夜は歯医者へ。だいぶ歯石がたまっているらしい。歯石というか、これは何年か前に同じ歯医者で塗ってもらったコーティングのようなものだと記憶しているのだけど……。

 意外にも歯医者が早く終わったのでカナートへ。上着を買いたかったのだけどいいのなし。帰りに古着屋でまずまずのブルゾンをみっけ。2000円。


■2004/01/18(Sun.)■

 たまには絵サイトらしく、絵の話でも。

 ペインター使ってる人の絵を見て回って「うまいなぁ」と思うことが最近よくある。なんかどうも、僕のペインター絵とは違う。注意深く見てみると、線画がどうやら鉛筆のようなのだ。ちょっとビックリした。

 僕の鉛筆画なんて、やたらと線は多いし、カオの真ん中には十文字がきってあるし、ペン入れの予定がない斜線の影が意味なく入ってるし、そりゃぁもう相当にキタナイわけですよ。worksにある「ブシハクワネド」「Never forget this pain...」なんかは、相当努力して線を消しまくった記憶がある。それでもあの程度なのだ。

 そういえば昔から「一発描き」は苦手で、たまにスケッチブックなんかを頼まれても、下描きをして、ペンを入れて、色を塗っていた。あまりそんな人はいないと思うんだけど、とにかくそうしていた。だから、最近はやりの「お絵かき掲示板」なんて僕にしたらとんでもない話なのだ。鉛筆だってあれだけクリンナップに苦労しているのに、それをモニタ上でやれなんて、狂気の沙汰だ。

 というわけで、ウチにお絵かき掲示板がないのはそんな理由からでした。もっとも、ここの常連読者様で絵描きは2,3人しかいらっしゃらないと思うんだけど。


■2004/01/17(Sat.)■

 僕の使っているマフラーは相当に長くて、そいつを首ンところでグルグル巻きにしてカオ半分かくれるぐらいなんだけど、最近炭火焼のにおいがしみついてしまい、朝出かける時はいつもヤキトリ屋の香りなのだ。

 においが抜けるのに多分数日かかるんだろうけど、消える前にまた次の炭火焼を敢行してしまうため、もうどうしようもなくなっているようだ。おまけに会社から帰ったら部屋全体もまた、ヤキトリ風味。

 最低でもあと1年ちょっとはこの部屋にいる予定なんだけど、この部屋が不動産広告に載る時には「居酒屋の香り完備」などと書かれるかもしれない。

 そういえば昔つきあっていた女性に「あなたって無味無臭だよね」などと言われて、香水の講義などがはじまったりしたことがあった。むろん僕は自分ではつけなかったのだけど、今にしてやっと「無味無臭の男」から卒業できそうだ。

 ヤキトリの香り。なんだかスナック菓子みたいでいいじゃないか。


■2004/01/16(Fri.)■

 朝起きて一番に熱をはかると、36.5度という実に頼もしいデジタル数字を拝むことが出来た。予定通り出社なのである。「本社」と呼ばれるメインの建物でタイムカードを押し、ウチの課のあるビルの階段をダダダッと駆け上りドアをバガン!と開け放し両拳を掲げて「ふっかぁ〜つ!!!!」と叫んで見たのですが、こういう日に限って僕が一番乗りで誰もおらず、社内は真っ暗だったのでした。トホホとぼやきつつ、掃除に精を出す。まぁ、こんなもんだ。

 治って何がうれしいって、タバコがうまいことだ。寝込んだ2日間というのは、自分でも驚くくらいにタバコを吸わなかった。吸おうと思わなかったし、吸っても大してうまくなかったのである。タバコがうまいことで、自分の健康が確認できる。これからもうまいタバコがすえるように健康でいようと思う。

 あと、2日も休んだのに会社で自分の席が残っててビックリした。聞けば、同僚二人も同じように伏せっており、今日も2人休んでいた。

 夜、布団にはいると「言葉の渦」のようなものが僕のまわりでぐるんぐるん回っているような、ふしぎな体験をした。2日間臥せっている間に眠っていたものが一挙に言葉となって押し寄せてきた感じだ。言葉の空間の中に放り出されて、上下左右もわからない感じ。それどころか、時間軸さえも混乱して、どっちが未来で過去なのかもわからないな・・・・・・と考えると、それがまた文章化されて渦の中に消えていくのだ。妙な感じだった。


■2004/01/15(Thu.)■

 もう1日会社を休む。薬が効いてきたのか、じわじわと熱は下がってきた。明日はちょっと大事な提出案件があるのでどうしても出社しておきたいものだ。

 つぅわけで、一日中寝てました。

 夜、かなり楽になり、残りもんの品地と似冷やメシで雑炊を作る。こういうとき、土鍋で炊いたメシが残っているとそのまま雑炊化できてことのほか便利であるということを発見。メシを食うとまたさらに元気になり『かまいたちの夜2』などに興じる。

 いや、寝ろってばよ。


■2004/01/14(Wed.)■

 なんとまぁ、会社を休んでしまいました。熱は39度まであがる。おかしい、いくらちゃんと寝ていても、薬をのんでも回復の兆しが見えないのだ。こんなことは今まで一度もなかった。

 これはおそらく体の抵抗力が弱まっているんだと思い、相当に重たい体を引きずって無理矢理なか卯までいって(結局なか卯かい)食ってみたが、なんと俺が食い物を残すという前代未聞の不祥事を起こしてしまう。……というのも、牛丼だけではなんとなく寂しい感じがして、つい豚汁などを頼んでしまったせいなのだが。このあたりの、食い物に関する無謀なまでのどん欲さというのはまだ消えていないようだ。

 夜、やはり回復の兆しがまったく見えず、さすがにいよいよおかしいと思って近所の医者へ。窓口での簡単な問診を受けるまでもなく「あのー、初心なんですけど・・・ウゴッ!ゲホッ!ウェホッエホッ!!!」あぅあぅぁー。結局インフルエンザと言うことでした。あーなさけない。


■2004/01/13(Tue.)■

 朝の6時に京都駅に着き、一旦帰宅して一服し、普通に出社。午前中は何とうこともなく普通に仕事をしていたのだけど、午後からなんとなくだるくなってきた。「あ、ヤバいな」と直感的に思ったんだけど、まだなんとか仕事はできる状態なので何もせずに働いていたら、夕方には息もあがってゼェゼェ言うようになってきた。

 あー、来ちゃったなぁ。連休遊び倒して風邪をひくなんてカッコ悪いなぁなどとボヤきつつ帰宅して、倒れ込むように布団へ。普段は万年床状態なんだけど、なぜかこういう日に限ってふとん上げてあるんだなぁ。

 夜、あがー、うげーなどとゴロゴロしていると、明楽から電話。「おとといケッコンしてん」「もうコドモもおるねん」などとのたまわれるが「あぅー、あそぅ……」という感じで俺としてはそんなことはどうでもいいからちょっと水くんできて、という感じだったのです。


■2004/01/12(Mon.)■

 朝の5時までダラダラと呑んで、店を出る。今回はようやく彼にごちそうすることが出来てうれしかった。

 池袋のネットカフェで少し寝た後、再び上野で相方と。なんか、上野駅にあるスープのファーストフードのようなところに入る。俺は直前に牛丼を食ったばかりなので遠慮したが「アホスープ」というちょっとネーミングどうなん?的スープは、あたたかくてうまそうだった。

 そこでくつろいでいると、パンを2個注文した客に「けっこう大きいですよ?」と、店の姉ちゃんが説明している。頑として「2個!」と主張する客に対して、姉ちゃんは実物を持ち出して対抗。ちょっと俺もビックリしました。ドッジボールみたいなパンが出てきたんですもの。いや、でかいし!!!!客は「……1個で」と言っていました。

 鶯谷へ移動してブラブラしておったわけですが、なんかしんどそうな感じの相方様。いや、なんかデコ熱いし!ということで急遽送り返し。まだ途中の駅なのに「ちょっと降りる!」とか言って倒れ込むようにホームのベンチにすがりよる始末。ちょっとヤバいんじゃないのかおい。

 結局、見送ったついでにちょっと看病してたんですけど、そこへ母上登場。しゃべるしゃべるしゃべるしゃべるしゃべるしゃべる。いや…、あのね、ここには病人がね……そのね……。

 20時過ぎに家を辞し、新宿からバスにて京都へ。帰りはなんだかこわいぐらいスムーズにバスに乗れて、出発できた。こうでなくっちゃ。

 今回の東京行きでは、行く場所がなくて路頭に迷うというようなことがなくて助かったのです。去年の3月、凍えるような寒さの中で、しゃら君の家のドアの前で彼を待ち続けたあの日々を思えば極楽でありました。みなさんどうもありがとうなのです。


■2004/01/11(Sun.)■

 相方様の自宅にお邪魔してきました。何かとぼくらのことにチャチャを入れてくる母上とご対面するわけです。まぁ多少口の達者な僕ですが、さすがにちょっとは緊張してたんですけど(普段、相当な文句・罵倒・罵詈雑言がメールで転送されてくるため)、いやまぁ、母上、しゃべるしゃべる。達者な口の出番なんてありませんでしたよ。

 基本的には好意的な印象だったようでホッとしたのですが、初対面でいきなり3代も前の血縁事情とか説明されてもなぁ……。

 夜、ほどよい時間に退散をして池袋へ。毎回恒例、しゃら君との呑みです。「みやげ用意してあるから、楽しみに」ということだったんですが、フタを開けたらドラゴンボールグッズてんこもりのカミブクロでした。カレンダーとか、CDとか、トレカBOXでとか、あと非売品とか、スタッフオンリーないささかヤバくないの?というようなブツとか。ファン垂涎の福袋でありました。どうもありがとう。


■2004/01/10(Sat.)■

 東京駅八重洲口に朝6時に到着。あいかわらず「どないせぇっちゅうねん」というような時間と場所に放り出されて、しばし呆然とする。とりあえずハラが減ったので有楽町方面へ。ドトールで朝飯を食いつつ文庫本なんかをペラペラ。

 相方様と連絡がとれたものの、まだ時間が余っているのでブラブラと待ち合わせ場所の上野まで歩いてみることにした。たいした距離じゃないね。御徒町あたりから、アメ横エリアになっていくんですが、食料品関係が市場風でおもしろい。鯛が1枚500円とか、太刀魚1本1000円とか書いてある。朝イチから投げ売りかい!というような価格設定。なんかこういう、品のなさが好きだなぁ。今度3日間ほどウイークリーマンションでも借りて、アッチやしゃら君とアメ横の魚なんぞをついばみつつ徹底的に呑んでみる、というのもいいなぁ。

 相方と合流。入谷の鬼子母神やその付近の下町風景を見てまわる。以前はお台場とか横浜とか行ってたんだよな。なんかどんどん「フツーの散歩」化してきているような。下町風景はようございました。

 その後、仕事でかかわった商品を見てみようと千代田区方面へ向かったんですが、相方様の日記には「相方ちゃんのお仕事関係で永田町へ」などと、かなり誤解を招きそうな表現がされているのでここで断っておきます。当たり前ですけどいわゆるお国関係の仕事ではないです。

 夕方頃、蒲田へ。もうすっかりおなじみ蒲田。今日あらためてこう、街をみまわしたら、中華料理屋や焼肉屋、パチンコ屋がやたらと多い。もしかしたら在日のヒトが多い街なのだろうか。


■2004/01/09(Fri.)■

 あー、今日もヒマなので、データの整理やら勉強(仕事の、ですよ)やらをして、サクッと定時にあがって上京の準備をしなければ、と思っていたら、昼前になって「これ、今日中」とかいう仕事が。

 さほど複雑な絵柄指定ではなかったのですが、工程的にはデザイン課に振られて、デザイン課の手を離れるまでの全工程にあたるオシゴト。ひぇーってことでザクザクやってたんです。もうちょっとで終わる!ってときに「悪いけど納品行くし手伝って」……って、アンタの仕事やってんだよ今!!!!行ってきましたけどね、納品。

 ていうか、得意先までクルマで25分、作業10分、帰路25分。人員7人。いらねーだろそんなに!!サカイなら一人でやらされるよ!!最終的には何もかも間に合って、ちゃんと定時に退社できましたけどっ。

 で、ドタバタと準備をして京都駅。夜行バスで久しぶりに東京へ出向くのですが、明日から三連休のためか長距離バスのターミナルは旅行客でごったがえしておりました。それはいいんですけど、スキー客はスキーを立てて運べ!!!!ちょっと信じられないですね。あの人ごみの中で。あと、集合時刻は守れ!!小一時間たっても現れない一人の客のために、ずーっとハンドマイクで絶叫の呼び出しをしていた係員さんが不憫でした。というか放っていけよ。金はもうもらってるんだろ?発車したら発車したで、サービスエリアでまた時間を守らないヤツ続出。あーのーなー、ただでさえ遅れてるんやから。

 まぁしかし、夜のサービスエリアというのはおもしろい。よくわかんないBGMが小さく鳴っており、客は長距離トラックの運ちゃんがいっぱい。チャリで旅していた頃、時々こういうドライブインのようなところで寝てたことを思い出しました。


■2004/01/08(Thu.)■

 PS2の『DRAGONBALL Z』を楽しんでおります。

 ドラゴンボールのゲームはけっこう持ってるんだけど、これは本当に良い出来です。ゲームとしてのトータルなバランスではスーパーファミコンの『超武闘伝3』が最高だと思っていたんですが、このPS2版はそんなのもうブッチギリで凌駕です。

 オープニングがいきなり『CHA-LA HEAD-CHA-LA』で始まるあたり(ムービーはTVアニメのものを3Dで再現)、ゾワッと来ますね。対戦中にコマンドで超サイヤ人になれたり、「仙豆」というスキルをセットしておけば、体力が0になっても復活できるとか(しかもその時に「サイヤ人の血」を同時にセットしていれば、強くなるらしい)、なんだか僕が前に作ったカードゲームみたいな感じです。とにかく、原作の雰囲気を最大限プレイできるってのはいいですね。

 で、よく見るとメニュー画面のロゴとかが、何気に鳥山さん風です。徹頭徹尾、ファンを意識したこのディテール。どう考えてもファンが作ったとしか思えないんですね。全作、PS版『ファイナルバウト』で登場していた『GT』キャラが一切排除されているのも良い感じです。

 ガンダムもそうだけど、それを見て育った人が、送り手になっているという論は、もうどこでも言われてることなんですけど、ドラゴンボールももうそういう時代かぁという気がします。ドラゴンボール全盛期のガキどもって、丁度僕ら世代なんですよね。つまり、僕らとあまり年の変わらない人たちが、こういうものを作っているんだと。ルールやゲームシステムを決めるのに、みんなで会議とかしたのかなぁ。原作山ほど積んでさ。いいなぁ、楽しそう。


■2004/01/07(Wed.)■

 ちょっと煙草の本数を減らそうかなぁと思っている。別に禁煙をする気なんざぁさらさらないのだけど、昼間吸わない分、夜帰宅してからバカバカ吸うようになってさすがにこれはちょっと……という感じで、遊び感覚で始めてみた。

 マイルールとして「吸いたいなぁ」と思った時に即座に火をつけるというのを、半分にしようと設定。つまり、2回に1回は我慢をするということだ。図式化すると以下のようになる。

以前 吸う
吸う
吸う
吸いたい 吸いたい 吸いたい
マイルール 吸う 我慢
吸う
吸いたい 吸いたい 吸いたい

 ……これで在宅時の煙草の消費量も半減するはずとひとりほくそえんでいたのだけど、現実はそう甘くはなかった。

現実 吸う 我慢
吸いたい 吸いたい

 2回目の我慢が「継続」されるのである。ずっと吸いたいのを我慢している状態。3回目に吸いたいと思ったときは吸えるのだが、2回目の状態がずっと続くので、3回目は来ないんである。

 くそ、どうすればいいんだ。タバコでも吸って頭を落ち着けよう。


■2004/01/06(Tue.)■

 年末にヒマだヒマだとほざいておりましたが、ちょっとまとまった仕事がたまってきたのでうれしい。

 なんとなくうちの部署で、浮き始めている自分を感じている。やはりメシを共にするのは大事なんだなぁ。俺が外で食ってる間、何か僕の噂とかされているのかなぁビクビク。……でも、あの一人で気ままにブラブラして、うまい昼メシどころを探し歩く気楽さもまた、手放しがたいなぁ。


■2004/01/05(Mon.)■

 仕事始め。うわーなつかしい!「仕事始め」だって!!4年前も似たようなことやったなぁ。

 ちなみに今日から定時が5時までなんだけど(年末は5時半)、いやー30分は大きいですね。この真冬に、退社時にまだ明るいというのはうれしいことです。


■2004/01/04(Sun.)■

 相方様帰る。

 見送りついでに京都駅界隈でブラブラしてたんですが、最近できたという伊勢丹のらーめん小路、あれはいただけないです。らーめん小路ができた、という話は耳に入っていたのだけど、まさかあの以前のフードコートをこわしてそこに作っていたとは。絶対、前のような、丼物からマクドナルドまで、いろんな店が入ったフードコートの方が良かったって。

 らーめん小路に入っているテナントは、まぁ確かにどれもうまそうな店なんですが、とりあえずどこもモノスゴイ行列で、ちょっと昼飯どころじゃない感じ。一人で駅に行って、ザザザッと丼をかき込んで本来の用事に向かうとか、友達と安くお茶をするとか、アイスを買って外の大階段でたべるとか、そういうバリエーション豊かな利用法はもうできなくなりました。あくまで「ちょっとオシャレにラーメンをたしなむ」客しか出入りできない場所になったのです。

 とにかく、Paletteは「京都らーめん小路」を応援しません。カムバック!クートッコ!!

 相方を見送った後(今回はハナクソ野郎はいませんでした)、例によってソフマップに向かう。新しいCLIEはなかなか良い感じだなぁなどと思う。思うだけ。ワンフロア下の旭屋書店にて漫画を数冊購入。

 夜、帰宅後近所のゲームショップにてPS2を買った。ボーナス様々なのだ。とりあえずソフトは「ドラゴンボールZ」と「かまいたちの夜2」。ぼくはこういうものはいつも世間より遅れて買うので、やっぱり同様に世間よりワンテンポ遅れて「おー!すげー!!!ムービーが動く!!!」などとドキドキゲームしておりました。

 ひとしきり興奮したのち、しゃら君の後輩のたかしのサイトを見ていると、ゲーセンでPS2当てていやがる。俺は定価で買ったというのに……。一挙にゲンナリきてしまいました。


■2004/01/03(Sat.)■

 相方様は、結局カネがおろせないために滞在を1日のばす羽目に。いくらなんでもちょっとひどいんじゃないかと。各金融機関には猛省を促したい。

 夕方からカネもないのにビブレへ。かつむらでメシを食って買出しをして、家で炭火焼。むふふふふ。

プーッ ところで炭火焼のシメに、まぁせっかくの正月だしということで、餅を焼いてみた。炭焼きで網焼きの餅ですよ!!どうだ!!!しかしこれって、本当にマンガみたいにプゥーッってふくれるんですな。「おぉ!」「すげぇ!」って、ふたりでパシャパシャ撮りまくる。今フォルダを見たら、このような写真が6枚もあった。ほとんど同じような写真。もうアホですな。


■2004/01/02(Fri.)■

 仕事でデザインを手がけたものが、大阪の何カ所かで並んでいるというのでちょっくら見に行って来ました。おおすげぇ、本当に並んでいる。自分の描いた絵に値段がついて、それを人が買っていく光景を、初めて見ました。自分で値段をつけて売っていたことはあるけどな(主に京都市勧業館やインテックス大阪など)。いやはや、絵ェ描いてきてよかったなぁと思いました。

 関係ないけど、どこへ行ってもカネをおろせなくて困っている。うーむ、正月というのはなにかと不便極まりないのだ。いや、年末におろしておけよって話もごもっともなんだけど、今の時代「どうしようもない」ということはそんなにないと思っていたんですよ、何事においても。これまでの経験でも、たいていは工夫と労力で結構なんとかなってきたし。一般論的に考えても、年末のあの時期ににカネをおろせない職業の人だっているわけでしょう?だから、こう完膚なきまでに「なすすべがない」なんてことはありえないとおもってたんですがねぇ。

 何はともあれ、自分で地図とか調べて自分の足で開拓していく大阪めぐりは楽しかったっす。今年の目標、大阪開拓の第一歩。

 帰りにコンビニで酒ツマミ買って家でイッパイやる。


■2004/01/01(Thu.)■

 起きたらexitくんもアッチもまだ寝ていた。相方様と2人で哲学の道方面へ散歩。煙草を買いたかったのだ。ブラブラ歩いているとハラが減ってきたので、近所のコンビニへ入って食料調達。このコンビニ、「くらしハウス」なのだけど、どう聞き間違えたか相方様はずっと「クラッシュハウス」だと思っていたらしい。確かに聞き間違えそうだけど、コンビニ名としてありえない気もするが。

 近くの公園でメシ。お父さんと子どもたちが遊んでいた。目移りの激しいお子様はあの遊び、この遊びとフラフラしており、取り残されたお父さんは一人で寂しそうにボールを蹴っていた。帰り際、男の子が歌っていた「さーおうちーにかーえろー うーんこたれながしながらー」。どうして家に帰るのにうんこを垂れ流さなければならないのか、そこんところがいまひとつよくわからない。

 exitくんチに戻ると2人とも起きていた。アニメ『はじめの一歩』を見る。テレビアニメとは思えないほどのディテールの懲りようだ。エヴァンゲリオンみたい。

 彼らがハラが減ったというので銀閣寺道のコーヒー青山へ。ここでいろんなイタズラ(未遂)で大爆笑の連続。俺とアッチが便所に行ったとき、exitくんと相方は、「なんか、ハチャメチャ小学生を目の前にニコニコしている高校生のお兄さんみたいですね」「いや、ぼくはあの2人にはようついていかへんだけや。僕はあそこまで自分を下げられへん」などと話していたらしい。ふーん。

 彼らと別れ、テクテクと半歩き、半2ケツで帰る。晩飯はスシと決めていたが、北山堀川のむさしは休みだった。また松ヶ崎へとんぼがえり。「トトザ」で食う。どうでもいいけど相方様、回転寿司で、身を乗り出してレーンを端から目で追うのはやめましょう、いい大人なんだから。

 さて、今年のフロ初めをしようと思ったのに、どこもかしこも休み。やってらんねぇ。

 そういえば会社の同期様からから年賀状が来ていたが「今年もよろしく、よいお年を」と書いてあった。「よいお年を」って、年末のお別れの挨拶じゃないのか?元旦から年末気分なのか。盆と正月がいっぺんに来たようだ、というのは聞くが、年末と年始がいっぺんに来たようだという話はあまりきかない。



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