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■2001/10/31(Wed.)■

 父バイト。Kふね屋珈琲藤井寺店へ、食器洗浄機の入れ替えへ。基本的には水道やガス等の配管を切って、運び出して、新しいのを入れて配管を繋ぐ、という工事なんだけど、いやはやそこはからF屋珈琲。一筋縄ではいきませんでした。運び出す通路確保とか色々。

 午後は事務所に帰ってきてパイプ棚と調理台の洗浄。

 夕方、事務所の近所に在住の従姉妹が子どもを連れて来訪。休憩がてら少し話したり、子どもをみせてもらったり。

 夕方から精華の祭へ。前夜祭ということもあり、盛り上がりもイマイチなので帰宅。

 さて、この日アッチと急遽呑むことになっていたんですが、以下段取りのメールより。

    俺「今日は祭はいまいちやな。直で家来てもええと思うわ。気ぃつけてな。」
    ア「よろしゅぅ。ほないくわぃな」
    俺「昨夜徹夜だったんでしばし寝る。鍵開けとくから入ってきてエエすよ。来たら起こして。」
    ア「起こして起きれる?」
    俺「が、がんばる(笑)」

 さて、これで仮眠に入った俺。どのくらい眠ったのだろうか?どこからともなく『ヒゲのテーマ』が聞こえてきます。チャ〜チャラッチャッチャッチャ〜♪

 気が付いたら半分寝ながら踊ってました。ヒゲダンス。

 どうやら無事俺ん家に着いたアッチ、俺を起こすために携帯のメロディから『ヒゲのテーマ』を選んでならし続けていた模様。踊りながら目を覚ました俺、こう言ったそうな。

「踊らなしゃあないやんけ…」


■2001/10/30(Tue.)■

 午前中永井氏から着信があった。気が付かなかったようで、留守電が入っていたんである。聞いてみると声の主はどういうわけかぽぽちゃん(サコゼミ2回生)からで、イラストレーターで画像をパス化する方法を教えてくれとのこと。彼女、俺の電話知らなかったんですね。で、たまたま研究室にいた永井氏に電話を借りた模様。そして最後に、

ぽぽ「またメールの方にも書いておきます〜」

とのこと。留守電はここで切れていたのだが、切れる直前に永井氏のスピーディーなツッコミが微かに入っていた。

永井氏「おいー!それならはじめっからメールでもよかったんじゃねーか!!」

 確かに、確かにもっともなツッコミですけども、後からぽぽちゃんに聞いたところによると、そもそも永井氏が俺の番号ダイヤル済みの電話を突然「ほい」と彼女に手渡したらしい。頼んでもいないのに。

 キサマに突っ込む資格はない。

■2001/10/29(Mon.)■

 夕方頃から学校へ。

 食堂でメシを食いつつ、研究やら仕事やら作品やらのスケジュールを組む。どうせこんなことをしたってその通りにこなせるわけはないのだけど、頭の中を整理しておかないと、どうにかなっちゃいそうな気がしたので。お陰で少しスッキリしました。

 昨日の日記で「闘いたい」なんて書いていましたが、BBSにもそのようなことを書いていたんですね。それを見て何やら心配して下さったちゅー画伯からメィルが入っていたので、電話してみる。俺のまわりにいる人も色々大変だ。さしていいこともないんだからいてくれなくてもいいのにな……、と思うこともあるけど、こうやって直に話してみると、けっこう嬉しかったりする。

 電話を切ると、サイに話しかけられる。どうやら隣のテーブルにいたらしい。そういやこの人の顔も久しぶりに見たなぁ。

 盆から放ったらかしになっていた日記を書き始める。8/18のことなんて、覚えてへんっちゅーのに。

 夜、庵野秀明監督『彼氏彼女の事情』を借りてきて観る。少女漫画を一体どうやってあの人が料理しとんねんと、ドキドキしながら再生したのだが、オープニングから庵野節ブリブリで、やられたっつーか、安心したっつーか。

■2001/10/28(Sun.)■

 起きたら夕方前でした。なんてこったい。

 なんかやることがハッキリしてきたにも関わらず、相変わらずな日常で心底やんなってくる。なんでもいいから闘いたいと、フト思った。
去年は本当に良いことと嫌なことの波が激しく、翻弄されていた。生きることそれ自体が、抗うことだった。メチャクチャしんどかったけど、闘って、勝って、負けて、喜んで、泣いてという日々は、過剰なほどの充実感があった。「なんとかしたい」という対象が色々あった。

 最近…、なんもおまへんなぁ。


■2001/10/27(Sat.)■

 父バイト。ここんとこ現場がなくてさみしいな。やればやるほど綺麗になる洗浄作業もいいけど、やっぱ現場に入って機材担いだり工具いじったりしてる方がどっちかというと好き。


■2001/10/26(Fri.)■

 「人文学合同演習」、発表はおおむね好評。まぁやることがハッキリして、課題が明確になったってのは良かったんじゃないでしょうか。その代わり、他の可能性が少し減りましたな。

 何をやってもよかった頃は、自由だったけど、何をして良いのか分からなくて少し不安だった。今、やることができて少し安心。そのかわり自由が減る。でも、俺は少し安心する。

 『新世紀エヴァンゲリオン』最終話まんまやないか、今の俺は。

 あ、それとサコさんようやく帰国。研究室でみんなそれぞれ勉強したり雑談したりしていて、「みんなでちょっとお茶でもしようか」という時にひょっこり帰って来はりました。マリ帰りとは思えません。とりあえずケンタッキー持参やし。

■2001/10/25(Thu.)■

 結局、今日の「視点」で何をどうしたらいいのか、サコさんからは何の連絡も入らなかった。忙しいんだろうか?

 緊張の面持ちで教室に向かう途中、丁度その「視点」の履修生と出会う。「あ、先生(って言うなー…)、今日休講じゃないんスか?」などとのたまう彼に、一瞬何が起こったか分からない俺。教室に行っても確かにだれもいない。本館前掲示板に行ってみると、「人文学への視点 ウスビ・サコ 10/25 休講」と貼ってある。しかもご丁寧に2枚も

 すぐさま教務課に飛んで、問い合わせる。いやだって、納得いかないじゃないですか。こっちは色々考えたり準備したり悩んだり胃ィ痛めたりしてたのに。ところが一体、いつだれが休講を決めてあんなものを貼り出したのか、誰も分からないんである。サコさんから休講との連絡があったわけでもないらしい。どないやねん!!!

 まぁ言っても仕方ないので、研究室に戻り本を読んで過ごす。

 夜、よねっちゃん精華来訪。今週は来客が多いな。と言っても2人ですけど。また、メシを食いつつ雑談。ちなみに、彼女は元セイカ生なので、クロイヒトほどの違和感や新鮮感はありまへん。

 明日はいよいよ「人文学合同演習」で俺の発表の番。夜中からは『新世紀エヴァンゲリオン』の第弐拾五話と最終話、『ラブ&ポップ』を見続け、レジュメを作る。

■2001/10/24(Wed.)■

 サコ研究室に行き、webの作業をちょこちょこっと。昨日書いた「視点」の報告に加筆したりもしたけど。

 基本的に平和。

 GO!GO!7188『C7』発売。即買い。

■2001/10/23(Tue.)■

 夕方学校入り。

 庵野秀明に関するものを探しに情報館に赴く途中明楽と会う。あれ、そういえばこのヒト見るの久しぶりだっけ?「珈琲たいむ」をじゅるじゅる吸いながら、昨日のセッションについて報告を。

 1時間ほど喋った後、エヴァンゲリオン関連の本を借りてサコ研究室に。先週俺が代理センセイをやった「視点」の授業報告と今週分の相談等をまとめ、HTMLにしてサーバにアップ。URLをサコさんにメールで送る。

 その後エヴァの本を少し読んで中尾ハジメ研に。くだらない話から、「話が筒抜けの人のことを”ザル”と例えるのはおかしい」というようなことを俺が主張し始める。いや、だって「筒」抜けって言ってるんですから、「筒」にすべきでしょう。ザルって、水分を流して固形物を残すものでしょ。野菜洗ったりするときに。だから抜けるものと残るものがあるんすよ。もう100%ベラベラ喋っちゃう人は、「ザル」では合わんやろう、という主張だったんですが、なんだかんだで言いくるめられました。もう面倒臭くなってきてたからいんですがね。

 研究室を辞した後、S.N.氏について自治会のボックスに行く。スゲェ久しぶり、ここ。2年振りくらい?なんだかんだで日付越えるまでガッコにいた。こんなのも2年振りくらい。

■2001/10/22(Mon.)■

 昨夜ズイブンと遅くまで起きていたようだ。ヤベェ、今日5限発表やのに。しかも午後からはクロイヒトが精華に来るのだ。とりあえず昼頃に学校に行き、3限を休んで発表のレジュメを書く。14:00過ぎにクロイヒトと合流。

 今日の企画はですね、夏前くらいに遡るんですが、ウチの掲示板を見たクロイヒトが、サウンドスケープをやってる猫松先生の所に飛んだらしいんですね。で、そんな先生ならぜひお会いしてみたいということで。あたしゃ音関係やらないんですが、「モノを作る」ということで3者ディスカッションみたいなことをやってみようか、ということに相なったんであります。

 ほどなく両者のご対面。何せ初対面で、お互い本名も知らない間柄ですんで、まぁ話の盛り上がりは徐々かな、と思いきや、対面10分後にはすでに俺には理解不能の音楽用語が飛び交う猫松研究室。ゼミ生も入れ替わり立ち替わりやってきて、翻弄されつつもカルチャーショックと喜び、そして音への熱き魂を臆面もなくぶちまけるクロイヒト。まるで子どものよう。

 俺は断腸の思いで席を中座し、発表用のレジュメを書いて5限へ。

 5限が終わると、猫松先生は所用で帰宅されており、学内を散歩中というクロイヒトと再び合流し、食堂でメシ。「定食441円」にショックを受けている彼。フィッシュフライを食いつつ、語りモード。どうやら、先生と別れてから学内をあちこちデジカメに収めていたようで。

 俺にとっては完全に日常の空間やもんねぇ。さして驚きも発見もそうそうあるもんじゃない場所なんですけど、外部の人間が1人いるという微妙な違和感が、瞬時に俺を非日常の世界へと誘ってくれました。考えてみたら、場所はよく知ってるし、相手も古くからの友人。なのに場所と人の組み合わせをちょっと変えてみるだけで、1つひとつの語りがこんなにも新鮮に感じられるものなのか。

 その後サコ研究室にも案内し、少し喋った後、21:00頃、お互い土砂降りの中を帰路につきました。

 猫松先生、クロイヒト、お疲れさんでした。

 そういえば、夜、見知らぬ番号から着信があった。番号のケタ数が並じゃなくて、15か20ケタくらいあったんですよ。誰じゃー!?と思って出てみるとサコ先生で、マリからの国際電話でした。にも関わらず、まるで京都市内にいるかのような音声のクリアさ。ビックリしました。すぐ近くにいる携帯電話でも、もっとずっと音悪いのに。というか、携帯の音が悪すぎるんですね。

■2001/10/21(Sun.)■

 今日のメシは王将。そしてやっぱりやっぱ呑んでしまう。禁酒が2日ともたない。ダメだダメだと思いつつ、夜中になると我慢できなくなってしまう。

 そういえば去年の今頃もこんな感じでした。酒が直接の原因ではないけれども、呑むことしか能が無くなった俺から、多くの人が離れていきました。今年もまたアレをやるのか……、と思うと気が滅入ってくる。いやこれは真面目なハナシ。

 仕方がないので酒で気を紛らわすことにしている。


■2001/10/20(Sat.)■

 久しぶりにマクドナルドにてメシ。

 夜は夜で『三國志6』に興じる。ゲームで確実にいろんなものを失っている気がする。


■2001/10/19(Fri.)■

 S.N.氏ほか1名と『式日』を観に行く。

 ここでは言ってませんでしたが、当座院での研究を、庵野秀明作品におけるアイデンティティ問題へのアプローチというようなことをやることにしたんです。で、6月に観に行った時は全然そんな視点で観ていなかったし、丁度京都に来ているということで、行って来ました。

 会場となった「駅ビルシネマ」。聞いたことないなぁ、と思ったら、ここ何カ月か期間限定の仮設劇場でした。素の地面にテントだけ張って、客席を用意したもの。しかし仮設とは思えないほどの設備充実度。音響も申し分なかったです。

 映画終了後、「やるせないよぉ」というS.N.氏の希望により(『式日』は、確かにそういう映画です)、駅前の呑み屋で少しひっかける。そうしているうちに電車を逃した俺ともう1人。S.N.氏の「つきあうよ」というご好意もあって、駅から歩いて帰るという暴挙に出る。

 途中コンビニでガシガシ酒を買い、呑みつ語りつ歩く。

 帰宅後、速攻でダウン。

■2001/10/18(Thu.)■

 レポートは無事提出。

 5限の「視点」で、先週予告した通り、先生代理。メチャメチャ緊張しました。もっとも、俺が講義をするんじゃなくて、各自のテーマに沿って作業をしてもらうだけだったんですけども、それでも迷いや質問のある学生には適宜アドバイスが必要ですし。

 うん、でも勉強になりますよ、こういう機会は。特に初めて学問的世界に触れる1回生を相手にしていると、こっちも原点に帰れる気がします。

 ただ「せんせ〜い」という呼びかけだけはカンベンして欲しかったです。いや、マジで。


■2001/10/17(Wed.)■

 引き篭りゴーショーグン状態に別れを告げ、久々に学校へ。授業もないのに。案の定どうということなく過ごす。一歩家の外に出ただけでヨシとしようよ、なんて癒し系の臭いがプンプンするポジティブシンキングは嫌いですよ、言っとくけど。

 夜、明日提出のレポートを書く。その直前まで『三國志6』をやってたんだけど、なんとなく君主をコンピュータに委任し、そのまま放っておく。結局レポートを完成させたのが朝の6時頃。画面に目を向けると、西暦300年とかになってました。

 おまけにこのゲーム、漢王朝皇帝が出てくるんですね。キャラじゃなくてシステムの一部として出てくるんです。皇帝を味方に付けていれば有利になれるということで。

 そしてこの皇帝陛下、確か西暦180年ぐらいの生まれだったと思うんですが、300年になってもまだ生きていました。他の武将が寿命でどんどん死んでいくのに、いつまでたっても「漢王朝を救ってくれる者はおらぬのか」……って、その前に自分の寿命のおかしさに気付けよ。


■2001/10/16(Tue.)■

 久しぶりにアッチと呑む予定の日。いつ頃待ち合わせるか電話を入れてみる。

「今日なー、彼女と会うことになってるんやけどな」

 待て。今日の呑みって確か先月末から決まってたんとちゃうんかい。ということで彼女さんも交えての呑みに。

 仕事で遅れて来るという彼女さんと北大路で待ち合わせのため、近くの居酒屋「はなはな」で時間を潰す。しかし相変わらず外で呑むのがヘタクソな我々。時間つぶしでちょっとひっかけるだけのつもりが、気が付くとやはり本格的に呑みモードに入ってます。

 しかしこの「はなはな」、比較的若い女性だけで切り盛りされており、料理もなかなかの逸品で、良い店でした。ちなみに隣にあった別の店もかなり気になりました。次回はココでしょう。

 夜中は夜中で3人で呑む呑む呑む呑む。


■2001/10/15(Mon.)■

 日中、ずっと寝てた。

 なんかダメモードです。脳味噌溶けてるんとちゃいますか。


■2001/10/14(Sun.)■

 夕方起き。いかんの。

 『三国志6』やってて、『みんなの広場だ!わんパーク』前半見逃す。今日は影ちゃんが出てる日だったのに、あうあうあ〜と思い点けてみると、丁度「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を歌い始めたトコ。良かったぜぃ。

 なんか影ちゃん、パワーライブの時よりノリノリで歌ってたんですけど。きっとアレや。『わんパーク』では持ち歌歌う機会が少ないから、そこでオハコ歌えることになって、燃えに燃えたんや。

 観ていると、親から電話有り。刺身こうてきたから来ないかと。行く。自分がいかに即物的であるかを思い知りました。

■2001/10/13(Sat.)■

 夕方前起き。

 精華へ本を返しに。ついでに、ちょっと東洋思想をやってみようかと思いたち、荘子を借りる。

 夜はひさしぶりにセブンイレブン。やっぱセブンイレブンはおかずの充実度高し。で、結局酒呑む。

 セブンイレブンの前にディスカウント酒屋なんてあるからいけないんだって。

「自己欺瞞だね」
「呼び方なんて関係ないさ!」


■2001/10/12(Fri.)■

 発見!!

 200mlパックドリンクにストローを刺すと、携帯電話に似てる!!

 食堂前のテラスで例によってコーヒー飲みつつ本を読んでおったわけです。フト顔を上げると、歩きながらメール打ってる学生がいたんですね。まぁこんなのすっかり見慣れてるんですが、どうも携帯がちょっとデカいなぁと思ってよく見ると、彼はパックジュースの説明書きを一生懸命読みながら歩いていただけだった、と。

 で、自分でも色々試してみたわけなんですが。

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とりあえず
こんな感じ?

電話中 メールも打ってみる

 やっててアホくさくなってきました。


■2001/10/11(Thu.)■

 朝6時半頃帰宅。7時〜9時前まで仮眠。

 1限からサコさんのゼミ。コンジョーで起きて、やや遅刻で出席。教室に入るやいなやサコさん曰く「おぉ、来れたんや」

 ええ、頑張って来ましたとも。だってサコさん、あなたの家であなたと3時頃まで喋っていて、その後も学生らと呑み続けてたんバレバレやないっすか。これで欠席とかしたらもはや言い訳できないし。というか原因バレバレ。酔いつぶれてグー。

 その後色々聞き出してみたところ、どうやら俺が来るかどうか賭けをしていたらしい。しかも全員が「来ない」に賭けてた……って、そらアンタ賭けになっとりませんがな。

 5限は「視点」のアシスタント。なんか自分の勉強より、サコさんと仕事してる方が楽しいかも……。

 は、いいのだけど、サコさんまたしても出張。明後日から10月25日まで。その間は休講かと思いきや、

「じゃ楽人くん、来週と再来週は任せたし」

 待ってーー……。

 というわけで来週と再来週は「なんちゃって先生」やります。どうしよ、どうしよ!!??

■2001/10/10(Wed.)■

 大学時代の友人、よねっちゃんが精華に来訪。会うのは何年振りくらいやろ。まぁ久しぶりにメシでも食って話そうや、てな感じで。たわいもない話に終始したんですが、今の俺にはこういう時間がかなり貴重です。というか、人とメシ食ったのってかなり久しぶりとちゃうやろか?特に学内では。院に入ってから学校で人とメシを食うのは2、3回目かも。

 よねっちゃんと別れ、サコさん家へ。前期の「基礎」で担当していた学生2人が、諸事情あって退学することになり、そのお別れ会が催されるというのだ。前期のはじまりは、他の人の顔をうかがうようにしていたみんなやったけど、ここまで仲良くなってるなんて思いませんでした。

 さて、宴も峠を越え、グループに分かれて語りモードの時間。俺は丁度どこにも入らないで1人でチビチビやってたんですが、突如1人の女の子がドタドタッとやってきて、クエスチョン。

「楽人さん、”いい女”って、どんなんなんですか?」

 うひー、そういうの訊かれても困ります。っちゅーか、この新世紀にまだ「いい女」なんて概念が若い人の中で生き残ってるんや。楽人ショーーック!!!

 どうやら彼氏さんとちょっとモメたみたいで、まぁ当然「誰にとって”いい女”でありたいか」ということを論議せざるを得ないんですね。こんなの普遍的な「正解」なんてありゃしないんだから。

 もっとも、誰かのために○○な人になりたい、なんて頑張ってみても、なかなかそうはなれないと思うし、なれても長続きしないと思う。やっぱり自分の内側からわき出る「理想の自分」ってのを想定しないと難しいんとちゃうかなぁ?

 そんなことをつらつらと話し、朝6時頃帰路に。

■2001/10/09(Tue.)■

 例えばあなたは今、出先にいます。学校でも会社でも繁華街でもよろしい。そこから家に帰るとした時、その方法、道順の選択の幅はかなり色々あることでしょう。「あえてまわり道」なんてのも含めると、ほぼ無数にあると言っていいんじゃないでしょうか。

 さて、ではひとつの道順(方法)を選び、家へと向かって下さい。

 家への半分まで帰り着きました。この時点で、この先の選択の幅はかなり狭まっているんじゃないかと思います。

 さぁ、家まであと100mです。自宅まわりの環境にもよりますが、ここまで来たらもう道順は2、3ほどしか残っていないんじゃないですか?もしかしたら、もうあとは家まで一直線、という人もいるかもしれませんね。

 家の前(アパートの人は部屋の前)まで来ました。もうあとは鍵を開けて中に入ることしかできません。

 今の僕の思考回路が、丁度そんな感じ。考え始めた時は、ああもできる、こうもできる、と思うのだけど、プロセスのシミュレートを進めれば進めるほどやれることは限られてきて「なんだ、結局最終的にはこうするしかないんじゃないか」なんて答えにたどり着いちゃう。

 「引っ越し」が必要なんだろうか。


■2001/10/08(Mon.)■

 惰眠、『雷火』、『三国志6』、『ドラクエ7』…。


■2001/10/07(Sun.)■

 突然思いたって、『三國志6』を買う。

 最後にやったのが中学時代の『三國志2』だったんで、システムとグラフィックの進化にオドロキました。でも、やっぱり武将の顔グラフィックは怖い。しかも、ザコ武将は使い回しが多い。

 ま、ボチボチ遊んでいきます。


■2001/10/06(Sat.)■

 高校時代の友人、MSR氏来訪。彼もアッチexitくんらとよく遊ぶ、いつものグループの一員なんだけど、彼が参加するときはいつも大人数の宴会になってしまい、なかなかサシでゆっくり話す機会がなかったんである。でまぁ、「たまには語りモード入ってみようや」ということでやって来たんですが。

 彼の「愚痴タイム」でした。

 うーん、なかなか大変みたいですな。ちなみにグループ内で、高校卒業後1回も肩書きが変わっていないのは彼1人なんすよ。最初に就職した会社でいまも頑張っている。それだけでも俺なんかは尊敬に値するなぁと思っちゃうんですね。

 でもまぁ、同じ所にずっといると、色々なものを見るんでしょうな。俺なんぞ、精華の図書館に1年弱いただけで「もうカンベン」って思っちゃったんですし。

 結局、夜中の2時頃まで色々話をして、帰っていかれました。

■2001/10/05(Fri.)■

 昼、食堂の外のテラスでコーヒーなどを飲みつつ本を読んでいると、隣の席の学生の会話が聞こえてきた。どうやら携帯のメールアドレスを教えあっているらしい。

学生1「090・・・・・・@docomo.ne.jp」
学生2「0、9、0の…これ全部小文字?」
学生1「うん、小文字小文字♪」

 待て。数字に大文字も小文字もないだろう。それとも、次のようなメールアドレスを想定していたのか?

09012345678@docomo.ne.jp

 小文字というか、単にフォントサイズが小さいだけですけど。もしかして彼はアカウント部分を8pt、ドメイン部分を10ptにしないと無効になるとでも思っているのか?

 でも、フォントピッチという概念を知っている人なら、こんなマヌケな質問はしないと思うけど。ついでに言うと、未だに「電話番号@〜」のアドレスを使っているなんて、呑気ですなぁ。


■2001/10/04(Thu.)■

 「人文学への視点」アシスタント2回目。授業開始直前にサコ先生から電話。

「あ、私ちょっと今取り込み中で、悪いんやけど少し遅れます。だからみんなにはちょっと待ってもらってください」

 待ってー……。

 サコさんから伝えられたのはそれだけ。今どこにいるのか、実際どのくらい遅れるのか分からず。こういう時に気の利いた小話で間を持たせられたらいいんですけども、さすがに20人を相手にしてそうそう面白いネタがあるわけでもないです。この日記からして多分読んでるの10人以下でしょうから。

 微かなな私語と沈黙という波の中、気まずさに耐えきれず、もう始めちゃうことに。よく考えれば今日は講義じゃなくて学生がまとめてきた「自己紹介」の発表なんだからべつにいいんじゃないか。

 大体半分くらいの学生が発表を終えた頃、サコさん登場。俺の横に座るやいなや、ほのかに漂うマクドの香り

 ねぇ、何を取り込んでたんですか?ねぇ。

■2001/10/03(Wed.)■

 まだ父の所に仕事がありました。ありがたい話です。朝、北白川のケーキ屋さんにて上棚搬入と取り付け。まぁ簡単な作業なんでチャチャチャッと終わらせてしまい、一乗寺のさいふぉん亭でお茶。

 昼前に別れて、学校へ行き、研究室webの作業。夕方帰る。

 明日提出のレポートがあるんだが、遅々として進まず。

× × × × ×

 「強がっている人」っていうのは、実は全然強がれてないんじゃないのか、と思う今日この頃。「本当はそんなに強くない」ってのがバレちゃった時点でもうダメダメかと。

 ニコニコ笑いながら黙ってみんなの話を聞き、うんうんなんて言ってる人が実は一番しんどい思いをしている、ということの方が多いんじゃないかと思う。


■2001/10/02(Tue.)■

 サコ研究室では、2回生、3回生を中心として11月末から韓国に研修旅行に行くそうです。ちなみに俺は金がないので行けません。というか、そんなに行きたいとも思ってないのでいいんですけども。

 なんでも、行きは下関からフェリーで行くそうです。値段のことなんかは俺よく知らないんですけど、時間的にはかなり贅沢なプランなのでは、と思いつつ、計画を練っている彼らの話を横できいておったわけですが、突然、1人がおかしなことを言い出した。

「俺、パスポート持ってへんのやけど、船で行くんやったらエエやんな?」

 どんな船で行くんですか。

 んー、まぁ漁船とかチャーターできるんならパスポートいらないかもしれませんけど、多分それは違法だと思います。

 それとも研究テーマは「密出入国者の実態」ですか?参与観察。

■2001/10/01(Mon.)■

 京都を本拠に置く大手ラーメンチェーン「天下一品」、略して「天一」。そして今日は10月1日。「ten(10)−ichi(1)」ということで、毎年この日は「天下一品」の日としてサービスデーとなっております。ちなみに今年のサービス内容は、ラーメン、餃子、ライスが半額というもの。

 この契機をラーメンマン雄一郎が見逃すワケはない。というわけで、誘われて行って来ました。北白川の天下一品総本店。

 夕方6:00、現地にて雄一郎とその友人アキラ君(ややこしいけど明楽とは完全に別人です)と合流。しかし店はすでに長蛇の列ができています。ざっと30人ぐらい。

 待ってるうちに、さらに彼らの連れ3人がやってきて、メンツ完成。自己紹介などしあいながら、順番を待つ。

 この北白川店、総本店を名乗っている割に、店内かなり狭いんですよね。だいたい店の中の客と外で待ってる客の比が1:1くらい。客の回転速度を少しでも上げるべく、待ち状態の我々に、店員がすでに注文をききにきています。我らがチーム、大きく分けて、

・ラーメン(あっさり),餃子
・ラーメン(こってり),ライス
・ラーメン(あっさり),餃子,ライス

の3派に分かれたのですが、1人だけ異色の輩が。

・あっさり,こってり,餃子,ライス

 これは半額で食えるメニュー全部ということになるんですけども、ええ、言うまでもなく雄一郎なんですが。店員さんも半ば引きつつ注文を受け付けています。

 かくして順番がやって来て、店内になだれ込む我々。案内されたのが、4人がけのボックス席。あの、我々6人なんですけど……、などという異議申し立ての権利なんてありません。というか、6人揃って席に着けたのがむしろ奇跡に近いです。

 そして運ばれてくる料理。4人用のテーブルに、ラーメン7人前、餃子5人前、ライス3人前。……って、置けませんて。

 どうあがいても2品テーブルから溢れちゃいます。というわけで、常時ラーメン鉢を手に持って食い続ける俺と、ライスを床に置く雄一郎。そして空いた器からさっさと下げてもらう。もはやこれは”食事”の風景ではありません。全員が食い終わるまで、約20分。この中には、ラーメン2杯食ったヤツも含まれます。

 阿鼻叫喚の半額ラーメン体験ツアーでした。

× × × × ×

 時間前後しますけど、午後3時頃食堂に行くと、サコさんがメシを食っていた。珍しい。基本的に精華の食堂は口に合わんらしくて、こういう光景は滅多に見られないんスけど。で、学内を小都市と捉えた場合の、精華の都市計画についてあれこれ喋る。

 ところで後期の授業でサコ先生は「オフィスアワー」なるものを導入した。それぞれの授業で、質問等ある学生に対して、優先的に時間を作りますよ、というサービスである。俺もなぜかその役割を担うことになりまして、毎週金曜日の午後は「人文学への視点」の学生のために、研究室にて待機ということになっとります。

 で、本日月曜日の午後は、サコさんの「視点」担当日やったんですね。それにフと気付いた俺。

俺「サコさん、今の時間って”視点”のオフィスアワーとちゃいました?」
サコ「あぁ!!」

 コラコラコラコラ!!「あぁ!!」やないって。ノンキにメシ食うとる場合とちゃいますって。困った人やな。

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