■2001/11/30(Fri.)■
今日は研究室の人と映画『冷静と情熱のあいだ』を観に行く予定だったのだが、目が覚めるとアタマがクラクラして、寒気がする。いよいよ来やがったかと思い、大事をとってキャンセル。ごめんなさい。
夕方前、幾分マシになってきたので大学に顔を出し、大統領接待のために東京へ発つサコさんを見送り、webの作業。しかしまたしても不調がぶりかえし、ほとんど何も進まないまま帰宅。アカンわ。
なんで、研究も仕事も制作も、やることがハッキリして、乗ってきたところでこんなことになるかなぁ。つくづくいまいましい。
■2001/11/29(Thu.)■
サコさん所で、2回生が調査用のアンケートを作っていた。どういうアンケートなのか聞いてないのだけど、質問項目に、
「あなたは拾った財布を警察に届けますか?」
というのがあった。「拾った財布」ってのは「a purse pickd up」と表現してあったのだが、サコさんからツッコミが入る。確かに「拾う」は「pick up」であり、「財布」は「a purse」なんだが、「pick up」という言い回しは、何をpick upするかで意味が変わってくるらしいのだ。んで、pick upしたのが財布であった場合、それは「拾う」ではなく、「する(盗む)」というニュアンスになるらしい。
「あなたはスッた財布を警察に届けますか?」
それは届けるというか、自首って言うと思います。
■2001/11/28(Wed.)■
昨日のタイムテーブル書きで、どうにも行き詰まり、こりゃ過去どんなん作ってたか見て、それを参考に作らなアカンなぁということが判明。朝イチでチャリンコで山を越え、親の家へ。10:30には大学に行かねばならんかったので、すぐさまとって返して岩倉へ。さすがにキツいっす。フヒー。
おかげでかなり”それらしい”タイムテーブルになってきました。予算案も形になってきたし。
っちゅーか忙しいよ。今、サコさんの手伝いと、自分の研究と、自分の制作がメインの活動なんですが、これに睡眠を加えると、単純計算で1日6時間ずつしかそれぞれに時間割けへんのよね。オイオイ、今日なんて朝書類を取りに走ったのから勘定すると、サコさん関係で12時間動いてるぞ。
■2001/11/27(Tue.)■
サコ研で来年度新入生研修合宿のタイムテーブル作り。高校の時、春期討論集会やら子どもキャンプのスタッフをやり、学校では文化祭のスタッフをやり、タイムテーブルは随分見慣れて、時には俺が作ったりもしてたんだけど、いやはや久しぶりとなると、どない書いてエエんかさっぱり思い出せません。
夜は『Pallete』リニューアル作業。カンテツ。
■2001/11/26(Mon.)■
授業で研究発表をやりました。一応勉強もしてるんスよ。これでも。
「映像文法」というコトバを身につける。というか便利。「〜文法」って。その手法独自の文脈っていうのか。「漫画文法」とか「web文法」とか色々使えそう。
12/09に、人文学基礎の男の子とチャリンコでちょっと遠出することになった。このクソ寒いのに正気か俺らぁは。
夜は本サイトのリニューアル作業。もうほとんど1から作りなおしみたいなもんなのだけど、日記とかはコピー&ペーストで新しいフォーマットに流し込んでいくだけなんよね。んで、結局何ページ分作らなあかんのかリストを作成してみたところ、総数150ページを軽く越すことが判明。うーわー。たまらんです。タスケテー。
■2001/11/25(Sun.)■
新しい『Pallete』には描き下ろしのイラストがどうしても何枚か必要である。しかしこれといってなんかこう、描きたい素材が見つからないし、思いつかない。原風景に立ち返るべく、ひっさしぶりに『ドラゴンボールZ』のビデオを見返しはじめる。人造人間編。
疲れた…。
リアルタイム放映時、連載に追いついてしまわないために、原作にはないシーンとか、やたら冗長な爆発シーンとか。週にいちど観るアニメやからこそ許された手法なんやろな。4時間ぐらいぶっ続けで観るのはか・な・り・キツかったです。
魔人ブウ編に入ると、爆発シーンの代わりにミスター・サタンネタが増えるんやったなぁ……。
■2001/11/24(Sat.)■
親父バイト。
お得意先に送付する請求書の表紙作り(Excel)と、野菜刻み機の洗浄。フライヤーも少し洗ったぞ。
■2001/11/23(Fri.)■
昼から、今村昌平監督『赤い橋の下のぬるい水』を観に三条へ。明楽からタダ券をもらっていたので映画代は心配ないものの、パンフ買う金がない。もうホントにない。貯金を下ろすべく、金融機関をハシゴ。
というか、残高も知らなかったんですけどね。
今日は入試で大学が休みなんだ、と思っていたんですが、勤労感謝の日で祝日だったんですね。おかげでどこに行っても小さい郵便局は閉まってる。とりあえず四条河原町の第一勧銀へ。
残高:581円
あかんがな。
仕方がないので三条高倉の中京郵便局。ココはデカい所で、ATMなら開いています。ハシゴなんかせんとはじめっからココに来とけばよかったな、と思いつつ途中の公園で小休止。
休憩を終えてさぁ、行こうかと立ち上がると、少し向こうから1人の女性がこっちに近づいてきます。「ん、ナンダナンダ?」と思っているうちに目の前まで来て「あ…、やっぱ楽人さん」。
TAで受け持ってる「人文学への視点」の1回生でした。ヘンな所で遭遇するもんやな。そして放たれる彼女の一言。
「何してはるんですか……??」
人からもらったタダ券で映画を観に出て来たはいいが、パンフを買う金がなくて金融機関をアチコチ走り回った結果、中京郵便局で下ろすしかないことが判明し、そちらに向かっている途中で疲れたので休んでいた。
…なんてことを言うハズがなく、「い、いや、ちょっと郵便局探してて…」などと答える俺。「探してて」って、中京郵便局はもう目と鼻の先であることを俺は知ってます。何をうろたえてるんだ俺。
「じゃ、また」と彼女と別れ、一路中京郵便局へ。
残高:682円。
パンフ諦め。覚えてるうちにレビュー書かねば…。
■2001/11/22(Thu.)■
授業に出て、TAに出て。
夜は明楽と呑みつ語りつ。そして岩井俊二監督『ラブレター』を鑑賞。
ひっっっっさしぶりに1人で寝る。広いぜーーーー!!!!!
■2001/11/21(Wed.)■
起きないアッチを例によってパネポンでたたき起こす。泊まり組とは昼頃別れて大学へ行き、研究室へ行って仕事。
夜、サコさんと食堂でメシ。大統領接待に関する裏エピソードを色々聞かせてもらいました。
第一報。マリ領事館からの最初の依頼の電話がサコさんの携帯に。その時、彼はケンタッキーフライドチキンにて注文中だったそうです。またケンタッキーかい。というか、携帯の番号が領事に知られている。おそるべしサコ氏。というかマリ領事館。で、
マリ領事「これはセキュリティの問題もあって、ちょっとシークレットな依頼なんだけど……、」
おとついの昼過ぎには、ゼミ生全員知ってましたけど。
そして領事の話に「はい…、はい。」と応対しながらも、しっかり
「チキン2ピース」
と、注文を続けるサコ氏。ケンタッキーの店員も、まさか目の前の客が、大統領接待について領事と話しているとはおもわなかったでしょう。
ネタ人生街道まっしぐら。俺も負けそうです。
■2001/11/20(Tue.)■
朝、コトブキカヲリ帰る。長い一週間でした。とりあえず同居は不可。居候も不可。まぁきっちり自分の領域持ってる人なら何とかですけど、スーパーの場所まで教えんといかんのでは,これは「同居」とは言えまへん。単なる宿泊です。しかし宿泊にしては長かったぞ。
夕方、サコさん帰京。事務連絡やら勉強の質問やらで、研究室には長蛇の列。待てやー!!!俺の仕事が進まへんやんけ!!しかしこのサコフィーバーはすごいわ、実際。
× × ×
2年半振りに再会の大蔵省I川を迎え、北大路の「はな華」で呑む。今回は彼の持ちネタ「だろうと思ったよ」を先にパクられて、いきなり再起不能の大蔵省I川。
彼、大学卒業以来なんで、持ってる情報がアヤシイです。というか、古い。話しているうちになんかズレていくんですよね。最初気付かなかったんですけど、途中、どうもオカシイなぁと思い、訊ねる。
俺「ちょ、ちょっと待って。I川、俺が今(最近)何やってるか知ってる?」 I川「お前は精華の図書館で働いてるんじゃないのか」
一同ツッコミ「いつの話や!!!???」
2年前の忌まわしき記憶を抉り出される俺。うわー、タスケテー。
「はな華」を後にし、カラオケに。途中参加のexit氏を迎え、いよいよ佳境に入る宴。しかしこのexit氏も思えば夏以来。曰く、最近の俺の日記はわからん単語が多すぎて理解不能とのこと。
exit「ラーメンマン雄一郎って、誰よ!?」
それが分かるの、もしかしたらアッチと俺だけかもしれません。イカンな。というわけで、リニューアル『Pallete』では用語集作ります。
■2001/11/19(Mon.)■
朝から学校に行くも、サコさん不在により仕事ナッシング。???
今日は来ないという連絡はなかったよな。何かあったのかと思い、サコ's携帯にTEL。プルルルル。
サコ「私、今、東京なんですよ。12月のアタマにマリの大統領が来るんで、その打ち合わせ。」
先にゆって、頼むし。というか大統領って!!!!
サコ「帰りは明日の夕方頃やと思います。明朝6時にこっちを出て、高速使って帰るから」
車かよ!!!!!!
そんなわけで来年度新歓プロジェクトの仕事がないので、研究室webリニューアルの作業。なんか学校でも家でもHTMLさわってる気がする。いや、「気がする」というか実際そうなんだけど。しかしFireworksの落ちること落ちること。「Command+S」で保存しようとしたら落ちるし。ムキー!!
夜、高校時代のツレより電話。大蔵省I川が、明日千葉からこっちに帰ってくるらしい。早速メンツに連絡をまわし、就寝。
■2001/11/18(Sun.)■
前々から行こう行こうと言っていた、西宮は一文字防波堤へ、父と釣り。今から15年ほど前、よく連れてきてもらった所です。来年はもう父もいなくなるし、こういうことできるウチにもいっぺんやっときたいな、という感覚が俺にはあったんですね。
昨夜酔いつぶれてコタツでそのまんま寝てしまい、起床が5:30。キツイでっせ。しかしまぁ準備したり車まで移動したりの数分で、その寒さによりすっかり目が覚めましたけど。
父の車の助手席は、この夏のバイトでほぼ毎日だったんで、別段どうということはないのですが、今日は仕事じゃないからいつまででも雑談してられるのがちょっと嬉しいですね。父はどうだか分かりませんが、俺は「釣りにいく」というよりも、単に「親父と遊ぶ」って感覚だったから。
7:00に渡船場へ着き、釣り船を待つ。15年前にも世話になっていた「宮本渡船」、今も健在でして、最近は「宮本渡船ホームページ」なるものを開設し、潮の動きやその日のお客さんの釣果などを載せているらしい。なるほど、そんな風になってんのか、そらぁ『月刊つりトップ』とかなくなってるハズや。
防波堤に着き、早速竿を出す我々。いつも、そして今日もやった「サビキ釣り」というやり方は、あまりテクニックいらないんですね。竿出したら必ず釣れるという、フォービギナーズな釣り方なんです。しかし、今日はからっきしダメです。要は、今日は魚がいないということなんです。サビキでダメってことは。そういう釣りです。
特に釣果をハナから問題にしていなかった俺は、懐かしさもあって防波堤を行ったり来たりのお散歩モード。渡船で販売しているカップヌードルもキッチリ押さえておいたし。
結局2人揃って1匹も釣れずに帰途につきました。
帰宅後、15年前に行った時の写真を引っぱり出してきて見ていたんですけど、どうもかなり季節が違ったみたいで、俺も父も半袖でした。俺にいたっては半ズボンでした。どうも9月頃だった模様。そらアカンわ。
でも楽しかったです。できればもう少し暖かい時期に山登りにでも行きたかったのぅ。
■2001/11/17(Sat.)■
父バイト。洗浄作業。
■2001/11/16(Fri.)■
カヲリ嬢と四条へ。意味もなくうろついた後『リリィ・シュシュのすべて』を見る。
その後、うわさの牢屋バーでメシ。ビルの入り口から地下に入ったはいいですが、店の入り口が分かりません。壁に設置されたギロチンに手を突っ込むと、背後の壁がガーッて開きました。出だしから翻弄されてる。なんかくやしい。
入店すると、手錠をかけられ、席に。「2名様連行しまーす♪」あぁ、もうスキにしておくれ。
席について注文し、飲み食いしてたら、突如店内BGMが途切れ(BGMのかかってる牢屋もどうかとおもうけど)、「臨時ニュース」が流れる。なんでも、京都市内に大量のモンスター軍団が突如として現れ、この牢獄にやってくるのも時間の問題だと言うのだ。
しばらくすると、サルのような着ぐるみを着たアルバイトが「独房」にやってきた。「ウガー!!」とか言いながら手にした棍棒(ウレタン製)で壁をバシバシ叩いてる。あぁ、こんなことまでやらなアカンのか。もう少しで「一杯やってく?」なんて言うところでした。ホンマごくろうさんです。
さらに数分すると、キンキラの服を着た「特殊コマンダー」のおねぃさんが「お怪我はありませんか?」などと部屋を巡回している。
もうお分かりですね。ここはネタです。ネタ以外を求めて行く所じゃありません。間違ってもここでマトモに飲み食いをしようなんて思わないことです。
最後にレジで会計を済ませようとすると「お代」ではなく「保釈金」でした。その徹底振りにはとりあえず脱帽しておきます。
■2001/11/15(Thu.)■
今日から入試で大学へは登校禁止。昼前に起床。今日こそ中央市場へ行こうと言っていたにも関わらず、起きないアッチ。先日「ヒゲのテーマ」で起こされたお返しに、スーパーファミコンのスイッチを入れる。
「にんてんどーー!!♪」
アッチ、起動。俊速。
ようやく、念願叶って平日の中央市場入り。さすがに午後ということで、ほとんどの店が閉まっちゃってますけど、それでも一部開いている店で器を色々見てまわる。とにかく安い。その安さを超える貧乏ップリなんで相変わらず手は出なかったんだけど。ダメダメ。
例によってODAを冷やかして、京都駅前の近鉄に移動。マクドで休憩も入れた後、アッチが以前どこかの雑誌で見たという、六条高倉の「スゲェ酒屋」を探しに。
京都在住の方はご存知かと思いますが、五条通りから南、急に道案内が不愛想になるんですよね。おまけにいわゆる「碁盤の目」が崩れていく箇所も多く、一体どれが六条で、どれが高倉なのかも分からない我々。
京都の通り名を歌った手鞠歌があります。「丸竹夷二押御池……」ってヤツです。これがあれば、単純に謳いながら探していけるハズなんですけど、この歌、例によって五条から南がやっかいで「雪駄ちゃらちゃら魚の棚 六条三哲通り過ぎ……」となります。言うまでもなく「雪駄通り」「ちゃらちゃら通り」なんてのはありません。比喩表現です。しかし何を比喩しているのか分からない我々。
結局1時間ぐらいそこらでウロチョロした挙げ句、ついに発見。確かに「スゲェ酒屋」でした。20畳くらいのスペースに純米酒がズラリと並ぶ。本当に大小様々なメーカーが地酒出してるんやなぁ。その中で見つけた一品。
「亀々覇(かめかめは)」
「おおおーーっ!!!コレや!!!コレを探してたんや!!!コレをぜひキミに教えたろう思てな!!!ここに売ってたんか!!!」と、やたらに「!」を連発しながら狂喜するあっち。で、ふとその近くの瓶に目を向けると
「天下一」
俺のための酒屋だとしか思えません。
■2001/11/14(Wed.)■
途中までサイを送り、朝6時頃帰宅。7:30にコトブキカヲリよりTEL。北山駅まで迎えに行く。ヘロヘロですよもぅ。
彼女、先日まで勤めていた会社を諸事情あって退社し、「東京じゃのんびりできないから」などと言ってこんな所までやってきました。一体いつまでいるつもりなのか、未定だそうです。ま、俺は普段通り生活するし、ほとんど構ってるヒマはないで、ちゅうことでOKしたんですけど。
昼頃学校へ。そういえば昨日サコさんに「明日、ちょっと頼みたい仕事があるので、来てくれるか」なんて言われてたんですよ。で、行ってみるとその仕事ってのが、来年度新入生を対象にした、研修キャンプの企画立案。入学式と授業開始の間にやる、アレです。うわー。
だってそれって、今から4月まで続く仕事やん。「明日、頼みたい」って、その日の仕事じゃなくて、その日、伝えたい仕事って意味やったんね。んなこんなで企画書作り。この企画の大元締めはどこなのかとか、基本的なことが全く分からないままの作業。なんかメチャクチャ不安なんだけど。
夕方、アッチより電話。こういう時間にかかってくるのはもう呑みの誘いに決まってるんですね。もう着信表示見た瞬間、ワクワクしながら電話に出る。あの、子どもの頃、水曜19:00に「ドラゴンボールZ」が始まる、あの瞬間のドキドキです。23:25「探偵!ナイトスクープ」が始まる瞬間、でもいいです。
こっちの仕事が何時までかかるかわからんけど、家にはカヲリ嬢がいるので、適当に段取りをしていてもらうように言い、ダッシュで仕事を片付けて帰宅。すべての料理の下ごしらえが完了していました。何という手際の良さ。とにもかくにも露天風呂へ行き、ビールから始めて純米酒に。もぉここなん週か分の笑いパワーを炸裂させました。ホンマよう笑った。
■2001/11/13(Tue.)■
昼前、ビデオを返却に。延滞料金1本200円×4本で800円も取られる。イタイ。マジ痛いって。タスケテー。
猫松先生の「視聴覚記録法演習」、学部生向けの授業なんですが、今日は先生のご友人、ホンイデンさんをゲストお迎えして、写真の撮り方から、モノ作りのココロまで色々とお話するってことなので、潜入。何でもホンイデンさん、学生時代に写真の勉強中、月に万単位の写真を撮っていたとか。
いや、ホント偶然なんだけど、今日学校に向かうとき、ぼんやりと「量産する」ってことを考えてたんですよね。今まで、本当に描きたいものや納得のいくものしか描いてこなかったんだけど、99%が駄作でも、とにかく「量産する」という経験をしてみようかと。
その矢先に、それを実践してきた人のお話を聴くなんて、これはもう「やれ」ってことでしょう。してみよう。
その後猫松部屋に移動。ホンイデンさん、永井氏ほか数人でくっちゃべりんぐ。
夜、日記を書いていたらラーメンマン雄一郎より電話。歌ウタイにかり出される。雄一郎、あきら、俺の3人ではなんとなくショボいかな、と思い、サイをかり出す。野獣シャウトは今夜も炸裂。どうでもいいけど、プッチモニまでそのヴォイスを駆使するのはどうかと思う。
結局朝までGO。
■2001/11/12(Mon.)■
昼過ぎに研究室へ。「視点」の学生で、未だにテーマが決まらない人が相談に来ていた。相談というか、ほとんどサコさんによる説教でしたけど。興味の対象がありすぎて目移りしてるってのならまだいいんですけど、彼女の場合、まぁなんつーかかんつーか、タイヘンなんですわ、ええ。
庵野論をやろうというのに、<論評>ということをまともにやったことがないので、そっちが専門の先生の所にお邪魔して、評論の基礎についてちょろっと教わった。おぉ、なんだか大学院生みたいじゃないか。つまるところ、主観で感じたことを書けばいいらしい。要は説得力があるかないか、ということなのらしいが、いいのかそれで。
猫松先生と少し話し、比較教育の授業に行く。
なんだか疲れ切っており、帰って速攻で寝てしまう。あぁ、ビデオ返し忘れた。延滞料金ナンボになるんやろ。
夜中、起き出して、過去の日記を読み返したりしてた。昔は結構友達おったんやねぇ。人名が出てくる頻度がすげー高いんスよね。最近は庵野秀明、サコさん、アッチ、猫松っちゃんくらいか。というか、この4人で純粋に友達ってアッチくらいなんですけど。庵野に至っては面識ないし。
■2001/11/11(Sun.)■
ここんとこあまり劇場で映画を見ていないので、それは必然的に予告編を見ていないということで、今どんな映画がどこでどんなスケジュールでやってるのかわかんない。
普段はみなみ会館でもらえる上映スケジュールのリーフレットや、フリーペーパー『K-ITE LAND』でチェックしているのだけど、このペーパーも今月分を入手していないので、GETすべく北山〜北大路をうろつく。京都市内のCD屋、書店、雑貨店、カフェなどのカウンターで無料配布してるんスね、コレ。
北山の雑貨屋×3軒 同書店×2軒 同ラジオ局 北大路ビブレCD屋
どこにもない。今月は映画を見るなということか。しかしまぁ変なサイクルからは抜け出ていいのかもしれない。ホラ、レンタルビデオ屋に行って、借りたものを返したその時にまた借りちゃう、そんな感じだったんスよね。映画行って、予告編観て、食指が動いてまたそれ観て、その時にやってた予告編を……、てな感じで。
結局ビブレでウロウロした後、マクドでメシ食って帰る。ま、いいか。普段ホンマに大学と家との往復やし。
■2001/11/10(Sat.)■
秋眠暁を覚えず。ついでに言うと春眠も夏眠りも冬眠も。
夕方、出先のとある自動販売機前でコーヒーを飲んでいた。自販機の横には必ずごみ箱があるが、最近は缶とペットボトルをきちんと分別できるような仕様になっているようだ。
しかし、捨てる穴から見える中の様子がどうもおかしいと思い、意を決してフタを開けてみたところ、
一緒かい!!!!!
この世は欺瞞に満ちた暗黒ワールドです。
■2001/11/09(Fri.)■
あまりいい思い出がないので、できれば近寄りたくないのだが、大学の図書館に行き、庵野秀明について色々調べる。かれはやはりあくまで映像作家で、あまり文章をつらつらと書いてはいないようで、対談集はいくつか出ているものの、発言のほとんどが雑誌の特集やインタビューという形なんである。そのため、検索してデータを集め、各誌のバックナンバーに根気よくあたる、という作業が必要。
しっかしウチの図書館、こんなにバックナンバーの保存状況悪かったか?ほとんど無いやないかい。俺が働いてた頃はこんなにひどくなかったぞ。
夜はサコさん家で祭の打ち上げ。俺は祭の店には関わっていなかったけど、なんか呼ばれたので行ってみる。しかし結局ほとんど誰とも口をきくこともなく、独りで呑み続けていて、ついでに、明日サコさんが出席するセミナーのレジュメの日本語チェックを頼まれたりして、これじゃまったくいつもと変わってないし、と思い、適当に帰宅。
■2001/11/08(Thu.)■
「視点」。
サコさんのいる「視点」はホンマ久しぶり。今日は3回ゼミ生の”ばんくん”をゲストに迎えて、ちょっと手伝ってもらったりしながら、各々テーマに沿って作業をしてもらった。
が、ばんくんが付いていた「タイポグラフィについてやりたい」と言っていた女の子が、誰にも言わずに勝手に帰宅。おいおい、どないやねん。まだ授業中やって。
この世の中には不可解なことがたくさんある。
■2001/11/07(Wed.)■
今日は学相バイトのはずだったんだけど、昨日紹介を受けに行く時間がなかったため、研究室で仕事をすることに。と言っても無給ですけど。交渉して小遣いくらい出るように交渉してみようか。
春からのweb関連の作業量を時給にしてみたら、現在までで20万円くらいになってるんじゃないのか。考えるとオソロシクなってきた。
■2001/11/06(Tue.)■
徹夜明け。2限に院のサコクラスがあるのだが、早めにガッコに行き、朝食。webに載っける「視点」のレビューを書いていたらサコさん来る。
しかし院生は集まらず、2限は俺とサコさんの雑談タイムと化す。結局ボチボチ人が集まりはじめて、11:30頃だらしなく研究室でスタート。いいんかい、こんなんで。午後は「視点」のレビューの続き。書く、書く、書く。おかげでちょっといいものができました。
夜、研究室で永井氏と喋り、帰宅。お猪口半分ほどで撃沈。ねみぃ。徹夜明けの日だというのに呑む俺も俺ですけど。
■2001/11/05(Mon.)■
夕方過ぎ、H"に着信。見たこともない番号(※注)。出てみると女性の声で「○○さん(俺の名字)さんお願いできますか?」と言う。うん、そりゃ俺だ。微妙に片言で、どうやら外国の人らしい。留学生かな。しかしH"にかけてるんだから、「〜さんお願いします」ってのもどうなんだろう。本人しか出ないのが携帯、PHSの利点の1つではなかったのか。
俺も音便に「あ、私ですけど?本人ですよ」と答える。しかし「オマエは一体誰なんだ!?」という疑問も消えない。むこうも慣れない日本語のせいで、うまく希望を伝えられないらしいが、どうやら俺と話があるわけじゃないみたいだな、と洋々分かりかけてきたその瞬間、
「あの、奥さんの方とお話したいんですけど」
間違い電話かい!
そこで「間違っておかけですよ」と言やぁいいものを「いえ、僕はまだ結婚していません」なんて正直に答えたりなんかして。何やってるんだ俺。
丁寧に説明して、ご理解いただけました。オチはありません。
しかし名字が同じ人間に間違い電話がかかるとは。スゲー偶然。こんなこともあるんですな。
(※注) この日記を書いている2001年11月27日現在、知らない番号からの着信に折り返し電話をかけると、万単位の請求が来るという悪質な詐欺が発生している模様です。みなさんくれぐれもお気をつけ下さい。
■2001/11/04(Sun.)■
明楽に随分長いこと借りていたものがあったので、返しに。
A4のファイルでカッコ良くて使いやすそうなのが欲しかったので、洛北カナートへ行くというと、同伴希望してきたため、一緒に行くことに。カナートは2フロアで面積もそんなに広くないので、行った時は必ず全店一回りするんですよね。それが可能な規模。でも決して狭くはないんですけども。まぁ冷やかしに行くにはもってこいだと。
結局ロクなファイルが見つからず。明楽は靴下を購入して至極御機嫌。くそ、なんで目的持って来た俺が何も変えずに、単に付いてきただけのヤツがエエもん見つけるねん。そういやここんとこ買い物はこのパターンが多い。買い物に出かけて、色々見てるうちに「別にいらないか…」なんて結論に至り、結局疲れはてただけで何もナシで帰ることが多いのだ。いやー、だってそんな金あったらゴハンいっぱい食べたいですもん。米。
しかし、隣接しているビルの古本屋にて、藤原カムイさんの画集『40GB』を発見。すでに絶版したのかな?とにかく見つけるのスゲー難しくなってるので、懐かなり痛いけど、即買い。文房具買いに来たんとちゃうんかいな。
その後ミスドで休憩して別れる。
深夜、バイトを終えた明楽再び参上し、映画『スワロウテイル』鑑賞。
■2001/11/03(Sat.)■
夕方から祭へ。相変わらずフラフラと学内をうろつく。一昨日もそうだったのだけど、なにぶん始終独りなのでつまらない。7周もすりゃそりゃぁ飽きますわな。
今日は祭最終日なもんで、サコ店もご多分に漏れず撤収せんといかんわけだが、どうにも飽き飽きしてきたので、一足先に帰る。みんなゴメンて。というか、俺は関わってないからいいのか。
今思った。この日記ってけっこう色々好き勝手書いてきてるけど、やっぱり人の悪口だけは書けないよなぁ。うーん、それもツマランな。
■2001/11/02(Fri.)■
今日は祭は行かずに、いろんな作業をしようと決めていた。決めていたの!誰が何と言おうと!
洗い物、洗濯。生活感バリバリ。その合間に本サイトのリニューアル作業。けっこう進んだ。
■2001/11/01(Thu.)■
今日から精華は祭。サコゼミの有志で模擬店を出しているそうだが、俺はタッチしていないので、まぁ気が向いたら顔出すかー、なんて思っていたんですね。と、夕方前、永井氏(本物)より電話。GO!GO!7188の『パンク』をやる奴らぁがおるらしいということで、猛然ダッシュで山を駆け上がり学校へ。我ながらスゲーエネルギー。
バンドは、ごめんなさい、いまいちでした。ボーカルが男って時点で7188とはなんかちゃうよ、それは。
せっかくなので祭をあちこちまわってみたり、サコ店にいたり。
最後は自治会のテントで呑む。けっこう酔って帰る。
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