■2002年 総括■
なんなんでしょうか、このユルい1年は。
ここに書くようなことが何一つ浮かばなくて、さっきからウンウン頭をかかえて唸っておるんですけども。まぁ昨年がチョイと波乱万丈過ぎたってぇのもありますが、それにしたってなんかあまりにもその日暮らしすぎたんじゃないかと。
研究はさすがに進みました(てか、進めないとヤヴァイ)。7月の中間発表では赤ッ恥こいた上に、秋口からサコやS先生にハッパをかけられまくったのでどうにかこうにか先が見えてきている状態です(2002年末時点で)。これは、論文の最後の「謝辞」の部分に書こうかと思っているんですが、いや「謝辞」なんて本なんかでもよく見ますけど、ホント社交辞令なんだろうなぁと思っていたんですよ。ところがどっこい、やはりモノを作るというのはとてもひとりじゃやってけんもんなんやな、というのを実感しております。
思えば年はじめ、新入生研修行事の仕事からはじまって、いろんな人にいろんな場面で協力してもらったり、助けてもらったり、励まされたりの1年間だったように思います。それに答えるべく最善の努力をしたかと問われると、たちまち答えに窮してしまうのが情けないというか申し訳ない気持ちで一杯なんですけども。
制作は、やはりというかなんというか相変わらずスローペースどころかほとんど停止状態で、ペインターを始めてみたぐらいでしょうか進展は。近頃では身内にこの『Pallete』を日記サイトとして認識してブックマークを日記の最新版に入れているヤツもいるみたいで、いやはや情けないことです。
……アル中もなおんなかったしネ!
ただ、昨年末に書いた、
「どうでも良くないこと」ってのをいくつか持っておきたいと思います。
こいつだけはなんとかなりました。というか、こいつひとつに付随して色んな「どうでもよくないこと」が2つ3つ4つ5つ……あうあうぁーてな感じで、1年間ユルみっぱなしだった俺はチョイとアップアップでございます。
さて、ガッコ行けるのもあと3ヶ月です。もうさすがに待ったなしのようです。どうなるんでしょう。悟空は、セルが現れた時、クリリンに「怖いか?うれしいか?」と訊かれて「……両方だ」と答えてたんですが、そんな感じでしょうか。とにもかくにも今年も1年間俺と関わってくださった全ての方に感謝します。どうもありがとう。
■2002/12/31(Tue.)■
昨夜呑みまくった割にはスッキリお目覚め。昨夜の洗い物をして、日記を書く。年内にリアルタイムに追いつかなかった(今も追いついてませんが)。後、年賀を兼ねたトップのイラストを描いて、アップの準備だけしてexit邸へ。毎年恒例の、高校時代のメンツと「忘年&新年いっしょくたの会」だ。
今年はかにすきにしようということで、近所のスーパーへカニを買いに行ったんですよ。鮮魚コーナーに、自称「ナニワの江戸っ子」というオッサンがいまして、かなり格安にまけてもらえました。それはいいんだが、このオッサン年末だからかなんか分からんけど、やたらとハイテンションです。ていうか「江戸っ子“やで”!」って(笑)。どこが江戸っ子やねん。
東京からしゃら君も迎え、軽く鍋を始めたら、寝てしまった。相変わらず日付変わる瞬間は寝てた模様。
どうでもいいけど、カニばっかり食ってるとやたらと屁が出ます。しかもくさい。ブーブーブー。
■2002/12/30(Mon.)■
午後から洛北カナートへ買い物。ステキなコートを購入。こうやってホントごくたまーに衣類に食指を動かしてみたりなんかすると、ナイスタイミングでツボなものに出会えるのがいい感じ。
帰途、明楽ン家に寄る。今日は夕方から2人忘年会をするということなんだが、色々と料理を持参してくれるというので、ちょっとでも荷物を軽減してやれたらと思ったんですが。……宅急便が来る都合で家にいなければならず、買出しにも行けていない状態だそうな。で、なぜか買い物に行かされる俺。
そんなこんなで一旦別れて、夜にウチで再会。開宴の時間が実は未定だったんですが、夕方ごろメィルが入りまして。
「6時半からドリフがあるから、見ながら呑ろう」
……というわけで6時に決定。ドリフで決まる開宴時間。でもドリフなつかしくて良かった。80年代してますなぁ。
宴も佳境に入りますと、ノロケ合戦からエロトークまで。楽しかった。
■2002/12/29(Sun.)■
アッチと寺町通りをうろついてました。寺町って久しぶりだったんですが、「ナカヌキヤ」とかいうフシギなお店ができていたので入ってみることに。1階は普通の食料品売り場。スーパーです。2階にあがるとなんだかディスカウントショップみたいになっていて、オモチャとかレジャー用品とかいろいろ揃ってる。3階になると家電・パソコン売り場。ようやく寺町っぽく。
それはいいとして、店内で休むことなくかかっていた「ナカヌキヤ」のテーマソング。
ナカヌキヤ ナカヌキヤ 抜いて抜いて 奉仕する♪
……コレ相当ヤバイ気がするのは僕だけでしょうか?歌詞もさることながら、メロディーも単調で、5分もすれば嫌でも口ずさんでしまっているという悪魔の歌。オフィシャルサイトは下から。ページ開くといきなり↑の歌が流れるので要注意。
■2002/12/28(Sat.)■
本日帰京。
圏内に入ったとたん、山のようにメールが入って来ました。急遽決めた岡山行きだったので、誰にも連絡してなかったんですよ。いやみなさんどうも申し訳なかったっす。
■2002/12/27(Fri.)■
岡山の家には原チャが一台あります。京都の親の家からもって行ったやつだそうですが、ほとんど誰も乗っていない模様。「免許取るならゆずってもエエで」ということでホクホク。早速試し乗りっていうか、練習。人っ子ひとり通らない私道っつーか農道で。
しかし田舎の山間部は強烈な冷え込みで、1時間ぐらい暖気してました。1時間。今の大学ならチャリで2往復できます。
動き出したらまぁまぁ快調で、そこそこに楽しかったです。フツーに楽しくて、なんだか物足りない感じ。
夜はまた宴会。しかし田舎って、ホントに話すネタと言えばご近所の噂話ばかり。どこそこの家の誰が何したとか、この前の祭ではどうしたとか。あ、そういや「今度アッチ君を連れておいで」とか言っていたので、その時は延々ガンダムネタとかflashネタで埋め尽くしてやろうか。
■2002/12/26(Thu.)■
両親が岡山の田舎に家を建ててから半年以上が発ちました。向こうでは「実の息子が一度も家を見に来てないとはなんたることか」と、ちょっと批判の声が高くなっている模様でして、ついに観念して行ってまいりました。クルマで4時間ちょい。
おぉ!すげぇ!平屋で天井高い!囲炉裏つき!
……H"圏外。
祖父母も招いて、何年かぶりに5人で宴。ていうか俺だけ住人ではないのでずっとノケモノだったんですけどね。何しに来たんだ俺は。
■2002/12/25(Wed.)■
『20世紀少年』の主人公は、かつてのロック青年。40路を前にして、とある事件に巻き込まれることに。決戦の後、現在は行方不明という状態でストーリーが進んでおります。決戦の直前、彼は路上ライブをやっていたんですが、その曲が今日発売の11巻にフロクでついてくるという!!!
いや、漫画で見た時、歌ってるフキダシの部分(歌詞の部分)の横ッチョにコード進行が書いてありまして、「オイオイ曲まで作ったんかい」と思ったもんなんですが、よもやCD化されるとは。こんな風な「大人が本気で遊んじゃった」系の企画は大好きです。
■2002/12/24(Tue.)■
相方様とカフェでお茶してたんですよ。店は割と混んでいて、通りに面した長ーいテーブルの端っこに2人並んで座っておりました。僕の反対側隣には、若いサラリーマンの男が2人。なんかITベンチャーっぽい会話が交わされており、何とはなしに耳を傾けていたんですが、フト気を逸らせていたスキに話題が変わっていた模様。
男「…でね、“ハゲ”に“おなじ”って書いて、“ハゲドウ”って読むんですよ。これは“激しく同意”の略で云々かんぬん……」
出た、リアル2ちゃんねらー。この男、基本的に何かと2chに対して批判的です。自作自演がどうのとか、ヒマ人の巣窟だとか。ていうかオマエもしっかり見てるんやんけ。で、相方様と2人で「ちゃねらーや」「ちゃねらーだ」とかヒソヒソ言い合っておったんですが。
男「でも、あの“絵”はナカナカ面白いと思うんですよ」
吹きました。2人同時に。でまぁ相方様はこのことを兄上様にお話しになったそうで。「こんな所にちゃねらーがいた!」と。
兄様「オマエモナー」
……あかん、もうだめぽ。
■2002/12/23(Mon.)■
……お?
……おぉぉ?
↓
……もはやコレにしか見えんではないか。
■2002/12/22(Sun.)■
駅でものすごい光景を目の当たりにした。
夕方の帰宅ラッシュの時間で、けっこう人が多かったんだけど、ホームから降りる階段の下の所に整理員がいて、ぺかぺか光る棒を振りながら誘導を行っておりました。
「できるだけ横に広がらないようにおねがいしまーす!!」
ビヤ樽みたいなオバサンの誘導員が。まずアンタの横幅をなんとかしたら、そうとう行き来が楽になるんじゃないかと。それともあれは誘導員を装った、新手のストリートパフォーマー(ジャンル:不条理コント)だったのか!?
■2002/12/21(Sat.)■
ひたすら相方様へあげるモンを作っておりました。手芸なんて小学校の家庭科以来です。でも、当時習ったナントカステッチとか、ミシンの使い方とかあんまり役に立ちませんでした。
思えば1人暮らしももうすぐ9年目。もっと裁縫とかやっていてもいいはずなんですが、ボタンつけとか繕い物もあまりやった覚えがありません。一瞬不思議に思ったんですが、すぐに解答が。
気にせず着てる。
……ちょっと反省しました。主夫への道のりはまだ遠い。
■2002/12/20(Fri.)■
断酒が意外と続いていて、本人もビックリしています。
が、ずっと寝まくっていた日々が続いたので、こればっかりは体がついてきてくれない。酒は買わなきゃ呑めないわけで、特にこう寒いと買いに行く気も萎えて丁度よろしいんですが、こう見えても旅慣れてる俺、どこでも寝ます。大都市の駅前、こっちで言うと京都駅烏丸口みたいなところでも平気で寝てたこともあるんです。そうすると、「……ちょっと仮眠」とか言っても、たちまちのうちに
仮眠→本眠→惰眠
というスーパーゴールデンデラックスコースに突入してしまうわけで。それでも最低限の努力として、あんまり寝心地が良くならないように、仮眠の時はフトン敷かずに寝てるんですよ。それでも、コンクリートの上で寝てたことのある俺にとっちゃぁ畳なんて極楽なわけで。なんせ屋根あるし。
何かと敵は多い。
■2002/12/19(Thu.)■
夏に東京に行った時、しゃら君やnarco嬢に「suica(すいか)」とかいうやつを見せてもらった。JRで利用できるプリペイドカードなんだが、使い捨てじゃないところと、改札に挿入しなくて「かざす」だけで通過できるという点が新しいらしい。もっとも、前者はウチの食堂で5年ぐらい前から実践済みですがねプププ。
食堂はいいとして、このsuicaの関西版がもうすぐ始動するらしい。関西私鉄で一元利用できるプリペイドカード「スルッとKANSAI」との連携もビジョンに入っているとかで、なかなか楽しみなんである。俺はあんま電車乗らんけど。で、この関西版suicaのネーミングなんだが、
「イコカ」
調べてみると「IC Operating CArd」の略だとか言ってるけど、コレ絶対関西弁の「行こか」とかけてるって。ちょっとベタすぎやしません?関東のsuicaは「すいすいカード」の略らしく、くだもののスイカがシンボルマークになっているようだが、こっちではどうなるんやろ?
■2002/12/18(Wed.)■
徹夜明け、地域研究概論TAのために登校。TAの時間よりかなり早めに行って論文の作業もやってたんですがね。で、久しぶりにサコと対面。マリの話が面白かった。今日で今年の授業は終わりか・・・。
助手バイトさんに相方様へのおくりものの作り方でアドバイスもらったり。夕方帰ってきて爆睡。徹夜したってこれじゃ意味ない。数時間仮眠して、夜中からパチパチと作業、作業、作業。そうそう、気分転換に最近のお気に入りスポット、近所の屋上へ行こうとしたら、そのビルの入り口でドアの存在に気付かず、思いっきり顔面をクラッシュ。ちょっと磨きすぎなんじゃないですか?
さては無関係者の侵入を阻止する新手のトラップか!?
■2002/12/17(Tue.)■
サコ「貴様の理論はすべて見切った。貴様の負けだ」
おれ「うそだぁぁぁー!!俺はまだ負けてない!!俺にはまだ断酒モードがある!!あらためてあんたに、論文ファイトを申し込む!!」
というわけで、もう逃げも隠れもしません。ていうかできません。遅いですかそうですかそうですね。
■2002/12/16(Mon.)■
とあるメールを探し出したくて、件名でソートしてたんですよ。そしたら、
一番上の「あのね」はともかくとして、なんだこれは。ちなみにこれ、人別に整理したメールボックスじゃなくて、一番ルートの「受信トレイってやつ。だから色んな人からのメールがごちゃまぜに入っているんですが、みんなちょっと笑いすぎなんじゃないのか。
……なんかいっこ変なのがまじってるし。
■2002/12/15(Sun.)■
ジッタリン・ジンの歌で、『アニー』っていうのがありまして、「自転車に乗って毎日フラフラ君の町まで行き 自転車に乗って君とすれ違うたびいつもこころで叫ぶ♪」・・・・・なんかこれ今聴くとすげーヤヴァイ感じがするんですけど、実際にやってると警察とか行かれそうだな。
× × ×
はてさて、相方様のおくりものの作り方を求めて自転車でフラフラ洛北カナートへ。立ち読みで要件を済ませて、明楽に具体案を聞こうとお邪魔しました。非常に参考になって助かったんですが、机の上にボーン!!と避妊具を出しっぱなしにしておくのはどうかと……。
話が終わって、ちょうどポトフを作っていたところだったというので、少し御相伴にあずかりました。しかしこのポトフ、買ってきたそのまんまと思われるバカデカい鶏肉がボーン!!!と。明楽の煮物は、味付けはいいんですが、なんかこう萎えるものがあります。
ボーン!!ボーン!!本人に反省の色が見られないのが非常に明楽らしくて良いカンジかと(褒めてます)。
ところでこの日記を書くにあたり、さすがに「避妊具」とか書いちゃっていいのかなと思い、明楽に確認の電話を入れたんですが、笑いながら「ええでー、別に」と快諾をいただきまして。「どうせやからこの電話のこともネタにして書いておき」と、スバラシイアドバイス付きで、ええ。
■2002/12/14(Sat.)■
なーんにも考えずにスーパーに買い物にいくのは楽しい。楽しい。なにたべようかなー、なにつくろうかなーってかんがえながらあるくのがスキ。ウヒョヒョ。
× × ×
相方様にあげるおくりものですが、とつぜんひらめいた!!メガヒットアイデアです!問題は作れるかどうかだが。また自作かよ……とかつっこまんといてください。ええ。
■2002/12/13(Fri.)■
4回ゼミTA。「今週は厳しく指導しまつぞムフフフ……」とか思ってたら、3人しか来んし!!
× × ×
全然関係ないけど、研究室に「アル中度チェック」みたいなものがあった。いくつかの質問に答えていって、それによって点数が上下していく。全部の質問に答えたときの最終的な点数によって判定が下るのだが。2点以上だとかなり危険らしいが、俺は12.6点だった。おいおいおいおい……。
いや、ていうかさ「お酒が原因で、大切なものや人を失ったことがある」とか「お酒が原因で警察の世話になったことがある」で、yesを入れたらもうそれだけで6点とかだし。
■2002/12/12(Thu.)■
人文学への視点TA。サコクラスで教師代打。なかなか元気一杯で感じのいいクラス。やりやすかったよ。たまに先生やるとたのしいね。
終了後、食堂で猫松さんやそのゼミ生と遭遇。「抗菌パワーわさび見ました」とか言われてひるむ。まったくどこで誰が見ているかわからなくなってくるものです。宣伝とかまったくしていない状態でコレだから、もっと活発に活動なんぞを始めたら、それこそ街で声をかけられたりするのかしら?大手の人たちってそんなんなのかなぁ。
■2002/12/11(Wed.)■
サコさんが出張で地域研究概論が休講になり、TAもお休み。S先生は、「もう今の時期は授業に出ている暇があったら自分の論文をがんばりなさい」とかでお休み。家でシコシコと論文の作業作業作業。むひょー。
× × ×
そんなこんなでネットコミュニケーション関連のテキストを最近よく読むんですが、チョイチョイ「しょせんコード化された、ドットの集合体(=文字)で、冷たい感じがする」っていうのを見かける。でも、そんなことを言ったら鉛筆の線は炭素の粒子の集合体だし、人間の表情だってタンパク質の集合体である。身体性やキャラクターなんて、受け取り側がどこまで読み取る気があるかどうかなんじゃないのかって気もしてきた。
例えば俺が今打ってるこの文章は、知人たちに言わせると(巧拙は別にして)、非常に楽人らしい文体だと言われる。これまでネットの人で実際対面した人も、大体文体から読み取れるイメージそのまんまな人が多い。もちろんそうでない場合もあるんだろうけど、それはそれで、イメージが正反対だったということは、何がしかのイメージを強烈に持っていたからこそ起こる現象じゃないか。
あたたかい人は、どんな手段を使っても温かいし、クールな人もまた然り。文字がデジタルかアナログかなんて、非常に表面的な議論に感じるのだけど、いかがなもんでしょな。
■2002/12/10(Tue.)■
ようやっと論文をHTMLにして公開。先生方や知人友人からコメントを受ける用のものなので、ここには公開しませんけども。で、主要な先生と知人たちにお知らせを送ると、早速半分ぐらいの人から何かしらのコメントが帰ってきた。うれしいね。もっとはやくやってればよかった。「読みたい」って言われたらやる気出る。これは漫画も絵も日記もそうなんだけど。
ガキの頃「誰のための勉強や!?自分のためやねんで!!」と、親や先生によく怒られたことを思い出した。俺に限って言えば、自分のためのことなんて、あんまり興味が出ないのだ。そりゃぁ、リクエストに応えられることがまわりまわって自分の快楽なわけで、最終的には自分のためなんですが、間にやっぱ他人がはさまってないと燃えないカモカモ。
■2002/12/09(Mon.)■
相方様へのおくりものについて。お互い初めてのおくりものなので、2人してウンウン考えておるわけです。で、向こうは俺の酒好きを知っておりまして、「お酒っていうのもあるねぇー」とか言い出すんですね。でもちょっと待て。お互い「常時携帯グッズが良いね」という話をしてなかったか?俺は常時酒瓶を持ち歩かねばならんのか!?ということで軽くツッコミを入れたところ、
相方「重いよねー」
……そういう問題か!!??
■2002/12/08(Sun.)■
相方様のクリスマスプレゼントを求めてカナートへ。しかしロクなものが見つからず、結局天丼食って帰ってきただけでした。やっぱ人のモンを買うんはちょっとニガテです。自分のモン買うのは得意なのかという疑問はさておき。だいたいが、ちゃんとキモチこめて贈りたいものってぇのは自作してきたんで、売ってるものってどれもこれも一長一短に見えて仕方ないんですわ。ま、雨で気分がすぐれなかったというのもあるんですが。今度晴れた日にまたあちこち回ってみよう。
× × ×
ところでここんとこ「10年前」というのがキーワード化しつつあるのだが。ホラ、今までだったら10年前って、記憶も無いぐらい昔のことか、ほんっとうにガキの頃かだったわけですよ。それが26にもなってみると、16歳ってわりと最近のような・・・。アッチとかexitくんともすでに知り合ってますし。ところが!!!今日ゆっきーのサイトを見たら、10年前が大学生なんですね!!ワヒャヒャヒャヒャヒャ!!!さすがの俺も、大学生はつい最近ですわ。
さて、36歳の俺は何を思ってるのか。……とか言って、今年の9月19日の日記みたいに、いまだに学生(博士課程)とかだったら再起不能だな・・・・・。
■2002/12/07(Sat.)■
論文、書いては消し、書いては消しで結果として一進一退。っていうかHTML作業ぐらいすぐやれよまったくなぁ。
深夜、煙草を買おうと思ったら万札しかなく、それだけのためにファミマへ金をおろしに行くハメに。だりぃ。どうでもいいけど、ヤイコの「My Sweet Darrin'」て、聴いてると「だりだり〜♪」って聞こえるよな。オマエ何がそんなにダルいねん!!って思わずツッコミを。
……ホントにどうでもいいな。
■2002/12/06(Fri.)■
サコ氏が出張でアメリカに行ってしまったため、4回ゼミを全面的に任されてしまった。しかしみんなダラけちゃっていかんねぇ。……とか言って、数週間前の俺もそうだったんだけど。
来週は厳しく指導しまつZO!!
■2002/12/05(Thu.)■
サコに論文現況提出。まぁだいたいのフレームは完成したかな。あとは埋めていくだけ……って、それがタイヘンなんだけど。とりあえずHTML化して、サコ、やその他アドバイスしてくれる方々、応援してくれている知人友人あたりにいつでも読んでもらえるようにすることにケテーイ。
あと、たまたまタイ人の先生に遭遇。web更新の仕事を依頼される。この仕事おいしすぎだぜ。
人文学への視点TAは面白かった。「学校」とそのまわりにある「境界」ってカンジのテーマで。俺はてっきり教育の問題に入っていくのかと思ったけどそうじゃなくて、学校という建物や概念の周辺にあるもの、ってカンジでした。来週はサコクラスで問題意識の掘り起こし。ドキドキ!!
奨学金の反省文なども提出。
■2002/12/04(Wed.)■
論文中間報告だったが間に合わず、家で必死こいてキーパチパチ。地域研究概論TAも休んでしまう。ううう、金がいりようなのに・・・。夕方ひとまずプリントアウトして、セルフツッコミを赤で入れまくった。やっぱ、ディスプレイ上で何度読んで確認しても、紙で改めて読むと、自分で気付くものだけでもおかしな所が山ほどある。紙マジック。
しかし10月に書いたもの、今自分で読んでも意味がわからん箇所がなんこかあってたまらんかった。
■2002/12/03(Tue.)■
昨日の話と関連してだけど、中学校の時の担任が「この世で一番こわいものは?」という質問に「時間。なぜなら、再現不可能だから」と答えていたのを最近よく思い出す。当時はそれがどういうことなのか、いまいち自分の中で了解できていなかったのだけど、なんとなくそれが分かってきたような気がする。
歳をとって、時間の流れを早く感じるようになったことも一因かもしれない。でも、それとはまた別に、長く生きていると、僕という人間に刻み付けられた歴史の重みのようなものが関わってくるんじゃないかな。
「再現できない時間」っていうのは、過去のことだ。とりわけ自分にまつわる過去というのは、体験や状況や気持ちが重なった結果。似た状況がまた起こっても、違う体験をするし、違う気持ちでいたりする。一瞬の偶然性によって刻み付けられていく自分の歴史があって、その結果として今があるわけだ。
S.N.氏は「過去の自分は、今の自分を理解するためのかっこうのテキストだ」と言っていた。マーシーは「あの時ああすればもっと 今より幸せだったのか」と歌う。
過去。再現不可能な過去。やり直し不可な過去。時間。じかん。
こわい。
■2002/12/02(Mon.)■
ダメや。アタマの中を全然文字化できない。アセアセアセアセ。
× × ×
それはさておき。6年もネットやってると、ぼくのメールボックスには、「忌まわしきログ」がたくさんある。見るとせつなくなったり、苦しくなったり、顔がほころんだり、ほころんだ後すぐにまた悲しくなったり。そういうものを、なんでまた眺めかえしたりするんだろう。それは永遠の未回答、たぶん。
でも、分かっちゃいるのにそういったものを「ごみばこ」に持っていけないのは、やっぱりこわいからだと思う。デジタルデータってこわい。「削除」のコマンドひとつで一切合財をなかったことにしてしまえる。あったのになかった、なかったのにあった。それは多分、悲しくなったりせつなくなったり、そんなことより何万倍もボクにとっては怖いことなんだろうと思う。
それがどんなに忌まわしき記憶であっても、今のぼくに至るためのカケラであることには変わりなくて、それをぞんざいに扱う勇気も度胸も、今は持ち合わせてはいない。それを持つべきなのか否か、それすらも分からないまま、ボクは今日もログを読み漁っていた。
……てか、論文書けよ。
■2002/12/01(Sun.)■
炭火の赤い部分って、ボォーッと燃えている炎よりも温度が高いという話を聞いたことがある。
僕も何年か前までは、無意味にアツくて、オリャー!!みたいなところがあって、例えるならまさしく「炎」なんですが、最近は炭火の静かな熱さ、というのはなんだかカッコイイなぁと思うようになった。火がついてんだかついてないんだか分からんぐらいなのに、実は熱く熱くなっていて、静かにパチパチ言ってる感じ。
そういえば俺、暖炉より火鉢の方が断然好き。
でも、時々「バチーン!!」と爆ぜます。先週みたいに。イヒ。
|