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■2004/09/30(Thu.)■

 昨夜のタイヘンな雨で、賀茂川はエライことになっていた。でも、昼すぎには気持ちの良い秋晴れ。

 きけば、S.N.のオフィスが僕の会社の間近だというので、ヒルメシでも……ということになり、近所のレストランに入った。これまでもチョイチョイやっているが、会社の昼休みに旧友とメシを食う、というのはなんだかフシギと楽しい。別れ際に「あぁ、俺もこいつも働いてるんやなぁ」と、ヘンに気も引き締まる。

 これで昼休みが3時間くらいあったら言うことはないのだが。

× × ×

 夜、父親からパソコンの方にメールが入った。従量制でネットをしている親父だが、今月は無料通信の時間を余らせてしまったので、思い切ってネットを見まくっているらしい。それでも見飽きてヒマを持て余してメールを送ってみたとのこと。

 今時従量制でネットをしている人もいるんだなぁと衝撃を受けつつ、そのままメールソフトを使ってチャット状態。メッセンジャーの導入を勧めようとしたのだけど、たぶんやり方を説明いているうちに無料の時間が終わってしまうだろうなぁ、と思って断念した。

 なんだか今日はたくさんの人としゃべった気分がする。2人だけど。


■2004/09/29(Wed.)■

 窓を開けて仕事にいそしんでいたら、嗅ぎなれた香りが漂ってきた。「なんか、カップヌードルのにおいがしません?」と言ったところ、上司いわく、

「“カップヌードル”って、エライ限定やねんな」

 ……すいません、本当は「カップヌードルのエビのにおい」って言いたかったんです。

 「ワシ、これでも抑えてるんよ」ということに限って過剰に反応されてしまうのはなぜだ、なぜだ。


■2004/09/28(Tue.)■

 会社で、定規にカッターを当てて一気に引いたら、定規を押さえていた指が若干はみ出していてズッパリイッてしまったよ。

 が!とっさに切れた部分をふさいだら、くっつきました。おぉ!これが噂にきく「戻し斬り」か!!名刀と達人の2つ揃って初めてできるというアレ。俺が達人なのはまぁ分かるとして、まさかこのカッターが名刀だったとは・・・。

× × ×

 『剣をもつもの』の紹介ページを組み直した。一昨日のイベントでも思ったけど、俺はつくづく宣伝とか売り込みがヘタクソなんだなぁ。押しが弱いっていうか。もうちょっと上手に広報すれば、読んでいただく機会も増えるんだろうけど……。


■2004/09/27(Mon.)■

 起きるなり強烈な頭痛と腹痛。あれしきでダウンとはまったく情けない。

 夜にはいくぶん落ち着いたのだけど、なんとなく重々しい気分。全体的にハラの中が「どんより」している。

 相方が気晴らしに夜の散歩に誘ってくれた。いままであまり行かなかった路地の方に入っていき、『きょうのできごと』ロケ地になった上七軒まで足をのばす。

 ……アカン、ほんましんどい。


■2004/09/26(Sun.)■

 結局朝までバッチ作ったりマウスパッド作ったり袋詰めしてたりしてました。10時に家を出ようと思ってたんですが、作業が完了したのが9時。徹夜明けに1時間の空き時間というのはツライ……。30分だけ寝ました。カンテツの後に30分で起きられた自分を褒めたい。

 会場に着くとnarco嬢が待っておりました。充分寝た彼女はスーパーハイテンション状態。一方でヘロヘロのぼく。でも、「あぁなんかイベントってこんな感じやったなぁ」という印象。そうそう、スペースに着いたらチラシの山なんだよな。

 なんとかブースをこさえるのと同時に、一般入場が始まる。キンチョーの一瞬です。ハタシテコンナトコロニデテキテシマッテウレルンダロウカウレルンダロウカソレイゼンニすぺーすマデキテモラエルンダロウカ………。

 以前やっていたドラゴンボール同人では、「ドラゴンボールファン」というのがちゃんとおられるわけでして、その分いくばくかの安心感はあったんですが、オリジナルって、モロ自分のことじゃないですか……!!

 でもまぁ、それなりに見に来ていただくことができました。おいでいただいたみなさんに多謝多謝であります。

 コスプレ撮影スペースのすぐ横だったので、そっちをボンヤリ眺めているのも楽しかったです。5時間ほど仏頂面で立ちつくす左之助(でもチビッコレイヤーにはやさしい)とか、やけに重苦しく歩くカカシ先生とか。

 でも、なんだかコスの方が元気よくって、サークルスペースの方が僕らも含めて全体的に閑散とした感じ。これでいいのかなァ……。

 えーと、『剣をもつもの』を買っていってくださった唯一のアナタ、ガァのバッジをお買いあげいただき「……ネコ?」とつぶやいてらっしゃったアナタ(モモンガです)、「わー!かわいいーー!!」と駆け寄ってきてくださったアナタ……をはじめ、お越しくださったすべての方に感謝します。

 帰宅したら、七輪で打ち上げをやろうか、という話も出ていたのですが、僕はもう帰るなり倒れ伏してそのままグースカ寝てしまったのでした。


■2004/09/24(Fri.)■

 1日飛びで休み&出勤というのはツライ。別に体は平気なのだけど、カンテツ作業とかやりにくくなるからなぁ。そして今日休んで4連休にしてしまった同僚もそれはそれでスゴイなぁと思った。

 終業後、相方と合流してコミコン当日に関して打ち合わせとかだべりとか。そこへ高校時代の友人から電話が。今年の春に突然ヨーロッパへ旅立っていったという男で、そういえばその前日にヒルメシを食ったっきりで、その前も後もぜんぜん音信がない奴なんだが、たまにこうやって連絡してくる。聞けば、京都に彼女ができたらしく(彼は大阪在住)、こっちに来てるから久しぶりに呑まないか、との誘い。

 激しくココロ揺れる。年に1度も会わないツレからの誘い!くぁー。しかしまぁ涙を飲んでお断り申し上げました。だって、元田中にいてアシがないって言うんですもの。今から元田中まで呑みには行けんわぁ。


■2004/09/23(Thu.)■

 大学時代の友人が結婚するということで、パーティーにお呼ばれしてきました。事前から、「大学時代のツレはあんたしか呼んでへんからな」と釘をさされていたんですが、行ってみるとなるほど確かに知り合いは新婦しかいない。おまけにマヌケな僕は遅いヒルメシを腹一杯に詰め込んだ後の参加だったので、出てくる料理にもほとんど手をつけられず、フライドポテトをモシャモシャをつまんでいただけだったのだ。

 結婚関連のイベントに出るのはこれで4度目なんだが、いつもボンヤリ思うことがある。なにがしかの「変化」に出くわすとか、それを掴む、ということがこれ即ち「体験」と呼べるものなんだろうなぁ、と。

 自動的に起きて会社に行き、自動的に王将で定食を食って、自動的に絵を描いて帰る日々の俺は、もうずいぶん長いこと「体験」をしてないってことになる。

 ……しかしまぁそんな状況を打破するためにも、久しぶりにまとまった量の作品を生み出す機会を作ったわけです。

 そんなわけで帰るなり礼服を脱ぎ捨てるももどかしく、カンバッチの製作に入る。家内制手工業というのはつくづく地味なのだなぁ。


■2004/09/22(Wed.)■

 コミコン当日も間近にせまり、作業も大詰めだというのに何をトチ狂ったか眼鏡を換えようと思い立ち、終業後四条方面へ。何軒か見て回ったものの、やはり最近ハヤリの細眼鏡は視界が狭くオソロシイことこの上ない。あんなのでチャリに乗った日にゃぁ、常にコキコキとハトのように首ごと動かして左右を見なければいけない気がする。平均時速も何割か落ちるんじゃないか。

 代償が大きすぎる。

 ロフトでPP袋を買う。ポストカードやカンバッチを入れて展示するためだ。相方のほうはそういった作業はほぼ完了しており、なかなか見栄えのするサマになっている。いかに持ち時間の差がある言え、なんかこう後追いしているだけのような気がして釈然としない。PPに入れるって言い出したのは俺の方だったのに……。くやしい。

 帰宅してポストカードを1枚製作。終業後、ちょっとヨソへ足を伸ばしたりするとたちまち作業時間が2時間とか1時間になってしまう。タマンネェ。


■2004/09/21(Tue.)■

040921.jpg 『剣をもつもの』キターーーー!!!

3 いやビックリしました。段ボールに自分の描いた本が100冊も入ってるなんて初めてのことなんで、ガラにもなく大コーフンであります。ごくごくカンタンにコピー本として知人に配布したことはあったんですが、こうやってキレイに印刷されたものを改めて見ると、なんだか漫画本のようであります!!

相方「漫画本じゃん……」

 ウルセーコノヤロー!!

 昔っからコレを読んでくれていて、「『剣をもつもの』論」なども語ってくれるS.N.氏を呼び出し&贈呈。「実は、渡したいものがあるねん」とだけ言っておいたんですが、期待通り驚き&喜んでくださいました。ボクもうれしい。

 ……それはいいけど「サインしてくれ」にはちょっと参った。なんだか恥ずかしいじゃないか。でもまぁ、こういう心遣いのヒトコトが彼流であり、本当はこそばゆくもなんだかうれしいのだけど。

 ビールで乾杯をして、なんとなくオタトークに。でも、相方/S.N./ぼくの3人では、どうにもこうにも僕のオタ知識が決定的に不足していて、どうにもついていくことさえ困難。『北斗の拳』を読んだことがない、と言うと、

S.N.「お前!一般教養だぞ!!」

 ……新刊が出たというのに、なんで怒られてるんだ?


■2004/09/20(Mon.)■

 昼前に相方とプラプラビブレへ向かう。彼女は1000円カットで散髪をし、ぼくは文具屋やオモチャ屋で相変わらずドロナワ式デザインの勉強。オモチャ屋でパーマンのストラップがたくさん売られていた。迷わずコピーロボットを購入。

 下鴨のゲーセンに行き、久々にドラマニをやる。知らない曲でも実はけっこう楽しい、ということを知った。

 夜は相方宅のMacを借りてカンバッジのデータを作っていたんですが、いかんせん会社でG5に慣れてしまったせいなのか、G4+panther+イラレ10というのは僕には耐え難い遅さでして、30分もしないうちに投げ出して、他の絵を描いておりました。

 相方は「ワガママだよ!あたしはコレでやってんだよ!」と鼻息も荒くご立腹でしたが、いくらなんでもカーソルがコマ落ちするというのは……。


■2004/09/19(Sun.)■

 26日のComiconに搬入する手段を考えている。昔サークルをやっていた時は、そんなに売るものがなかったので、チャリで充分だったのだけど、今回はオフセ本もあるし、何やかやと荷物が多く、困っているという次第。イベント会場であまた見られるミニカートも悪くないのだけど、あれ持って勧業館付近をうろついてるのってイカニモだしなぁ……。バス代ももったいないし。

 それでまぁ、チャリに積める道具箱のようなものを求めて上七軒のコーナンに向かうわけです。

 しかしそこで目にしたのは、道具箱でも「いかにもカート」でもなく、七輪!しかも800円!いまどきコイツが1000円以下で買えてしまうのか!と驚愕。……ちょっと待て、あの卓上飛騨焜炉でも1700円くらいしなかったっけ?

 Comiconの打ち上げはコイツでキマリ!なのだ。問題は、「売れマシタ祝宴!」になるか「まぁまぁ、今回が全てというわけではないし、これから売るものも増えていくだろうから……あっ、シイタケ焼けてるよ……おつかれさん」になるか、そこが重要。

 で、結局搬入はチャリ&段ボールで決行することに。なんじゃそら。


■2004/09/18(Sat.)■

040918.jpg 今日も今日とて王将へ出向いたら、アゲソバがセール期間になっていた。400円。アゲソバも大好きなので、本日は定食をハズしてアゲソバを注文したんですが、デカいっす!これ!画角におさまらへんし。

 夜は相方宅にて『きょうのできごと』を観る。イベントまで残り1週間だと言うのに何をやってるんだ……。

 映画は相変わらず楽しめました。いや、コレの主人公は中澤くんじゃなくて西山でしょ!もぉオイシイ決メ台詞は全部彼がもっていってるじゃないですか!?

 とりあえず「いらんこと思い出させんなっちゅーねん!!」「こういうのをかわいいっちゅうねん」「カラアゲにされたんや」が激ブレイク中。

 どうでもいいけど、「鴨川今出川」っていう地名はないと思います。

× × ×

 久しぶりにアッチとメールで話した。10月に岡山で田舎暮らしの体験学習大会があり、それに参加するらしい。彼も着実に夢へと駒を進めつつあるのだ。俺もノンビリしてられないなぁ。王将に通って映画を観ている場合じゃない。


■2004/09/17(Fri.)■

 そういえば書き忘れていたけど、数日前にnarco嬢と共同注文していたマウスパッド作成キットが届いたのであった。

040917.jpg 2人で10セットずつ、計20セットだったので、段ボールに詰まったその量は圧巻でもありました。ホンマにこんなに作って売れるんかいな……という感じでいささか怯む。

 実はこれ、けっこう色んな電気屋を回って探したんですが、生産中止になったのかどこにも見あたらない。でまぁ、通販はどないやろうね?と思って検索したところ、やはりあまり出回っていないらしく「エレコムわけありショップ」とかいうちょっと不安になりそうな通販サイトで見つけた。

 でも、何がどうワケアリなのか分からないくらいにちゃんと商品が届いたので一安心。問題なのはちゃんとしたものが作れるかどうかなんだな……。


■2004/09/16(Thu.)■

 日曜日に入稿してから何も進んでいない。もう半ばヤケッパチになって、竹串を買ってきた。冷凍庫にたまってたモモ肉を次から次へと刺していき、自宅炭火焼き鳥が始まった!ババーン!

 ……って、炭火はもう随分慣れたものなので、別段どうということもなく終了。地味にひとりでこぢんまりとヤキトリを焼きつつ、日本酒をチビチビ。これがまたすこぶるウマイ。

 ちょっと休みすぎでヤヴァイ気もしている。夜は何か一つのことしかでけへんのが嫌やなぁ。サケも呑みたいし作業もしたいし散歩もしたいし読みかけの本だって山積みなのに。

 しかし今一番僕が欲するのは中立売王将のヒルメシである。明日、一週間ぶりにくえる!うれしい!


■2004/09/15(Wed.)■

 ポストカードやカンバッチを作って売りたいのだけど、なにぶんそんなもののデザインは初めてなので、真っ白イラレ画面を前に頭の中も真っ白な感じです。

 これではイカン!ということでビレッジまで出向いてあれこれグッズを見てきたんですが、どうにもこうにも。自分のイメージとは違う商品が多く、たまにガッツリシンクロ!ってやつはモロにパクリになりそうで。やはりドロナワ式ではダメなんだなぁ。ガキの頃からポスターなどに親しみ、すでに描いた絵にはコピーを入れていた、という相方に驚くばかりです。

 ぼくはガキの頃は『ぼくたちミニ四ボーイズ』というマンガを描いてました……。


■2004/09/14(Tue.)■

 滅多にない早起きをして、クロネコ配達状況を確認するが、いまだに「配達中」である。いつまでかかっとんねん……。

 昼休みに電話で問い合わせてみたら、「今朝一番で投函してきました!」と元気の良い返事。今日じゃダメなんだっつーの……。涙を流しつつ御旅飯店の学生定食パート3をほおばる。

 午後の仕事がはじまってすぐに、印刷所から電話があった……のだが、当然出られるワケがなく、これまた悶々としつつ仕事。終業後真っ先に折り返してみると、やっぱりシメキリ遅れという連絡。が、フェアーを解除することでComiconに間に合わせることは可能ですよ!だって!うわーどうするよ!?追加料金痛ェよ!でもまぁそうするしかないのでありました……。

 数時間作業が遅れただけで、これだけの金額差になるのか……と、しばし会社の前でボーゼンと立ちつくしておりました。

 でもまぁ、何にせよ一息つけたということで、アシをしてくれた相方の慰労も兼ねて、にしき亭でヤキトリをついばみつつ、ビールを飲んだ。ああいう狭っくるしい店だと、自然と隣の客ともやりとりが発生し、店を出る頃には、なんだか今日はずいぶんたくさんのヒトと喋ったような気になってしまった。


■2004/09/13(Mon.)■

 本日シメキリだった原稿は、クロネコメール便で、受付時間ギリギリで発送したんですが、おかげで無事到着したかどうか気になって仕事も上の空。

 それでも俺にはもうどうしようもないので、夕方相方と合流してダイヤモンドシティ・ハナまで出張って、カンバッチの材料をかい、メシを食う。相方宅にはComiconのサークルチケットが届いていたそうで、見せてもらう。うっわー、久しぶりだなぁこの券・この説明書き・この配置図……って、ワシらめっちゃお誕生日席やんけ!こんなの初めてです。キンチョーするなぁ……。

 キンチョーのあまり、オムライスとおにぎりと天麩羅を平らげてしまった。げっふ。

 帰宅したらウチにもサークルチケットは届いていたが、封も切らずにクロネコの配達状況をネットで見る。

「配達中」

 激しく不安です。データベースの更新が遅れているだけであることを祈る。

 脱稿という気のヌケもあり、お誕生日席に怖じ気づき、原稿はどうなったか分からず、テンションは急速に下降。頼みの綱の中立売王将は1ケ月遅れの夏休みで連休中。おまけに今週は土曜出勤。ツライ!


■2004/09/12(Sun.)■

 なんとか発送。マジ腰痛いし。慣れない座机での作業は負担が大きかったか。

 セリフ貼りとか、奥付の文字組とかを相方に手伝ってもらったんですが、せまっくるしい上に本が随所に山となっているこの部屋でケツに火のついた作業をするのはちょっと本当にキツかったです。机出して2人で仕事してるとホントにもう身動きできない感じ。消しゴム1コ探し出すのも大変な労働と化す我が家。

 ……そして、やっぱり忘れてた。振り込み受領書の添付。

「どうしてもっと早めに余裕をもって仕事にとりかからないのッ!!」と、相方に猛烈に怒られて本日終了。ガキの頃からオカンにも言われ続けてたことだ。まさかこのトシになっても言われるとは。


■2004/09/11(Sat.)■

 ひたすら原稿。

 まったくもって久々のアナログ原稿作業は、ベタとトーンが果てしなく面倒くさい。つぅか、B4って広いなぁと改めて思い知らされる。A4だとさほどでもないのだけど、真っ白なB4の原稿用紙を前にすると、漠々たる荒野に丸腰で挑もうとしているようにも思えてくる。

 明日の19時までに発送しなければいけないんですが、あと2ページ真っ白です。間に合うのでしょうか!

 ……発注書も書いてねぇ!


■2004/09/10(Fri.)■

 昨夜は帰宅してチャーハンなんぞを作って食ったら速攻で眠りについてしまった。睡眠時間4時間×3日が、今の俺の限界らしい。つくづく弱くなってしまったものだと恥じ入るばかりであります。

 今、『剣をもつもの』を本にすべくアレコレ作業中なんですが、コイツの本編を描いていた時は、ひたすら「ビタミンウオーター」を燃料にして机の前にケツが接着されたかのごとく描きまくっていたんですが(疲れたらその場で横になって仮眠)、もうどうにもこうにもですな。

 頼む予定の印刷所の掲示板をみていたら、シメキリが思っていたよりも2日遅かったことが判明。ちょっと心に余裕ができました。余裕ができたっていうか、「ぜったいムリ!」って諦めかけてたんが、「がんばったらイケるかも」で、余計に首を締める結果になってるんですけども。


■2004/09/09(Thu.)■

 今日はもうこれでオナカいっぱいです……。


■2004/09/08(Wed.)■

 中立売王将では、いつも厨房が見える位置に陣取って、調理風景を眺めているわけですが。

 夜に見よう見まねでナスと肉の炒めもの定食を作ってみたら、すこぶる旨くできてオレはもうこれだけで今日一日が報われた気分で一杯なのだ。王将に感謝の意を込めて一曲。

さぁドアを開ければそこにパラダイス・スメル
魅惑の香りそれはOh!Show! Oh!Show!
さぁ行こうLet's Go! Moku! Men!

× × ×

 ……えーと、夜は作業サボってしまいました。歌を作ってる場合じゃない。


■2004/09/07(Tue.)■

 『剣をもつもの』の本編は5年前に上がっているので、その他の奥付とかあとがきとかのページをかかなきゃイカンわけですが、どうやっても何ページか余ってしまうので、どうしようか困っています。いわゆるオマケページってやつですか。

 オマケページに一番アタマひねってる、っていうのもどうかとは思うんですが(本編だってアタマひねったけどさ)。

 結局、浅野4時までかかってオマケ漫画のラフを描いてみたのだけど、どうにもつまらん。裏話マンガは自分をキャラとして出さねばならんので、どんな顔で描いたモンか考え出すととまらない。

 自分の似顔絵をどうするかで夜通し悩んでる男、なんてどうにもナルシストみたいでかなわんのだけど。


■2004/09/06(Mon.)■

 昼休みに、今出川通りでセッセとズボンをはき直している男を見かけた。最初はちょっと頭の弱い方なのかと思ったのだけど、同伴の彼女さんとおぼしき方がガバッと両手を広げて「更衣室」を作っている。それに笑顔で何か語っている男。

 今出川通はヤバいだろう。せめて上立売通くらいにしときなよ。

× × ×

 夜、『剣をもつもの』表紙がだいたいUP。なんか見通しがついてきたようなつかんような……。


■2004/09/05(Sun.)■

 ちょっと前から、『げんしけん』を読んでいます。アフタヌーン連載の漫画。いわゆるオタ系サークルを舞台にした、青春ドラマ(…と銘打っているらしい)。最初に1巻を読んだ時は、「オタ部物語なら『私立樋私高校Comics』の方がだんぜん笑えるし!」などと思っていたのだけど、どうやらコンセプトがだいぶ違うらしい、ということに気づいたのが2巻。

 読み込んでみると、セリフまわしとかが相当にリアルでビックリした。物語自体の進行よりも、キャラ・背景・設定・セリフなどのディテールに溜息が出るばかりです。

 気になって、同作者の『四年生』『五年生』を買って読んでみると、これまた『げんしけん』とは違った肌触りで、でも、なんていうんだろう、空気感にあふれていて、僕は圧倒されました。好みは別れそうなんだけど、突然ストーリーとは全然関係ない雑談が延々5ページくらい続いたり、こういうリアリティを漫画でやってしまう、というのがすごいなぁ、と思う。

 椎名誠の『哀愁の街に霧が降るのだ』以降連作の、ユルく淡々とした描写を彷彿とさせます、コレ。

 実はこういう漫画をいつか描いてみたいと思っていたんだが、たかだかオレ程度が思いつくことは、やっぱりすでに誰かがやっているもんなんだなぁ。

 とりあえず、斑目さん、PUSH。


■2004/09/04(Sat.)■

 ほとんどの方がご存じなんだろうと思うんですが、2人で相談して「いい加減明記しておいた方が、読者が混乱しなくていいんじゃないか」という結論に至り、一応書いておこうと思います。

 今まで話題によって使い分けてきたんですが、「相方」とLIKE A CHILDの「narcoさん」は同一人物なわけで。要は「相方」でなければ話が通じない時とそうでない時で使い分けてきたわけです。だからどうした、って話ですね。

 しかしネットの日記とかいろいろ読んでいると、「恋人」の表記にも色々あって面白いです。普通に「彼氏」「彼女」というのがもちろん多いですね。「ダーリン」はけっこう見るけど「ハニー」はあんまり見ないなぁ。

 そう言えば先日久々に見た『Find Out』で「相方さん募集!」というコーナーがあって、「わぉ!ついに同人界でも出会い系かよ!」と思ってしまいました。

 何がどう「ついに」なのかよくわかりませんが。


■2004/09/03(Fri.)■

 雨のため、ヒルメシは近場で済ませる。中立売王将は、チャリがなければちょっと往復がキビシイ立地なのだ。うーむ、一日断ってもムズムズするぜ。もはやヤクの域に達しています。

 不穏な空気は若干おちついてきた感じ。俺の杞憂だったのかしら。大学を出て、初めてマトモに働いたのが、わりとおカタイ接客業だったので、どうにも立ち居振る舞いや、社内風紀には敏感になってしまう。自分でも、もう少しフランクに仕事ができれば、と思うのだけど。

 今度のComiconを機会に、もういいかげん『剣をもつもの』をちゃんと形にしてやろう、と決めた。セリフを打ち出して貼り込まなければいけないので、高野まで遠征してコジマでシール用紙を買う。

 そういえばプリンタ用紙で思い出したんだが、フォト光沢紙の裏面、アレどうにかなりませんかね。「EPSON」だとか「FUJIFILMS」だとか薄く印字されてるの。オレは無地が欲しいんだよ!……どうなんだろ。デジカメの写真をプリントしているヒトなんかは、けっこうどうでもいいのかもしれないけど(DPEに出しても、印画紙には裏面にチョコチョコ何か書かれてるわけだし)、僕らのように作品を作ろうという人間には、アレは困るんじゃないのかなぁ。フォト光沢紙を選ぶ時の基準は、もはや画質は2の次で「裏面が無地かどうか」が最大の焦点となっています。

 夜は早速表紙にとりかかったんだが、久しぶりのしっかりした絵で、どうにもノッて来ない。

 ふむむむむむむむ………。


■2004/09/02(Thu.)■

 会社前でタバコを吸っていると、専務が通りがかった。「センセイ(チョイチョイ出てくる、外部顧問のようなヒト)は?」と言うので、姿勢も正しく、「ハ!上で研修をやっておられます!」と清く正しく元気よく答えたんですが。

 よく考えてみると、研修中やのになんでオマエはこんな所でタバコ吸っとんねんという感じで。いやぁまぁ研修会は個別指導に入ったので、わりと時間の裁量はあるんですけど、それにしても。

 「悪事の露見」というのはガキの頃から数知れず体験して、あまり慌てなくなってしまったんですが、さすがにちょっと「申し訳なさそうな顔」の練習をした方がいいのかな、と思いました。参考資料はそのへんの犬。


■2004/09/01(Wed.)■

 北大路のかつむらでメシを食っていると、大学生風の男の子6人組が、なにやら熱く語っていた。

「カブトムシ派vsクワガタ派」

 つくづく男の子ってのは小学生なんだなぁと思った。「いつまでも少年の心を失わない人」というのは女性にウケるひとつのパラメーターらしいが、フタを開けてみたらここまでガキ全開、というのも、女性としては困るんじゃないだろうか。

 カブトムシ派は、「デカイ」の他はとかく抽象的な考察になりがちで、クワガタ派は、「小さいのがデカイのを倒すのがいい」「二刀流」「つーか、カブトって、デブ系」と、具体的に一手一手詰めていく。あわやクワガタ派勝利か!?というところで、

「しかしオレはバッタ派やな」

 というゲリラ的一声によって、座は一気に崩壊したのでした。

 最後まで聞いてる俺も俺ですけど。



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