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■2002/11/30(Sat.)■

 『梓弓』のたゆ太呂さんの学校で、イラストサークルの展示会があるとかで、出向いて行きました。CGの出力から、水彩のバリバリアナログまで色々あって、なかなか良い刺激になったです。上手い人(プロとか)の絵を見るともちろんいろいろ勉強になるんだけど、「あースゲースゲー」で終わってしまうのに対し、こういう等身大っていうか、似た立場の人の絵を見ると、改めて自分が画面に向き合う時のスタンスが相対化しやすくて、描きたいものがはっきり見えてくる感じがとても心地よいです。

 たゆ太呂さんともお会いして、ちょっとですけどお話させていただきました。大学の漫研事情とかぜんぜん知らなかったんで、面白おかしく聞けましたよ。いや、あんま笑い事じゃないのかもしれませんが。

 帰りは四条近辺でブラブラしながら帰る。そういえば『NARUTO』のオープニング曲、もうCD出てるんちゃうか?と思って色々店を回ってたんですが全然なくて、最終手段のアニメイトへ。あんま行きたくないんスよ、ここ。なんか独特の雰囲気があって近寄りがたい。客も、店員も。でもまぁ仕方がないのでそっち方向に歩いていると、ゼミの学生とバッタリ遭遇。「あれー?お買い物ですかー?」と元気に尋ねてくる学生に対し「え、あ、うん……まぁ、その……CDを、ね?」となんかシドモドの俺。「そうなんですかー。じゃー、また!」と別れたんですが、その後辺りを見回し、コソコソとアニメイトに入店。ドロボーかよ俺は。

 てか、メイトから出てきた所じゃなくてよかった。マジで。


■2002/11/29(Fri.)■

 ツタヤにピロウズを借りに行きますた。『少林サッカー』も出ていたので借りる。1階の、レンタルじゃない方に行ったら、『少林サッカー』のサントラが置いてあり、即決即買い。映画やってた7月ごろ、オフィシャルサイトの掲示板で「サントラ出して!」とかいう話題が盛り上がっていたが、出てたんや。よかったよかった。

021129_1.jpg ところでサントラを買ったら、こんなものをくれた。『少林サッカー』のピンバッジ。わーどんな絵柄だろ?主人公のシンだったらカッコいいな。でも少林チームはオヤジも若ハゲもみんな味があるからそれはそれでイイな。ヒロインのムイたんでもいいなウヘヘなどと思いつつ、いそいそと開封したわけですよ。



021129_2.jpg オマエかよ!!!!!なんでいっつもこういうオチなんだよ俺はよぅ……。


■2002/11/28(Thu.)■

 先週代打の「予習」に行ったクラスで、代打教師本番。「教師」っつってもメインは学生の発表なので、全体の進行と、発表に対するコメントをしていくだけだったんですが。とにかくみんなしゃべってくれなくてタイヘンでした。「じゃぁ、今の発表に質問や意見のある人?」と促しても、ただただ静まり返る教室。サムい。往生しましたで。

 ところで大学院の同期に聞いたのだが、奨学金がやばいみたいだ。「継続願」とかいうやつを提出しないと、1月から振込みがストップしてしまうらしい。いや、ていうかなんでそんなところで区切ってんの?こういうのって普通3月末でひとつのくくりじゃないの?説明のパンフにも「平成14年度」って書いてあったし。

 あわてて事務局に駆け込んだら、まだ間に合うとのこと。ただし、提出が遅れた理由と、「反省文」を添えるようにってさ。反省文て!!!!


■2002/11/27(Wed.)■

 地域研究概論TA。本日もICレコーダー駆使。

 裏紙に書きなぐった「思考の断片」がたまってきたんだけど、いざ文章に起こそうと思ったら、まったく言葉が出てこない。正確に言うと、800字ぐらいの文章はサラッと書けるのだが、そんな800字がたくさんできて、お互いがぜんぜんつながってないんである。だから通しで読んだらチンプンカンプンでワケわからん。

 日記書いたら、まとまった文章を打つリハビリになるかと思ってがんばってみたのだけど、ぜんぜん。

 ヤケクソになってペインターで過去絵に着彩。


■2002/11/26(Tue.)■

 言語表現のクラス。先週提出した要約文の講評を受けた。なかなか良い感じにまとめてある、とお褒めの言葉をいただき、ホクホク。しかし、一部分だけ「こんなこと(原文には)書いてなかったよ?」という箇所があり、そこを指摘された。どうやら勝手に解釈して文章を「作って」しまっていたようだ。

 ここでも結構好き勝手な解釈をして書いてるからなぁ……。イカンイカン。

 夜は山科の親の家へ。母はもうすっかり岡山暮らしモードに入っていて、めったにこちらには来なくなっている。今日はたまたま来ていて、3人そろったわけだが、こういう風に一度に顔をあわせる頻度はみるみるおちていくんだろうな。


■2002/11/25(Mon.)■

 合宿の疲れが一気に噴き出し、一日寝てました。

× × ×

 そういや先日narco嬢と京都歩いていて思ったことが。嬢は郊外都市から都心に出て働いており、買い物をしたり友達と遊んだりというのも、都心部に出ることが多いそうな。これをこのまま関西に当てはめてみると、京都の人間は頻繁に大阪に出向いて遊ぶ、働くということになるが、少なくとも僕のまわりではあんまりそういう感じがしない。大阪に行くのって、なんだか「お出かけ〜!!」って感じがするし、僕なんぞは年間両手で足りるか足りないかぐらいしか、京都を出ることがない。

 京都、便利すぎ。

 ちょっと歩けば、山や川に行けて、ちょっと歩けば繁華街。ちょっと歩けば観光地。盆地という地形もさることながら、なんとなく全体的に京都それ自体で、ある程度は何でも事足りてしまう感じがする。まぁこんなことは何年も前から言い尽くされてるようなコメントなんでしょうけども。


■2002/11/24(Sun.)■

021123_1.jpg 「第一印象ゲーム」を終え、なんとなくbjyと語りモード。いい加減疲れてきて、朝の8時頃に中座してトイレに行き、帰ってきたらすでに撃沈bjy。はやっっっ!!!もうこの3日間、ヒマさえあれば通っていた砂浜ですが、今朝も行ってきました。波の音を録音したり、水際沿いにずーーっと歩いたり。ホント飽きないです。

 リビングルームに行くと、早起きくんがコーヒーを入れてくれてました。彼の研究のことや、卒業後のこととか、いろいろ話してました。そうこうしているうちにみんな起きてきて、近くの温泉に行こう、という話に。うーん、温泉もかなり捨てがたいが、さすがに一睡もしてないので、彼らがフロ入ってる間に学舎で仮眠を取ることに。

 もう1人お休みくんがいる部屋に行って横になり、ウトウトしかけた頃、ものすごい咆哮が。フスマがピシャーッ!!!と開いて「ウガーーーッ!!!!!起きろやーーーーーーッ!!!!!!!」と乱入のbjy。どうやらあの後モソモソと起きだし、テキーラをクイクイあおっていたらしい。で、こともあろうに「オラーーーーッ!!!!!!」とか言っておれの背中を思いっきりケッ飛ばしやがった。

プチ。

 あんまりよく覚えてないんですが、猛然と起き上がった俺、ものすごい勢いでbjyにつかみかかる。襟首をつかんで、そのまま部屋の隅へ。L字の壁際に追い込んで、そのまま襟首をゆらし、後頭部を壁にゴンゴンゴンゴン!!!ミゾに膝蹴りをガッツンガッツン。聞きつけた学生が懸命に止めてくれたんですが、あのまま続いてたら多分俺はあっさりひねりあげられるか、ポーイと投げ飛ばされてたでしょう。慣れないことはやるもんじゃないです。

 落ち着いてフト横を見ると、ビデオカメラを構えた学生がもう1人。オマエも止めろよ。

 さすがに目が冴えてしまい、結局みんなと温泉へ。bjyも連れて行ったんですが、彼はもうヘロヘロで、歩けないんですよ。クルマから降りてヨタヨタと歩いてはゴローン!!と転がったり。タチ悪ィ。で、時々「うらぁー!!」と意味不明の雄叫び。温泉の建物内に入ってもそんな様子で、さすがに施設の方が「あの、酔ってらっしゃるんでしょうか?」と聞いてくる始末。ええ、まさにその通りなんです。が、そうするとbjy1人フロに入れない。彼をこのままここに1人残してみんなで風呂に入るのはかなりヤバそうです。ということで、頭をひねった学生が一言。

「いえ!あの…ちょっと知的障害のある者でして……」

 待てやー!!!いいのかそれで!!!!かなり問題あると思うぞその発言。いろんな意味で。

 温泉はかなり良かったです。露天もあって。湯船につかって、ここでもみんなといろんな話をしました。メシ・酒・フロは、なんだか話がはずむゴールデン3点セットです。

 死にかけbjyをクルマに放り込み、京都へ帰還。もぉオナカいっぱい。


■2002/11/23(Sat.)■

021124.jpg 朝方、酔い覚ましに外へ出ました。この「丹後学舎」、海岸のホントすぐそばで、砂浜まで歩いて20秒ほど。ものすごくいい雰囲気の浜で、波の音(なみのね、と読め!)のリフレインを聞きつつ、お散歩お散歩。でも、落ちてるのはハングルの書かれたペットボトルとかそんなんで。

 午後からは研究発表。いきなり俺からのスタートでやや緊張しましたが、なんとか喋る。俺、緊張すると早口になって同じことを何度も喋ってしまう癖があるんですが、今日もそんな感じで。1月の発表会が思いやられます。

 全員の発表が終わり、夕食まで少し時間があるということで、陽もとっぷり暮れて真っ暗な中、なぜかドロジュン(ドロケイ?)をやることに。4人vs4人で、真っ暗な中、なんか分校っぽい建物の学舎を中心に追ったり追われたり隠れたりと、なんだか『バトル・ロワイアル』感満点。久しぶりに飛んだり走ったりしてかなりお疲れ。

 夜型メンツで深夜「第一印象ゲーム」とかいうのをやった。なんてことはないゲームで、「この中で、一番○○そうな人は〜?……せーの!」で、自分が思う人を指差すのだ。今回はちょっと趣向を変えて匿名投票制にしたんだが、僕は「彼女いなさそう」「エッチ下手そう」の2部門で堂々1位を獲得!!!やったね母さん!!!

 ……まわりの評価なんて、てんでアテにならない、信じるに足りないものだなと実感しました。ええ。


■2002/11/22(Fri.)■

 今日からサコゼミの合宿です。ウチの大学は、京都府北部の丹後地方というところに研修用の施設を持っていて、そこでやることに。クルマで4〜5時間かかるとかで、なんかもうそれだけでもドッと疲れる予感が。今回は3回ゼミのひとたちも迎えて、交流と研究発表がメイン。そんなわけで僕も今書いている論文の要旨と現状を1枚の紙にまとめ、しゃべることを書き殴ったカンペを用意して、クルマに乗り込む。

 今夜は到着次第、焼肉パーティーに移行ということで、おなじみ業務用スーパー「ODA」に寄って買出し。枕のような鶏肉や、まな板よりデッカイ豚肉とかが冷凍でガスガス売られている、ちょっと現実離れしたあやしいスーパー。3人ほどを店に送り込み、残りのメンツはガレージで待機しておりました。ガレージには某韓国料理店のクルマが。

学生「あ、あの店けっこうウマかったっすよ。料理もちゃんとしたもので」

 ほうほう、けっこう味にうるさいキミが言うんやったら確かやろうな、と思って聞いていたんですが、よく考えるとODAで仕入れてんのか……。

 買出しも終え、一路丹後へ。車中で思ったことがひとつ。みんな京都市内の色んな店とか景色とかにひとつひとつ驚いたり、さも「発見!」と言わんばかりの勢いで大はしゃぎ。俺は去年の親父バイトや色んな用事で市内はかなりウロチョロしている方なので、どこへ行ってもわりと「おなじみの風景」って感じがする。みんなには新鮮なんだな……と最初は思っていたのだけど、どうやらそうでもないらしく。

 丹後地方に入った時、月がやったらキレイだったんですよ。で、俺を除く7人が異常にカンドーして「おわー!!」「やべぇー!!!」とかもぉ大変。いや、月は本当にキレイだったんですよ。でも、京都市内でもああいう月はけっこうひんぱんに見ることができる。だから、多分彼らは普段あまり月とか見てないのかなって思ったんです。

 同じ街に住んで、同じ景色を視界に入れていても「見ているもの」となるとずいぶん違いが出るものなのだなぁ。さっき言った、京都市内の景色のことも、多分同じことなんじゃないかな。チャリという速度感覚と、何かしらネタを探してる俺の視点と、彼らの視点って、相当違うんだろうなって思いました。逆に言うと、彼らが普段見ているものを、俺はぜんぜん見てなかったりするのかもしれません。だから、これは別に良い悪いじゃなくて、単に「あぁ、違うんだな」って思っただけなんですが。

 到着して、ビール呑んで、焼肉して、自己紹介して、キモダメシして……………。


■2002/11/21(Thu.)■

 人文学への視点TA。1回生約300人を15のクラスに分けて一斉授業の日なんだが、とあるクラスの先生が来週出張でいないということで、代打の予習(?)に行ってきました。

 先週の大講義「おどる」についてみんなでディスカッションしてたんですが、なんとなく話題は「若者文化」に。で、先生と俺と学生たちという、大きく分けて3世代の人間がいたのでなかなか面白かったんですが、先生の若い頃っていうのはディスコ全盛期だったそうで、まぁミラーボールクルクルのところでフィーバーしてはったわけですな。僕らのころはカラオケ全盛期。で、今の1回生に、夜はどんな遊びをしてるのか訊いて見たところ、「呑みながら語りモード」という返事が返ってきた。

ディスコ→カラオケ→語り

 この流れってちょっと面白くて、どういうことかというと、どんどん「身体」を使わない方向に向かってるんですな。だからなんなんだ、って言われるとその先はなんかうまく喋れないんですが。


■2002/11/20(Wed.)■

 地域研究概論TAで、授業をH"のICレコーダに録ってみることに成功!これでテープおこしができるぜ。

 研究室のサイトも6月ごろで完全にストップしてしまっているので、なんとかしなきゃとは思っているのだけど……。嵐山とか広沢池とか行ってるからなんですが。ハイスミマセン……。あぁもうだめぽ。


■2002/11/19(Tue.)■

 言語表現クラスで、文庫本3ページ分ぐらいの文章を、400字に要約するという作業をやらされた。こういうのはお手のものなんだが、いかんせん手書きの文章なんてほとんど書く機会がないし、あってもミスコピー裏紙にガガガガガーッて書き殴っていく、おおよそ「文章」とはかけ離れたものなので、いきなり真っ白な原稿用紙を前にしていささかひるみました。

 でもまぁ、いろんなサイトの文章を見たり、こうやって日記書いたりしてると、「言いたいことは何か」「説明の部分はどこか」って、ちゃんと見えてくるモンですな。


■2002/11/18(Mon.)■

021118_1.jpg アッチと姉さんに誘われて広沢池へ紅葉狩り。おととい嵐山のサル山に登った時、「あの辺が広沢池かなぁ?」って気になっていたので、メチャタイムリーでした。思ったよりもずっと広い池で、有明海のような干潟?泥の浜?のようなものがあり、遠くの対岸にわらぶき屋根の小屋が見えて、なかなかにシブい所。夏場に来たらどんな表情を見せてくれる場所なのかな。

021118_2.jpg そして紅葉も相当にキレイでした♪きれいなものをみて「あ、きれいだな」と素直に思えて、じーっとそれを見つめていられるって、ぼくも去年なんかと比べて随分変わったかなって思います。なんでだろ?

 クルマを走らせて、桂のスーパー銭湯「ニザエモン湯」へ。ここは露天風呂がありまして、しかもちゃんと天然の岩場っぽく作ってありなかなかに芸細。でも、湯船自体はけっこうせまくて、チマチマと寄り添ってしゃがんでると、なんとなくサルの湯治っぽかったです。

 その後アッチ邸にて焼肉をごちそうに。姉さんとは大学院の話をしたり、研究の話をチラッとしたり。終電を逃し、泊まる。


■2002/11/17(Sun.)■

 京都オフ第2ラウンド。

 嬢とふたたび合流してテキトーに店に入り、お絵かきタイムなどを堪能。
ようやっと「剣をもつもの」も読んでもらえました。っていうか早く本にしろって感じなんですが。

 そうやってウダウダと過ごしていると、気がつくと昼過ぎ。今日は鞍馬方面に行ってみようか、とか言ってたんですが、時間的にチョイ苦しい。ありゃー。とりあえず四条近辺は選択の幅が広いということで、昨日に引き続き再び四条へ。烏丸御池(からすまおいけ)で下車。御池通りを東へ。「ジェッターニードルス」で、松本太陽『ピンポン』のガチャガチャGETnarco嬢。俺は店内でガンダム関係のTシャツを見たり、ドラゴンボールのすげぇフィギュアにハァハァしたり。

 昨日に続いて再び寺町通りへ。腹が減ってきたので、嬢の希望によりサブウエイを探してたんだけど見つからず。確か新京極にあったんやけどな。なくなったんかな。で、第2希望頼みの綱のモスバーガーへ。店の前で気合一発「突撃ーーー!!…………工事中かよ!!!!!」で玉砕。近くのマクドは行列。仕方なく寺町をまたもと来た方向へ戻って、たこやきを食す。ウマかった。

 その後、木屋町から先斗町(ぽんとちょう)へ。石畳の道を歩きながら「どや!京都やろ!!!!」と意味なく凄む俺。四条大橋を渡ったところで、スプレーで絵を描く人のパフォーマンスにしばし見入る。が、「なんかアレ“絵を描いてる”ってカンジじゃないよね」ってことで意見が一致。

 そしてフと気がつくと嬢の歯にはカツオブシ。たこやきの。四条京阪のお手洗いへ放り込む。

 お手洗いの北っかわに風俗店が2,3軒並んでいるのだけど、その隣になぜかふぐ料理店がありまして。「びっくり大奉仕」とか書かれると、なんとなく「そういうプレイ」なのか?とか思ってしまう。ふぐ刺女体盛りとか。ええ、下品でスミマセン。

 「おみやげをセレクトしたい」という希望のため、デパチカへ移動。ここでとんでもないものを発見したんですが。コレちょっとヤバイんじゃないのか。フと顔を向けると、当たり前のように鎮座してまして。ナントカクリニックとか行って手術してもらった方がいいかもしれません。もうデパチカで2人で笑いっぱなし。っていうかそんなのばっか見てて結局お土産決まらねぇし。仕方なく京都駅へ移動。伊勢丹へ。

 夜行バスをお見送り。なんかもぉ笑いっぱなし突っ込みっぱなしの2日間ですた。どもありがとなのです。また機会があればゼヒゼヒ。


■2002/11/16(Sat.)■

 『LIKE A CHILD』のnarco嬢来京。聞けば修学旅行以来だとかで。にも関わらず、京都着のバスが取れなくていきなり大阪に放り出される嬢。のっけから阪急電車。濃いスタートの予感がしたんじゃないでしょうか。

 嬢と合流してブラブラ歩いてたんですが、「京都って水がきれいだよねー!!」って。うん確かにそうかもしれません。水道水はマズイ、マズイと評判ですが、賀茂川とか、関東の川と比べるとキレイ。で、横を流れる小川を指差して

「ねぇー!これとかだって、ドブじゃん!!なんでこんなにキレイなの!?」

ああぁぁぁ、あの、それはドブじゃなくて「明神川」っていう、神社から流れ出てる由緒ある川なんす。どんな由緒なのかはよく知らないんですが、「曲水の宴」とかいう平安貴族の催しごとにも使われたりさ。

 その後、嵐山でもみじを見たり、サルを見たり。

 フラフラとバスに乗り、四条烏丸で下車。大丸をスルーして、「京都の台所」とも言われる錦(にしき)市場へ入るが「特に興味がない」の一言で一蹴。ヒデェ。てか、俺が食いもんとか興味ありすぎなのか?

 少々2人ともお疲れで、河原町を北上して、カフェオパールへ。嬢はなんとかティー。ぼくは「ブレンド1」。ゆったりしたソファーと適度な暖房でくつろぎすぎ、両者眠たくなる。そういえば俺は前日2時間半ぐらいしか寝てないんだった。

 帰宅後、サイト巡回をしてたら「いまどきの京都」が更新されており、今日俺たちが通ったコースそのまんまのレビューが載っていていささか焦ったヨ。


■2002/11/15(Fri.)■

 日記だけど、一応毎日メモ程度には何かしら書いているのだ。その日あったことや、ネタを1行程度で書き残しておき、ここの本文を書く際には説明を足したり話を膨らましているんです。

 で、今日みたいに一日勉強していてさして特記事項のない時用に、日付と関係のないネタ(“最近思うこと”とか、高校時代のエピソードとか)も思いつき次第残しておくようにしている。そのおかげでこうやって毎日途切れることなく書いていけるんですが。

 でも、そういう「ストック」は、ハッキリ言っていつ使うか分からない。前述のように、鮮度とは関係のない話題なんだが(そもそも2ヶ月遅れ更新なので鮮度もヘッタクレもないのだけど)、今日の分を書こうとして使えそうなストックを探していると、ズイブン前に書いたと思われる、こんなメモが出てきた。

『北風と太陽』なのです。風でコートを吹き飛ばすよりも、自分でコートを脱ぐように仕向ければ良いわけです。何事も、何事も、何事も。

 ……この頃なにがあったんだろう。っていうか何を書きたかったんだろう。皆目思い出せない。自分用メモなのに「ですます調」で書いているあたり、ネタではなく多分何か思うところがあって真面目なことを書きたかったんだと思うが、結局こうやってセルフツッコミのネタにされている始末。


■2002/11/14(Thu.)■

 先日チャリを走らせていたら、こんなマンションがあった。

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 ……ええ、まぁ、なんというかその、逝ってよし……?みたいな。


■2002/11/13(Wed.)■

 地域研究概論のTAだったんですが、サコさんも俺も2人してボケボケ。サコは、資料として上映予定だったビデオテープを「研究室にあるはず」とか言って持って来ないし(結局家にあったらしい)、俺は俺で出席簿とかレジュメとか持たずに手ぶらで行こうとするし。

 2人とも、授業に関しては普段こういうことはないのだけど、なんか今日に限っては揃いもそろってオカしかったな。


■2002/11/12(Tue.)■

 この『pallete』を開く1年ほど前に、別のサイトを立ち上げようとしていた時期があって、まぁその直後に仕事を始めてそれどころじゃなくなったんでポシャッたんだけども。「about」のコーナーに、自己紹介じゃなくて“他己紹介”を載せようとしてた。周りの人間に楽人を語ってもらおうということだ。

 で、当時の近しい人たちにアンケートまがいの質問用紙(メール)を送って、お願いしたんです。なかなかそれぞれ面白い答えが帰ってきて楽しかったんですが、最後の質問に「あなたにとって楽人とは?」というものがあった。誰だったか忘れたけど、こんな答えが。

太鼓。打てば響く。打たなきゃ、響かない

 ほほーそうなのか。そういえば最近打ってくれる人がいないような気もするな。タイコ師求む!なのか?


■2002/11/11(Mon.)■

 チョイとした専門書が欲しかったので、四条丸善まで出て購入。その後、H"で使うイヤホンを求めて寺町へ。先週SDメモリーカードを購入してICレコーダの容量が飛躍的に増えたので、ウオークマン代わりにしてしまおうという魂胆だ。てか、普段あまりウオークマン使わないんですけどね!研究室webの授業公開とかで、テープおこししたりするのにも重宝するじゃないですか。

 七条まで行って、今夜アッチと呑むための食材も買ってきた。七条商店街、今日はそんなに安くなかったな。それはさておき、この七条商店街は京都駅から2キロぐらい離れたところにあるんですけども、京都駅前あたりから300メートルほど西に行くだけで、突然に通行人の平均年齢があがるのは笑えた。景色も「観光都市への入り口!!」から、めっちゃジモティーな感じに。っちゅーかこの辺、50年ぐらい時が止まってるんじゃないかと思います。

 25:30ごろアッチ参上。明け方まで呑み。

 今日の明け方に地震があったんだけど、あれはマジで恐かった。いや、全然大した揺れじゃないんですよ。でも、一度震災を経験してると、「カタッ」ってきただけでも、「うわー!!きたー!!!」って思っちゃう。そんなこんなで震災トークに突入。


■2002/11/10(Sun.)■

 一日家事。昼にマクド食いに行ったけど。夜は王将。うわー外食ばっかりだ。

× × ×

夜中、爆笑もののweb書き換えCGIを発見。とにかく適当に知っているURLを入れて遊んでみてください。俺これで3時間は笑ってました。…って論文書けよ。


■2002/11/09(Sat.)■

021109_1.jpg 近所を散歩してたら、ステキな屋上発見。屋上ダイスキ。賀茂川のすぐそばにあるマンションなので、屋上にのぼると賀茂川を一直線に川下まで見通すことが出来る。スゲスゲ。

 H"がおかしくなった。僕の端末は、SDメモリーカードという外部記憶装置を入れて容量を拡張することができるんだが、今日の昼頃突然カードを入れてないのにも関わらずカードを読みに行こうとするようになり「カードが挿入されていません」というエラーメッセージが頻発するようになった。こんな現象は聞いたことがなくて、ネットで検索してもサポセンに電話しても解決しないっぽい。いい加減イライラしてきて、エイヤッとメモリーカード購入。カード入ってないからエラーになるんなら、入れてしまえという話。おかげで一気に容量が増えました。写真200枚、ICレコーダ2時間分。ウハウハ。

× × ×

 夜は『ナナシノページ』p0nさんと京都駅でオフ会。やっとお会いすることが出来てメチャ嬉しかったです。このp0nさん、カブにまたがって日本一周オフ会(その他)の旅を敢行中でして、いろんな旅の濃い話を聞けて楽しかったです。原チャといえども一日中乗ってるとさすがにケツ痛くなってくるので、シートにザブトンを3枚重ねしてらっしゃるんですが、もうそのザブトンも3代目だから4代目だとかで。「100円ショップのザブトンには以上に詳しくなった」とか。僕もかつてチャリダーやっていたので、旅の話に花を咲かせるのはダイスキで。

 で、この日本一周企画の一環で「わらしべ中者」というのが。旅先で会った人に何かあげて、代わりに何かもらう。次の人に、そのもらったものをあげて、また別のものをもらう。そうやって巡ぐりしていったら、最後にはどうなるか!?という、まぁ昔話の「わらしべ長者」に倣った企画ですな。この旅は『ナナシノページ』でリアルタイム報告されてるんですが、先日岐阜の人が「わらしべ」にMR-2(実車)を提供したとかで、えええぇぇぇー!!!とビビッてました俺。p0nさんにメィルで問い合わせると、ちゃんと「わらしべ」はその後も進行しているということなので、京都の文化情報フリペ「K-ITE LAND」を持って行ったんですが。

021109_2.jpg

 ……レトルトハヤシライスになってました。2,3日たらずでMR-2がいったいどうやってハヤシライスになったのか気になる方はぜひ『ナナシノページ』へ。

 で、このp0nさん、めっちゃスタンダードな青年でした。p0nさんも俺のことを「なんかフツーの人ですよね」と仰ってくれて助かったんですが、ネットで知り合ってこうやって機会があれば遊んで、というのは、もうあまり特殊な人の特殊な趣味じゃなくなってきてるなぁというのを肌で体感しました。話していた内容も、フツーの友人と喋ってる感覚で、ネットのことや、生き方のこと、「将来の夢」論、それぞれのバカ話etc.

 見知らぬ人との出会いには2種類があって、ひとつは自分とまったく違う世界を生きている人との出会い。理解不能な話やカルチャーショックなんかはこれ。もうひとつは、ぜんぜん違うところに住んでるのに、考えてることとかやってることがほとんど自分と変わらないような人との出会い。今日はこれだった。たくさんの人が、自分と同じように泣いたり笑ったりしているってことを実感する。

 なんにせよp0nさん、おつかれさま&ありがとうございました。今後もぜひよろしく。

■2002/11/08(Fri.)■

 4回ゼミTA。ようやっとみんな卒論動き出した。ぼくもサポートのしがいがある。でも、僕がみんなに言ってることって、やっぱりどれもこれもみな僕が2ヶ月ほど前に言われてたことばっかりなんだよな。

× × ×

 ところで最近ものすごく体調が悪い。日常生活にはぜんぜん支障はないのだけど、メチャクチャ腹が減ってるにも関わらず、まったく食欲がないのだ。ものを食おうと思えない。コレちょっとヤバイんじゃないのか。

× × ×

 夜にサコと修士論文について面談。サコの論文の指導法にはまったく舌を巻くほかない。これまで「とりあえず書け」と言ってきたのは、全部“素材”を作らせるための布石だったとは!!なんか面白くなってきた。普通論文ではあまり感心されない「自分のこと」も書いていいみたいな感じになってきたしね。


■2002/11/07(Thu.)■

 人文学への視点。今日のテーマは「おどる」はめっちゃ面白かった。こころとからだの関係性や無関係性。自分で「じぶんだ」と思っているものは果たしてどこまで「じぶん」であるかを疑ってみるということ。ネットという、体のない世界を扱っているだけに、体にフォーカスをあてた話題というのは余計に面白く感じられた。

 授業終了後、猫松さんと昨日書いたネタについて少し喋る。基本的には「カンベンしてください(笑)」というようなことをお願いしてたんですが、イマイチうまく伝わってなかったようで。相変わらず「これ、最強」とか教室内でデカい声で言わないで下さい!!!!いやマジで。

 あと、2人目の副査の先生と面談をしてきた。かなり盛り上がった。ていうか、研究者の人ってやっぱ初期のうちからネット使ってるのね。

 キーワードは「自己とは“語り”だ」というもので、語られたものこそが自分であって、自分の中に首尾一貫した芯のようなものがあるわけではない……と言っては極端かもしれないけど、「アイデンティティ」とやらが他人との相互作用の中でできるものなんだったら、その他人が見ている自分というものからしか「相互作用」は成立せんじゃないか、と。ナラティブセラピーという精神療法の分野では、こういうのはもはや常識に近くなっているらしい。

 なんだかようやく突破口が見えてきた感じ。


■2002/11/06(Wed.)■

 猫松先生が、ここの日記を愛読してくださっているのは御存知の方もおられるかと思うのだけど、最近ちょっとマズイことになっている。たまに「マターリ」とか使ったり、吉野家コピペへリンクを張ったりしてきたので、2chを知らない猫松先生が、どんどん2ch化していっているのだ。

 今日(11/06)の深夜に更新された先生の日記でも、

でも体調ユルユルのときに
こんなことやると危険を伴う(笑)。
諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。

 ギャー!!!


■2002/11/05(Tue.)■

 今はもうそんなに交流はないけど、昔少し親交のあった人のサイトをぐうぜん見つけてしまった。思ったのは、サイトをはじめると、BBSやらリンク集やら日記やらで、かなりその人の「今」の情報を入手されてしまうということだぁな。内輪に公開しているだけのつもりでも、思わぬ所からリンクを張られてたり、googleで検索できてしまったり。理屈ではわかっていたつもりなんだが、いざ具体的に体験してみると、なかなかこういうのっておそろしい世界だな、と。

 ウチも明楽ン所やサコんところによく日記からリンクを張っているし、アッチにいたってはかなりの情報をこの日記で垂れ流してしまっている気がする。そんなにビューのあるサイトじゃないんだけど、ちょっとそのへん考え直すべきなのかも、と思った。

 そんなわけで今週はリンク張らない。気は心。


■2002/11/04(Mon.)■

 昨夜の呑みメンバーで北山のフォルクスへメシ。このフォルクスには、いわゆる「定食」とか「セット」というのがありません。メインの肉料理に、サラダバー・スープバー・サラダスープバーのいずれかをつけて、自分で「定食化」するんですね。それぞれのバーは、パンかライスかを選べます。で、各々注文しておったわけですが、アッチ、寝ぼけてたのか不慣れなのか、珍しく戸惑っておりました。

店員「サラダバーの方、ライスかパンかどちらになさいますか?」
アッチ「へ、なに、どういうこと?」
おれ「メシかパンかどっちか選べるねんよ」
アッチ「あ……ハイ、あの…………
              ごはんほしい

「ごはんほしい」って、コドモかよ!!ウエイトレスもバカ受け。こんな所でしょっぱなからオチつけなくてもいいのに。


■2002/11/03(Sun.)■

 夜からアッチ、姉さんと呑み。アッチは早番にもかかわらず、遅番なみの終業。かなりの残業になったみたいだった。オツカレサマ!!

 明楽とアッチを迎える時は、なぜか妙に張り切ってしまう自分がいて、素材を安くたくさん購入してきて、下ごしらえをして、和風のテーブルクロスを張ってグラスとお猪口と箸を用意して、半紙に「おしながき」をしたためて、万全の体制で迎えるのがとても楽しい。

■2002/11/02(Sat.)■

 最近、8月末から9月上旬の日記を書いてるんだけど、どうも書き散らしている感じがする。リアルタイムに追いつくために書いてるだけって感じ。掲示板にアイコンを導入してみようと、ひさしぶりにマジメに絵を描いたら、とてもしんどかったけど、とても楽しかった。こういうモノの作り方をしないといけないね。

 ウチの日記って、椎名誠さんの『怪盗赤マント』みたいね。コレ『文芸春秋』に連載されてる2ページもんのコラムなんだけど、雑誌に載って、単行本になって、文庫になるころにはもう2年前の出来事だったりしてるんです。だから「今月の新刊」なんて案内を見て文庫を購入しても、本文で扱われている話題は2年前。


■2002/11/01(Fri.)■

 なんか熱っぽい。本格的に風邪をひいたか。仕方がないので普段どおりすごすことにしよう。

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