トップページへ*楽人にメィル*

clear.gif

diary_logo.jpg

clear.gif
m_select.jpgABOUTINFORMATIONWORKSDIARYREVIEWBBSLINK


■2004/07/31(Sat.)■

 西院ミュージックフェスティバルの一環で開かれる、西院春日神社のアート系フリーマーケットへ行く予定だったが、台風で中止。あんまりアートアートしていてオシャレ系を気取っているのはいささか敬遠してしまうんだが、とにもかくにもそういう所へ出向くのは初めてなので、結構楽しみにしていたんだが……。ガラにもなく俺が意気込むと、まぁ大概はこういう結果に終わる。

 それどころか暴風雨で相方宅から動けなくなる始末。だもんで、昨日借りてきた『バトル・ロワイアル2』を見つつ、なかなか殺伐とした休日の昼下がりを過ごす。14:00過ぎに雨もやみ、ようやく動けるようになったので帰宅してサコ作業。

 フシギなことに、「今日はやるぞッ」と気合いを込めた日より、なんとなく茶でも飲みながらダラダラやっていた日の方がずいぶんはかどったりするのだなぁ。基本フレームは組上がり、あとはそいつをコピーして各記事を流し込んでいくだけなんだが、トップページに置くイメージ画像ができないためになかなか完了しないでいる。写真をいじるのは本当に苦手で、あーでもない、こーでもないとチマチマ色味などをいじっては戻し、いじっては戻しだ。困ったもんだ。

 適当なところで切り上げて仮アップ。ああぁそういえばメシも食ってないしフロもまだだ。まったくせわしないことこの上ない。


■2004/07/30(Fri.)■

 相方宅の近所にあるレンタル屋、品揃えが良くていいんだが、エライ高いので僕は会員にならないでいる。が、今月いっぱい、全品100円セールだということで、相方のカードを借りて大量にレンタルしまくってきた。なんてったって嘉門達夫が全部揃ってるっていうのがスゴイ。

× × ×

 会社で、得意先幹部の似顔絵をドットで描く、という仕事をしていた。我ながらソックリに描けて笑ってしまったのだが、こういう小さなヨロコビが仕事の原動力であります。ええ、野望だなんて大それたモノはござんせんヨ。

 しかし、あまりに似すぎていたのか、先方としては気にくわなかったらしく、ワザとちょっとハズして描いた方の顔が採用になった。真実というのは、えてして受け入れられないものなのだ。


■2004/07/29(Thu.)■

 手帳用のボールペンを買った!数年に一度のスーパービッグイベントだぜ。

× × ×

 以前のようにヒル休みに文庫本など読みたいが、公園でカンコーヒーのんでタバコすってたらもう1時だもんな。たまんねえ。ミハルも止まっているしで、漫画も描きたい。こういうところでこういうコトを言っちゃぁマズイのかもしれないけど、もうなんか日記はいささか書き飽きてきた感じがする。ホントにネタないんだな。つうか忘れちまうんだな。

040729.jpg というわけで写真を貼ってお茶を濁してみる。通勤路にいるワンコロです。ラブリー。目がピエロっぽいのがまたナイス。


■2004/07/28(Wed.)■

 古いメール、人からきたヤツはけっこう読み返してきたけど、自分が送ったやつはあんまり読み返さなかった。

 夜にそういったものを一通りながめてみて驚愕した。なんて不遜な態度なんだ。自分がぜったい正しいと信じて疑わない傲慢な文面。こんなメール自分が受け取ったら「なんなんだコイツは」と思うことだろう。にもかかわらず、いまだにつきあいを続けてくれている諸氏には、ハジと感謝と謝罪の言葉で一杯であります。

 幾多の「ダメ人間太鼓判」を押されてきた今なら、こんな文章は絶対書かない。人間、一度は徹底的に劣等感にみまわれてみるものだなぁと心底思った。

 ……と思って振り返ってみると、今月の日記も全般に不遜である。「わかりましたね」とか「反省しなさい」とか。

 「半端なヤツほど、そのプライドのせいで早死にすることになる」とは、かの人造人間17号の名台詞であります。身にしみるぜ。


■2004/07/27(Tue.)■

 昨日カギを忘れた相方様らしいが、今日はカギは持って出たものの、なんと施錠せずに会社へ行ってしまったらしい。昼休みになって「カギ閉めといて」というメールが入っていくぶん呆れてしまった。しかし、ついうっかりして施錠を忘れてしまい、帰宅してみて肝を冷やす、というのはまぁ分かるが、お昼の時点で「カギ閉め忘れた!」と明確に分かっているというのもなんだかフシギである。分かってたんなら閉めてこいよ、と。

 人のことばかり責めていてもアレなんで、自分についても書いておきます。

 前に住んでいたアパートは、トイレのドアが手前に開くタイプだった。それで、まぁモノの多い我が家なのでトイレ前にも雑誌が山積みになっていたりしたわけですよ。

 で、トイレに入って用を足していると背後で「ドサッ」という嫌な音が聞こえて、案の定ドアは雑誌に阻まれて開かないわけです。オーイ、オレ自分チの便所に軟禁かよ!と非常にアセったわけです。

 幸い、トイレのドアの真下は大家の家なので、叫べばマスターキーで開けてくれないこともない。でも、いくらオレだって絶対に御免被りたい恥だってある。あるんだよそりゃぁ!!2階トイレの小窓からヘルプミーなんてマンガのような真似はいくらなんでも、だ。

 結局、ドアを押したり引いたりして徐々にスキマを作り、そこから手を差し出して雑誌を動かし、なんとか脱出。

 当然会社は遅刻してしまったんですが、遅刻届けの「理由」欄の記述にいささか困った。「トイレに軟禁」というのも公文書として我ながらステキだとは思ったのですが、一応「私用の為」としておきました。具合が悪くて病院に行くのが私用なら、トイレのドアに悪戦苦闘するのもまた、私用なのだ。


■2004/07/26(Mon.)■

 実は野菜殲滅戦はまだ続いていたりする。

 そんなわけで超具だくさんミソ汁なんぞを作ってみたりするのだけど、なんせこの暑さだ。夜に作って翌日帰宅する頃にはすっかり表面に何やら白い膜が張って、ステキなスメルを発している。翌朝と昼に火をいれてやればなんとか持ってくれるのだけど、そのために早起きをして、昼は猛ダッシュで帰宅してミソ汁を温めるという生活。まるで赤ん坊が生まれたパパのようだ。

040726.jpg 昨日の夕方楽天で注文したTシャツくんがもう届いてビックリした。早ッ!!ひととおり説明書を読んでみると、これはどうも一筋縄ではいかないキットのようだ。特に僕のようなド素人が終業後にサケなんかを呑みながら触れるシロモノではないな、と。とりあえず盆あたりゆっくり時間を取っていろいろと試作してみるしかないだろう。

 早ッ!!と言えば、そうやって説明書を読んでメシ作って食ったりしていて気が付いたらもう10時。はやッ!!はやッ!!

 あわててフロに行って日記を書いた。Tシャツ画をTOPにアップしてみたが、どうにもヘッポコなのだ。うーむ。

 ところで昨夜は相方宅に泊まって、今朝は俺がカギをかけて会社に行ったんだが、そのためかどうか、相方は自宅にカギ忘れており、帰宅すると締め出しを食らってしまったらしい。いや、いくら合鍵交換してるからって、自分チのカギくらいは持ち歩こうよ……。


■2004/07/25(Sun.)■

 本日はなんだかノリノリで作業。

 リンクページもずいぶん長いこと放ったらかしにしていたので、閉鎖とか移転とかでリンク切れがシコタマあって我ながら驚いてしまった。あれ、こういう場合は「我ながら」っておかしいのかな。

 絵のデータやメールのバックアップも行う。230MBのMOしか持っていなかった時代に構築したバックアップ環境なので、ちょっと煩雑である。何をどのディスクに入れたのかも皆目覚えていない。もし、本気でOSの再インストールなどをするハメになったら泣くハメになるだろう。もう少し一元化しなくては。

 サコサイトの作業をやって、MIHALのロゴというかマークをきまぐれで作ってみて、Tシャツの柄としてはめてみる。はめてみるがやはりイマイチしっくり来ない。コッチ方面はどうにも猛勉強が必要なようだ。激しく勉強しまくってやるぜ。世は夏休みだからな!!

 「これから勉強を始める」などと言っているくせに、楽天で「Tシャツくん」が安かったので思わず注文してしまった。シルクスクリーンなど、果たして本当に俺にできるのかどうかすこぶる不安なのだが、まぁやってみりゃぁ何とかなるだろう、のノリも大切である、と自分に言い聞かせる。

040725.jpg 夕方から下鴨神社みたらし祭り。宵山に浴衣を着て来られなかった相方がやけにばっちりキメてきたのでいささか怯んだ。この祭りもほぼ毎年のように来ているんだけど、最近は宵山よりもこのみたらしまつりで御手洗池をジャブジャブ歩くことで、ようやく夏の訪れを実感する。

 今年は例年より人が少ない気がしたが最終日だからだったのかなぁ。


■2004/07/24(Sat.)■

 チャリンコによってずいぶん色々な制限を与えられていささか困っている。色々な、と言ってもほとんどが「カゴがない」という一点にほぼ集約されるのだが、つまりそれは出かける時に特に荷物がなくても、買い物の可能性を考えるとカバンを持たざるを得ないのである。ドロップハンドルなので、買ったものを小脇に抱えたり、トートバッグを肩から提げて走る、という芸当も不可能に近い。

 一応、チャリ用のサイドバッグは購入してあるのだけど、何しろ1コ8000円もした代物なので、装着したまま駐輪場に放置する気にはとてもなれない。だからといってチャリのサイドバッグを持ち歩く気にはもっとなれない。というわけでサイドバッグは、街を走る時にはあまり向いていない。

 チャリを換えればいいじゃないか、とも思うのだけど、元々ツーリング用の、このランドナーという車種は長距離を走るために設計されているので、走行そのものをとってみれば市中を縦横無尽に駆け回るのにとても向いている。あと、あまり一般向けの車種ではないから、盗難に遭いにくいという利点もある。

 最近はクロスバイク、というママチャリとマウンテンバイクとロードレーサーを足して割ったようなものがあって、なかなか走りやすいと聞いているが、まだまだ現役で走ってくれている今のマシンを捨てるというのもしのびない。

 こまった。


■2004/07/23(Fri.)■

 宵山からもう一週間なのか!びびるぜベイベー。

× × ×

 最近物忘れが激しくなってきている。

 というよりも、考えるスピードに記憶のスピードが付いてきていない気がするのだ。こんなことを書くと「オレは頭の回転が速いんだぜケッケッケ」みたいに思われそうだけどそうじゃなくて、外界からの情報に思考が飛びついてしまうのだ。

 今日も昼休みにミハルの第2話を考えてながら走っていたら、ヘタクソな運転のコンチクショウがいて、思考は即座に「クルマ社会の功罪」へ飛び、公園脇を通過したら、虫取りに興じるジャリどもを目撃し、突然虫取りイラストの構図がガガガッと組み上がって、赤信号になると「帰ったらブレーキ修理しよう」と思い、店に入ったら調理法を観察し、食いながらメールの返信の内容を考えて、店を出る頃にはミハルのことなんて頭の中からキレイサッパリ消滅している、という状態。なんせ、会社に戻ったら、ヒルメシ何食ったっけ?とか思ってるくらい壮絶なアルツハイマーっぷりだ。

 たまにメモをとったりもしているのだけど、案の定そういったメモは後から見てもほとんど判別不能で何の役にも立たない。

 なんだかとにかく全般的にアセっているように思える。「あれもやんなきゃ、これも考えておかなきゃ」で、結局どれもこれも取りこぼしているという体たらく。もう少し何かにしぼって、ゆっくり取り組む方がいいのかな。


■2004/07/22(Thu.)■

 DVDを焼いたら焼きっぱなしだったので、ジャケットを作ってみている。昨年、念願のカラープリンタを購入したにもかかわらずほとんど活躍させないままだったので、ここぞとばかりに働いてもらっている。

 作っていると、借りていたカメラ回収のためにアッチがやってきた。今日は飛騨の温泉町に行っていて、越前海岸をユルユルドライブしながら帰ってきたらしい。うーむノドカなのだ。帰宅してからも何だかんだとせわしない生活に突入して、もう2ヶ月くらいになる。俺も早くユルユルダラダラとフロにつかりながら文庫本でも読みふける生活を送りたい。

 彼がクルマのため、珍しくノンアルコールで(俺は1人で泡盛を呑んでいたけれども、「席」としては酒宴じゃなくって)、夏遊びのユメをふくらましたり、京都大衆酒場本や包丁さばきの本などを見てすごす。

040722.jpg アッチを見送り、いい具合のほろ酔い加減でこんなものを作ってみました。デザイン師匠である相方の評価は芳しくありませんでした。


■2004/07/21(Wed.)■

 バンメシを食いに行ったら、隣の6人がけテーブルに学生風の女の子グループが座っていた。各人スキなものを頼んだらしく、こういう仲間同士で食事だけのおしゃべり、というのもいいなぁ、絵になるなぁ……などと思ってチラチラ観察しておったわけですよ。

 ところが注文した料理が出てきても、誰1人食おうとしないのでどういうことなのか皆目分からず、僕はカラアゲどんぶりをほおばりながら頭の上にいくつも「?」マークを浮かべてしまった。

 どうやら、全員分の注文が出そろうまで総員正しく待機していたらしい。そ、そんなことってあるのですか!?だって、クリーム系のパスタとかも出てきてるんですよ。冷めたら決定的にまずいじゃないですか。

 まぁ、今日は定食屋ということもあって少々勝手が違ったのだけど、我々が集まると、座は早い者勝ち、弱肉強食、阿鼻叫喚のサバイバルゲームに突入していくので、まったく婦女子というのは平和なのだなぁと実感した。

× × ×

 近頃仕事以外でめっきり絵筆をとっていなかったので、とにかくいろんなものをカキまくりたくって沸点急降下中です(意味不明)。デザインで食ってるくせにデザインワークがからっきしダメで、ちょっとコリャなんとせにゃぁ、と紙に丸やら三角やらを描き殴っておりますが、当然のことながらなかなかそうドロナワ式でいいものができるワケがないのだ。

 くやしい。


■2004/07/20(Mon.)■

 昼飯を食っていると、隣の席の肉体労働系ニイチャンが何やらぼやいていた。なんでも、休憩時間が足りなくて体が持ちませんよォ〜、ということらしいが、俺的には「フーン、休憩あるんだ」という印象しかなかった。学相バイトなんて、そんなのゴロゴロ転がってたんですけどね。大体、ヒルメシ食えてるだけ楽だっての。

× × ×

 ipodの購入を見送ったとたん、ソニーのネットワークウオークマンNW-HD1の情報が入ってきて思わず「おっ」と思ってしまった。デザイン・サイズ・操作系・スタミナどれをとってもモロに購入圏内である。

 さらに調べてみると、このNW-HD1、MP3ではなくATRAC3にしか対応していないらしい。ダメやん。家ではiTunes使いたいし、そんなバラバラの形式でデータを管理したくない。つうわけで購入は速攻で見送りに。もったいないなぁ、SONY。


■2004/07/19(Mon.)■

 午後から相方と三条・四条方面へ。

 結局ボーナスの使い道は、借金返済を除くと、眼鏡(コンタクト?)、衣装ケース、リュック、京ぽん(年末)、Tシャツくんの中から選ぶことにした。

 今日は京極やロフトでリュックを見て回ったんだが、三角リュックも思っていたほどは悪くないことを発見。あんなの形がヘンだし容量少なそうだしベルトの数多くてブラブラうっとぉしいし、と思っていたんだけど、意外とモノ入りそうだし、普通のリュックほどに背中に密着しなくていいし、捨てたもんでもないな、と。まぁ、買いませんでしたが。

 眼鏡は、細いメガネがもうここ何年もブームで、僕のようなバカデカオタクメガネはキモがられるだけだということを重々承知しつつも、店に行って細いヤツを試してみると、視界にフレームが入り込んできて見にくいのだなぁ。とにかく視界が狭い。怖くて表を歩けませんよあんなの。だからコンタクトにしようかとも思うのだけど、中学くらいの時にコンタクトをして、その異物感に絶叫した経験を忘れることができないでいる。

 でもまぁ、新京極の「眼鏡研究社」は、静かで落ち着いた大人のお店だった。ああいう店できちんと大人な買い物を出来るようにはなりたいと思う。相方は「“研究社”だなんて、あなた好みのお店じゃない」とハシャいでいたが、別に俺は研究が好きで院に行っていたわけではない。色んなことを知ったり考えたりしたかっただけだ。「研究」をしないと修了させてもらえないから、まぁ経験のひとつ、と思って頑張ってみただけ。

 ついでにネオマートやソニープラザなどの雑貨も見て回ったのだけど、欲しい!とはおもいつつも、ついつい「どれだけ使うかなぁ」ということを考えてしまい、結局すべて見送り。

 そのくせキクヤ書店で画集を2冊も一気に買ったり。もうわけわからんし。

 夜は三条のむさしに行ったのだが、隣の席のガイジンがめったやたらとしゃべりまくり、もう片時も黙っていないので参ってしまった。とにかく日本で日本人と話す時は日本語しゃべれと。そう思いつつバカバカスシを食っていると、またもやガイジン英語ファミリーがドカドカやってきて、かんべんしてくれ状態。まぁ、別にガイジンはスシ食うな、だなんてそこまで排他的なことは言いません。でも、スシ屋に来て持参のジャムパンを食うのはやめなさい。セルフのお冷やを店員に強要するのもやめなさい。バイト君はきっぱりセルフと言いなさい。まったくどいつもこいつも!!

 そういえば全然関係ないけど、最近街へ出るとめったやたらとドラゴンボール関連物を目にするなぁ。


■2004/07/18(Sun.)■

 京大で行われるフリマに魚喃キリコが来るらしいという情報が入った。

 出町の「おむらはうす」でヒルメシの後、魚喃信者の相方と2人して行ってみるが、フリマのスタートは約6時間後の20時だ、聞いてすっかり力が抜ける。

 仕方がないのでブラブラとカナートへ行くが特に欲しいモン無し。このままではボーナスもサケ代にダラダラと消えていくなぁ。相方は貪欲にあれやこれやとお買い物。北山のビレッジヴァンガードでもアレコレ買い物。

 夜は相方宅近所の居酒屋で一杯やったが、なんだかヘンテコな店だった。メニューがおかしい。「日本人」「外国人」「パイズリ」「木村拓哉」など……。安かったので、また来てもいいとは思ったが、品とか格とかいう点ではちょっとなぁという感じ。どちらかと言えば学生向けですな。


■2004/07/17(Sat.)■

 ヒル前くらいまでフトンの中にどっぷりうずくまっていて、気が付いたら相方は会社へ行っていた。いい天気なのでフトンを干して下着を洗い、おれも自宅へ「出勤」する。今日はサコサイトの日なのである。

 洗濯なんぞをつつ作業をしていたら、もう19時。あわてて再び相方宅に向かい、フトンを取り込む。夕食を作っていたらすぐさま相方帰宅。ヒラメのムニエルとポテトサラダ、ニンジンのソテーとみそ汁。うーん、日替定食風や……。

 夜は今まで行っていなかった方の銭湯へ行ってみる。「流れブロ」というのが面白い。浴槽が階段状になっており、上の段の方からザブザブと湯が流れ落ちてくるのだ。なんだか飛鳥時代の漏刻のようでもあった。

 ビールのんでサケのんで寝た。

 ……どうしようもねぇ日記だ。


■2004/07/16(Fri.)■

 盆に「LIFE SIZE ROCK」なるイベントがあり、3日間通しでのライブ三昧。情報を見ると、1日目:The Pillowsほか・2日目:小島麻由美ほか・3日目:GO!GO!7188ほか……ということで、これはまさしく俺と相方のためにあるようなラインナップではないか!!

 つうわけで行きたいなぁと思ってるんですが、日付を見たら08/17〜08/19。19日なんて、普通の会社だととっくに仕事始まってるんじゃないんですか。めっちゃ平日やん!!なんでそんな日にやるんだよ!!

 うーむ、確か有給がまだ残っていたハズなので、休めんことはないのだけど。

 しかし、先日サコと話した時に聞いたんだが、8月末に軍艦島へ行く計画があるそうな。軍艦島ですよアナタ!!これはちょっと行くしか!!ということで、なんだか8月は休みまくって遊びまくる気配濃厚であります。

 ……やっぱマズイかなぁ……。でも、前にも書いたように最近は会社の外に面白いことを求めているフシがあるので、これはこれでまあいいかとも思う。

 夜は相方様と宵山に行きました。宵山っていうか、露店巡りに行きました。ついでに「木屋町ホッピー」でも呑んできました。木屋町ホッピーって初めて行ったんだけどあんなところだったんだ。なんか昭和初期のボロ屋の雰囲気がナイスでした。でも、店員の愛想が悪かったです。反省しなさい。


■2004/07/15(Thu.)■

 久々に……というか今週初めて会社からまっすぐ帰ったのではないか。しかしそれは同時に自炊していなかったということでもアル。あぁ野菜が減らない……。壮絶な野菜地獄はまだ続いていたのであった。

040715.jpg 昼休みにブラッと立ち寄ったリサイクルショップで、コードレスホンが格安5000円で売られていた。僕はけっこう電話をしながら台所に行ったり洗濯をしたりウロウロするので、子機が欲しかったんである。しかも現在持っている電話機はFAX付きでめったやたらとデカい。FAXなんてきっともう2度と使わないだろうし、我が家の住宅事情を考えると邪魔なだけなのだ。

 つうわけで即買い。さすがにFAXなしはコンパクトでどこにでも置けてヨロシイ。

 ところで夜は相方とメッセンジャーで話していたのだけど、向こうは話しながら絵も描いていたらしい。全然気づかなかった。2つ以上のことを同時にやれない俺としてはすごいとしか言いようがない。

 しかし、野菜が減らないとか電話機を買ったとか、本当に「普通の日記」化してるなぁココ。まぁいいのかなぁ。


■2004/07/14(Wed.)■

 会社の方で、作品の素材写真を集めてくる必要があり、照り照りの日差しの中、西陣・祇園祭・貴船へと東奔西走しておりました。チャリで。

 貴船口で電車を降りて、貴船神社へ向かう山道でスコールのような夕立の襲撃に遭う。辺りには何もない。ギャー!!とりあえず借りモンのカメラを素早くリュックに詰め込んで、できるだけ木陰になっているところを探し出して小さくうずくまる。ヘルプミー。身動きできないとはこのことか。

040714.jpg まぁ見た感じ明らかに夕立だったのでそのまま動かずにいる、という判断ができたんですけども、しかしこの雨が功を奏し、雨上がりのもやへ見事に光が差し込んでくるショットを撮れた。あまりに気に入ってしまいバカスカ写真を撮っていたらみるみるフィルムがなくなってしまった。そうか、今日はデジカメじゃないんだ……。しまった。

 とにかく全身びしょ濡れなので、一旦帰宅して着替えた後、会社に戻る。タイムカード押すためだけに……。

 夜は、アッチと宵々々山へ行こうという約束になっていたのだけど、合流地点に行ってみるとexitくん、MSR、N川なども来ており、嬉しくも意外の京都メンバー全員集合と相成ったのでありました。

 しかしもう28年も京都に住んで鉾にはあまり興味のない我々。わざわざ人混みに突入するようなことはせず、素早く居酒屋へ潜り込んでビール大会。俺も一人前に仕事のグチなどを言えるようになり、ようやくオトナになれた気分だった。しかし、あんまり健全とは言えんなぁ。

 場所を鴨川に移し、俺が西陣の佐々木酒造で買ってきた「聚楽第」でイッパイやる。なんとアッチはオチョコ持参である。

 exitくんが、横でblogについて熱く語っている。最近よく見かけるようになったblogだけど、『Pallete』にはあんまり合わんなぁ、でもまぁあれはあれで便利そうだなぁ、などと思っていたので良い機会だと思って色々聞き出そうと試みる。

 結局exitくんは、宴が終わって別れ際までずっとblogの話をしていた。


■2004/07/13(Tue.)■

 サコさんと、サイトの件で打ち合わせ。で、彼は別の会議で蹴上に行かなければならないので、そちらで合流するように指示が。蹴上って……遠いじゃねーか。

 で、とりあえずパパパッと打ち合わせをしちゃおうかと思ったら、「別の会議」の方が始まってしまい、その場で待たされる。ナンデボクハココニイルンダロウ…………???

 2時間その場で所在なく過ごし、さすがに一声かけてみたら、打ち合わせは約10分で終了。なんじゃそりゃー!はじめからこっちを先にやってくれよォ……。

 ともあれ、何とか先が見えてきたので、早いとこフォーマットを作ってしまいたいです。これさえ作れば、最初は現在の記事を流し込んでいくだけだからね。

 しっかしマジ時間ねぇー。


■2004/07/12(Mon.)■

 目覚めると猛烈な頭痛&腹痛。カンベンしてくれ……。とりあえず会社に電話をして再び横になる。

 ここ半月ほど、会社もプライベートも何だかんだで異常にせわしない日々が続いていたので、たまには大人しくじっくりと本でも読めということなのだろうか。しかし悔しいことに気分はだんだんラクになっていき、昼から出社するかなぁと思っていたところ、ヒルメシを食うなりまたグッタリして身動きできなくなる始末。

 ああぁぁぁカンベンしてくれ……。


■2004/07/11(Sun.)■

 四条近辺にてデパートや寺町巡りをして、これまた得意先にフラフラと出向いていき、自ら商品を買ってみる。おぉ、こうやって売られているものナノカ!結構リテイクを食らった揚げ句、採用が決まったらきまったで印刷がうまくいかねーよコノヤロウ的トラブルを多々経た末の代物だったので、素直に嬉しい。

 仕事でちょっと一眼レフカメラを使う用事ができたので、四条川原でアッチと合流して拝借する。カメラの説明とかをききつつ、彼の一人旅の写真をみつつ、昨夜の深夜にやっていた日本縦断ローカル線の旅番組の話をしつつ、再び一人旅の写真を見る。俺も休日はプチ旅行に出て民宿とかとまりたいなぁ。しかし9月からは土曜出勤だからもう来年まで連休はないなぁ……。

 アッチと再び寺町に行ってDVD-Rメディアを買い、藤井大丸でスシを買って四条河原でビールとともに食う。そういえば昼に行ったメシ屋はフンイキが良く、色々なフライヤーが置いてある中で、「西院ミュージックフェスティバル」の情報も得た。西院って最近ちょっとアチコチ開けてきているという印象があったんだけど、こういうことまでやっちゃうレベルに達していたのか。全く知らなかった。

 ところで今日は選挙だったんだが、河原ビールを早々に切り上げてダッシュで帰宅したにもかかわらず、無情にも選挙会場はコンマ1秒の差でむなしく終了してしまったのだった。ガラッとドアを開けると同時に、次々に撤収されていく投票箱。あぁぁぁぁぁ……。

 まったくお恥ずかしい。初めて選挙をサボってしまった。


■2004/07/10(Sat.)■

 In the Soupのライブ@十三ファンダンゴ、ということで、相方様とモメつつも大阪方面へ。遠距離の頃もそうだったが、会う直前には決まってなにやらモメゴトが発生し、大人げなくも喧嘩をふっかけてしまう。困った悪癖だ。

 梅田近辺でメシを食い、得意先をチラッと覗いて、俺のデザインが陳列されている光景むふふふ……とほくそ笑んで、十三へ。

 インスーライブは意外にも女の子ばっかりだった。そうなのか、そういうバンドなのか彼らは。

 前にもチラッと書いたけど、ライブにおけるシナリオ通りのフリ付けというやつが僕はどうにも苦手なんだが、今日も随所でそれをやられて困ってしまった。ノリ方くらい自由にやらせてほしい。ロックは自由と反抗の象徴だろ!?

 でもまぁ、影山と7188しかライブ経験のない僕にとっては新鮮で、またちょっと引き出しが増えた気がしてウレシタノシでありました。CDとライブで曲のイメージがちょっとちがうなぁ、というものも数点あり、こういうのも良いかなと。それにしてもVo.中尾ちゃんの声のノビることノビること。シメキリもこんな風にノビてくれたら……とつい邪念が入る。

 そういえば十三はいつも阪急電車で通過するだけで、何もないと思ってたんだが、なんだかんだでけっこう色々開けてるんだなぁ。ラーメンを食って居酒屋に行く。なんだか順序が逆のような気もするけどまぁいいのだ。

 大阪はやはり何もかもが京都とは違う。どちらかというとむしろ東京にいる感じがして、東西の違いというよりも、京都が特殊なんだと思った。


■2004/07/09(Fri.)■

 ヒルメシに店に入って注文をしてから、サイフの中に金がまったく入っていなかったことを思い出した。エーイちくしょーどうにでもなりやがれ!と、ザルソバ(大盛り)をすすって、「スンマセン、カネアリマセン」というと、店のオジサンは快く銀行に行くことを許してくれた。助かったのだ。まったく恥ずかしい思いをしてしまった。

 よく、大人になったら「年齢×1000円」は持っておくものだ、と言われるけど、27000円もの大金を常時持ち歩く気にはおそろしくてとてもなれないデスよ俺は。

× × ×

 帰宅する前に、ビデオ屋へ行ってエヴァンゲリオンと四月物語を借りてくる。

 フロに行って日記を書きつつビールをやるが、やはりカンビール2本のむと、意識ははっきりしているものの、頭を使う作業ではまったく使い物にならないノーミソと化してしまう。

 半ば後悔しつつ、しかしそれでも……!!と思ってサコサイトの作業にとりかかる。今度のリニューアルではめったやたらと掲示板の数が増えるので、cgiのマニュアルを読むだけでも大変なことになっている。サイトの仕事は過去にいくつもやってきている筈なのに、いまだにHTMLしかさわれない、というのも今の時代珍しいんじゃないかと思う。

 昔はこれでもプログラムかじってたんですよ。MSXでな!


■2004/07/08(Thu.)■

 ほぼ定時からまっすぐ家に帰り、家についたら17:30過ぎだった。さっそく巡回だけしてメシ作って食ったらまだ7時。よしイケる!今夜は順調なスタートだぜ!!

 カンビールを飲みつつ天橋立日記を書き始める。楽しかった話というのは、やはり書いていて楽しい。読んでいるヒトにも楽しんでいただけたらもっといいのだが、そこんとこがまだちょっと未熟で困る。

 しかし、1ヶ月も前の1日の出来事を、写真だけをたよりにこれだけ再現できるとは、ワシの記憶力もまだまだ大丈夫なようだ。

 今日はこの調子でガンガン色々とやるぞと思っていたのだけど、相方様から連絡があってついフラフラと夜更けになって出かけてしまった。意味ない!ダメダコリャ。


■2004/07/07(Wed.)■

 まぁ、確かにそんなに好かれてはいないだろうなぁとは思っていたものの、実際に耳にしてしまうとやはり気まずいものである。社内でのうわさ話はゼヒ低ボリュームでおながいしまつ。嫌われ慣れてるとは言え、やはり少々ぐったり疲れるものがある。

 延滞図書があるとかで、ぐったりした気分のまま夜はセイカへ。サコ研究室に顔を出すと、「まだ生きてたんや」とか言われる。失礼な!まったく今日は踏んだり蹴ったりだ。

 しかしまぁ、学生のサイトを見たり、偶然会った猫松先生と話したりしているうちに、なんだか無性に興奮してきて、ズビャッと帰宅して絵を描いていた。

 猫松先生の奇妙なパフォーマンスは相変わらずだったが、セイカに行くとなぜか無性にシゲキになるのう。


■2004/07/06(Tue.)■

 夜、一寸ビデオ1やカナートを回っただけで、たちまち帰宅が7時を越えてしまった。しかしまぁ、『UZUMAKI』やCDなどを手に入れられて今夜はなんとかゴキゲンなのだ。

 ナルト画集『UZUMAKI』を見つつ東京60ワッツを聴く。先月に加茂川でサコ研究室バーベキューがあった時に、この東京60ワッツの曲をやたら上手に弾き語る1回生がいて僕はもう聞き惚れてしまったのであった。『外は寒いから』、良い曲です。「カンビール」とか「コンドーム」とかいった単語がビシバシ出てくるあたり、なんだか下宿部屋を想起させられ、映像が喚起されます。ヤル気なさそげな歌声もナイス。

 聞き惚れているともう08:30。なんてこった。すぐさまメシを作って食う。片づけたら21:30だった。ひえー。

 日記とミハルの春絵修正はナントカできた。昨夜作ったミハル絵のデザインは、1日載せただけのマボロシのバージョンとなってしまった。幸い今日は会社の仕事が手作業メインだったので、一日中イラストに添える和風の文句を考えていた。こういう時に短歌の1つや2つ、サラッとつくれるぐらいにはなっておきたいと切実に感じたデスよまったくもう。


■2004/07/05(Mon.)■

 なんだかジトジトして嫌なのだ。

 昼は雨が降りそうだったので近場の洋食屋へ。夕方前にはハレ。

 会社のヒトに教えてもらったレンタルビデオ屋が全品150円だというので早速行ってみた。相方様の近所のビデオ屋や、ツタヤは品揃えは充実しているもののいかんせんDVDの料金が高いので、躊躇していたところへこの朗報。

 ……と、喜び勇んで行ってみると、ビデオのラインナップが壮絶なのに対してDVDは棚1列、といった感じで、どうにもこうにも微妙なところでありました。それでも、エヴァンゲリオンがあったので借りようと思ったら軒並みレンタル中。なんてこった。

 失意のまま、大垣書店に寄るが、目的であったナルト画集『UZUMAKI』は見あたらず……。まったくツイてないぜ。

 失意はヤケクソに変わり、超大盛りヤキソバ調理というまったくどうしようもない夜のスタートだ。フロ行って日記書いてTOP作ってさしかえ。

 先日までTOPに貼ってあったミハルの春イラスト、TOP用に描いた時はまぁまぁ悪くない感じだったのに、WORKS用にデザイン組み始めるとどうにもまとまらずにヒーハーうなりまくって結局どうにもならなかった。下絵を描く段階で、最終的な画面展開を考えずにテキトーに描いているからこういうことになるんだなぁ。


■2004/07/04(Sun.)■

 ここ1ヶ月くらい、日記のためのメモ日記(?)の分量を増やしている。というのも、仕事の待ち時間の間とか、昼休みに公園でとか、DVDの焼き待ち時間とかいったスキに、ササッとまとまった量を書くことを思いついたからだ。

 お陰でここ最近は、リアルタイムの話題に事欠くことはない。以前のように、超過去ネタや時事ネタからむりやりヒネリ出すようなことも少なくなって、大変便利なわけですが。

 日によって、あまりにリアルすぎてここに出せない、ということが増えてきてやっぱりちょっと困ったことになっている。なんせ、その時思ったことをズバズバと書き留めていっているので、社会生活を営む上で少々・・・というか、かなりマズイネタが書き留められたりしていて、1ヶ月後の執筆時にそういうものを目にしてしまうといささか戸惑ってしまう。

 ……だから最近ロクなことを書いていないのか。


■2004/07/03(Sat.)■

 だいたい、平日は数時間自分の絵を描いたり本を読んだりして過ごし、休日はドカッとサコ研究室サイトの仕事をするようにしている。

 今日も今日とて……なんだが、どうもこうモチベーションの維持が難しくてアチコチいじくりまわしているうちに日が暮れてしまった。そういえば今のデザインを組んだ時もこんな感じだったような気がする。俺とサコだけが2人でなんだかハシャいでしまって、学生はまったく無関心で、原稿を頼んでもまったく上がって来ない、という状況。これって、今とまったく同じじゃないですか。

 でも、分かる気もする。僕も小中高大といろんな活動に参加してきたけど、大概上層部とか執行部とかいう連中が、文集だの総括集だのを作りたがる。俺たちはもう、コトが終われば次の面白いことを見つけたり実行したりするのに夢中で、思い出の焼き付け作業とか対外発表にうつつをぬかすほど、ヒマじゃぁなかったもんなぁ。

 でも、わかるわかるとフムフム言ってるだけじゃぁダメなのだ。原稿がほしい。関係者各位はいいですね。わかりましたね。


■2004/07/02(Fri.)■

 いつもけっこう見ているサイトで、レストランを紹介しており「この定食がこのボリュームで520円!給料日前の味方!」てな具合で紹介されていた。

 あのー、給料日前だったら外食してる場合じゃないと思うんですが……、とか、すぐに考えてしまう僕はほんとうにもう貧乏根性がぬけないんだなぁと痛感。世の中のヒトビトは金持ちなんだなぁ。

× × ×

 夜中に、2003年・2002年・2001年と、今日(7月2日)前後の日記を読み返していた。なんだか毎日楽しそうである。自分の文章でこういうのもナンだが、読んでいてもまぁ楽しい。

 今年はもうなんだかグチやイラダチばっかりだ。まったくなぁ……。


■2004/07/01(Thu.)■

 ちょっとビールでものもうか、ということで俺、アッチ、exitくんの3人でビアガーデンに行ってきた。合流にちょっととまどったが、「四条河原町北西角にいる」というexitくんからのメールを頼りに現場へ向かうと、そこには手ブラでボサーッとつっ立っているサラリーマンが。あやしすぎ。なんでカバン持ってないんだ?一瞬、サエないポン引きのようにも見えたぞ。

 高島屋の屋上は、何度か経験済みの人間がいたので却下。新福菜館は魅力的だったが、「放題」ではなさそうで、その上価格表示されていないためになんだか不安になってきて、却下。とにかく「放題」で3000円前後!!と、俺が指3本突き出して主張する。

 激貧だった頃と比べると、最近はカネよりもむしろ時間の方が惜しくなってきたなぁ、と思っていたのだけど、ヘンなところで頑なに指3本を振り回していたら、早速「「キミの貧乏思考は、収入が増えてもあんまり変わらんなぁ」などとツッ込まれてしまった。

 結局、八坂神社門前まで歩き、なんだかよくわからないホテルのような所の屋上に決定。入り口のところに「大スクリーンでナイター生中継!!」などと書いてある。ナイターは別にどうでもいいのだが、「スクリーン!スクリーン!」とわめきつつエレベーターに乗る。ここのエレベーターがまた変わっていて、乗って入り口を向いて立つと、出る時には右側のカベが開くのだ。面食らってしまった。

 3500円を払って入場すると、14インチ型のテレビが鎮座ましましていた。もしかしてこれが「大スクリーン」のことなのか!?と思ってビックリしていると、このテレビからプロジェクターを通してスクリーンに出力しているのだった。なぁんだ。

 ビールを飲みつつ、アッチ撮影による天橋立やここ最近の温泉一人旅の写真を見せてもらった。ぼくはもう写真と言えば「撮る」派なので、自分が移っているものを見るとなんだか妙ちきりんな気持ちになる。

 なんとなく遊び足りず、久しぶりにカラオケに行った。まったくヤル気を感じられない「あーわかったわかったここでこう叩きゃぁいいんだろコンニャロ」的なexitくんの手拍子で、アッチが「ボーイフレンド」を熱唱。素晴らしいコントラストでありました。



clear.gif

copyright.gif