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■2003/07/31(Thu.)■

 ほんでまぁ移転作業だったわけですが。移転移転と言っても隣のビルなんで、別段大したことはないのです。社内の男手を借りて、移動そのものは1時間程度で終わりました。まぁそんなもんだろうなぁと思ってたんですが。

 まぁあとは配線をやったりレイアウトをしたりということで。俺はアパートのシッチャカメッチャカ模様替えでこういうのは慣れているので、チャキチャキと自分トコロのPC環境を完成させて床の掃除をしたりとかですね。

 ともかく今日からここが新オヒィスなわけです。うーむ、初めてここに連れてこられた時ははっきり言って微妙な心境だったのだが、こうやって完成させてみるとなかなか悪くないではないか。しかも俺の机は部屋の角(かど)。自宅でもやっているコックピット仕様も可能である。なんか自分のお気に入り環境を構築して仕事がはかどるようにしたいもんだが、もしかしたら『会社でこれだけはやってはイケナイ!』に載っているかもしれない。「会社のデスクをコックピット仕様にするな」とか。


■2003/07/30(Wed.)■

 昨日一昨日の分と「怒ってばっかりだ」と言われた。平常モードでいきます。

 明日いよいよ部署の移転なのだが、明日は本当に「移転」だけにして、荷造りは今日の午後から!ということになっていた。つまりマシンなども午後イチで解体してしまうので、急ぎの仕事は午前のうちに終わらせておけゴルァ!ということなのでした。え、終わるんかいな!?と思って昨日は一部仕事を持って帰ったりしたのだけど(原則残業禁止)、イラストレーターのバージョンが違っていてファイルが開けずとかあーもう「あきれちまうぜ 俺ってやつは♪」という感じでハラハラしていたんですが。まぁなんとか終了。

 午後から明日の移転作業にむけて準備。埼玉某所でやった水道局の移転準備作業みたいなもんだった。腹プヨプヨになったとは言え、4ヶ月前とったキネヅカ。やりますよ俺は!!明日はどうやら移転先では主任が仕切り、移転元では俺が仕切るらしい。ええぇぇぇ。

 夜は先輩様方2人と会社近くの飲み屋でビール。

 しかし肌寒い夏だけど、こうやって体を動かすと当然のように汗がにじんでジーパンは張り付いていやんもうな感じだ。春、このまま就職が決まらなかったらどこかに登録して日雇いを続けるつもりでいたが、とてもこれは毎日できるモンじゃないわぁ・・・。


■2003/07/29(Tue.)■

 千葉の労働組合連合会メンバーが、県の最低賃金で1ヶ月生活してみたところ、「ムリっす!」という結論に達したというニュースを読んだ。ほほぅ、と思って詳細を見ると、だいたい月収12万円で生活してみたメンバーが、次のような事態を報告している。

・86キロだった体重が78キロに減った。
・食費を切りつめるため、朝昼の食事を抜くこともあった。
・「友人から飲み会に誘われても断り続け、交際範囲が狭くなるのを感じた」
・職場に弁当を持参。
・コンビニのお茶代わりに、自宅からペットボトルに水を詰めて持ち歩いた。
・化粧はしなかった。
・CDやビデオは我慢。

 えーと、どれからツッこんでいいのかわかりませんけど、順を追うと、まず86キロになるな!!78でも多いぞ。大体男性の平均身長165cm〜175cmからしたら、70キロ以下というのが標準なんじゃないのか。オマエ今まで裕福すぎ!

 次!これは全般に言えることだけど、俺は月に10万円以下の収入でも最低2食は食ってました。工夫の努力が足りん!

 次!酒呑みしかツレがおらんのか!……などと俺が言うと説得力ないかもしれないけど、中学・高校・大学・会社・その他と、ツレを作る機会はこれまで、そしてこれからもいくらでもある!金をかける遊びしかしらない己の無知、そして磐石の交友関係を築けなかった己の人徳不足の帰結と思え!!

 次!カネがなけりゃ弁当は基本だ!

 次!マイお茶も基本だ!

 次!……女性のことはよくわかりません。うーんでもまぁ今日び高校生の小遣いでも化粧できるんだから、工夫次第なんじゃないですか?

 次!こういう時にレンタル屋のセールを利用するんだよ!あれだ、食材の買出しと同じ。安い日に安いサービスを受けておく。定石だろう。

 ……とまぁツッコミどころ満載なんですが、どうにも腑に落ちないんですよ。いくら俺がビンボーに慣れてて、工夫の仕方もある程度心得ているとは言え、これはあまりにも差がありすぎるんじゃないかと。だって俺、ここまでいかにもな「哀れ貧乏人」という生活の記憶はないんだもの。月収10万ぐらいでですよ?

 まぁそれはさておき(いいのか)、おかしいなぁと思って記事の続きを読んでみると、彼らは県の平均家賃である6万円のアパートに住んでこの実験を行ったらしい。アホか。あのな、最低賃金しかもらってないヤツが平均家賃のアパートに住んでいるわけがないだろう。千葉の相場はよく知らないけど、この場合3万〜4万の部屋に住むのが妥当なんじゃないのか。それだと単純計算でも2万〜3万は浮くぞ。その金で何ができるよ?

 実験メンバーはおそらくこれによって「コラ県!最低賃金安いぞ!」と言いたかったんだろうが、ほとんど説得力がないまま終わっているじゃないか。次の機会にはもっとリアルなレポートを期待する!!以上!!


■2003/07/28(Mon.)■

 例によって家の近所の定食屋で新聞を読んでいたところ、本の広告で気になるものがあった。「会社でこれだけはやってはイケナイ!!」みたいな、そんなタイトルだったと思う。実家を出るまで「我が家の常識は世間の非常識!」などとヌケヌケと公言する親に育てられ、入社して3ヶ月チョイ。慣れも手伝ってそういえばここんとこタルんでるかもしれない、と思い詳細を眺めてみたところ、

・社内をゆっくり歩くな
・社長を避けるな
・命令されたら「なぜ」と聞くな
・安物を身につけるな

 等々、何項目かが箇条書きで抜粋してある。上の2つはまぁいいとして、命令されたら「なぜ」と聞いてはいけないのか。俺、メッチャきいてますけど……。だって、その命令が業務全体の中でどういう位置を占めて、なぜ今このタイミングでこれをやる必要があるのかを知っておくのと知らずにやるのとでは、全然違いが出てきませんこと?とりわけ俺のような新米ペーペーのヤツなんかは。ましてや伝統産業などという、そこいらでちょっとグラフィックかじりました、程度の人間にとっては聞いたこともないような技法がバシバシ出てくる世界なのだ。なぜここでこういう処理をほどこしておかないといけないか、知らなきゃその「処理」の意味すら分からないではないか。

 安物云々についてはもはや大きなお世話なのだ。それを言うならまず「安物」の定義をおこなってから述べよ!と思いましたね。いや、本を買えば書いてあるのかもしれませんが。世間では安物かも知れないが、俺が会社にはいて行っている靴は1980円もした。さんざん迷った上に買ったんだぞ。パンツは3枚で980円だ。ナメんなコラ。

 以前に岩波新書の『父性の復権』を読んだときも思ったが、どうも俺が所属する家族や組織というのは、なぜか常に「例外」というところにおさまっているようだ。


■2003/07/27(Sun.)■

橋! さて今週末のメーンイベント、須磨の海へ。意気揚々と出発する我々。気分のすぐれないMSRと駅で別れ、西へ向かう。アッチ情報によると、須磨のもう少し先の舞子、という所の方が場所がいいらしく、とりあえずそこまで行ってみることにした。俺はもうどんなところなんだかまったくわからずにただヘェヘェと付いていっただけなんだが、舞子駅って明石海峡大橋の真下にあるんね。世界一長いつり橋(だっけ?)のたもとにあるマクドで朝食。天候はまさしく海水浴日和でございます。

 が、マクドを辞していざ舞子の浜へ向かうと、見事に工事中でありました。あーのなー。こういう工事は普通シーズンオフにやるもんだろうがプリプリ!!結局また須磨まで取って返すことに。マクド食いに来たんか我々は。

浜! 須磨は4月末に相方と来たんだが、その頃とはうってかわってまさに絵に描いたような海水浴場となっておりました。そらもうギャルから家族連れからワケのわからん兄ちゃんまで。

じー。 それでまぁアッチと「あの、遊泳禁止ラインのブイまで行こう」ということになり無謀にもチャレンジしたんですが、死ぬかと思いました。体力下降ベクトルというのは我々の想像を絶しています。先日ジムで泳いだときの息切れは、その直前のボディバンプのせいだとばかり思っていましたが、信じがたい、いや信じたくないことに往復わずか100メートルほどを泳いだだけで息はあがるし体はガクガクになるし。「もう一度やったら確実に死ねる」と思いました。それでまぁ我々は隣の家族連れ率いるチビギャルなんぞを眺めておったわけです。

 日も暮れ始めて、海の家でシャワーをあびてビールを呑む。鴨川とビールと文庫本、というのも夏の夕暮れデラックス3点セットだけど、海・ツレ・ビールというのも実に捨てがたいということが今回判明した。毎年山や川ばかり攻めていたので、今後は「海」というのも視野に入れた上で十分に協議検討を重ねる必要があるとの反省会を終えた。

 N川と灘で別れ、2人で京都へ戻る。さっきのビールでは呑み足りないという話もあったのだけど、俺は買いたい本があったのでちょっと本屋につきあってもらったところ、京阪神情報マガジン「Meets」の増刊号で『会社帰り本』というのが出ていた。「1000円札2枚でちょっと寄り道 今日のストレスさようなら」などと書いてあるではないか。この後ラストの打ち上げを控えている我々に、この表紙はつくづく魅力的である。もっとも、今日は会社帰りではないし、アッチはともかく俺なんぞはまさしく会社の人に「楽人くんってストレスなんてまったくなさそうだよね」とか言われている人なのだけど、この際細かいことはどうでもいいのだ。早速京都駅近辺のページをひらき、お手ごろな焼肉屋を発見。軽く呑んで軽く食って、メッチャ笑って、まさに打ち上げと呼ぶにふさわしい晩餐を終えたのである。

 「まったくよく降りやがるぜ……」というつぶやきが起床後の日課だった日々よ、サラバ!!時は来たり!!Say Hello My Summer!!!


■2003/07/26(Sat.)■

 部署の移転作業に伴っての休日出勤。一応自由参加ということで、最初はタリーなぁとか思ってたんですが、なんか他の人はみんな来るというので俺もなんとなく的に参加。そしたら後日代休をもらえるというじゃないですか。ムフフ。

 移転先の整理や掃除をして、夕方阪急烏丸駅で高校からの友人「MSR」と待ち合わせて一路神戸方面へ。ここんとこ足しげく首都圏方面へ遠出をし、あちらのやつらはごくフツーに電車を使うんだなぁ。京都市内でコト足りてしまう俺らはつくづくチャリor市バスだよなぁ……と思っていると、MSRはさらに先を行っていた。なんと阪急電車に乗るのは生まれて初めてだというのだ。スゴイ。

 阪神の梅田でアッチと待ち合わせ、三宮でさらにN川を加え、ブラブラと南京街へ晩メシを食いに。と言ってももう22:00前である。だいたい閉店の店が多い中、「ゴハンものはできないんですけども……」と快く迎えてくれたのはちょっと裏路地を入ったところの「又一村」という店。こぢんまりした構えでなんとなく家庭料理の雰囲気。それでいて「王将」や「眠々」のようないわゆる大衆中華とも違った趣がナイスな店でした。この店で、とある料理のてっぺんにユデタマゴが乗っかっていたのだけど、何を思ったかMSR、まっさきにそこにハシを伸ばし、

「頂を頂きや」

 一同呆然。こういうことを口走るヤツじゃなかったんだが。どうリアクションしたらいいんだ。

 店を出たらもうすぐ日付も変わろうかという時分で、灘にあるというN川の社寮へ。オートロックで6畳のワンルームロフトつき。これで家賃9000円て、いかに寮とは言え、ちょっとオマエさっきの晩飯やっぱりオゴれや、という感じなんですが。しかも最寄り駅は徒歩40秒ほど。コンビニは真下。会社も徒歩5分程度。ウチと代われコノヤロウな気分です。


■2003/07/25(Fri.)■

 同期ちゃんの彼氏さんが、彼女の誕生日をどうしても覚えてくれないそうな。ちなみにもうすぐなんだそうです。「危機感が足りひんのとちゃう?」という話になり(何がどう「危機」なのかは俺もよく分かっていないのだけど)、ちょっとしたイタズラを思いついた。同期様は先日そのイタズラを早速実行してみたそうな。以下、彼女の話と俺の想像(独断と偏見)に基づく再現

「ねー見て見て!会社の同期の人(男性)から、こんなのもらったー(本当は母上様からもらったらしい)。ヘケケケー♪誕生日もうすぐなんでしょ、やってー♪」

 彼氏さん、サッと顔色が変わったらしい。後に続く言葉は「……まだやんな?」だけだったとか。いやー痛快です。オモロイ。B級バラエティー番組みたいです。テロップとか出したい。

 あの、ちょっと補足しておくと、彼女らがこのくらいのイタズラじゃ壊れないと読んだ上でのことですよ?破綻寸前のアベツク様にはこんなことできません。破綻寸前アベツクの彼女さんはコソーリいただきまつ。全然フォローになっていない気もしますが、この辺で。


■2003/07/24(Thu.)■

 ついに体重65キロオーバー。焦ってます。いや、服を着てたら相変わらず「細い人」だし、元々やせ気味だったので標準体重に近づいているというのはヨキコトなのかもしれませんが、あまりにも急すぎる。しかも増えているのはハラの肉ばっかり。日雇いバイトをしていた頃は見事にハラが6つに割れていましたが、今じゃ見事に3つに割れています。横3つ。切腹の時のガイドラインにでもするか。

 高校卒業あたりでで60kg前後に達し、その後プラマイ2キロ程度を行ったり来たりしていた。2001年新春の大騒動で一時55キロまで落ちたときもビビったが、「増える」という体験のない俺にとって、わずか3ヶ月チョイで5キロというのは由々しき事態である。しゃら君のことをとやかく言っている場合ではない。

 この暑さが落ち着いたら運動でも始めよう。まぁ一番良いのはまた日雇いに戻ることなんだろうけど、さすがにダイエットのために転職をする気まではない。おおぉ!なんたることだ、俺の辞書に「ダイエット」などという言葉があったとは!!!


■2003/07/23(Wed.)■

 『バトル・ロワイアル2』を観てきました。大宮東映。タダ券をくれたしゃら君に多謝!!感想はReviewに譲るとして(書く気あるのかというツッコミはさておき)、帰宅後近所の定食屋にメシを食いに行った。ここは頭上にテレビが置いてあったり、新聞が置いてあったり、俺の数少ない世間との接点なのだ。

 でまぁ食ってたら、テレビで「明日役立つムダ知識」とかいう番組をやっていた。東京の地下鉄丸の内線の旧車両がベルギーだがどこかを走っているとか、変声期の少年の声をリアルタイムに録音したレコードがあるとか。その中身に応じて、スタジオのタレントが採点をするのだ。「へぇ〜っ」と思う度合いが高ければ高いほど高得点というわけ。ちなみに単位は「へぇ」。50へぇとか80へぇとか。なんなんだこの脱力感満点のカネかかってなさすぎの番組は。で、最後の方に、時刻の「十分」は「じゅっぷん」ではなく「じっぷん」と読む、というネタが出てきて、まぁ結果からいうとこのネタは番組史上最低の「へぇ」評価だったようだ。しかし審査員(?)のタレントのコメントが気にかかった。

「だって、このことを知ったからって、明日からの僕の人生に何のかかわりもないですもの」

 って、オイ!!元々この番組は「そういうもん」なんじゃないのか?そしたら何か、丸の内線がベルギーで走っていることを知ったオノレの人生は明日から大きく変わるのか?直径10Mの巨大輪ゴムを飛ばしたら15メートル飛ぶという事実を知ったオマエは明日から別人に生まれ変わるとでも言うのか?エッ!!??と小一時間問い詰めたいキブンになりました。

 やっぱりテレビはつまらないなぁ……。


■2003/07/22(Tue.)■

 運良くバスが定刻に着いてくれたために、一旦帰宅することができた。でまぁ、一服してサイトの巡回をサクッとやって出勤。

 激ネム。ヤヴァイ。にも関わらず、長期休暇中の人の預かり仕事で手を抜けない作業が来たりしてうぁぁぁーー……。

 でもなんか夜になると元気なんだな。昼間は「アカン……もうダメ……ああぁ、落ちる…ダメ、落ちちゃダメ……ふあぁぁ」てな具合なんだけど、終業してチャリを走らせていると目が冴えてきて、帰宅後はまた本を読んだり写真を整理したりで結局寝たのはいつもと同じぐらい。明日またキツいんとちゃいまっか。


■2003/07/21(Mon.)■

 夜明け前にしゃら君と別れ、始発までの時間、東映撮影所の非常階段の踊り場で寝る。

執筆中。 相方様と再び待ち合わせ。上野駅翼の像前。初めての逢瀬の時の場所です。ベースキャンプを確保して、のんびりねっころがったり、音楽を聴いたり、話をしたり、エロビデを見たり、絵を描いたりしていました。

× × ×

 事実上門限のある相方を自宅近辺まで送り、僕は新宿から高夜行バスに乗る。ぼくの座席の前にいるやつが、ぼくとまったく同じ事情で来ていたやつらしく、窓の外に彼女さんがお見送りにきていた。なんとなく「このやろう……」的キブンになってしまった。その女の子がまた可愛かったものだからさらに憎悪がつのる。明日京都についたら、そのまま仕事だよ。マジかい……。


■2003/07/20(Sun.)■

 蒲田を辞し、原宿へ。別に服を買いに行ったわけじゃなくて、原宿駅そばの巨大宗教施設へ。

 先月ぐらいに、「ものすごく肥えた方々」の話をしたと思うのですが、そこの宗教施設でもおられました。加えて、縦ストライプのワンピースっつーか、ネマキみたいなのをゾローッと来てらっしゃるもんですから、思わず指差してツッコんでしまいました。

「トルネコがおる」

 かくして「肥えた方」の隠語は「ビヤダル」から「トルネコ」に変わったのであった。いやしかしホンマトルネコっぽかったっす。

× × ×

 表参道にて、相方様のお友達(男性)と合流。なんとなくノリがアッチや俺と似てる感じで、お互い「初対面の気がしない」と言い合う。わはは、痛快ですぞ。3人で中華料理のお店に入り、くっちゃべること約2時間。楽しかったっす。今度はうまい酒でも呑りましょう。

 そのお友達さんに京都のアレコレをお話していたんですが、時代祭のことを「平安遷都から幕末維新までの一大コスプレ行列」などと説明したために、激しく萌えはじめる彼。「高校時代、5時間目をサボって見に行った」というとやたらにうらやましがられました。ムフフ、10月に待ってるぜ。

× × ×

 お友達様に教えてもらった、インディーズのTシャツイベントへ(彼はこれのためにこの辺りに出てきていたらしい)。残念なことにあまりおカネもってなかったんで、購入には至りませんでしたが、大阪のコテコテウケ狙いとも又違う、スタイリッシュなものや、ソフトなネタシャツなど、良いカンジでした。でも、こういうイベントの宿命なんでしょうか、馴染み同士の内輪感もあり、少々残念な気も。「赤兎馬」という、三国志グッズのブランドさんが目を引きました。キューブリック風の三国志キャラがかわいいっす。

× × ×

 夜はシブヤで最近会い方が見つけたというカフェへ。3月のanberに似た、さらさとOPALのドッキングみたいなお店。フカフカすぎてケツの座りの悪いソファーにて、それでもなんだかこうしているとズブズブと眠りの淵へ堕ちていきそうな感じ。ここで相方様、数年ぶりに喫煙。プカー。あはは、喫え喫え。おたがい頑張って納税しようゼイ(さむい)。

× × ×

 相方様とわかれ、スバヤク池袋のネットカフェに移動し、帰宅した相方とメッセンジャーでおしゃべりの続き。スゴイ時代だ。同時にしゃら君とも合流の約束をとりつけ、早々に彼の街へ。

 しゃら君、また太ってました。もうアンマ俺も人のこと言えないんですけど、彼の場合、もう見た目ッツーか歩き方がもうすでに「肥えた方」のそれでして、シャレ抜きでトルネコ目前です。ヤバイです。にも関わらず2人してビール呑んで日本酒呑って。彼の仕事の話とか、京都の近況とかあれやこれやと話す。

 優しいしゃら君は「おごるで」と言ってくれていたのだけど、こっちに来ても日雇いをやっていた前回とは違い、さすがに俺も働き始めたんやからと思って4割ほど払ったところ「楽人のサイフからカネが出てきた!!」とやたらにビックリされたんですが。さすがにそういう驚き方はボクおこるよ。

■2003/07/19(Sat.)■

 というわけで東京駅八重洲口朝6時。相方様と合流するにはいささか早すぎるので、新宿にあるというわが社のお得意様を見学に行った。入社して最初に手がけたのがこちら様だったので、感慨もひとしおであります。旅行のついで、しかも朝6時に訪ねていけるようなお得意先ってどんなんやねん!とお思いの方もおられるかとは思いますが、まぁ、フツーの所です。みなさんも出入り自由です。

 時間をつぶしきれなくなったので、相方様の地元へ。駅近くのコンビニで待ち合わせたのだけど、昨夜バスであまりにも寝られない状態ですごしたので、なんとなくボンヤリ。アタマがはっきりしません。いっぽう相方はあれやこれやと喋りまくり。ほとんど聞いてませんでした。ぺこぺこ。

海賊船。 新橋からゆりかもめでお台場へ。お台場といえば『ワンピース』の海賊船・ゴーイングメリー号が停泊しているとかで、行ってみたら確かにありました。ひつじの船首像を掲げた船。等身大のルフィやゾロも乗ってます。僕らはそれには乗らずに、海岸をテクテク歩いていくとその先でも「船イベント」が開かれている模様。北海道紋別市の氷砕船「ガリンコ号」でした。しかし周辺には無意味にド派手なのぼりが戦国合戦のように立ち並び、その様相はさながら漁村。チビッコでにぎわうゴーイングメリー号とは対照的。

 そうこうしているとガリンコ号、出航のようです。ドルルンとエンジンがかかる。人気のほどはさておき、こっちはマンガの海賊船とは違い、なってたって本物なのだ。ヨーソロー………。

アナウンス「海賊船が出てきました。通過するまで待機いたします」

 脇にあらわれたゴーイング・メリー号。どうやらというかやはりというか、イベントの力関係的にはワンピースの方が圧倒的に強いらしく、ゴーイング・メリー号をやりすごすガリンコ号。しかし「海賊船が出てきました」というのはどうなんだろう。名前ぐらい覚えてやれよ。ホンモノの海賊船が出てきても「出てきました」とか言ってそうだな。

 相方様の希望で観覧車に乗ったんですが、相変わらず「15分ラブホ、15分ラブホ」とハシャいでいたら、出口のところでオロナミンCを配っていた。肉体疲労時の栄養補給か?(それはリポビタン)タダでもらえるようなので迷わず受け取り、キャンギャルのおねぃさまに「元気ハツラツ!」とポーズ付きでスマイルしておきました。苦笑いされました。

 あとは「お台場ナントカ商店街」という、昭和中期を模したテーマパークっつーかアトラクションっつーか、ショッピングセンターへ。去年の夏に来た「お台場ナントカ香港」よりは、まぁ親近感わきました。三輪車トラックとか、街頭テレビとか、古ぼけた駄菓子屋とか、実によくがんばって作ってあるんですが、どうにも頑張りすぎてどこか不自然な感も。「この時代のファンは、こうすりゃ喜ぶんだろ、ホレホレどんどんカネ落としていけや」という感じがあからさまでなんだかなぁという気がします。

 夜は、3月に来た時にすっかり気に入ってしまった蒲田にてプチパーティー。「お台場ナントカ商店街」なんて行かなくても、ここはモロジモティーなアーケード商店街があり、本当に散歩してて飽きない街です。


■2003/07/18(Fri.)■

 棒茄子出ました。入社3ヶ月チョイで、出るわけないと思ってたんですが、まぁキモチということで、お駄賃程度いただきますた。しかしまぁ貧乏根性の染み付いている俺には結構な金額です。ありがたし。

 で、今日は朝イチからその「支給式」とかいうのがあった。社員総員一同に会して、一人一人社長から封筒を受け取るのだ。なんだかものすごい大仰なことをやるんだなぁ。「支給」つったって封筒には明細しか入っていないのに。

 全員にブツがいきわたったところで、社長よりのありがたいご高説があった。実に会社社長らしく、目下日本が抱える経済的社会的諸問題についてを皮切りに、いかに現在諸々キビシイ状態にあるかというテーマで続く。社長のすぐそばに立っていた人は、窓際まで行ってボケーと空を眺めたり、チラチラ時計を見たり。いいのかそういう態度は。それはさておき社長は最近、「即応」という言葉が好きなようで、俺の入社式の時から「言われたらすぐやる!これができない企業はダメです。これができない社員はダメです」を、しきりに言いたがる。というか、その話が終われば、俺はその「即応」とやらに取り掛かれるんだが……。というギモンを抱きつつ、1時間ほど呆然と突っ立っておりました。

× × ×

 突然話が変わるが、今夜から東京である。夜行バスで一路相方様の元へ。執筆時現在(2003.08.26)、JR関東バスの運転手が飲酒運転で捕まり、世間を騒がせておるという実にまったくケシカランことになっていますが、そんなことになるとは露知らず意気揚々とバスに乗り込む京都駅八条口22時。

 席は一番後ろのド真ん中でした。フシギと自然になんだかエラソーな態度というかポーズになってしまう。気分は王様です。しかし発車してみると、ひじ置きのないこの席が、実は一番夜行バスではツライ席であるということを、この後数時間にわたって思い知らされることになるのでした。あららぁー。


■2003/07/17(Thu.)■

 時の頃は7月。京都では祇園祭もたけなわ、いよいよ夏本番という頃であろうか。京都のはずれ、夕暮れの街をひとり歩く青年の姿があった。傍から見れば、なんの変哲もない、若いサラリーマン風だ。運良く定時に終えた仕事から解放され、ゆっくりと自分の時間へ入っていくといった頃合だろうか。しかし、道行く彼のあやしい口の動きに気づく者は誰一人としていなかった。

 青年は、一旦帰宅した後、近所のラーメン屋に出向いた。京都では定評のある大手チェーンだ。このラーメン屋は注文の際に「あっさり」スープと「こってり」スープを選択できるようになっているが、彼は今日もかたくなに「こってり」を堪能し、平らげてきたところなのだ。彼はいつも豪語していた。「あそこに言って“あっさり”を頼む奴ァ、あの店の真髄をわかっちゃいないね。そんな奴はカップヌードルでも食ってろ」と。

 しかし、今、道行く彼には、その一件に限らず、もはや何事にも「豪語」している余裕などなかった。不覚にもラーメン屋で奥歯にしがみつかせてしまった一片のネギをどう殲滅するかが、彼の目下の最重要最優先事項であった。

 単なる食後の散歩にしてはあまりに不自然なその口の動きは、舌を用いて懸命になんとかそのネギをこどげおとそうとする彼のたゆみなき、そして健気な努力であったのだ。その彼の努力もむなしく、ネギは執拗に奥歯の表側にへばりつき、微動だにする気配がない。

「おのれ……」

 青年はつぶやいた。こんなことならラーメン(並・こってり・ニンニク抜き)の誘惑に負けず、大人しくなか卯で「ミニの汁多いんと、味噌汁」とでも言っておけば良かった、という考えが思わずあたまをよぎる。しかし彼はかぶりを振ってその邪念をふりはらった。「いかんいかん!今日は午前中の業務の時から、晩はあそこのラーメンにしようと決めていたじゃないか!!」彼はそうつぶやき、自らの戦いが覚悟と信念に満ちたものであることを再確認すると、再び戦いに挑んだ。

 その時である。青年の脳裏にひとつの寓話がそのイメージも鮮やかに展開された。「北風と太陽」というこのエピソードは、北風と太陽が、「どちらがあの旅人のコートを脱がせられるか勝負しよう」というものだった。「そうだ!コートを吹き飛ばそうとビュービューがんばりすぎたあまり、旅人はますますコートをかたく着込んでしまったではないか!俺は太陽になろう!旅人が自ら自然にコートを脱がざるを得なくなったような、あの輝き、あの熱き力を!!!」

 そこで彼は一息のんで、口のなかに唾液を充満せしめた。つばをのんではいけない。それは冷夏とは言えこの長梅雨の蒸し蒸しした折にきわめて厳しい条件であったが、彼はとにかくその体液を飲み込むことをかたくなに拒み、口内を一大プールへと変化せしめたのだ。その瞬間である。あれほどしつこくかたくなにへばりついていたあのネギが、いともかんたんに奥歯を離れ、プカプカとその「プール」を漂い始めたではないか。そして彼は大量の唾液と共にその「敵」をのどの奥に葬り去った。青年の長きに渡る戦いは、頭脳戦によって彼の勝利で決着した。

 すべては天地の法則のままに。己の為せることを為せ、汝の為すことを為せ。こうして青年は無為自然の境地に一歩近づいた。この戦いによってまたひとつ成長を遂げた彼は、「夏はビールやろ」という天地の法則に従い、又今夜もしたたかに酔っていった。

Fin.


■2003/07/16(Wed.)■

 同期様と、「なんかフツーに出勤してフツーに仕事してるよなぁ」と言い合った、試用期間終了1日目。前の会社は試用期間はバイト扱いで、4ヶ月目から保険やらなんやらの手続きがあったのだけど、今回最初からかなり優遇措置がとられていたので、なんだかヒョーシヌケというか何というか。

× × ×

 それはさておき、今日は宵山。会社からとある鉾の搭乗券をいただいていたので、アッチ合流後、なんとなくブラブラしながらその鉾をめざす。行ってみると、その鉾の氏子なんだろうか、婦女子様方(小学生)が「鉾見ていってくださーい♪」の合唱。ああぁんもう!!ハァハァ……というところで同期様と突如遭遇。あああぁぁぁーー………。そうだよな、みんな券もらってんだから、来るよなぁ。8月19日現在、同期様からこの話題が出ることはない。優しい職場仲間を持って俺は本当に幸せ者です。

 鉾も見て、屋台をブラついた後、すし屋「金兵衛」へ。あぁもうモグモグムシャムシャグビグビだぜまったくもう。


■2003/07/15(Tue.)■

 本日で、会社から言い渡された「試用期間」を終了するのだけど、もしかしたら明日からまた職安に通ったり、タウンワークゲットの日々が続くのかとドキドキしながら出社したのですが、月末シメキリの仕事がワンサカ入ってきたりして、なんとかまぁ来月も居られるようで一安心です。

× × ×

 帰りに買い物があって四条まで出たところ、ものすごい人だかりで、あぁ、シマッタ!今日は宵々山じゃねぇか!と気づいたわけです。でも時すでに遅し。次々にホコテンとなり、閉鎖されていく道路。ガションガションガション!!!!てな感じで閉じられていくイメージですわホントにもう。幸いチャリンコバイクだったので、そういう時はエンジン切ってコギコギしてたんですけど、おかげでエライ注目を浴びました。


■2003/07/14(Mon.)■

 最近弁当が作れない。朝はギリギリまで寝ていたい、という独身サラリーマンの定石にはまりつつある。いよいよ僕もリーマンの極意を得たりというところか。しかし朝食は近所の「なか卯」で食っている。やはり食パンを加えてネクタイをキュキュキュッとしつつ駆け出すぐらいじゃないとダメか。リーマン道は奥が深い。

 それはそうと、朝のなか卯でいつも一緒になるオッサンがいる。このオッサン、毎日毎日「ミニの汁多いのんと、味噌汁」というコアな注文をするために、完全に俺にマークされている。なか卯では、朝に「納豆」とか言うやつは素人ということか。先週の金曜日、このオッサンが何の前触れもなく店に来なかったことがあり、俺はたちまちのうちにあらゆる想像をしてしまった。病気で来られないとか、会社をクビになってまだ寝てるとか、嫁さんがトチ狂って朝食を作ってくれたとか、今日はなんとなく下鴨の吉野家まで行ったとか、毎朝のコレステロール摂取のためもはや廃人寸前とか……あわわわわ、もうあの「ミニの汁多いんと、味噌汁」は聞けなくなるのか!!!

 ……と思ったら、今朝無事に聞けました。高校の頃、毎朝同じバスに乗っていた見知らぬ他校の女子生徒にムハムハしてた頃を思い出す。彼が来ない日は、僕が代わって「ミニの汁多いんと、味噌汁」と言ってやるんだ。

 なぜ「つゆだく」と言えないのかは些細な問題だ。出勤前の淡いひとときを前にして、細かいことはどうでもいいのだ。


■2003/07/13(Sun.)■

 絵描きたるもの、常にリアリティーの何たるかを気にかけておくことは必須だが。

 この連休でカレーを大量に作り、毎食カレー、カレー、カレー。部屋がカレーのにおいに満ちてくるのは致し方ないとして、ウンコからカレーの香りがしたときはさすがにいかがなものかと思った。カレーのにおいがするウンコ。幸い快便だったからよかったようなものの、ハラでも下して軟便だったらシャレになってない。こんなリアリティはさすがに御免蒙りたい。

 しかし、つい「今度カレーを作る時はミックスベジタブルを投入してみよう。入れたものと出てくるものの差が、またグッと縮まるはずだ」などと考えてしまう。


■2003/07/12(Sat.)■

 『web永浜商店』の「ご当地の踏み絵」が面白い。まぁなんというか○○県民度チェックみたいなもの。47都道府県全部あるので、ぜひお試しあれ。僕の知ってる県や、知り合いのいる県はおおむね見たんだけど、かなりマニアックです。どうやって作ったのかと思えば、読者投稿だそうな。いやーオモロイもん考え付く人がおるもんです。

 ちょっと長いですけど、以下京都人チェック。

● 「おっきい、おっきい」「寒い、寒い」と形容詞を繰り返す。
 そうでもない。最近は「メーッチャ○○や」がお気に入り。
● 「この前の戦争」といえば、応仁の乱だ。
 「この前の戦争」といえば、2001年年明けの暗殺騒動です。
● 人の陰口を言うのがことのほか好きだ。
 嫌い。
● いけずを文化だと思っている。
 良し悪しは別にして、その地に本当に根付いているなら文化でしょうな。
● 時代劇のロケ地を即座に言い当てることができる。
 京都市内であれば。
● 東京人より大阪人が嫌だ。
 そんなことないっす。
● KBS京都のかたつむり大作戦を知っている。
 かたつーむり・だァ〜いさァ〜くせ〜ん♪歌まで歌えるぞ。
● 京都の人はみんな「〜どす」と話すと思われている事を笑い飛ばせるぐらい自分は寛容だと信じ込んでいる。
 寛容というか諦念というか……。
● 京都が日本の中心だと思っていて、いつか天皇は京都に帰ってくると信じている。
 信じてナイナイ。帰ってこないで。なんか市内通行とか不便になりそうだし、御所でヒルネもしにくくなりそうだし。
● 本音と建前を完璧に使い分けることができる。
 完璧じゃないけど、まぁできる方でしょうか。
● 高山彦九郎・皇居望拝の像で待ち合わすとき「土下座前」と言う。
 メッチャ言います。
● 深夜番組のCMというと「岩田呉服店」と「亀岡山田木材経営団地」と「出町輸入食品」と「いずもや」だ。
 岩田と出町は知らんなぁ。「ヨイショ!ドドドン!」と、「あそこのものだんねん」 は幼少時から刷り込まれてるぞ。
● 子どもの頃のおやつは西村のエーセーボーロだった。
 生協のどうぶつビスケットでした。
● 道に迷うと「丸竹夷二押し御池姉三六角蛸錦〜♪」を歌う。
 東西の通りは頭に入っているので歌いませんけど「寺御幸麩屋町富柳〜♪」は時々歌う。
● 石匠6代目河波忠兵衛が7代目に変わったとき、6代目の安否が気遣われた。
 何それ?
● 大丸百貨店のことを「大丸さん」と呼ぶ。
 呼ばない。
● 北野天満宮の牛の頭をなでた手で、自分の頭をなでたことがある。
 あります。つーか父の実家が北野天満宮の向かいでした。
● 広告を書いたバスは、景観を損ねるので古都京都にふさわしくないとは思うが、損ねるほどの景観がもはやなくなりつつあることには見て見ぬフリをしている。
 「景観がなくなる」というより、単純に変わって来ているだけのことでは?今じゃ京都のひとつの顔みたいに思ってる人もいる京都タワーも、建造時にはかなり顰蹙ものだったらしいし。
● 国語の時間に「擬音語」を「祗園語」と聞き間違えたことがある。
 なわけねぇだろ!
● CDを買うのは十字屋だ。
 十字屋って全国チェーンじゃないの?IMEでも変換できたし。
● 「しかし、よくご存知ですねえ!?」と言われると、つい「ええ。わたしら二人、あすこのモンでんねん」と返してしまうクセが抜けない。
 ……はい。
● 市バスを乗りこなす自信があるので、地下鉄はほとんど利用しない。
 チャリで縦横無尽に駆け巡るので、どっちもほとんど乗らない。つーか市バス邪魔。
● 街中でちょんまげ姿の侍や腰元の姿を見ても驚かない。
 うん。
● 他府県、とくに東京に行くと大阪人と間違えられるのは、大いに遺憾である。
 というより「関西人はみな芸人」と信じている人は、ちょっと引く。
● 「3時です」と言われると「宇治茶です」と続けたくなる。
 ならへん。
● 夏になると紅葉パラダイスのプールへ泳ぎにいった。
 はいはい行きました。ハダカー天国ッ こーよォーパラダイスッ♪
● 京都駅ビルの階段をダッシュで上った(上ろうとした)ことがある。
 あるけど、「駆け上がり大会」には出たことがないです。
● なんちゃって舞妓とほんまもんの舞妓さんの見分けがつく。
 本物しか見たことがないのでわかりません。
● 京のぞみちゃんを知っている。
 なにそれ?
● 嵐電、叡電といえば、なんのことかわかるが、京福電鉄と言われてもピンとこない。
 分かっているけどキませんねぇ。つーか「京福」じゃ嵐電か叡電かわからんやん。
● 「おたべ」・「生八橋」は、久しく食べていない。
 おぉ、そういや食ってないなぁ。
● 清水寺、金閣寺、三千院、三十三間堂など、名所に行ったことがない。
 金閣寺はガキの頃、三千院は先日仕事で行った。銀閣寺も行ったかな。つーか京都の名所は鴨川でしょ。
● 昔、河原町のジュリーに会ったことがある。
 ない。
● 東大より、京大のほうがノーベル賞受賞者が多いことが自慢だ。
 あんまり関係ないかな。
● しかし、京都出身の京大生が意外と少ないという事実には触れて欲しくない。
 だからどっちでもいいよ。
● しょっちゅう他府県の人に「京のぶぶ漬け」の話をされるので、否定するのがじゃまくさくなって、つい曖昧な返事をして誤解を招いている。
 あ、それメッチャある。
● 日本共産党の候補に投票したことがある。
 ありまつ。
● 他府県に対して、根拠のない自信が満ちあふれている。
 いや、別に特に……。
● 祇園祭の宵山は毎年行くが、鉾の巡行は見たことがない。
 山鉾巡行の日は試験だしね!仕事だしね!
● 五山の送り火の自分だけの最高のビュースポットを知っている。
 近所の橋の上。
● 上ル、下ル、西入ル、東入ルなど、住所通りに歩けば、必ず目的地にたどり着く住所表記は便利だが、いかんせん長いので、書類等に書き込むとき、スペースが足りないのがやっかいではある。
 まさしく。
● 他府県で道に迷うと、自分ではなく碁盤の目になっていない道が悪いと思う。
 「不親切な街やなぁ!」と声に出してしまった経験アリ。
● 先人の作った功績を自分の功績と勘違いしているフシがある。
 そんなハズカシイことしません。
● 国宝の建物に落書きをしたことがある。
 御所に投石したことはある。
● 奈良に軽いライバル心を持っている。
 ないない
● 友達に寺の息子(娘)が3人以上いる。
 昔一人いた。
● 住所に「上ル、下ル」が入っているのが自慢。また入っている住所に憧れる。
 入ってないけど、入れようと思えば簡単に入れられるんじゃないの?京都なら。
● 基本は薄味だが、ラーメンだけはこってりじゃないと気が済まない。
 テンイチ、並こってりはデフォルト。
● 「牛若丸の未来くん」のステッカーを持っている。
 ピンバッジは昔持ってた。
● 土建屋よしゆきが現場で働いているのを見たことがある。
 ないない。
● 山崎弘士と尾崎千秋を知っている。
 だれそれ?

 というわけで、あんまり京都人っぽくないのかな?該当する所としていない所の差が大きいな……。


■2003/07/11(Fri.)■

 仕事で、フジフィルムのデジカメドライバをダウンロードする必要があったのでサイトを訪れてみたところ、ぜんぜん入れない。会社のマシンの具合かなぁと思って、exit君に試してもらうが、フジ側が落ちていたようだ。仕事中だったのにスマンカッタのです。いやしかしありがたかったっす。持つべきは友。ついでに「Palette」に書き込みがあるかと、お気に入りのサイトいくつかが更新されているか、見てもらえばよかった。

■2003/07/10(Thu.)■

 先輩様宅でスシパーティー。昨日に続いて宴連チャンでございます。呑みは何日続いてもいい。晴れの日のようなもんですな。

030710.jpg といわけでウデの見せ所でした。ネタ吟味からスシメシの握りまで。アッチとバカ呑みばかりしていた日々はついに表舞台にたち、皆様のお役に立つことができたのです。あぁ、アッチに感謝。先輩様宅にはなぜかスシオケが2つもあり、ひとつをネタ盛り付けに使ったのですが(右上)、なかなかどうして良い雰囲気。

 みなさんはビールやらワインやらあおってはりましたが、俺は昨夜の教訓を活かしてとっとと純米酒に移行。気がついたら一人で4合ほぼ空けてました。あらー。

 宴の幕引きは突然やってきた。なんとなく会話の輪を離れてヒマになった時に、俺が後片付けを全部やっておいたために、皆、本当に唐突に「じゃぁ、そろそろ」ということで帰っていってしまった。片付けも終えてまさにいい気分でとっぷり酒の世界に浸っていた俺は頭上にいくつも「?」マークを浮かべて、当然そのお開きの波に乗れようはずもなく、家主様としつこく飲んでましたとさ。いや、すまんかったです。……って、ここ読んではりませんけど言ってみる。


■2003/07/09(Wed.)■

 部長が、ウチの部署全員をひきつれて晩飯をおごってくれた。夏に向けての壮行会だそうな。それはいいのだけど、その話が来た先週末から、部署の大きなカレンダーの9日の所に赤字で「オゴリ」と大書されているのはどうなんだろう。

 会社近所の鉄板焼屋にてカンパイ。色々食って呑んで。ウチの会社、セイカ卒が一番多いなんて初めて聞いた。はいそこ!「きっと変人が多いんや……」とか言わない!!

 宴もたけなわの頃、部長が牛スジをのどに詰まらせた。詰まらせたと言ってもサカナの小骨がひっかかった程度のものらしいが、どうにも気になるらしい。気を利かせた先輩さんが、厨房の方へ走っていった。何やら会話が断片的に聞こえてくる。

「おにく……詰まって……ひっかかって……ごはん……飲み込んで……ちょっと……ホントにちょっとだけ……」

 戻ってきた先輩様の手には、手のひらサイズのおわんに盛られた少量の白ゴハン。一同「ホトケサマかよ!!」とツッコミ。

 俺はと言えば、ビールばっかり呑んでオナカイッパイになり、あまり食えず。無念無念。はやいめに日本酒に移行すべきだったか。


■2003/07/08(Tue.)■

 今月4日に、H"の新機種が発売された。まだ実機もモックも見てないのだけど、Eメール放題対応で、H"初の内蔵カメラ付き、ということだ。4月に発売されたAirH"Phoneのようなブラウザは搭載していないらしい。うーむ、アタマをひねるトコロだ。AirH"Phoneはメール放題未対応だけど、ブラウザがあればちょっとした調べものなんかに重宝するだろう。一方新しい機種は何よりメール放題が気になるところ。ソニーのU-10を買ってからめっきりH"で写真を撮らなくなったけど、内蔵型となるとまた写真との関わり方が変わっていきそうでそれも楽しみな気がする。

 というか、本当に機種変(というか、キャリア乗換え)して欲しいのは相方の方なんだが。H"のライトメール同士なら機種関係なく無料だし、街で見かけたヘンナモノ写真も送り送られできるしなぁ。つーかドキュモって今時メールにファイル添付できないってどうなん?いや、最新機種はどうなのか知らないけど。

 何をどう考えた所で、お互いそんな所にかける費用は皆無なのだけどさ。


■2003/07/07(Mon.)■

 昨年春にWinXPに乗り換えたわけだが(もう1年になるのか!)、このXPのビジュアルスタイル「luna」は、発表当初からもっさいと思っていた。だもんで、導入してすぐにカスタマイズでWindowsクラシックの設定にしていたのだけど、ネットで色々見ていたら、かつてのefxなどのように、ビジュアルスタイルを色々変更できるツールがあるようなのだ。ご多分に漏れず「MacOS化」のサイトも数多ある。

 そんなわけで僕もここ数ヶ月、いろんなビジュアルカスタマイズを施して遊んでいたのだけど、今日フト思い立ってそういうのを全部はずして、元のWindowsクラシックな環境に戻してみた。そういうの一切合財ヤメ!にしたら、驚くほど軽くなった。どんなアプリもサクサク小判です。機能美とはこういうのを言うのか。いやスバラシイ。


■2003/07/06(Sun.)■

 アホみたいに一日中ゲームの『チンギスハーン』をやってました。光栄の『信長の野望』『三國志』に並ぶシリーズなのだけど、最新作の(といっても発売はだいぶん前だが)コレは、漠々たる草原に自由に牧場や住居、工房などを建設することができ、さらに何もないところにいきなり都市(モンゴル風に言うと幕営拠点)を作ることができるのだ。さながらシムシティーです。そして、建設命令を出すと、小さな小さな配下武将がマップ上に出てきてトンカン工事を始めるというリアルっぷり。このモンゴルシリーズは、信長や三国志と違っていつも内政システムが個性的で楽しい。戦争そっちのけで牧場を増やしています。メェェェ。

 夜中にハッとわれに返り、いきなり肉じゃがを作り始める。明日からまた弁当の日々なので、下ごしらえなのだ。主夫はつらい。


■2003/07/05(Sat.)■

 昼ごろ起床。昨夜は俺のほうが一足先に眠りについてしまったそうな。アッチは宴の残骸を軽く片付けて、押入れからフトンを引っ張り出し、オレに枕を放り投げてくれたようなのだけど、その瞬間オレは目にも留まらぬ速さでマクラにとびついたらしい。がばッッ!!!!!

030705.jpg 今日は彼はなぜだか「腹が減った」の連発で、天丼を出前したにもかかわらず、まだグゥグゥ言っている。そこで田舎から送られてきた大量のジャガイモをなんとかすべく、ポテトチップス作りに突入した。「突入した」って、作業はほとんどイモをスライスするのも、揚げるのもアッチがやってくれたんですが。市販のもののような極薄スライスはやはり困難をきわめたのだけど、たまに何かの拍子で向こうが透けるぐらいの薄さのものができ、そういうやつは揚げるとなんだかホンモノのような仕上がり。狂喜乱舞の我々。

アッチ「見てみぃコレ!!芸術作品やでぇ…(ウットリ)」

 小一時間かけて作られたポテチは、ものの10分ほどで残らず我々の胃袋におさまった。どこか釈然としないものがある。


■2003/07/04(Fri.)■

 今日シメキリの案件が3つも。できるかぁー!!というわけで早々に見切りをつけて夕方からアッチと合流(こんなことしてたら見切りをつけられるのは俺のほうかもな)。そういやこうやって夕方からゆっくりと時間をとって呑むのは久しぶりじゃぁないか。

 風呂に行って、ビールをのんで、枝豆をもそもそ食らいつつ、バカトークに終始。今日はアッチが休日だったため、七条商店街でトビキリの刺身を買ってきてくれているらしいのだが、それらメインディッシュを楽しみにぐいぐいビールをあおって、日本酒に移行し始めた頃から2人とも完全にヨッパラッてしまった。

 これ以上酔ってはせっかくの魚の味がわからん、ということで冷蔵庫に待機状態のサカナちゃんを出してみたら、これがなんと皮つきウロコつき。アッチいわく「魚屋のオッチャンは、簡単にとれるって言うてたで」ということなのだけど、なかなかどうしてここで2人して悪戦苦闘。26にもなって魚のひとつもロクにさばけないというのはまったくもって情けない話だが、弁当とキャンプで鍛えた料理のウデなんて所詮こんなものなのだ。余談だが、恥ずかしながらゆで卵の作り方というのも実はよく知らない。タマゴは焼くほうが好きだからだ。

 そんなこんなで、刃物を持つ緊張感から酔いは一気に覚め、おかげで日本酒および肴をおいしくいただくことができました。えへ。

 両腕は完全回復。調子に乗って腕をブン回したり、マッスルポーズをしているムービーをアッチに撮られました撮らせました。今、そのムービーを改めて見てみたんだが、アマリにアホすぎるので載せません。


■2003/07/03(Thu.)■

 思うわけですが、「大」の方をもよおした時、以下のどちらの方がくやしいだろうか。

1.食事の直後
2.風呂の直後

 いずれも甲乙つけがたい。


■2003/07/02(Wed.)■

 ようやく手がマトモに動くようになってきた。ホンマに一時はどうなることかと思った。オレのヒジ関節は、もう一生約130度固定のまま生きていかねばならないのかと本気で思ったぞ。両腕が自由に曲げ伸ばしできることがこんなに幸せだったとは思わなかった。

× × ×

 会社の同期様が、ナツメロが好きだと言っていた。トシがいくぶん離れているので「ナツメロ」とか言って俺がリアルタイムに聴いていた曲だったりしたらそれなりにショックだなぁなどと思っていたら、どうやら正真正銘のナツメロらしい。最近また7188の『虎の穴』を聴いたりして、原曲が気になっていたので、とりあえずピンクレディーの『ペッパー警部』をリクエストしてみたところ、彼女のお気に入りナツメロセレクションCDをわざわざ作っていただくことに。いやはやおそれいります。

 帰宅後早速流してみたのだけど、ナンダコレハ?狙っているのか真面目なのかよくわからないセレクトだ。『ペッパー警部』に始まり、『襟裳岬』『五番街のマリーへ』と続くのだけど、突然「いなかっぺ大将」の歌が始まったり、そしてまたナツメロに戻ったかと思うと、油断した頃にいきなり『あさりちゃん』が。シメに「そこが渡世人のつれえところよ!!」と、トラさんのセリフ。もう全然わからない。

 オレも対抗してマッドセレクションCDを送りつけようと画策中なのだ。


■2003/07/01(Tue.)■

 月が変わっても腕はまだまだ痛いぞ。しかし今年はホンマによう降る。もうエエっちゅうほど。百姓様方はやはりお喜びのダンスをお踊り中でしょうか。

× × ×

 また仕事が立て込んできたので、最近少し残ってやる日々が続いています。入社したてでまだあまり作業のない頃は、定時になるとやることもないので(定時以前からやることがなかったりもしたが)ほぼ真っ先に「オサキニシツレイシマァス」と言ってチャリチャリ帰っていったものだった。しかし内心は「新米のクセにイの一番にそそくさと帰りやがって」などと思われていないか気が気でしょうがなかった。

 もうすぐ3ヶ月を迎える最近はそのようなこともなく、遅いときは3時間ぐらいイノコリをしているのだけど、それはそれで「新米のくせに残業代ガッポリせしめやがって。オメーの手がとろいから仕事がたまってるんじゃねぇのかよ」などと思われていないか気が気でならない。

 どっちに転んでも、気の休まる時はないのだ。



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