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■2001/04/30(Mon.)■

 今日は洗濯デーで、部屋と階下の洗濯機を往復していたんですが。

羽根アリ。 午後4時半頃部屋を出たら、2つ隣の部屋のドア前がエラいことになってました。羽アリのじゅうたん。羽アリの壁紙。それが動いてます。ウヨウヨ。さっき、1時間ほど前に見たときはまるで異常なしだったのに!!

 写真では分かりづらいと思うんですけど、白壁に黒く群がっているのが全部羽アリです。床の黒ずんでいる部分も全て羽アリ。

 とりあえずポラロイドで撮影して、当の住人さんはお留守のようなので、大家さんに連絡。大家さんと話している時に偶然住人さんが帰って来られたので、緊急対策本部設置。とりあえず大家さんが提携(?)してはる大工さんを呼んでもらって(なんで大工さんなのかも謎。SANIXとか呼ばんのか?)、問題の部屋の流しまわりのベニヤが腐っていることが判明。急遽工事に。

 というか、このアパート、6部屋あるうちの4部屋がいまだに台所タイルなんですよね。仕事でむっちゃステンレスの厨房機器を扱っているのに、自分ちはタイル。これを機会にシステムキッチンに替えてもらうわけにはいかんかしら?カンタンなやつでいいからさ。

 そういえば昔、夜中に部屋のドアを開けたら、バカでかいハスキー犬が2匹「クゥ〜ン」とか言っていてかなり怯んだ覚えがあるのですが、今回はそれに勝るとも劣らないインパクトでした。やれやれ。

 自然がいっぱいのアパートです。


■2001/04/29(Sun.)■

 どこにも行かないでいい日。なんて久しぶり。しかし、家でやることが山積みだったりして。げふん。

 とりあえずGWに来客がある予定なので、部屋を掃除。主に台所。たんぱく質を溶かすという、洗剤というかむしろ薬品のような液体を…(以下略)。

 ゴシゴシ、ゴシゴシ。あぁゴシゴシ、ゴシゴシゴシ……。


■2001/04/28(Sat.)■

 日中親父バイトで、夕方ギリギリに精華に行って、TAの給料をもらおうとしたんですが。(「事」は「事務員」の略)

    楽「あの、すいませんこんな時間に。お給料出ますか?」
    事「…あのねぇ…、今日土曜日でしょ。事務局2時半までなのよねぇ…。」
    楽「あ!そうなんですか、すいません!」

この時点でこっちは給料断念。しかし…、

    事「わたし仕事残ってるからたまたまいるだけだしぃー、担当の人も帰っちゃったから金庫も開けられないのよねぇ…。だから、火曜日♪(断言)」

 待って、何その言い方。2時半閉局を知らなかったのはこっちの落ち度。でもこっちにはこっちの事情があってこんな時間に訪ねてみてるわけ。そしてそっちにはそっちの事情があって給料出ないわけ。それ以上でも以下でもないの。必要な情報は2点。

    ・給料が出るのか出ないのか
    ・何故出ないのか

 あなたに残業があるとか、担当が帰ったとか、それは知ったこっちゃないっす。「給料を支払う」という極めて事務的な手続きにおいては、必要以上の情報やコミュニケートを交わすことは無意味なんじゃないスか?

 今日僕が一番欲しくなかった情報は「あなたがイヤな人である」ということ。あぁ、今後毎月給料を受け取りに行くことを考えると気が滅入ってきます。


■2001/04/27(Fri.)■

 ここんとこ金がないとか、ロクにもの食えてないとか、人とほとんどクチきいてないとか、まぁ事実なんですけどそういうこともぉココで書くのやめときます。ええ、ごめんなさい。

 心待ちにしているイベントを指折り数える、というようなことがよくあります。今も。とても時が過ぎるのが遅い。「あぁ、まだあと○日もあるのかぁ…」なんて思ったりもするけど、フト気が付いてみると、前回そう思った時からすでに3日も経っていたりして、時の流れの速さを思い知らされます。時間のマジック。

 体内時計や体感時間のことは以前からものすごく興味があって、ちゃんと勉強もしたいし、できればそういうのをテーマにした作品も描いてみたいなぁなんて思うんですけど、あんまり研究の進んでいる分野ではないみたいで。残念。何学になるんかいねぇ?生理学と心理学をより合わせたような感じになるのかな。

 人間の体内時計は一日25時間で動いている、というのは山田詠美著『僕は勉強ができない』からの知識ですが、その辺もどうなってんのか、すげぇ興味アリです。


■2001/04/26(Thu.)■

 都市論の授業で、アジア諸国における雑居ビルの使用法、というような内容の話をきいた。

 日本だと1階が店舗(コンビニとかね)、その上はずっと居住用のマンション、というのはよく見る光景だけど、台湾なんかに行くと、3階まで店舗、4、5、6階は住居、7階より上がまた店舗、というのも少なくないらしい。もっとすごいところで、東南アジアの方なんかは、全然フロア分けされてなくて、てんでバラバラに住居と店舗が入っているのだそうだ。隣が飲み屋だったり、カラオケ屋だったり。

 ううむ、すごい。なんか最近俺も、静かに思索したり本を読んだりする時は街にフラっと出て、家では寝るか遊んでるかなので、家が静かな必要がないのよね。だからそんな雑居ビルに住んでみるのもまた一興かも。

 個人的には、隣には文房具屋か本屋希望。というか、ヴィレッジバンガードが来てくれたら言うことなしです。そんなスラムのような雑居ビルにヴレッジが来るかどうかはさておき。


■2001/04/25(Wed.)■

 炭水化物だけを食べていても、ハラ持ちはするけど、やはり色々体内のバランスが崩れてきちゃうね。と、今の俺が言うと例えであって例えじゃなかったり。

 そんなわけで、今日は体にも心にもちょっとご馳走を摂取。なに、ささやかな贅沢です。だから許して。明日からまた清貧な生活を送ります。身も心も。


2001/04/24(Tue.)■

 連休に客を迎える予定なので、掃除を始めてみたり。

 あと一周間もあるのに始めちゃったりするのは、必要性(それだけ汚い)とか気合だったりするんですが。

 たんぱく質を溶かすという洗剤というか、ほとんど薬品のような液を換気扇にぶっかけて、ドロッと溶けてきたところをさっとひとふき。ついに仕事以外でやりはじめました。『洗濯機は俺にまかせろ』という、洗濯機修理フェチの男を描いた映画があるらしいんですが、きっとそんな感じ。まだ見たことがないんだけど、ぜひ近いうちに見たい。

 そのうち、あなたの家の台所を汚しに行くかもしれません。


■2001/04/23(Mon.)■

 なんだか読みたい本や読まなきゃいけない本が積もりに積もってきてます。

・『自分を知るための哲学入門』 竹田青嗣著
・『恋愛論』 竹田青嗣著
・『現象学入門』 竹田青嗣著
・『ものぐさ精神分析』 岸田秀著
・『性的唯幻論序説』 岸田秀著
・『現象学的社会学』 アルフレッド・シュッツ著
・『いじめと不登校の社会学』 竹川郁雄著
・『FOR BIGINNERS ハイデガー』 J・コリンズ/H・シラィナ著
・『ウィトゲンシュタイン全集 8 哲学研究』 ウィトゲンシュタイン著
・『メルロ=ポンティの思想』 木田元著
・『アレント』 川崎修著
・『生活世界の社会学』 江原由美子著
・『排除と差別のエスノメソドロジー』 山田富秋/好井裕明著
・『自由な新世紀・不自由なあなた』 宮台真司著
・『UNIFY』 かずはじめ著

 最後のは、ささやかな抵抗。

 ここんとこ読了したのが、

・『最後の惑星』 ユルゲン・ローデマン著
・『良いセックス・悪いセックス』 斉藤綾子著
・『イノセント・ワールド』 桜井亜美著
・『ポルノ畑でつかまえて』 玉置勉強著

 最後のは、ささやかな楽しみ。


■2001/04/22(Sun.)■

 親父バイト2日目。しつこく洗浄作業。

 帰りの電車で、乗った両の乗客全員が手元で携帯をピコピコやっていてさすがにちょっとひるんだ。とかいって、俺も人にメィル送ったりしてたんだけど。

 最近なんだかいろんなことに脱力しきってしまっていて、周りに対するアンテナも錆びついちゃってきてます。もっともっと、目に入るものすべてにツッコミを入れたりしてたハズなんだけどなぁ。


■2001/04/21(Sat.)■

 親父バイト

 俺がこんな日記とか、旅行の時のレシートとか、果てはくだらない落書きまで保存していることに、以前ちゅー画伯さんがとても驚かれたことがあった。

 精神分析学的には、記録癖というのは自らの生に対する執着の現れだということらしいが、湯のみの件で怒られたとか、紅蜂さんの水着姿が見たいとか、俺が執着しているのはこんな生なのか。

 というか、実は今あんまり生に執着していないんですが。身をもって学説を覆せた気分。


■2001/04/20(Fri.)■

 人文学合同演習で「新田義貞に対する歴史観の変遷」をテーマにしている人の発表があった。が、最初から「新田義貞とは、後醍醐天皇に味方して鎌倉幕府を攻めた人です」という説明から入る。ちょっと待って、留学生分かってへん分かってへん。キョトンとしてるって!まず<幕府>がわからない。そして、一番エラい天皇と、実権を握る武士、という日本的な二重構造も分からない。

 専門外の人、あるいは素人さんにいかに平易な言葉で語れるか、いかに分かりやすい資料を用意できるか。そしてそれは意外に難しいのだというオハナシ。

 僕はまだ専門的な知識などなにひとつ持っていないので、とても安心です。いつでも発表できるぜ。


■2001/04/19(Thu.)■

 対話が成立する条件とは何なのか。基本的に利己的であるはずの人間が、ある種の協調性を持って世界を共同で創出していっているというのは、もしかしたら奇跡に近いんじゃないか。

 環境問題を考える時、忘れてはいけないのが<環境主体>という概念らしい。環境問題を論じる上では、森や海はそれ自体として存在するのではなく、誰(何)にとっての森や海であるか、ということ抜きにしては論じられないというわけだ。

 <人間環境>というジャンルもあるらしいが、これもそうで、誰にとってのお前か、誰にとっての俺かということ抜きにして人と人との間のことは解き明かせないようだ。俺が気持ちよく生きていくために、相手も気持ちよく生きていてもらわないと困る。ではそのために俺は何をするか。

 優しさとか思いやりなんて言葉を持ち出してくるととたんに胡散臭く、よいこちゃん的な気配がしてくるけども、こういう風に表現してみると分かりやすく受け入れられる。奇跡は案外手の届く範囲にあるのかもな。


■2001/04/18(Wed.)■

 親父バイト。相変わらず洗ってきました。

 小学校の頃「プロゴルファー猿」がブレイクしていて、ロート子どもソフト(目薬)のCMもプロ猿が登場したものだった。ミスターXが出てきて「猿くん、今日は泳ぎで勝負だ」というアレ。覚えている方もいらっしゃるのではないかと思いますが。

 ただ、「勝負だ」と言っている以上、ミスターX側の影プロが対戦相手であるはずなんだけど、あのCMで一体猿は誰と勝負をしていたのか皆目覚えていない。影プロっていろいろヘンな人ばっかり出てきていたと思うのだけど、泳ぎが得意なヤツっていたんだろうか?ドラゴンとか、変奇プロとか、闇兵衛とか。

 個人的には紅蜂さん希望です。


2001/04/17(Tue.)■

 学校の食堂は食器返却口にシャワーが流れており、そこで軽く汚れを落としてから水を張った流しに投入するという方式になっている。この方が後で洗うときに汚れが落ちやすいんだろう。

 今日喉が乾いて湯のみに冷水を汲んで水を飲んだ。その湯のみをそのまま流しに入れた所「ちゃんと洗ってから入れてよね!」とオバちゃんに怒られてしまった。あの、これ、水を飲んだだけなんですけど。俺がちょっと口をつけた湯のみはそんなに汚いというのか。

 今度、全然使ってない湯のみを同じように流しに放り投げてやる。


■2001/04/16(Mon.)■

 講義で、院生としてのタイム・マネジメントというような話があった。テーマを絞り込む期間、本を読む期間、資料を集める期間、中間発表の準備をする期間、そして実際に修士論文を書く期間、と割り振っていくと、2年なんてあっという間だというオハナシ。スケージュールを把握し、自分のやるべきことをひとつひとつ確実にこなしていかなければいけない。

 こう言うと仕事と時間に振りまわされてしまいそうだけど、そうじゃない、と先生は言う。自分の持つ2年という時間をいかに有益に過ごすか、そのためのタイム・マネジメントだということだ。

 問題は、その講義の時間ほぼずっとその話題だったということ。

 90分にわたり、延々とタイム・マネジメント、「自分の時間」について語る先生。ものすごくいい話を聞けたと思うのだけど、なんだか間違っているような気もする。


■2001/04/15(Sun.)■

 親父バイト2日目。引き続き洗浄作業。

 こういう風に洗浄作業をするのは初めてではない。3月末、東京に行く直前のバイトでも同じことをやっていた。

 飲食店の厨房でコキ使われた機材なので、そこらじゅう油汚れでコテコテである。そこにたんぱく質を溶かす洗剤というか、ほとんど”薬品”に近いレベルの液体をぶっかけるのである。そうすると汚れがドローッと溶け出して、あとはちょっとこすって水洗いすればピカピカ、というのが基本的な流れ。もちろん油膜が幾層にもなっていると、延々とこの作業の繰り返しなんですが。

 で、東京旅行の前日までこの作業をやっていたんで、出発してもまだアタマに残ってるのよね。京都市地下鉄がアルミ製の銀色ボディなもんだから「あ、これあの洗剤ぶっかけたらキレイになるやろな」とか。イカンイカン、もう仕事は一段落したんやし、今日から遊ぶの遊ぶの!と言い聞かせつつ京都駅に行くとオレンジと緑のベーシックデザイン電車でひと安心したりなんかして。で、何時間か電車に揺られて東京入りすると、山手線が銀色。たーすーけーてー。

 しばらく、銀色のものを見ると磨きたくなりそうです。


■2001/04/14(Sat.)■

 親父バイトat親の家。

 閉店した飲食店から引き取ってきた機器を、中古品として転売するための洗浄作業。

 家の表で洗っていると、ご近所の面々が通っていく。5歳〜18歳までいた家なので、みなさん久しぶりです。そのなかの1人、隣のオバちゃん。

「いやぁ〜、お手伝い?エラいねぇ」

 おれは「はじめてのおつかい」の子どもかい!?


■2001/04/13(Fri.)■

 午前中「人文学合同演習」という、院の1回生が全員集まって、異分野のテーマについても関心を深めようという授業があった。今年の院1回生は俺を含めて8人なんですが、そのうち半分の4人が歴史系、2人が環境問題系。1人が基地問題で、俺が社会学、哲学。うわー、歴史と環境強いよ。「居場所」なんてヘタれたテーマでごめんなさい。生まれてゴメンナサイ許してください。

 早速先が思いやられます。


■2001/04/12(Thu.)■

 授業初日。

 と同時にTA初日でもあったんですが。担当の先生に聞いてみたところ、学部の1回生必修の授業をアシストしてほしいとか。相手は10代。ティーンエージです。オロオロ。

 教室に行ってみると、わーおみんな1回生…のハズなんですが、みんなヤケに仲がいい。今日授業の初日なのに。俺が大学入った時は、周りのヤツがどこから来たどんなヤツか皆目分からなくてみんなシ〜ンとしてたものなんだが。一瞬本当に1回生の授業なのか、本当に今日が授業の初日なのか疑いました。

 授業終了後研究室にいると、先ほどの1回生たちの一部が遊びに来まして、まぁ雑談してたんですが、ロック好きの子たちのようで、音楽談義に花が咲いています。が、俺、参加できません。会話に出てくるバンド名、ひとっつもわかんなかったんですよ。いやホントに。こっちにハナシ振られなくてよかった。

1回「ところで楽人さんは何聴かはるんですか?」
俺 「ブルーハーツとか…」

 いや、ブルーハーツ好きなこと、恥じてません。好きですよブルハ。でも、話題明らかに合わなそうだったんですよ。というか、1回生の彼ら、「リンダリンダ」とか知ってるんだろうか?

 今年は若者と理解を深めようと思う。そんな俺は数え年で四捨五入すると30歳。イェイ。


■2001/04/11(Wed.)■

 やっとこさTA(ティーチング・アシスタント:大学院生による先生の助手アルバイト)先が決まりそうです。これで月に1万円前後の収入は確定。煙草代程度か…。

 大学時代にしゃら君やMichaelさんたちと、子どもたちとアニメーションを作るイベントのボランティアに行ったことがある。切り絵で作った動画をビデオカメラでコマ撮りするという原始的なものだったが、ひととおり子どもたちによる本編の制作が終わると、しゃら君はエンドクレジット(スタッフロール)を作り始めた。透明のフィルムに製作者の名前を書き連ね、それをミリ単位で動かしながらコマ撮りしたのだ。スクロール。結果、本編と同じくらいの時間、スタッフロールが流れる、といった前代未聞のアニメーションが完成した。しゃら君にしてみれば、子どものアシストとは言え、自分の関わった作品に自分の名を残したかったのかもしれない。

 そんなしゃら君、現在東映動画で『おじゃ魔女どれみ#』の演出助手をやっている。これまでにもアニメやゲームのエンドクレジットに何度か名を連ねているという。

 夢はかなうという話。

2001/04/10(Tue.)■

 今日は学校でごはんと塩鯖。

 さすがに1週間も日記を溜めると、書くことを思い出せなくなってくるが、俺の場合、その日の食事をとっかかりにして、イモヅル式に記憶をたぐりよせるようにしています。

 ただこの場合、その日の献立を書くことになリ(いや、書かなくてもいいんですけど)、特にこれからしばらく金欠なのでどうにも貧しい食生活をさらけ出す結果になりかねない。「制作日記」という振れこみだったが、これだと「貧乏日記」になってしまう。<自虐><あわれ>をウリにした日記サイトはけっこうあるみたいだが、俺の場合、記憶をたどるためにうっかり貧乏日記で売っている、ということになりかねない。

 しかし、これってどうなんだろう。「ごはんに塩鯖」「食パン1枚」などと、どんなに貧しそうな食生活をさらけ出しても、コンピューターで日記を書き、プロバイダ経由でインターネットに載せている。考えてみればものすごく近代的で金持ちみたいだ。色々と難しいことになってきた。


■2001/04/09(Mon.)■

 さすがに名前とか、どこのどういう人かは伏せておきますが、わりと親しくさせてもらっている女友達に「あのさ、昨日あんたとやっちゃう夢見てんけど〜」なんて言われてそれはどういうことですか単なるネタですか俺はどうリアクションしたらいいんですかという感じです。その上「いや、結局”未遂”だったんだけどね」なんていうオチで、どうなんですかこれは。俺も一緒になって面白がる所なんでしょうか。

 しょせん夢なのに「未遂」もクソもないと思いますが。


■2001/04/08(Sun.)■

 遊び倒しツアー2日目。

 夜明け前にカラオケ店を出る。朝もやの心斎橋筋商店街を抜けて、寝る場所に「大阪環状線」を選んだので、JR大阪駅へ。我ながらナイスアイデア。日曜日やから通勤通学の人の迷惑にもならんやろうしね。一番安い切符を買って、7:30頃乗り込む。何週ぐらいしたのかなぁ。11:00前に目が覚めて、大阪駅手前の駅で降り、大阪駅まで歩く。宿泊費120円。かなり裏技な気がしますけど。

 梅田でちゅー画伯と待ち合わせ。今日は『自分でやる!』の路上配布の日というわけで、駅前歩道橋へ。

 『自分でやる!』さんのサイトでも書かれてますが、今回アルミ製のテーブルが用意されており、かなり人目をひいていました。webでの活動も功を奏したのか「ホームページ見て来たんですけど…」という人がチラホラ。うーん、でもやっぱり通りすがりの人をその場でつかまえるのはムズカシそうだなぁ。本当に色々と趣向をこらしてみないと。路上配布は本当にいつも勉強になるし、やる気を分けてもらっている気がします。

 やる気も充実して、その半面体力面で限界に来かけていたので、3:30頃京都へ。帰りの阪急では見事に爆睡してました。そして北大路のFRESHNESS BURGERでシメ。いや、後半かなりキツかったっす。この上明楽が「これからレイトショー観に行くねん」とか言い出したらどうしようかと思いましたが、それもなくて安心して帰宅。

 ああ、それと、金銭的にもそろそろ限界でした、というか、限界です。

■2001/04/07(Sat.)■

 以前より予定していた、明楽との遊び倒しツアー1日目。

 お昼に北山で待ち合わせて、SECOND HOUSEというパスタ屋へ。お昼のセットメニューにケーキをつけるなんて、2人ともしょっぱなからトバしてます。遊ぶ気満々。

 地下鉄と阪急を乗り継いで梅田へ。阪急三番街のKIDDY LAND。好きです。おもちゃ屋万歳。しかし2人とも水木しげるの妖怪プラモデルシリーズとかフィギュアコレクション「百鬼夜行」とか、どうにもこうにもイロモノ系。

 心斎橋大丸に移動して「自動人形師ムットーニ展」へ。幻想的な雰囲気はかなりマルな感じでしたが、もうちょっとベタなからくり人形風でも良かったというのが正直な感想。ムットーニさんご本人が来ていて、ドラマ仕立ての連作からくりを1つひとつ口上を入れつつのパフォーマンスが熱かったです。

 昨日一緒だったアッチの恋人Hさんが急きょゲスト参加(またかい)することになり、合流。ちょっと散歩した後BUTTU TRICK BARへ。俺ら的には通称「仏(ほとけ)バー」。新宿店のだだっ広い店内とは打って変わって、こっちはまるで迷路のような構造。おまけに壁が全面鏡張りなもんで、お手洗いに立っても席まで戻るのにひと苦労。でもイイね、仏バー。次は梅田店だ。

 店を出てHさんと別れる。心斎橋をまたブラブラしてると、有名な「ひっかけ橋(ナンパ橋とも)」に。道頓堀の、グリコのお兄さんがバンザイしてるネオンのある、あそこです。いや、初めて行ったんですけど、夜中だと男の俺でもコワかったです。京都北山は平和ですよ、ホント。

 そして歌いに。ここんとこちょっと続いたんで実は食傷気味だったんですが、まぁ明楽のたっての希望ということで。ぼちぼちヘロヘロになりながら歌う歌う。そして夜はふけて。

■2001/04/06(Fri.)■

 exit君宅で、高校時代のメンツと恒例の呑み会。一足先に参加者の1人、アッチ君がウチに来て、近所の露天風呂に行ってみたり。「8時だヨ!全員集合」のコント落ちテーマのMIDIをコンバートしてPHSの着信音にしてみたり。このメンツ(というか、アッチ)といる時間は、バカ度が急激にアップしてるような気がします。

 今回は頭数少なくて残念だったのだけど、exit君が「ホンコンやきそば」なるものを入手していてくれて、それをつまみつつ純米酒を呑みーの会でした。このホンコンやきそば、以前俺がwebで見つけて、面白半分にexit君にURLを送ったんですよ。なんていうかなぁ、こういう隠れた一品をこよなく愛する、という空気が彼は大好きなもんで。しかしまさか本当に30袋入りをワンケース通販するとは思いませんでした。

 その後、哲学の道を夜桜を堪能しながら歩いたり、歌いに行ったり。

 そういえばアッチ君の彼女であるHさんは、俺の大学時代の先輩にあたる人なんですが、今回ゲスト参加(?)してはりまして、1年以上ぶりくらいの再会。「髪切ったんやねぇ。その方が可愛いんちゃう?」というコメントに対して「相変わらず口が上手いねぇ」とはいかなることか!?

■2001/04/05(Thu.)■

 親父バイト、半日バージョン。

 先斗町の料理屋での仕事でしたが、高瀬川沿いの桜が見事でした。テレビドラマなんかで、京都の場面になる時は大抵京都タワーと東寺の五重の塔が映し出されたりしますが、俺的には京都といえば鴨川と高瀬川、そして先斗町ですな。

 午後は精華に行って今後の大学院に関して情報を仕入れたり「ぴあ」で映画情報を入手しようとして古い号しかなく断念したり。


■2001/04/04(Wed.)■

 本人も以前自分のwebで書いていたので、ここに書いてもいいと思うんですが、明楽さん、春が嫌いだそうです。なんでも、春の陽気&開放感で、なんだか自己の諸々までもがとめどなくユルんでいくような感じがするとか。

 そんなわけで彼女、すでに半袖とか着てるんですね。彼女の中では、春は”無いもの”にしたいようなんです。「ははぁ、つまり冬の次は夏というわけやね」とコメントしたところ「そう!こうやってうっかり春をやり過ごすねん」との力強い返事。ちょっと待て。健康のことを省みず、ささやかな、けれども必死の抵抗を試みているあなたのどこが「うっかり」なんですか。そういうのは「意図的」「作為的」「無理矢理」と表現するのが適切かと。

 しかしこんな具合にうっかりやり過ごせていけるのなら案外気楽でいいかもしれない。

・うっかり振られた
・うっかり髪の毛を金髪にした
・うっかり徹夜3日目だ
・うっかり出家して修行中

 うっかり万歳。気楽というかシュールな気配も漂ってますが。

2001/04/03(Tue.)■

 先日本屋に行って、コミックの新刊発売予定表を見てたんですが、以前少年ジャンプで『密・リターンズ!』『きりん』を描いていた八神健さん、なんとまぁ、今少年チャンピオンで描いてらっしゃるんですね。ビックリ。

どうよ……。 あのチャンピオンです。『覚悟のススメ』とか『鉄鍋のジャン』とか載ってたあのチャンピオン。そこに八神健さん。何をトチ狂ったか秋田書店!?そして広告のこのレイアウト。バキと川田に挟まれたヒロイン”ななか”ちゃん。いいんですかコレで。かなり違和感あると思うのですが。というか、そもそもこの川田もどうかと思うんですけど。

 それにしても八神さん、ジャンプの時も「ジャンプっぽくない漫画だなぁ」という印象がありましたが、どうなんでしょう。「掲載誌らしからぬ作品」を描くのが趣味というか、傾向というか。


■2001/04/02(Mon.)■

 今日も今日とて親父バイト

 朝6:30に親の家の近所にて待ち合わせ。って、それは始発で地下鉄に乗らないとダメなんすけど。なんだか先週から始発続きです。

 父がコンビニに朝食の買い出しに行っている間、車で待機していたんですが、近くのバス停で、独りであやしげな立ち居振舞いの若者が。そう、鬼武者。PS2で出てる、あのゲームです。の、主人公になりきって、ズバズバやってるんです。居合、乱舞、何でもアリ。納刀までばっちりキメてます。繰り返しますが彼、独りです。俺、友達とのネタでも、あそこまでなりきれる自信ないわぁ。


■2001/04/01(Sun.)■

 入学式。

 開式直前に会場入りしたんですが、開場までの道すがら、在校生たちがたくさん集まってクラブ・サークル勧誘のビラを配っています。しかし、なぜか俺に渡そうとする人が一人もいないんですよね。それどころか、俺が通ろうとすると道が開きます。ススーッて。そんなに新入生に見えませんか?在校生だと思われているならまだしも、いまだに図書館職員だと思われてたりしたのならかなり再起不能な感じです。

 「今まで”仮の姿”で生きてきた、という人はこの中にも結構いらっしゃると思うんですが、この京都精華大学では”仮の姿”で生きる、ということを禁止したいと思います」とは、学長による式辞。つか、「禁止」って!!!

 その後大学院のカリキュラム等に関する説明会&交流会があったんですが、その中で、図書館職員時代に部下だった院2回生のI君、「楽人くん、コーヒー入ったよ」ですって!いやアナタ、いつから「君」呼び!?アタクシ聞いてなくってよ!?いや、別にトシの上下や先輩、後輩関係でゴチャゴチャ言うのも言われるのも嫌いなんで別にだからどうだってわけでもないんですけど、ええ、まぁ、ちょっと怯んだだけです。

 そしてPHSの機種交換。なんだかんだ言って、結局やっちまいました。しかしすげぇ。知らない間に時代はここまで来てたんですか。とりあえず、マニュアルがこれまで使っていた機種のマニュアルと比べて厚さ4倍くらいあるんですけど。コレホンマに使えるんかいな、俺。というか、ホントに必要な機能なんですか?色んな意味で。

 夜は明楽とSPEAK EASYへ。DDIからAUに乗り換えくさったヤツに、さんざん俺のニュー端末を自慢しまくる。しかし料理がおいしくていたくゴキゲンなヤツは動じない。くそ、こんなことならメシは吉野屋とかでもよかったんやん。

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