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■2002/04/30(Tue.)■

 午後からサコwebの仕事。今日は「コラム」を中心に。コラム6ページ(インデックス含)と、書籍のレビューコーナーを2ページ。計8ページ。1日平均5ページをノルマにして、学生どもの来ないゴールデンウイーク中に集中的に作業し、明けには仮公開できるよう決める。

 帰宅後、ちょっとした部屋の片付け。いよいよ始めないと、ニューマシンを迎えることができない。とにかく模様替えを始められる「準備」だけはしておくべきだろう。音楽CDにしてしまった『THE MUNEO HOUSE』から、「muru_core」をエンドレスでかけながら。もぉキレキレです。

 古紙が膨大な量になっており、カミブクロ3つ分くらいになった。これでまだあと半分くらい残っているのだ。

 夜中からいろんな本をまるで巡回するように読むが、どれも集中できず。3時頃諦めて床につくが、今度は新入生キャンプのビデオをどう編集するかが気になりだして眠れない。仕方なくモゾモゾと起き出していろんな映画やアニメの予告編ないしオープニングを見まくる。が、よく考えたら僕はその新入生キャンプのビデオをマスターテープを1度も見ていないのだ。そらイメージわきませんわな。ダメダメ。

■2002/04/29(Mon.)■

 午後からサコwebの仕事。「FACE(ゼミ生紹介)」のインデックスページを作成しただけで終了。相変わらず仕事遅いな俺。

 ところでTAの給料、今年のゴールデンウイークの日程がちょっと変則的になってるため、実は27日に出てたんだ。すっかり忘れていたヨ。あれがあったら今日にでも即金でニューマシン買いに行けたのに。

 しかしその前に部屋の掃除および模様替えをせねば、ニューパソを置くところがない……。分かってはいるのだけど、今のこの部屋の惨状を目にするだけでかなり気が滅入ってくるよ。

 さて、先週ガスを止められてたのだけど、さっそく支払いに行き、「開けてくれ〜!!!!!」と頼んだところ、今日さっそく開栓に来てくれた。来る前に当然ながら「今からうかがいます」的電話が入ったのだけど、着信音を『桜の時』にしていたため、なんだかミョーな感じに。大阪ガスの兄ちゃんとは「右手をつないで〜」いたくありません・・・。

■2002/04/28(Sun.)■

 昼頃からフラフラと寺町へ。いよいよニューマシンの購入に踏み切るのだ。思えばもう3年ぐらい前から「そろそろマシン替えたら」というようなことを言われていた。この世界で3年前からってのが我ながらちょっとスゴイと思うんですが。DOS/Vパラダイスで簡単な見積りをしてもらったのだけど、一体全体今のパソコン業界のことがよくわからない。現行の最低ランクのマシンを買ったって、今使っているヤツよりは相当速いのだ。だからってそいつを買えばいいのかという話でもないし。

 で、見積りの紙を持ってクロイヒト宅へ襲撃。先日自作をやってのけた彼ならなんか良いアドバイスをしてくれるんではないか、と。いつもは研究室で、学生からの「そんなん自分で調べろヨ」的質問に対するサポートばっかりやらされてる俺ですが、今日ばっかりは逆です。ちゅーか、もともとハード屋さんではないので、そっち方面はスキル0なんだって(言い訳)。

 相談は10分ほどで終了。

 あとは夕方頃までダラダラとネタ交換。Flashに凝り始め、自分のサイトもFlash導入の方向でリニューアル中のクロイヒト、Flashのバカネタコレクションも相当のものでした。いくつぐらいあったっけアレ?100か200くらいあったんでないの?次々と披露してくれるが、僕の唯一に近い持ちネタ(俺のネタじゃないんだけど)、ムネオハウスから「MURU CORE」を紹介した所で

クロイヒト「負けた〜ッ!!!!!!!」

 ……って、何かの勝負やったんですかこれは。とか思いつつも、この構造は、72回項羽に負けつつも、最後のただ1度の反撃で勝利し、天下を掴み取った漢の高祖劉邦と同じではないか!と1人ほくそえむ俺。

 クロイヒト宅を辞し、せっかく山科まで来たので旧両親宅へ。この20日に岡山へ引っ越してしまっているので、最低限の家具しかなく、誰もいないガランとしたリビングでカンビールを1本失敬して退散。

■2002/04/27(Sat.)■

 新入生研修キャンプの仕事をしていた時に、いろいろ資材を購入する必要から、アスクルのIDを取得した。このアスクル、主にオフィス対象の通販会社で、オンラインで発注すると、ペンやらファイルやらフロッピーやらデスクやらコーヒーやら、とにかくオフィスに関係ありそうなものなら何でも翌日に配達してくれるという便利システム。「明日来る=アスクル」というネーミングもまぁかわいらしくて○です。

020427.jpg ID取得=紙媒体のカタログ申し込みということになっていて、自動返信で僕のところにメールが届いた。が、なんだコレは!?

「アスクルカタログのお申し込みありがとう」

……タメ口かよ!!!!!

いや、単に列幅がちょうどそこで切れていただけなんですけども。ええ、今日はネタも冴えません。


■2002/04/26(Fri.)■

 ガス代を払いに行き、昨夜オンラインで申し込んだ『ほしのこえ』DVDの代金振替のため郵便局に行く。丁度明楽からメール。昨夜、メール着信音を『鼻から牛乳』に替えたトコロだったので、かなりビビッた。郵便局に突如鳴り響く「チャラリー〜!!!!!」。

 昼頃学校に行き、メシを食ってwebの仕事をしようと研究室に行くと、bjyがCDを作っているみたいだった。シゴトができねー!!!つか、アナタ家にG4あるんでしょ。家でできることは家でやってくださいよ。というわけで俺にしては珍しく即時気持ちを切り替えて勉強をする。ハイデガーの手引き書。

 5限は4回ゼミのTA。この授業、情報館(図書館)内にある部屋でやってるんですが、ちょうど館内に入った時、再度明楽からメール。シッチャカメッチャカです。「チャラリー〜!」は俺の方。

 おまけにTA中に教務課から電話。本来授業中なので出るべきではないのだけど、もしかしたらこの授業に関することかと思って出てみると、俺個人に対する電話でした。散々です。

 普段、メールが来たり電話がかかってくるなんて滅多になく、慣れていないため、油断してるなぁと痛感。昔みたいにマナーモードを標準にすべきかな。

 夕方からサコwebの作業。今日は遅々として進まず。学生があまり来ない週末にここぞとばかりに一気に進めよう。

 そういえば夕方、S.N.氏が「煙草でも吸おうよ」と誘いに来た。珍しいこともあるもんだ。彼も相当忙しくて疲れてるみたいだ。

■2002/04/25(Thu.)■

 「人文学への視点」TA。この「視点」という授業、先日の新入生キャンプと連動しています。つまり、キャンプ中行ったフィールドワークの成果を、この授業を利用して発表するということ。正確には発表というか、展示なのですが。このコマを使って展示物を作成ということですね。

 で、そのブツを展示するためのパネル(組立式掲示板のようなもの)の設置をやっておりました。

 新入生335人を15クラスに分けて、同じ時間に一斉に授業をしているので、各クラス間の連絡役として、パシらされるという仕事も。そしてこの授業がまた、山の中腹に位置する建物で行われていることもあり、もぉアヒアヒです。パネル設置といい、メチャ肉体労働です。相変わらず「ティーチング」しないティーチング・アシスタント。

 サコwebリニュアルがようやく軌道に乗り始める。が、研究室のMacが学生たち共有なので(それもいつの間にかそういうことにされてしまっている)、こっちがスケジュール組んでいても、彼らがマシン使用中だったりしたらたちまち作業開始が遅れると。それだけ帰宅も遅れると。レポートとか調べものしてるとかならいいんですけど、Flashのゲームしてるヒトなんかは、即座に椅子からひきずりおろしたい気分です。

 忙しさにかまけてガス代を滞納していたら、ガス止められてしまった。コーヒーをわかせないではないか。まいった。

■2002/04/24(Wed.)■

 S先生の授業。先週に引き続き、タイム・マネジメントの話で「1日24時間のうち、何時間勉強に割けるか、っちゅうことや」てな話題で、とにかく3時間は何が何でも確保しろ、ということに。研究、勉強を本業としている者が、3時間でいいの、と思うなかれ。リアルに創想像すると、これがけっこうタイヘンなのだ。毎日ちゃんと続けていかないと意味ないしね。他の用事もドカドカ入ってくるわけだし。特に俺の場合。

 ところが、ある学生は予想だにしなかった反応を。

「あの〜、僕は野球を観なければいけないので、1日3時間ってのはキビシイですね……」

 S先生がキレたことは言うまでもない。

 18:00から「サコマツ研究会」。なんだこれは、新用語だ。つまり、ボス猫松先生も、切り口が<空間>か<音>かという違いこそあれ、共にコミュニティとか共同体とか集合体とかいうことをやっていて、そんなら合同でなんかできないかねぇという話になったわけで。ネーミングはもちろん、新入生キャンプの時の「ラウンジサコマツ」からの流用。

 今日は第1回で、顔合わせ的集まりということもあり、特に何かやったというわけではなく、ボスと猫松先生がそれぞれ自分の専門領域について語り、どのあたりに共通認識を見いだせそうか、というテーマで展開した。

 予算獲得とか、学会発表とか、色々目標や思惑があるのだけど、個人的には単なる学術団体にしたくないなぁというのがある。なんかこう、もっと実社会とリンクして、ある種のプロジェクトチームみたいになれたら嬉しい。

■2002/04/23(Tue.)■

 なんとか書類を作成し、奨学金の申込。

 サコwebのリニューアルをしながら思い出した文章がある。書評ライターの冬樹蛉さんのページの日記、2001年8月29日分に、いわば「京都人論」のようなことが書いてあったのだけど、これがなかなか面白く、アタマん中に残ってたんである。

 簡単に要約すると、碁盤の目状に構成された都市に慣れきった京都人には、「斜め」という概念がなく、常に縦と横の成分に分解し、ベクトル演算をして生活している、というようなオハナシ。まぁそれは大げさだとしても、実際それほど方向音痴でもないと思っていた俺が、大阪や福岡や東京に行くとさっぱりお手上げ状態になり、逆に札幌なんかでは非常に快適に動けた、という事実からも、あながち否定できない論だと言えよう。

 で、この話がどうwebのリニューアルにつながるかと言うと、先日、俺はやっぱ印刷物のデザインはニガテだ、というようなことを書いたと思うんだけど、Illustratorでポスターなんかを作る時に、いつもその自由度の高さに圧倒されてしまうわけなんである。丸とか斜めとか、コンマ数ミリずらすとか、そういうことが可能な紙媒体の仕事を目の前にして、呆然としてしまったことが何度あっただろうか。それに比べてwebというやつは、基本的にテーブル(もしくはcss)でレイアウトしていく。行と列、すなわちそれは縦と横。web(テーブル組み)にしてはかなり複雑なレイアウトのサイトもいくつか作ったけど、最初にイメージが頭の中に浮かんだとき、ほとんど同時にテーブルによるスライスの線が見えていることが多い。あぁやっぱ俺って京都人。

 ちなみにクリッカブルマップや、Flashによるメニューを嫌うのも、この辺に原因がありそう。

■2002/04/22(Mon.)■

 奨学金の書類を作るのに、どうしても分からない部分があって、ここのところ毎日学生課に質問に来ているのだけど「担当者がいない」の一点張りで。他に分かる人もいないみたいで、かなりゲンナリ来ていたのだけど、今日ようやく会えた。「会いたかったよぉ〜」と、遠距離恋愛の気分で。オバサンなんですけど。

 いや、しかしマジな話、相当切羽つまってたんですよ。なんせ、書類提出の締め切りが明日だもんで、今日がギリギリだったんですよね。今日会えなかったら書類の提出期限ゴリ押しで伸ばさしたろ、思うてたのに、なんか逆にくやしい気もします。例外とか、超法規的とかいう単語にビビビッと来る俺ですから。

 久々に遅くまで残ってサコ研のweb仕事。しかしいつ警備マンが来るかと思うと落ちついて仕事ができん!!!いつまでも意味なく残って酒呑んだりしてる学生と十把一絡げで追い出すってのはかなりどうかと思うよ。なんとかしてもらいたいもんだぜ。

 ところで、最近ホント疲れて帰ってくることが多く、フロを楽しもうという気も起こらないことが多い。ゆえに、露天風呂のある銭湯(ちょっと遠い)ではなく、アパートのすぐ裏手にあるフロ屋に行くことが増えたんですけども。今日もそっちの銭湯に行ったら、入っているのがデブばっかりでいささか怯んだ。デブ専ブロ。どうして俺が肩身の狭い思いをしてフロに入らねばならんのだ。

 何の脈絡もなく突然思い出したけど、映画『THE RED SHADOW-赤影-』は、甲賀忍術村の活性化に寄与していなかったんだなぁ。

■2002/04/21(Sun.)■

 昨夜話足りなかったらしいM嬢とまたしても会うハメに。

 北大路ビブレをうろつき、買出しして帰宅。軽く呑みつつ話を聞く。結論、他人の恋愛話はくだらん。自分のだって話すのイヤなのに。

 それはさておき、先日研究室で面白い本を見つけた。『近代日本住宅史』。幕末〜現代に至るまでの様々な住宅を写真や図版入りで紹介してある。こういうのはホント図版を見ているだけでも楽しいのだけど、1箇所、気になるところがあった。「第3章 上流階級の住まいとその近代化」という単元で。

−皇居−

 上流すぎるよ!!!ってか「住宅」なのかアレは!?元江戸城じゃないのかよ。


■2002/04/20(Sat.)■

 サコ研と、サコ氏の京大時代のお仲間さんとで鴨川バーベキュー。……の前にガッコに行って写真を回収し、奨学金の質問に行って。現地に到着したころには宴たけなわ、というか峠をすでに過ぎており、かなり入りにくかったです。仕方がないので紙コップに焼酎を注ぎ、水際でボケーっとしたりして。何しに来たんだ俺。

 参加者のうちの1人、M嬢がなんか俺と喋りたいことがあるらしく、バーベキューお開き後、ウチに。なんか彼氏さんとうまくいってないらしい。しらんがなそんなこと。レンアイのことを俺に聞くな。

■2002/04/19(Fri.)■

 「人文学演習X(4回生の卒論指導ゼミ)」にTAとして出席。かなりゲンナリでした。4回生ゼミで学級崩壊状態ってどうなんよ?私語絶えず、ケータイは鳴り響き、無断でトイレにたつ学生……。世代差なんでしょうか?僕には理解不能でした。

 夜は奨学金の連帯保証人をお願いするため親の家へ。明日、岡山へ引っ越しだそうな。これって説明したのかな。要は廃業し、母方の実家である岡山の山奥で祖母祖父の隣に居をかまえ、ノンビリ暮らすということです。実際には、そりゃぁ田舎に「町の若い衆」が帰ってきたということで、ノンビリなんてできるはずがないんですけども、それはさておき、これで、本格的に「1人暮らし」になるんやなぁと、1人勝手に「自立」を自らに促す。しかし本日の目的は連帯保証人依頼。アンビバレンツはどこにでも潜んでいるというオハナシ。

 帰宅後、バイトを終えた明楽と近所の旨いドンブリ屋で夜食。その後西賀茂のバー「異魔人」へ移動し、軽く呑む。よきかな。

■2002/04/18(Thu.)■

 今日はノンビリ自分のことをやろうかと思っていたのだけど、1回生必修授業「人文学への視点」関連の業務でアチコチめったやたらと走り回るハメに。この「視点」、先日の研修キャンプと連動してるので、どうしても業務が回ってくるんですな。この分だと1年間「視点」のアシスタントに携わらなければいけない感じがしてけっこう怯んでいます。

 夕方、実家高山に帰っていたパトリシアが帰京。6月の学園祭で開く模擬店「カフェデサコ」の話を熱く語る。ウヒヒ♪


■2002/04/17(Wed.)■

 さて、昨年も履修したSセンセの授業。このS先生、かなり厳しい人です。いや、別に何がどう特別厳しいかってわけじゃぁないんですが、気休めや、いわゆるベタな「エール」を送らないヒトなんです。ひたすら状況を見つめ、時間的、物理的な状況の厳しさや、各種誘惑を振り払う義務ってぇやつをかなり説得力あるコトバで喋る人、そんな感じ。

 これまで人に甘やかされ、はたまた人を甘やかしてやってきた僕ですが、この人にだけはかなわんなぁという気がします。悔しき哉。昨年もそうでしたが、この人の授業に出るときは、かなりの心理的、理論的武装をしていくんですが、ことごとく粉砕されてワッチャッパーな感じで家路につくことが多く、本年は何としてもその辺をなんとかしたいと。

 今日も今日とてコテンパンにやられた感じがしますが、ひとまずは昨今自分が考えてることをサクッと言葉にできて嬉しかったです。集団心理と「場」の相互作用。うん、オケィ。

 のこりの時間は、昨年同様「大学院修士課程は、いかに時間が足りないか」ということを60分にわたって教え込まれました。


■2002/04/16(Tue.)■

 火曜、水曜と授業を入れている僕は、今日からようやく授業開始。単位としては、あと1科目とればいいだけなのだけど、せっかくなので色々勉強してみようと、2教科多めに履修することにした。おお、なんだどうした俺。ヤル気に満ちた俺なんてなんだか気持ち悪いじゃないか。

020416_1.jpg 夜からアッチと呑み。今日明日と連休の彼にすっかり買出しをまかせてしまったのだが、そこは彼。3月末の経験を活かして、七条商店街(錦市場とならぶ、京都の台所である「京都中央卸売り市場」のすぐそばにある、地元商店街)で格安の刺身類をドッサリ購入してきてくれていた。というか、冷蔵庫に入りきりません。パズルのようにあれこれ試行錯誤してなんとかブツを箱にしまいこむアッチ。見事です。写真では見えないと思うんですが、最下段左側がカンパチ刺身短冊\500-!!!!!!同右側が鯛刺身短冊\1,000-!!!!他にタコ、貝柱、赤貝、サーモン、イカ。やりすぎな感じもしますが。

020416_2.jpg これだけ盛りだくさん食って、1人\2,000−チョイです。信じられません。他にも、僕が冷蔵庫の余りものから作った野菜炒めなんかも加わり、酒はアッチがどこからともなく見つけてきたかなり旨い純米酒一升。店でこれだけ飲み食いしたら1人1万円は下りませんよ。ビバセルフ!ビバ七条商店街!ということで、近所の露天風呂銭湯へ赴いた後、乾杯。

 乾杯の時に、僕の新入生キャンプ関連の業務に対して、ちゃんと「お疲れさん!!」という言葉が出てくるアッチ。まるで無関係なのに。こういうのを自然に吐ける彼って、すごいなぁと思います。僕は、なんかこう、雰囲気にのまれてしまうというか、ノリの波に乗っちゃうと思考回路停止しちゃうというか。

 今、「シコウカイロ」を変換しようとしたら「嗜好回路」と出た。悪くないんじゃないでしょうか。コトバアソビ。


■2002/04/15(Mon.)■

 ガッコに行って、新入生キャンプのパンフ表紙用に素材として撮影した写真の現像代を会計袋からくすねて、その足で食堂に向かう。トレイを取ってカフェテリアに並ぶが、どうにも食欲がわかない。一体どうしたコトだ!?熱があっても、セキが出ても慌てることなどないのだが、メシを食う気がしないというのはいよいよ本格的にマズイんではないかと、今更ながら危機感を覚える。遅いって。トレイを返して2Fにおもむき、おかず系パン2種と「珈琲たいむ(青)」を購入。しかしパンを少しかじったところでハラ一杯。むむむ。

 今、熱いお茶を飲みつつこれを書いている訳だが、今日のこの後が思いやられる。新入生キャンプが終わったとは言え、やることは山積みなのだ。サコwebリニューアル、タイワークキャンプweb更新、TAおよび修士論文について話し合い、指導の依頼と決定、バーに給料を取りに行く、新入生キャンプ当日分の給与に関して担当者と打ち合わせ、そしてここ、『Pallete』の更新。うわー。はっきり言ってダウンしているヒマなどこちとら持ち合わせてはいないんである。明日の夜はアッチと呑みだし、翌日の夜は研究室の面々とタイめしを食いに行く予定。いやはや。

 ……こうして駄文を書き連ねていくのは、アナログ(手書き)の方がもしかしたら向いているかもしれないと最近思う。後でタイピング、という二度手間が発生するが、いざアナログでやってみると(この文章はA4のミスコピー裏にペンで書きなぐっている)、これが実にスピーディでいい。頭の中をあまさず紙に定着させている実感がある。毎日のメモ日記なんかはやめて、こういうのをバーーーーっと書いていく方が日記も充実するんではないか。ホラ、20分たらずでもうこの文章量ではないか。まったくおそれいる。しかしいざ読み返してみると、内容の薄いこと薄いこと。こんな文章が「頭の中をあまさず紙に定着させ」た結果なのかと思うと我ながら気が滅入ってくる。甘いワナには必ずキケンがともなうというオハナシ。

■2002/04/14(Sun.)■

 昼ごろ起きて、研究室へ向かうべく家を出たら、非常に良い天気だった。ここのところ昼夜の気温差がはげしく、夜の冷え込み対策としてジャンパーをひっかけて出かけるようにしているのだけど、今日のこのポカポカくんにはまいった。

 日曜ということで学食が開いていないため、途中のコンビにで買い出し。その時にもうジャンパーなぞ脱いで、くるくるに丸めてリュックの中に押し込んでしまった。こんないい陽気の日は、何も決めないでフラフラと写真でも撮りに行きたい所だがそうもいかず、研究室にて新webの構想およびデザインを練る仕事。

 ところで先月末から新入生研修キャンプの業務(激務)で、起きたらすぐさま大学に向かい、日付が変わってからの帰宅、一杯ひっかけて布団に潜り込み、文庫本なんぞをよんでいるうちにたちまちズブズブと眠りの沼へと沈んでいく、というような生活のスタイルを続けていた。賞味2週間あまり。だもんで、いい加減部屋の散らかり具合がすさまじいことになってきている。

 これまでは、いくら乱れた部屋でも、野口悠紀夫氏のいわゆる「時間軸検索」によっておおよそどこに何があるか把握はできていたのだが、思い返してみるとここ数日、いつも室内で何かを探しまくっている記憶が多い。まぁたいがいがティッシュだったりライターだったりミミカキだったり、別にどうということのないものなので今のところ実害は出ていないのだけれども。

 それより何が困るって、そんな生活を送っていると、洗濯もロクにできないので、着るものがなくなってくるのだ。先日はついに洗った靴下というのが底を尽き、急遽洗面器とセッケンでジャブジャブ靴下を洗うハメに。

 行事も一段落したことだし、もういくばくかはマトモな生活を送りたいものだ。


■2002/04/13(Sat.)■

 会計の仕事や、各種データ・資料整理のため研究室へ。もうあまり慌ててやるような仕事はないので、のんびりマイペース。

 パトリシアの出身地、岐阜県高山市は温泉と地酒がなかなかナイスだそうだ。そして、さほど大都市でもないのに、やたらと居酒屋が多いらしい。なんでかっつーと、冬になるとかなり寒いもんでみんな酒呑むくらいしかやることがないんだそうな。なんて素敵な街なんだ。しかしクソ寒いとか言う割には、みんな居酒屋までは出かけていくのね。この夏、研究室メンバーはアフリカのマリへゼミ旅行に旅立ってしまうのだけど、、その前に高山に行くのも悪くないなぁというハナシになる。

 夜は会計係の男の子と修学院SPEAK EASYへ。バイトあがりのスタッフの子も誘って、夜中2時半まで色々とくっちゃべる。面白いことに、どんな話題展開をしていても、なぜか最終的にはbjy論になってる。ホームポジションならぬ、ホームトピックbjy論。

 帰ってから呑む気力はなかった。俺も完全には体調が回復していないらしい。


■2002/04/12(Fri.)■

 1日おいてスタッフは研究室に集合。しかしみんな未だ疲れが消えていない模様。というかサコゼミ総風邪ひき状態。おれもなんだかのどがいがらっぽい。

 今日から授業開始俺は火曜、水曜しか授業がないので今日は直接は関係ないのだが。

 夜、パトリシアbjyと宝が池の王将へ。去年は世代差もあってか、とっつきにくい連中だなぁと思っていたのだけど(多分向こうもそう思っていたのだろう)、なんだ、こうして話してみるとみんな楽しくていいヤツばかりじゃないか。しかし、ほぼ1年間一緒にいたのにぜんぜんその人のことを知らなくて、今更知っていく、というのは何やらフシギな感じがします。


■2002/04/11(Thu.)■

 昨日の分に書き忘れたんですけども、ちょうどラウンジ・サコマツで貴重なゆったりした時間を過ごしていた頃に、H"に着信があって、留守電が入ってました。バーの女将さんから。

 めでたくクビになりました。

 さて、昨日の夕方4時半くらいから寝続けていた俺ですが、起きたら10:30でした。18時間ほど寝続けていた模様。相当まいっていたみたいです。正確には夜中の5時ごろに明楽とメィルを交わしていたらしいのですが、まるっきり覚えてなくて、おきてからおんなじ会話をしちゃってるという有様。

 で、今日はその明楽と嵐山のモンキーパーク(俗称サル山)へ。以外に元気です、我。18時間も寝たらそら元気か。と言っても仕事はさすがにしたくないですけども。昼ごろ待ち合わせて、チャリンコで一路北野白梅町まで。まぁここからチャリで行くのも、僕らならぜんぜんヘッチャラなんですが、今回は京都で叡山電鉄と1,2を争うローカル線、京福電鉄嵐山線沿線の景色を見たり見せたりしたかったので、ここから電車で。

020411_1.jpg 京福電鉄北野白梅町駅構内。なんだこのド派手な電車は。おまけに「のりよし君」とかいうネーミングまで付いている模様。イナカの電車やバスってのは大概こういうことをやりたがりますね。京都をはじめ、いろんな地方都市で現地のローカル交通機関ってのを見てきましたけども、公営や第3セクター運営の車両は、大抵センス悪いものが多いです。京都市地下鉄の、「金の屏風車両」にいたっては、もはや正気の沙汰とは思えません。

 すでに京都とはとても思えない牧歌的風景の中、1両編成の電車にガタゴト揺られて嵐山へ。他地域でも知名度の高い、京都有数の観光地、嵐山ですが、今日は平日で天気も芳しくないということで、人はまばらでした。よきかなよきかな。で、修学旅行生群がるタレントショップや渡月橋などには目もくれないで、ひたすらサル山を目指す我々。そこに、あるモノが。

020411_2.jpg 喫茶店のショーウインドウ。焼きそばやパスタのサンプルで、箸やフォークにパスタが巻きついたまま空中に浮かんでるヤツってのはよく見かけますが、これはそのコーヒーバージョン。コーヒーからそそり立つフレッシュ。その先にミルクさしが。もうあまりたくさんの言葉は連ねません。一言で言います。

やりすぎ。

 サル山到着。人のよさそうな管理人のオジさんに入場料を払って、テクテク登山。ちょっとしたハイキング気分でなかなか良い感じです。大体7分目あたりまで登ると、います、おサルさん。なんか食ってたり、遊んでたり、毛づくろいしたり。登山道脇には、サルと目を合わせるなとか、ポケットに手を入れるなとか、色々注意書きがしてありますけども、いやはやサルども、慣れたもんです。僕らが近づいても逃げるでもなし、敵意をあらわにするでもなし。というか、俺らの存在を認識してるのか!?

 頂上はちょっとした広場。展望台も兼ねていて、いい気分。うじゃうじゃいる、サルサルサルサル……。ちょうどエサ撒きの時間だったらしく、飼育係のお兄さんが、豆(節分のときに撒いたりする大豆)をじゃかすかばら撒きます。

 サルの動き、瞬時にして変化。

020411_4.jpg それまでケンカするわ遊ぶわ走り回るわまったりしてるわと、したい放題だったエテ公どもが、一斉に豆拾い大会に。中にはロクに拾えなくてただウロウロしてるだけのマヌケなやつもいたりして。やはりこの世界も弱肉強食。キビシイタテ社会が存在するのです。両手で交互に豆を拾いまくるその姿が、ゴハンツブこぼして拾ってる僕に酷似していたことは、あまり気にしないようにします。しかし飼育係のお兄さん、ニミバケツ1杯の豆で完全に独裁者です。ここのサルどもを自由自在に操って、おそらく一旗あげることも不可能ではないでしょう。サル帝国樹立の日は近い。

 ひとしきり観察したり笑ったり感心したりして、下山。500円でこんなに楽しめるとは。

 北大路まで帰ってきて、杜氏でイッパイひっかけて、解散。今度は動物園らしいです。

■2002/04/10(Wed.)■

 さて、キャンプ2日目。0時からお届けします。

 さらに入った報告によると、何人かが外へ呑みに出て行ったとのこと。よく見たら先生も何人か見あたりません。旅館は、京都一の繁華街まで、歩いて十数分のところになるので、まぁこういうことは予想してはいたんですが。朝までに帰ってきて、ちゃんとスケジュールをこなしていってくれるのであれば何も問題ありません。

 帰ってきて……お願い。

 1時ごろ、サコ氏が「楽人くん、ちょっとアタマ痛いねん。仮眠とるから、3時になったら起こして」とのこと。ホントお疲れさまです。ずっとボス見てたから分かるんですけど、明らかにストレスから来る偏頭痛の模様。仮眠とはいえ、ゆっくり休んでください。……はいいのだけど、

俺、3時まで待機っすか?

 時間が空いたので、4回ゼミの子らがたむろしてる部屋に行き、ちょいと語りつつ呑みなおし。そして3時きっかりにボスを起こして再びスタッフミーティング。

某院生「何人かが鴨川で呑んでるらしいっすよ」

 待て。なんでそんな情報通やねん。そして鴨川まで巡回に出される俺と彼。仕事増えてんじゃねーか。

 4時半もまわり、いい加減もう本格的に寝ましょう、ということになったのですが、なぜか<ラウンジ・サコマツ>に集まる我々。ボス、猫松先生、何人かの学生スタッフと、研究のことやら、学生生活のことやら、ネタまみれのボスのエピソードなんぞをおだやかに語り合ったのですが、話題の割に全員目に生気が感じられなかったのは気のせいでしょうか。

 6時ごろ、「もうマジで寝る」宣言をしたボスと猫松先生の部屋を後にしてロビーに下りると、朝型の新入生、何人か起きてきてます。朝ですかもう。そんなワケで俺も「もうマジで寝る」宣言をしたのが7時ごろ。

 10時に起こされる。朝飯食いそこねました。新入生たちは朝のミーティングを終えてとっくにフィールドワークに出発した模様。ビミョーに酒の残った体で昨日の会計の整理をしたり、撤収の準備をしたり。新入生は軽装でフィールドワークに出ているため、各部屋に荷物がゴッソリ残っています。それをロビーまで持って降りてクラスごとにまとめておく作業、キツかったっす。っちゅーか、今回の行事で院生スタッフは<TA(ティーチング・アシスタント)>という位置づけだったはずなんですが、いつから雑役夫に成り下がったのでしょうか。すっかり人足です。ティーチングしてません。

 帰還した新入生を解散させて、スタッフで昼メシ&反省会。ボスのあいさつに、スタッフ全員からわきおこる拍手。ちょっとカンドーでした。うん、まぁやってみて良かったですね。なんじゃかんじゃとトラブルもパニックも疲労もありましたけど。そして朝飯ヌキだった俺、昼メシのカレーを4杯食う。

 本部アジトも総撤収して、資材を大学の研究室に運びます。「明日は休もうな」という提案に、パトリシア答えていわく「死んでも来ませんよ」。なんか日本語ヘンな気もしますが「来てたまるか」と言わんばかりの勢い。ホンマお疲れさんでした。ありがとね。

 何にありがとうって、2日間さんざんお騒がせしちゃった京都というまちに「ありがとう」な気分でした。

 16:30ごろ帰宅。速攻眠りにつく。

■2002/04/09(Tue.)■

 いよいよ新入生キャンプ1日目。家が近所だったことを最近知った、スタッフのパトリシアと待ち合わせて、会場である旅館に向かう。チャリチャリチャリ……。

 8:20旅館到着。スタッフ集合は8:30、新入生集合は9:00なので、さすがに1番乗りかと、思いきや、いるし!!!!新入生!!!!早い、早すぎ。

 玄関の所に受付を設置しながら、NHK朝の連ドラを見てたんですけど、今回のヒロイン、良いですな。けっこう好みです。顔もキャラも。まぁそれはいいとして、続々とやって来る新入生の受付をドタバタとこなす我々。昨日「考えるということをしないヤツ」てな話をしましたが、上には上がいやがりました。「自分のクラスを覚えてないヤツ」。おいおい、先生の名前かクラス番号か、どっちか覚えてるもんでしょフツー、とぼやきつつ受付を続ける我々にそしてトドメを刺すべくやってきた男。「学籍番号を覚えていない」。まいった。お兄さん降参するよまったく。

 受付を終えて各クラスごとに散ってのミーティング。それを終えたクラスから食費補助金を受け取ってフィールドワークに出発してもらうわけですが。

1万円札しかありません。

 なんでやねん!!!とツッコミを入れつつ、10万円ほどの束を無造作にポケットに突っ込んで銀行求めて走る我。一応何軒かの商店に「あの、くずしてもらえませんか?」とアタックをかけてみるも、ゴッソリの札束を見せるやいなや潔く断られる始末(普通そうでしょうけど)。やっとのことで銀行を見つけ、宿にダッシュ。今回のフィールドワーク、キーワードが<住みよさ>なんですが、「エリア12(宿近辺)、住みよくないっっっ!!」とぼやきつつ、ダッシュダッシュダッシュ。

 各クラスが順次出発していく慌しさの中、ぽつねんとやってきたのがbjy。いや、アナタ引率スタッフでしょ。なんで今頃ご登場なのさ。

 そんなこんなで全クラスを送り出す。が、ホッとする間もなく、欠席者のリストアップや残留スタッフへの今後の動き説明、夜の交流会のための飲食物買出し指示などの業務が。まずは<本部>の設置。ロビー奥の10畳ほどの部屋に資材や残留スタッフの荷物を放り込み、各種作業用データを放り込んだパトリシアのPowerbook G4とサコ氏のVAIOをドデンと設置。おぉ!!スゲェ!サイバー本部!!!きわめつけにVAIOにAirH"を挿し、ネット環境も構築。本部っつーかアジトです。秘密基地です。パーペキです。もはやモエモエ。

 さて、一応2度下見に来た人間として、先生方に対する館内案内についてまわることになった時のこと。全体への説明はサコ氏がやってくれ、ぼくはただ付いていって個別にヒソヒソと質問に答える、というような感じ。その時、

 ベェ〜〜〜ン!!!! チャッチャッチャッチャカチャッチャッ♪

 旅館ロビーに鳴り響く「ドリフコント落ちのテーマ」。フィールドワーク現場の引率スタッフから俺への電話でした。たまらん。そして一人ウケまくる、自称ドリフフリークの猫松先生。いや、ウケ過ぎ。

 2、3プリントアウトし忘れた館内表示があることに気づき、もはやどうしようもないので、できるだけ丁寧に手書きで作ろうか、と相談していた矢先、一人の先生が「プリンタ要るんやったら持ってきてあげるよ、僕今時間空いてるし」ということで、なんとプリンタまで設置された本部アジト。居住まであと一歩です。

 そうこうしているうちにフィールドワーク終了。帰還した引率スタッフから、各クラスの会計報告を聞きます。この間全体がどう動いていたのか全く知らなかったんですが、どうやらすっかりメシモードに入っていたらしいんですね。で、ちょっとサコ氏に聞きたいことがあってずっと電話してたんですけど、なかなかつながらない。おにょれD○c○m○め、と思いつつリダイヤルを繰り返し、やっとこさつながったかと思うと、

楽人くん!?何やってんの!?へ?会計?もぉそんなんええからゴハン食べて食べて!!!!

 文字ではなかなか伝わりにくいと思うんですが、サコ氏、いつにないキレっぷりでした。目の前の仕事に没頭しすぎた僕と会計係。やっぱ全体の流れの方が重要ですわな。申し訳ない申し訳ないと、しゃぶしゃぶをつつく。後から聞いたところによると、サコ氏は僕らに怒っていたわけやなかったらしいです。あんまここで何もかも書けませんけど、ボスもストレスたまりつつあったということで。

 さて、メシもそこそこに、交流会の準備。「公式な」交流会場の準備はとりあえずヒトに任せて、裏企画の<ラウンジ・サコマツ>の部屋に飛ぶ俺。どうやらパトリシアを中心として、すでにヒソカにポスターは貼りまくってきたということで、彼らの機動力に驚く。で、やって来る来る1回生。なぜかオナゴが多いんですが……。まぁそれはともかく、僕もボスもようやく一息つけるということで、非公認ながらもちょいとアルコールなんかもいただきつつ、新入生との語らいのひととき。ボスは呑めないんでコーラとか飲んではったんですが、やや呑める猫松先生、半ばキレてました。なんせ踊ってるし。猫松先生も裏方でイロイロ大変やったんですね。それにしても楽しかったです。結構バクチやったんですよね、この<サコマツ>。いくら新入生には勧めない、とは言え、教員・新入生・上級生入り混じった場所にアルコール置いておくってぇのは。なんかあったらタイヘンですから。しかしまぁ、ラウンジ的空間の効果もあってか、悪酔したヤツ、しそうなヤツは入りにくかったみたいで、来てもちょっといてすぐ出て行くというような具合でした。いや、でもやってよかったです<サコマツ>。マジで。

 フト我に返った俺、酔い覚ましと全体把握のためいったんロビーに下りる。そこへ報告に来る院生スタッフの某氏。

あの、新入生の男の子と女の子が仲良く屋上に上がって行ったんですけど……。

 そんなコト俺にチクるなヨ。むしろいいことじゃねーか。今回の研修でカポーが生まれるなんて。ある意味そういうのを望んで企画してたんだよ俺たちは。

いや、でもトイレにコンドーム落ちてたりしたらしいんスよ。

 うーん、ビミョーやな。ま、旅館に迷惑かけてなかったんならそれもアリなんちゃうか(ゴミは捨てて行くなヨ、とは思うが)?というか、なんでキミはそんな情報ばっかりチェックしとんねん。

 そんなこんなで、1日目の夜は更ける……。

■2002/04/08(Mon.)■

 今日は体育館に新入生どもを集めて、いよいよ明日にせまった一泊研修のガイダンスでした。受付やら誘導やら会場整理やらで相変わらず仕事イッパイです。というか、遅れて来るんはまだいいんですけど、速攻で「どこに座ったらいいんですか」とか訊いて来るんですね。ちょっと会場見渡したら「2 サコクラス」とか書いてあるのに。プラカード急遽こしらえたのに!!まぁ、アレですね。いかにものを考えないように育てられてきた世代かっちゅうのをヒシヒシと感じました。思考する>対応する>行動するという一連の流れが全く身についていないんですな。いいように管理されてきたというかなんというか・・・。

 ところで今回の研修、メシは大広間でしゃぶしゃぶということになっているんだが、アレルギーや宗教上の理由で、豚肉が食えない人というのがいるだろうと、配慮することになったんですよ。で、クラスごとにきいてまわったんですが、豚が嫌いとか、はダメとか、挙げ句の果てにトマトはやめてくれとか、ワケわかりません。好き嫌いをきいてるんじゃないんですけど。

 そしてまた話は変わる。今、研究室での作業メンバーの間で「〜系」というのが流行ってるみたいで。今日は「オシャレ系」の定義についてアレコレくっちゃべっておったんですね。

  • パソコンはMac(もしくはVAIO)
  • ズボンは脛まで
  • クルマは○○(忘れた)
  • 略語、隠語大好き


とまぁ勝手に並べ立てていて、メンバーの1人がフト気づいた。「コレって、bjyのこととちゃうん…?」

 みんな確実に「何か」をイメージしつつコトを定義付けている、というオハナシ。

 それはまぁいいとして、サコいわく、オレはやっぱり「オタク系」らしいです。おぉ、ここんとこ聞かなかったなその3文字!!久しぶりに言われていささかショックだったのですが、未だにオタク認識というのが、「そういう」ものなんだな、というのが衝撃でした。別に岡田斗司夫の「オタク学」や、<ジャパニメーション>文化を諸手で評価しているわけでもないのだけど。いわゆるオタクの定義は難しいんすよね。ある種の差別語でもあるし、用いるときには慎重さが必要とされると思うのです。

 そして明日は新入生キャンプ。うらぁ!!

■2002/04/07(Sun.)■

 新入生行事の当日用パンフレット印刷&製本のため、休日出勤。450部ですよ450部!!手作業で印刷ですよ!製本ですよ!!アタマ使わないで済む作業でホント良かった、今日は。

 ところで金策に走り回らなくてもいいイベント企画、というのは実に良いねぇ、と、経費使いまくりのメシを食いながら思う。

 そしてハナシはまたしても急に変わるのだけど、サコweb。リンク集から『Beijin Guide(北京市観光案内)』に飛ぶと、どういうわけかエロサイトに跳べるようになってしまっていた。前にも言ったように、この研究室サイトは、最近教職員から保護者まで、かなりのヒトが見てるらしいので、さすがにサコさんも「楽人くん!コレ一体どういうことなん?」と焦り気味。いや、しかしコレ、サコさんのブックマークから編集したリンク集やってんけど……。

 や、ボスの名誉のために言っておきますけど、タネあかしをすれば、単にドメインの持ち主が変わったらしいという、ただそれだけのことなんですが。。

 そういえば昔、アマチュアクリエイターの活動を支援する「GENUINE NETWORK」という団体に参加していた。そこのサイトは

http://www.g-net.org/

というものだったんだが、そこも今はエロサイトと化している。「rakuto.com」とかがエロサイトになってたりしたらヤだなぁ。

■2002/04/06(Sat.)■

 今年は親も廃業して田舎でノンビリ暮らすらしいので、できるだけ世話になりたくない。で、奨学金を申請することにした。今日その説明会があったのだけど、指定の14:00に行ってみると誰もおらず。フシギに思って学生課に問い合わせてみると午前中に終わったとか。ハァ!?俺が持ってる書類には14:00って書いてあるって!現物を見せてまで熱く迫ったところ、特別に個人的に説明を受けることができた。ヨカッタのだ。

 書類というのは、4/1の入学式以降、授業開始の4/12までの各種事務手続きやオリエンテーションの日程が記載されたものなんだけど、どうやら俺が持っていたのはかなり古いバージョンで、その後いろいろ変更があったらしい。もちろん他の学生は正式版を持っているのだが、ぼくは新入生行事の関連で去年のうちからその書類(古いバージョン)をもらっており、かなり以前より4/6の14:00というのがアタマに叩き込まれていたようだ。

 裏情報や内部資料はあまり信用しないことにしよう。

 ところで新入生行事業務。みんなの会話がいよいよ少なくなっていく。黙々と自分の作業に没頭する面々。ヤベェ、かなりヤベェ。

 夕方から降り出した激しい雨。疲れた体で濡れて帰るのはどうも激しくイヤだったので、サコ氏にクルマ出してもらい、泊めてもらおうと明楽宅まで送ってもらう。ここからだと、明日雨でも電車で行けるのだ。で、明楽と朝まで呑み語り。しんどい・・・・・・。というか、突然おしかけたのにつきあってくれて明楽、サンクス。

■2002/04/05(Fri.)■

 今日は仕事の合間を縫って科目登録へ。なんか間違ってるような気がする。学業の間を縫って仕事をするのが本来あるべき姿なんではないのか?

 科目登録だが、今年から試験的にオンライン登録を導入。書類提出ではなく、精華のサーバにアクセスして、そこでチョチョチョっと登録できてしまうということで、一体どんな風になっているんだろうかとワクワクしつつ出向いた。が、「webメールの使い方」から始まってかなりゲンナリ。というかイライラ。「先に登録をさせっちゅうねん!!」というか、IT化のイメージを作りたいのかなんなのかよく分からないけど、オンライン登録には大学のメールアカウントが必要とか。なにがなんでも学生にメールを使わせたいみたいでちょっとまいった。

 しかも科目登録の説明がこれまたアホで、せっかく分かりやすいインターフェイスで作られてる(技術部に感謝!)のに、というかハッキリ言って一目瞭然、みりゃぁ分かるのに、くだらん説明をタラタラ。結局説明30分、登録作業1分。ナンナンダ!

 さて、新入生行事も大詰め。がんばりましょう。はよ勉強始めたいなぁ・・・。で、1時(25時)前に帰宅。だんだん帰るの遅くなってるなオイ。


■2002/04/04(Thu.)■

 激務は続く。バーバイトを休んで、ボス、及び何人かの学生スタッフとで旅館に最終下見。

 当日、新入生および学生スタッフは本館の方に、教員は別館の方に宿泊する、という段取りになっているのだけど、責任者であるサコ氏と猫松センセだけは、みなと同じ本館に泊まることになっている。なんかあったときに動きやすいからね。で、今日その部屋を見てきたんですが。

 VIPルーム。

 なんだコレは?ドアを開けると、ダウンライトが似合いそうなラウンジ風のセットが。10畳くらいの部屋の壁沿いに配置されたソファ。フロ、テレビ、冷蔵庫、すべてが他の部屋とは段違いです。

 こんな所を教員2人の宿泊のためだけに使用するのは実にケシカランもったいないということで、交流会のためのスペースとして開放するよう要求。要求というか、その使用法に関して次々とアイデアをぶちまけて、もはや「決定済み事項」としてゴリ押す……までもなく、ある意味一番ノリノリなのがサコ氏でした。

 かくして<ラウンジ サコマツ>プロジェクトが水面下で極秘裏に進行する運びとなった。当日、夕食が終わって交流タイムに移行する直前に、旅館内にポスターを貼りまくるのだ。こういうヒミツ企画は実にワクワクする。

■2002/04/03(Wed.)■

 研究室で新入生行事の仕事。もはや定型句。辞書登録したろうか。とにかくコレを終えねば何も始まらん気がする。つくづく1つのことしかできないオレやなぁと実感するよ。

 ここんとこ「新入生行事」を連発してますが、どんなことをするのかといいますとですね、まず新入生を京都市内の旅館に詰め込むんです。ええ、軟禁缶詰状態です。で、そこをベースキャンプにして、グループで京都市内をフィールドワークさせる、というのがメイン。夜は食事やらフリータイムやら作って、交流の機会をもってもらおうという段取りになっとります。

 でまぁ、ここんとこ主にパンフ作り(…の為の、名簿整理とかタイムテーブルの綿密化とか)と、フィールドワークの引率をしてくれる学生スタッフの募集及び連絡、旅館との打ち合わせ、各種資材の購入などなどの業務を何人かのスタッフでこなしております。

 こういう企画系の仕事は基本的に楽しいもので、ああしよう、こうしようなどとワイワイ言いながらやると実にサイコーなんだが、その反面、誰もができればやりたくないという地味な事務系の業務が出てきますね。今日あたりからそういうのがドカッと入ってきて、みなさんお疲れ気味。

 打ち上げにすべてを賭けるイキオイで働いております。


■2002/04/02(Tue.)■

 研究室で新入生行事の仕事。

 夜はメインスタッフで、宝ケ池は「焼肉の萬蔵」へ。早くも、こういうことでもやらんとやってられるかー!!状態になってきてるのが果てしなくヤヴァイ感じです。

 さて、焼肉。ブツを持ってきたウエイトレスに「こんにちわ」「サコといいます」「キレイですね」「お名前は?」「おすすめのメニューはなんですか?」……等々、相変わらず「異文化コミュニケーション」を展開するサコ氏。異文化コミュニケーションっつーかなんつーか、いや、これ以上はあんまし書けないんですけども、ええ、やっぱ世話になってる大事なセンセですから。

 ところでぼくは酒と煙草のヒト、というイメージがあるみたいで、まぁ実際そうなんだけども、実はもうひとつジャンキー化しているものがある。それは大学の喫茶で売られている<珈琲たいむ>の青いヤツ。200ml紙パックで、ストロー刺して飲むヤツね。だいたいあれを1日2本は飲んでいる。

一瞬箱買いも考えた 春休み中は喫茶が閉まっているためにずっと飲めなかった愛しの<珈琲たいむ(青)>。今日フト喫茶に足を運んでみると、おお、オープンしているではないか。約2ヶ月半ぶりの再会。会いたかったぜ!と調子に乗ってつい3個も購入。そんなに意気込まんでもよく考えたら明日からもずっと買えるのではないか。アホ。

■2002/04/01(Mon.)■

 入学式…に出るんじゃなくて、相変わらず新入生行事の仕事。

 なんか年度開始という感じがあまりしないなぁ。昨日とやってることあまり変わらんし。新入生をチラホラ見かけたけど、あんまエネルギィあるヤツを見かけなくて、ちと残念。最初はこんなモンなのかな。ボンヤリ仕事をしながら、ぼくが18で入学した頃のことを思い出す。

 今年はどうなることか。やっぱここでずっっといろんな学生と関わり保ちつつ、教えたり教えられたりして生きていってみたいなぁ。

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