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■2002/01/31(Thu.)■

 先日購入した『賃貸宇宙』。9500円もするので、院生に支給される研究費で購入しようと。そのための書類を提出しに学校へ。

「研究のために書籍を購入しました。研究テーマは”ライフスタイルと居住環境”です」

 捏造度46パーセント。半分いってないしイイでしょ。というか、ホントに↑でやってもいいんですけども。

 久々にサコ研究室に行くと、web関連やら、来年度新入生行事やら、仕事が山のように溜まっている。うぅ、ここんとこ勉強してるか呑んでるかどっちかであんま仕事してなかったからなぁ。とりあえず2月からちょいヒマになるんで、ガシガシ仕事して、ガシガシ本も読んで、ガシガシディスカッションもしないと。

 「ヒマになると忙しくなる」の法則。

 ところでexitくん、CD−Rを買い換えたとかで、お古を誕生日プレゼントとしてこっちにまわしてくれました。多謝!!

 今日ようやく接続したのですが、よく考えると使い道が思いつかない。バックアップはMOに取ってるし、音楽CDで欲しいヤツはだいたい買ってるし。いずれCD−ROM画集出したいけれども、まだそんなに作品描きためてないし。人に渡したいデータもそんなにないし。そんなわけで、SN氏に電話。

オレ「CD−Rの使い方を教えてほしいんやけど……」
SN「マニュアルとかヘルプとか無いのかね」
オレ「いや、そうじゃなくて使い道を知りたいねん」

 質問としてどこか間違っているような気もします。

■2002/01/30(Wed.)■

 家から一歩も出ず、多文化教育についてのレポートをまとめる。これはメールで提出できるのでラクである。ガッコまで行かんでもエエもんね。

 ところで夜に「創作」ということについて明楽とちょっと喋ってたんですが。

 確かに僕はモノ作りが好きで、だからこんなサイトやってたりもするわけなんですが、中にはあんまりやりたくなくて、仕方なく作ってるものもあるんです。こんなこと言ってちゃダメやろか?

 創作へのモチベーションってのは人によって色々なんでしょうけど、僕の場合、あんま作業工程には無いんですね。アタマの中に何かイメージが浮かんだら、どうしても「それ」の実物が見たくって、そんなの他に誰も作っちゃぁくれないので自分でやってる、という部分がデカい。「こういうキャラで、こういう構図で、こういうアクションのイラスト、どっかにないかな〜」とかね。

 ホラ、あれだ。料理みたいなもんです。「今日はシチュー食いたいな」と思ったら、結局自分で作るのが一番自分がイメージしたシチューになるじゃないですか。当たり前だけど。でも、作るのは面倒だな、って時もありますよね。そんな感じ。

 以下、会話。

「もし俺が2人いたら、俺は今ほどモノ作ったりはしてないね、きっと。もう1人の俺にやらせて、俺は完成物を楽しむよ。で、酒呑んでるか、寝てる。」
「もう1人のあんたもきっと同じコト言うよ」

 うう……、やはり頑張るしかないのか。

■2002/01/29(Tue.)■

 先週一緒に呑んだTさんが新しく開くワインバーが本日プレオープンということで、アッチと2人で乗り込む。

 まぁ2人とも普段ワインって全然呑まないんですけども、畳敷きで和風の空間に和風ベースの料理で、なかなかの雰囲気でした。ダウンライトを基調にした、やや暗めの照明効果もナイス。あまりのくつろぎやすさに、うっかり普段通り飲み食い。

 や、だから「腹」と「酒の味」と「酔い」をいっぺんに満たそうとしたらダメなんやってばよ。

 あ、そんでもって来月からここでバイトすることになりました。接客の経験は大学図書館(超マニュアル主義!!)のみで、こういう所で客とコミュニケーションとったりするのはホンマ初めてなんですけども、やれるだけやってみようと思います、ハイ。


■2002/01/28(Mon.)■

 昼過ぎに、パネポンの滞ることない連鎖の音で目を覚ます。exitVSアッチの熾烈なバトルが繰り広げられておりました。

 夕方前から、伏見は竹田のスーパー銭湯「力の湯」へ。なんだか「スーパー」とか「力」とか、妙にドラゴンボールを想起させるネーミング。

 水風呂から、ぬるいの、熱いの、電気風呂、サウナ、露天風呂と一通り巡ったんですが、もう少しバリエーションがあっても良いかな、と。ジェット風呂とか、滝の湯とか。

 そういえばガキの頃、琵琶湖の紅葉パラダイスというフロアミューズメント施設に連れて行かれたことがあるんですが、そこは「ジャングル風呂」というのがありました。植物園の温室みたいにうっそうと茂った森の中に突如現れる湯船!売店ではヒョウ柄の「ターザンタオル」を販売。こういう悪ノリは大好きです。

 さて、風呂にはいるとビールが呑みたくなり、流れとして当然何か旨いツマミが欲しくなりますよね。よね。っていうか、なるんです。法則です。定理です。というわけで、三条六角の「金兵衛」に向かったのですが、定休日のようで、姉妹店の「金扇」へ。

 気の小さい俺はメニュー(金額順に表示)のだいたい半分から下をメインで注文してたんですが、どういうわけかexit氏、時価のネタをガシガシ注文。何だいったい?御大尽か開き直りかそれともビギナーなのか?

答:焼酎でヘロヘロになって、判断能力が低下していた模様

 金扇を出て、OPALへ寄り、解散。つーか金やべーよ。耐えて耐えてセコいほどに節約してきた分がパー。

■2002/01/27(Sun.)■

 サコ氏他3名と、岐阜は「養老天命反天地」というアート作品を「体験」してきました。

020127.jpg この養老天命反天地、養老の山すそに建設された荒川修作氏の作品なんですが、最近微妙にブーム(なのか?)の「身体性の復権」を高らかに謳いあげたものとのこと。地面と天井を対称にしてみたり、登り下りを見た目と逆にしてみたり、とにかく目の錯覚を利用して体を酔わす(=「反転」する)ような作りになってるんですわ。

 こりゃ実際動いてみんとわからんわな、と思い、走ったりよじ登ったり踏ん張ったりして、「酔って」きました。結構キます、これ。見ているものと、体の動きにズレがあると、こうも影響出てくるものなんかとビックリでした。

 しかしこの反天地、その外郭をなす「養老公園」ともども、日曜日だというのに閑散としていて、どことなく『探偵!ナイトスクープ』の「パラダイスネタ」を彷彿とさせます。カフェテリアのオバちゃんの、明らかにやる気のない態度なんかまさにソレ。「営業中」の札がはずれて足元にころがってたり。

 どうでもいいけどサコさん、ついさっきまで関西弁バリバリで喋ってたのに、入場券売場で「How much? US $ OK?」とか言って係員を困らせるのはやめましょう。

 夜はexit氏、アッチと呑み。仕事で遅れてくるアッチを待ちつつ、電気食堂にて時間をつぶし(「元気玉 どどんぱん」なるメニュー発見!)、3人揃ったところで牢屋バーへ。

「いっぺん逮捕されてみたい」というexit氏の希望で、囚人役は彼に。入り口のミニスカポリスに「お手の方を失礼しまぁ〜す」と言われて、両手を差し出すexit氏。逮捕される気満々です。

「いや、逮捕って言うたら”お縄を頂戴”ってイメージあるやん」と言い訳するexit氏。言い訳になっていませんけど。

 上賀茂に引き上げて、露天風呂を堪能し、呑んで呑んで呑んで、寝る。

■2002/01/26(Sat.)■

 大学時代の友人、米ちゃんと四条近辺へ。

 今日は元々、米ちゃんがパソコン買うので寺町まで付いて来て欲しいっていう話だったんですが、数日前にメィルが入り、「もう買っちゃった」とかで、ホナまぁ1日遊びに徹しますか、ということに相成り候。

 六角広場で待ち合わせて、メシを食おうと「さらさ」へ。途中、小ぶりのナイスなリュックが850円であったので、即買い。このテのやつ、探してたんですわ。どんなお出かけにもバカでかいザック背負って行くのどうやろ、と思ってたんで。

 「さらさ」では、『トコヨノクニ』のサイカさんが今、展覧会をやってるとかで、それもあって行こうって言ったんですけど、なかなか良い展示でした。写真を中心として、自分らの日常を切り取ったような作品群。こういうスナップ系に弱い俺。というか、スナップなんてものは本当は誰にでも撮れるんでしょうけど、それを「作品」として見せるようにもっていくのはムチカチイのね。撮る人の目とカメラの間に「フィルター」があって、その「フィルター」にどんだけ共感させられるかってトコがでかいんやと思います。ちゅうか、ンなことアタリマエ?

 「さらさ」を出て、テキトーにぶらついた後、新風館へ。銅板を使った立体造形の展覧会が良い感じでした。メカっぽい生物を造形してあるんですが、なんとなく鳥山さんの漫画に出てきそうな感じで。

 夕方、思わぬ雨(天気予報忘れてただけ)に見舞われて、ナントナクお開き。いや、しかし「ブンカテキ」な一日でした。


■2002/01/25(Fri.)■

 昨日から引き続き、一日中「人文学合同演習」のレポートを執筆。テーマは「この演習で得たものを、来年度以降どのように活かしていくか」なんですが、特に何も得られなかった俺、いったい何を書けというのだ。

 しかも今日は大学院2回生の研究発表会で、スゲェ行きたかったんですけど、そんなわけで1つも聴けず。最後のヤツくらい間に合うと思ったんやけどな。というか、火曜日に呑んだりしてるからこんなことになってるんですけどね。

 提出先の先生が、発表会の打ち上げ会場にいらっしゃったもんで、発表もしてなけりゃ聴きに行ってもいないのに、ビールと鍋にあやかる。それもほどほどにして席を辞し、山科へ。

 アッチが「三条通り、九条山の辺でメッチャ広い歩道ができてるで」というので、楽しみにしつつチャリで向かう。京阪京津線が地下化して、地上部分の線路を撤去してから数年。やっと工事がそこまで進んだか、とウキウキしながら現場へ向かうと、確かに歩道は広くなってました。100mほど

 チャリで行くと、終電を気にしなくて済むのはいいのだけど、気にしなさ過ぎてつい2時3時まで呑んでる。今日も山科出たのが3:30頃。真夜中のチャリダー。イェイ。


■2002/01/24(Thu.)■

 家の近所で採取。

020124.jpg この2階部分のドアは何なのでしょう。ベランダもナシ。足場もナシ。ドアの下のひさし部分は奥行50cmほど。

 かつてベランダがあって、とっぱらったというカンジでもありません。

 解せん。


■2002/01/23(Wed.)■

 今日は世に言う誕生日でありました。25歳。この世に生を受けてしまったことを悔やむ日。また1年、生きながらえてしまったことを思い知らされる忌むべき日。

 …とか言ってみたり。いやいや、そんなことはないですよ。というか、↑みたいなことは年中ですので。とおあれ、お祝いの言葉を下さった数少ないみなさん、ありがとうゴザイマス。

 深夜、けたたましい階段および廊下の足音とともにS.N.氏来訪。近所で事故って(自爆:バイク大破)帰れなくなったため、泊めて欲しいと。いやしかし珍客でございます。うだうだと話をし、数時間でS.N.撃沈。


■2002/01/22(Tue.)■

 アッチ、Tさんと呑み。

 このTさん、元々親父のお得意さんでした。三条に新しくワインバーを開店なさるということで、その工事を一部請け負ってたりしたらしいんです。その関係で、よかったらアッチここで働いてみぃひん?という話があって、カンタンな面接までしたらしいんですが、アッチが今の職場をすぐに離れることができないっちゅう事情がありまして、とりあえず仕事の件はお流れになったんです。

 しかしこのTさんとアッチ、妙にウマが合うらしく、先日も2人で呑んできたとか。面白い人やで〜ってことで、本日俺もお誘いにあずかったわけで。

 18:00 北大路 「杜氏」前

 誰もいません。ここのはずやのにな。とりあえずのれんをくぐる。

俺「○○(アッチの本名)で予約してると思うんですけど…」
店「何名様でしたでしょうか?」
俺「3人……やと思います。多分」

 ことごとく自信のない発言。ガンバレ俺。

店「3階の方で承っておりますので、一度出ていただいて、階段登ってすぐの所に入っていただけますか?」

 なるほど、そうやったんか。ちゅうことで階段を登る。途中でズッこける。痛ェ。どうしたんだ俺。大丈夫か俺。気を取り直し3階へ。明らかに違う名前の店でいよいよ不安になるも、気合いでドアを開ける。

店「トクナガ様ですね?お待ちしておりました」

 トクナガって、誰よ?あ、Tさんではないです。Tさんはタ〜なので。

 ちょい遅れてきたアッチのお陰で、やっぱ1階の店で正しかったことが判明。しかも予約はしてなかったらしいです。ほどなくTさんとも対面。カラカラと元気一杯すっ飛ばしのTさん。ナルホド。

 しかしこの「杜氏」、名前負けすることなく全国の地酒が棚にズラリ。よく見ると、見えている瓶の奥に2、3列隠れています。ということは、見えてる分の3倍くらいは揃ってるちゅうことか。おそるべし。ワインバーもさることながら、アッチはここで働きたいと思ったんじゃないでしょうか。

 途中、ツマミにポテトサラダを頼んだんですが、マヨネーズが食えないはずのアッチ、パクパク食べてます。そこんとこ指摘したところ、

アッチ「いや、これはマヨネーズ入ってへん」

 いや、入ってますって、明らかに。どうやら彼、マヨネーズが入ってるかどうかはさして問題ではないようです。食えるか食えないか、それだけが唯一絶対の問題。逆に言うと「食えたら入ってない」、そういう基準のようです。

 場所をTさんなじみの居酒屋へ移す。「杜氏」のようなオシャレっぽさはないですが、昔っからよくある庶民の呑み屋という感じで、こういうのもまたナイスです。気むつかしそうな大将と、美人ではないけど元気なバイト。良いですな。飲食店でバイトするならマクドやファミレスのようなチェーンじゃなくて、こういう個人経営の所がええよなやっぱ。その旨ポロリとこぼすと、

Tさん「ほなアンタうちで働いたらええにゃ」

 そう来るか!しかしなんとなくアッチの仕事をよこからかすめ取ったみたいで申し訳ない気もします。というか、接客業なんて俺に務まるんでしょうか。唯一の接客業は、図書館スタッフやっただけなんスけど。まぁ29日にプレ・オープンだそうなので、その時実際お店をのぞいてみて決めようと思います。

 思わぬ展開に、ハラハラしております。


■2002/01/21(Mon.)■

 なんとかかんとか、どうにかこうにか環境のレポートを仕上げて提出に走る。いつもギリギリやなぁ。

 提出後、サコ研究室に顔を出すと、誰もいない。電気もパソコンもついたまんま。あら?ちょっと外出中なんかいな、と思いディスプレイを何気なく覗いて驚愕。モニタには『Pallete』の日記ページが表示されている!!!俺今日ここに来たの初めてなので、誰かが発見して見ていたとしか考えられません。誰や!?

 誰か帰ってきたら訊こうと思い、本を読みつつ待機。と、サコさん帰還。

おれ「あ、サコさん。ちょっと訊きたいん……」
サコ「おう、楽人くん。最近節約してるらしいな(笑)」

 アナタですか!

 滅多なことが書けなくなりそうです。

■2002/01/20(Sun.)■

 相変わらず環境のレポートがまとまらない。仮にいいものが書けたとして、それが暖房のきいた部屋で、コンピュータを使って作成され、紙にプリントアウトされたものだなんて、説得力皆無に近いんじゃないかとか、余計なことをあれこれ考えてしまう。

 ついでに、ビールを飲んで煙草を吸いながら書いてたりもします。

 というか、あと鯨食ってフロンガス使ったら、立派に「ヘドロマン」の仲間入りじゃないか。アメ車乗ったことあるし、コンピューターに操られてるし。あとは発電所に突入すればオッケーかよ。


■2002/01/19(Sat.)■

 「環境問題」についてのレポートがまとまらない。「地球環境の汚染や破壊」というのは、確かにゆゆしき問題だとは思うけど、ダイオキシンが何ppmだとか、オゾン層がどうだとか言われても、漠然と「てーへんだぁ!」とは感じるものの、何となく実感が持てない。俺がおバカだってのを承知の上で言ってるんだけど。でも、実際問題ほとんどの大衆がそうなんじゃないのかなァ?

 ぼくらがリアリティを持って語れる「カンキョウモンダイ」は一体どこにあるんだろう?

 なんて、詩的な文章演出でごまかしてますけど、仮にも「大学院」に籍をおく者の発言とは思えません。馬鹿丸出し。


■2002/01/18(Fri.)■

 S.N.氏に用事があり、久しぶりに学長研究室をノック。たちまちのうちにみんなの議論の渦に巻き込まれる。

 いえ、いいんですよ。むしろありがたい。タメになります。勉強になります。鍛えられます。しかしここ1年ほど、あそこで「世間話」ってぇヤツをした覚えがあまりないんですが。

 逆にサコ研究室では、まったくと言っていいほど議論をした覚えがない。学生同士の議論も見たことがない。年末に「サコ研通貨」についてちょっとやったくらいか。

 「中間」はないんかぃ「中間」は。

■2002/01/17(Thu.)■

 昨夜見た夢。

 岩倉にある某喫茶店の前に立つ俺。おもむろにドアを開けると、店の奥に「彼」がいた。即座にドアを閉めて背を向け、その場を退散する俺。

 あぁそうか、未だにか。まだそうなのか。

× × ×

 銭湯の露天風呂には、女湯との仕切り壁に、小さなドアがついている。今日露天の方に漬かっていたら、ゴツいイレズミ集団がドカドカと入ってきて、こんなことを言っていた。

イレズミ1「あのドア、蹴破ったろか」
イレズミ2「いや、そんなんせんでも針金と下敷きがあったら簡単に開きますよあんなん」

 針金はともかく、下敷きってのはどうなんですか。下敷きを持参して露天風呂にやってくるイレズミ集団。しかも目的は女湯侵入。今時下敷きなんて中学生でも使ってへんのとちゃうか。せめて「プラ板」と言ってほしかった。いえ、どのみちブザマにはかわりないんですけど。


■2002/01/16(Wed.)■

 北大路ビブレのお惣菜コーナーにて。

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 だしまきが山積み状態。……はいいのだが、最初に見た時、一瞬むきだしのブツが積んであるのかと思った。実際はもちろん真空パックなんですが。しかしこれはどうなんでしょう。どう見てもうまそうには見えません。というか、食べ物に見えません。布製の、ちょっとポップなペンケースみたいでした。

 食品って、いつからこんな扱いを受けるようになったんでしょう。そういえば何年か前に、「賞味期限が切れて1年後」のカステラを食って何ともなかったんですけど、かえって不安になりました。というか、そんなの食う俺も俺なんですけど。


■2002/01/15(Tue.)■

 ボチボチ精華は後期試験期間である。モチロン院生もレポート提出なんかがあり、しかもさすがに学部より質の高いものを求められるのでなかなかに大変な予感がしています。

 よく言われる話で、俺も学部時代からそうだったんですが、やらなきゃいけないことが溜まっている時に限って創作意欲がわいてくるから困る。意欲だけでなく、具体的なプロジェクトとか、アイデアとかが次から次へと出てくるんですよ。そして仕事の山を片付けると、途端にダラダラしたりして。

 ということは、自分を常に忙しい状態においておけば、ヤル気もアイデアも無尽蔵に出てくることになる。実際に「制作」する時間がまるでないという話もあるが、創作へのモチベーションをキープするためならば多少の犠牲はやむを得ないと言えよう。

 「日本一の創作意欲を持つ男 ただし作品数ゼロ」

 素敵すぎます。


■2002/01/14(Mon.)■

 『タイ・ワークキャンプのお知らせ』のweb作業、最後の仕上げ部分を完了。どうにか見られる形にできました。昨日の日記にも書きましたが、タイ山奥の山岳民族を訪ねたり、現地の学校建設のボランティアをしたりするツアーです。興味のある方がいらっしゃればぜひ下記からどうぞ。

 この『Pallete』に限らず、webってぇのはあくまでツールだと割り切って、クールに接してるつもりなんですが(『剣をもつもの』がweb上で読めないのもその辺の関係)、何だかんだでココも含めて、アチコチのweb作業をやっている。気が付くとメインワークになってたりして。

 おかげでwebのテクニカルな部分については「中級者」レベルくらいにはなれたと思うんですが、やっぱりweb上での記事や活動と、リアルワールドでの活動の相関関係をしっかり見据えた上でやっていかんといいサイトは作れないですな。編集者としての手腕がスゲェ問われます。優れたデザインが、優れたサイトかっていうとそんなことはないわけですね。

 ところで米を買いに行ったら、一番安い米だけが売り切れていた。みんな考えることは一緒なのか。俺の米買いは大衆迎合型。

■2002/01/13(Sun.)■

 本当は今日も一日家にこもって勉強したりして、節約したかったんですが、どうにも乗らないので、思い切ってマクドへ。地域通貨についての文献を読んだりしてたんですが、ここんとこ自炊続きで、計算すると一食200円台の世界で暮らしてたんですよね。そうしてみるとバリューセット525円ってのは高ぇーーー!!!って思います。

 夜中、クロイヒトと地域通貨についてICQで少々ディスカッション。分かったこと。

1.コミュニティに対して求めるものが決定的に違うと、通貨の導入は困難。
2.ICQはディスカッションには向いていない。

クロイヒト、どうもありがとう。

 その後は例のタイ人の先生から頼まれたwebの仕事。単純な告知サイトなんで、サクっと仕上げてしまいました。タイ、特に辺境の山岳民族等に興味のある方がいらっしゃれば、どうぞ。

■2002/01/12(Sat.)■

 家から一歩も出ず。よって一銭もの支出ナシ。あぁ気持ちいい。

 新作漫画のシナリオを書いたり、イメージボードみたいなのを描いたり。今回かなり演出と背景に力を入れて、映画っぽい感じでお見せしていくことになりそうです。完成は……2002年中には。


■2002/01/11(Fri.)■

 人文学合同演習にて、「文章を書くこと」についてやる。思えばこの駄文も書き続けて1年余。原稿用紙にしてどのくらいの量になるのか、考えてみると本気で恐ろしくなってくる。まぁたまには「今日のおもしれー!ムヒョヒョ」と、独りでウケてる時もあるんですけども。

……やっぱウケを狙ってたのか。

 夜は猫松先生のイベント。「コズミックダイアリー」なるものの提唱をされている、柳瀬宏秀さんをお招きしてのトークショー&猫松さんによるピアノ即興演奏。コズミックダイアリーってのは月の動きを基本として、1年を13ヶ月で勘定するものなんです。お月さんと仲良くすることから始まって、環境問題を問い直すっていう動きがあるみたいです。

 まぁ暦ってのは生活の中に深く入り込んでますから「ヨシ、じゃぁ明日からコズミックで」というわけにはなかなかいかないと思うんですけども、新しくひとつの概念を受け入れていくってのは大事だと思います。

 私、星を見て時刻を知ることのできる「時計」を持ってるんですが、コズミックダイアリーもそうだけど、そういうのをわずかながらも生活の中にある種の染みのように持っていると、けっこう面白いんじゃないかと思う。

 ……とか偉そうなことを書きつつ、夜は久しぶりに呑んだ酒で酔いつぶれて撃沈。

■2002/01/10(Thu.)■

 本年度ラストTA。

 TAと言えば、後期の「視点」ではサコさん出張の折に俺が代理で授業担当したことなんかもあって、学生たちが俺のことを「先生」と呼ぶことはご存知かと思います。かなりやめてほしいのもご承知の通り。

 で、最近知ったんですが、どうやらサコさんは「サコ」と呼ばれているらしい。

 モノホンの先生は呼び捨て。アシスタントは「先生」。どうなんですかこれは。

■2002/01/09(Wed.)■

 先月サコ研のゼミ生あげて韓国へ研修旅行へ行ったことは以前よりの読者のみなさんは覚えてらっしゃると思いますが、今日はその打ち上げとやらにおよばれしてきました。俺、韓国行ってへんのに……。まぁ、なぜだか俺1人サコさんの奢りだということで、タダメシタダ酒にありつけるならどこへでも顔出します。

 酔っぱらった3回生にからまれたりしてきました。

■2002/01/08(Tue.)■

 サコさんの院授業、今日でラストやったんですが、行ったら1人しかいない。研究室でコーヒーなんぞをいれつつ、ほとんど雑談ノリで<地域通貨>についてアレコレ喋る。

 午後、長井人からの紹介で、タイ人の先生がやってるワークキャンプの告知webの仕事をすることに。このクソ忙しい時期に……。でも楽しそうなんで実はけっこうやる気満々で引き受けたり。

× × ×

 冬休みのメチャクチャな生活時間が、なぜか最近なおりつつあります。ここ2、3日毎晩23:00頃寝て、5:00頃起きる。朝食をしっかり食って学校に行く。すこぶる健康的です。ただ惜しむらくは、節約のために巻煙草にした結果、今までよりキツい煙を吸っていること。

 なんか睡眠時間がどうのとか、食費がどうのとか、どんどん生活感溢れる日記になっていきます。この、あざといまでに「いかにも」な、ポップなページデザインにまるでそぐいませんな。

■2002/01/07(Mon.)■

 約半月ぶりに学校。人のいるラウンジや食堂を堪能し、この先1ヶ月のなんとな〜くな段取りをぼんやり考えてみたり。

 ところで今日のとある授業で、研究をする<環境>作りの話が出た。「やる気」の波は、部屋、机まわり、道具等が大きく関係してくるというのだ。ここぞという時には、何をおいてもやらねばならぬ場合もあるが、やはり普段から、本を読んだり文章を書いたりしやすい作業領域を育てておくことが肝要とのこと。

 これは確かに実感に訴えるものがある。俺も、モノが増えてどんどん手狭になっていく部屋とは言うものの、机まわりの構成には模様替えのたびにかなりこだわっている。

 現在、長さ(幅?)2メートルくらいの机と、パソコンデスクをL字に組み合わせて、椅子を回転させるだけで机とパソコン、両方に対応できる作りにしている。そして最近、机に傾斜を付けたり、ライトテーブルを常時机わきに準備しておいたり、かなり自分を「やる気」にさせるよう持っていっているつもりだ。

 やる気の「対象」がなんか違うような気もしますが、あまり気にしないことにしよう。


■2002/01/06(Sun.)■

 ちょっと奥さん聞いて下さいよ。昨夜思いつきでセルフ散髪したらちょっとシャレにならんくらいひどいことになり、当分オモテ歩けなさそうな感じになっちゃったんですよ。

 というわけで、その尻拭いをプロに押しつけるべく、散髪屋へ。なんとかなりました。さすがプロ。一時はどうなることかと思いました。

 ここの散髪屋、学割がききます。会計2000円と言われて「あの、私、再び学校行き始めたんですよ」と申告すると、

「あぁ、学割で2000円ですよ」

 ちょっと待って。俺、ココもう5年以上来てるんですけど。普通で考えたら一般料金で勘定する場面じゃないんですか。もしかして俺、留年し続けてるとか思われてるんでしょうか。仕事してた2年間の間も、ずっと。


■2002/01/05(Sat.)■

 夜中起き出してネット。そしてドラクエ。なんか作業をやる気になれん。

銘酒楽人 以前ある人の誕生日に絵を贈らせてもらったことがあって、そん中の小道具にこんなのを入れたことがあります。

 まぁシャレのつもりだったんですけど、コレわざわざ別紙にちゃんと筆で書いたやつをスキャンして、色塗った画像の上に貼り付けて、瓶のカーブにあわせて変形させて、と、なかなか凝ったことをやってたんです。まぁそれはいいとして。

純米酒楽都。 少し前にアッチが持ってきてくれた酒。

 ちょっと文字見にくいですけど、「純米工房 楽都」って書いてあります。まさか実在したとは。ニアミスですけど。

 しかし、ホンマ名前買いしてます、2人とも。


■2002/01/04(Fri.)■

 日付変わる頃起きる。もはやメチャクチャである。

 ここの【用語集】に対する感想がチラホラ来ていまして、特に見出し語に登場している人ご本人からなんですが、「説明の書き方がなんだか嬉しかった」というもの。俺も世渡り上手になってきたなぁと思います。

【裏用語集】とか作って、一斉に顰蹙をかうのもまた一興かも。

 ところで近所のスーパーがまだ閉まってるんですけど。さすがに今日は営業再開日を確認に、入り口の所まで行ってみると、ナント新年の営業は6日からとのこと。オイオイ、いつまで休んどんねん。俺は1人暮らしやからまだしも、一般家庭は5日も買い物せずに済まんのとちゃうんか。メシ食うなゆーことかい。

 珍しくキレそうでした。


■2002/01/03(Thu.)■

まっっっ……すぐ。 夜中から雪降ってたのは見たんですが、朝になるとうっすら積もってました。煙草の巻紙買いに行くのを兼ねて、カメラ持って散歩。

 散歩というのは久しぶりで、いろいろととりとめのないことを考えながら歩くのはけっこう楽しいです。何か考えんとあかんことが決まってる時(漫画のネタとか、レポートの内容とか)は、自転車乗りながら考えるのが一番で、ぼんやり何ともなくアタマに浮かんでは消えていくものを楽しむのには、歩くスピードが最適。

 帰りに、郵便局に寄ってジャンプ全プレ用の切手を買い、aiko似のバイトちゃんがいるコンビニで肉まんと缶コーヒーを購入、堪能しつつ帰路につく。

 結局徹夜だった俺、昼頃どうにも眠くなってきたのに対し、起き抜けで元気全開バリバリのアッチ。ヘロヘロな俺を尻目に14:00頃帰っていく。俺は寝る。


■2002/01/02(Wed.)■

 そういえば年末から掃除をしようしようと思いつつ、やってないではないか。だらしのなさは新年にかぎったことではなかったのだ。新発見。

 夜、アッチと呑みのため、買い出しに行こうと思ったらスーパー閉まってるし。たまらんです。

 アッチ夜11:00過ぎ参上。ビールを呑み、純米酒をやり、ゲームしたりして過ごす。さすがにおとついの今日ではネタもないか。


■2002/01/01(Tue.)■

 0時過ぎにテレビをつけたら、カウントダウンをやっていた。数分前の様子をプレビューしているらしい。が、「3、2、1、0!!!」の声と同時に、画面隅に「0:00」の表示。

 本番やったんか。

 どうやらウチの時計が進んでいた模様。なんてだらしのない年明けか。というか、テレビの時計表示、もう少し前からやっといてくれよ。

 例によって上賀茂神社へお詣り。御神酒をもらい、巨大な焚き火にあたり、ぜんざいを食って帰ってきました。明日仕事なアッチをはじめ、MSRもN川も、その足で帰ってしまう。おいおい、1人残されてどないせーっちゅうねん。元旦の午前2時に。望遠鏡かついで踏切まで駆けていこうかと思いましたがそれも思いとどまり、食い散らかしを片付けて寝る。ええ、2分後に誰も来ないの解ってますから。ダラシナイ1年になりそうです。

 夕方起きて、お年賀も兼ねたトップイラスト描き始める。久しぶりに馬を描くにあたって、中学の理科の資料集が役に立った。それしか資料がなかったんですけど。というか、なんで中学時代の資料集がここにあるんだ。

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