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■2001/08/31(Fri.)■

 朝、北白川のケーキ屋にて待ち合わせて冷凍庫搬入。というか、俺が行くとまだ父は来ていなくて、運送屋さんがすでに搬入を開始してたんですけど。そんなに大きいものじゃなかったので、俺は見ていただけだったんですけど。伝票を受け取って帰ってもらう。そこに父参上。どういう段取りやねん今日は。

 弁当屋搬入3日目。調理台の上につける棚を完成させて、フライヤー、自動洗米機、ガスコンロを入れる。今日で仕事は一段落ということらしい。いやー、稼がせてもろた。

 アッチが、ワインを収納する専用のストッカーが欲しいと言うので、父にカタログをもらい、渡しにアッチ邸へ(父の事務所から近い)。少し喋って帰る。そういえば、かれの家の横のガレージで、中学時代ここで夕方遅くまでよく喋っていたもんです。あれからもう10年。そんなこんなで3日の夜に呑むことになった。

 晩飯は王将の焼き飯セット。まぁいいじゃないの、たまには贅沢しても。

 そういえば今日は現場集合だったので、そのままの流れでチャリンコと共に移動。帰りは久しぶりに山科からチャリで帰りました。けっこう楽勝。まだまだイケますぞ。……とかいう発想が出てくるあたりヤバい感じもしますけど。


■2001/08/30(Thu.)■

 弁当屋搬入2日目。今日は俺が怪我しちまいました。ちょっと指詰めて血豆できた程度ですけど。しかしやはりここには何かある。血塗られた現場。

牢屋で和気あいあい♪ 先日アッチとバドワイザーカーニバルに行った時、レジでビラをもらった。同ビルの地下に、同じ系列が経営する飲み屋があるようだ。「The Lockup(留置所・刑務所)」。どうやらグループ単位で完全に個室に入ってしまえ、気がねなく騒げるのがウリらしいが、だからって牢屋ってのはどうなんだろう。この春行った「仏バー」もそうだが、単に呑めるだけじゃもうダメなのか?何かしら付加価値を付けてテーマパークっぽくするのが流行りなんだろうか。

 ちなみにこの牢屋バー、聞いた話によると、入店時おねぇちゃんに「逮捕しちゃいま〜す♪」などと言われ、手錠をかけられて席(牢屋)まで案内されるらしい。料理名もあやしい。例えばコース料理で頼んだ場合「入所後の涙のオニオンサラダ」にはじまり「シャバの空」でシメる、といった具合。また、ドリンクはビーカーやフラスコに入ってくる。「人体実験カクテル」ということらしい。ノリ過ぎやろ。

 でも、こんな刑務所だったら入ってもいいかも。


■2001/08/29(Wed.)■

 先日プレハブ冷蔵庫を見に行った弁当屋で、いよいよ搬入本番。諸般の事情により、主に俺と父だけでの搬入になるため、何日かに分けての作業。今日は1日目。

 調理台、流し台、フライヤー、棚などはすべてウチが搬入、組立、設置までやるんですが、大型の業務用冷蔵庫だけはメーカーから直接運送屋さんが持ってきてくれる段取りとなっています。で、コレにかぎっては搬入も設置も運送屋さんがやってくれるというものなんですが、現場によってどこの運送屋のどんな人が持ってきてくれるかその時まで謎で、それによって明暗も別れるし、けっこうバクチ的要素を楽しめます。とか言って、「暗」の事態もあり得るのに、すでにギャンブル感覚でそれすらも楽しもうとしているあたり、かなり現場慣れしてきた俺。

 で、今日来てくれた2人組。ホンジャマカ石塚と楳図かずおでした。ソックリ。明とか暗とかもはやどうでもいい感じ。というか、これだけソックリ(しかもホンジャマカと楳図かずお)な人が来たら、もうそのネタ性だけで十分明。

 その2人組と俺んとこ2人組で冷蔵庫を担ぎ入れる。フト床に養生のため張ってあるベニヤを見ると、生々しい、しかも新しくまだ乾いていない血痕がボタリボタリ。冷蔵庫の向こう側を担いでいる父がシャウト。「楽人!!どうした!!ケガしたんか!!???」見ると、現場監督さん(余談だけど、すげー若い。俺とあんまかわらん。スゲェ。しかもけっこう俺好み)が指を抑えて搬入を見つめています。どうやら別の場所でステンレス製品をさわっていてズバッとやっちゃった模様。

 搬入初日から血塗られた現場。かなり不吉な予感がします。大丈夫かいココ??


2001/08/28(Tue.)■

店主コワ過ぎ。 ファミリーマートに行ったら、こんなカップラーメンが売ってあった。天天有。天天有といえば、京都のラーメン通り、東大路通り(北大路〜北山間)の中でも有数の人気を誇るラーメン屋である。俺もよく店の前を通るんだけど、メシ時はいつでも行列。知人友人の「ウマい」という評価もよく聞く。しかし、どうも客層がガラ悪そうで、今まで敬遠していたんである。

 しかし、これがコンビニで手に入るとなると、あの店に行かなくてもあの味を堪能できるという寸法。ラーメンマン雄一郎からも「(味の)再現率高いッスよ」とのお墨付き。

 早速買ってきて食ったんだけど、なるほど確かに旨い。少し甘めのスープにチャーシューの屑のような肉片が割にたくさん入っていて、俺好みの味だった。

 しかし問題がひとつできて「店に行かなくても味わえる」と、喜んで買ってきたものの、食べてみるとその再現率をどうしても自分で確かめたくなってしまったのだ。結局いずれ店に足を運ばんとイカンのかい。


■2001/08/27(Mon.)■

 父バイト。今日は本当にいろんなトコでいろんなコトをやったので、ダイジェスト版でお送りします。

 朝、パイプ棚(壁面にとりつける、電車の上棚のようなもの)を積み込んで銀閣寺近くのケーキ屋へ。途中堀川五条のとあるメーカーに寄って、製氷機の排水用パーツを受け取る。で、現場入り。父は業務用の巨大ミキサーの回転を良くするために配電の具合を色々を換えて、俺はパイプ棚取り付けの準備。そして2人で取り付け。その後、来しなに受け取ったパーツを使って、製氷機の修理。

 帰りに二条の弁当屋に寄り、プレハブ冷蔵庫(その名の通り、プレハブ小屋のような冷蔵庫)の組立状況を確認し、御幸町六角のカフェに寄って小物を引き渡して帰宅。

 昼前。ガステーブル用の台のアジャスト(台を床の勾配に関係なく、水平に保つための、脚部の伸縮のしかけ)が中古のため錆びついており、動かなくなっていたので、油をさしたり力にモノを言わせようとしたり、奮闘。しかしむなしく敗退。噛ませものでアジャストしようという結論に。

 昼食は回転アトム寿司。

 午後は中古品の洗浄作業。父は修理業務で外に。パンラック(棚のようなもの)とさかな焼き機終了。明日はジャーの洗浄。

 業務用厨房何でも屋の一日はこんな感じです。


■2001/08/26(Sun.)■

 昼前、アッチより電話。中央市場に行かへんか?ということで、京都駅で待ち合わせ。山陰本線でひと駅。丹波口。

 錦市場と並んで、京都の台所となっている中央市場。この夏のバイトで何度か足を運んだんですが、飲食店に関わるいろんなモノが驚くべき安価で売られているんですよ。食材はもちろん、食器とか折り詰めの弁当箱とか醤油差しとか割り箸とか。で、冷酒を飲むのにナイスなグラスを探しに行こうと勇んで出かけたんですよ。

 定休日。

 なんとなくそんな予感はしてたんだけど。仕方なく、先日のサコゼミバーベキューで買い出しに使った「ODA」へ(中央市場の近くなんす)。50cm角くらいの冷凍肉板を見て「こんなんまな板に乗らへんやんけ」と言う俺に「それをまな板にしたらいいんや」と、よく分からないアドバイス(なのか?)をくれるアッチ。自分で言うのもなんですが、相変わらず名コンビっぷり全開。

 プラプラ歩いて、京都駅経由で四条に出て遊ぼう、ということになったんですが、途中梅小路の交通公園を発見。こんなトコに入り口あったんや。鉄道ファン、というほどでもないけど、俺も彼も電車や線路好きなので、行ってみることに。

蒸気機関車。デカい。 日曜日ということで、チビッコたちに混じりながらSLを見て大はしゃぎする我々。いいじゃないですか。初体験が何歳かなんて大した問題じゃないでしょ。夕方、敷地内を実際に走るSLがあるというので、それにも乗ってみる。が、牽引しているのは確かにSLなんだけど、客車がまるでサーカスか遊園地から出てきたみたいなカラフルなテントに覆われた、いかにもなオコチャマ仕様。おまけに、最後の乗客だった我々は座席がなく、立ち乗り。目立ちまくり。さらに、SL用線路は単線であるため、往路は汽車が客車を後ろ向けに「押す」という体たらく。沿線の通行人から見たら、絶対異様な光景ですってコレ。

 しかしまぁ随分遊び倒したので、ボチボチ年相応の遊びに移行しようや、ということになり、四条のバドワイザー・カーニバルへ。バドガールがいるという、あの店です。

 たしかにキワドイ格好をしたねーちゃんたちがビールとかツマミとか持ってきてくれるんだけど、これは今の時代流行らんだろう、という感じ。80年代後半〜90年代前半がピークなんじゃないのかこういうのって?もう新世紀だよオイ。実際、俺たちの他に客は少なく、それも男同士が陰気に呑んでる、という感じだったのでどうにもやるせなくなり、木屋町の電気食堂に移動。

「男性用小」狭いって。アタマ入りません。 ここのトイレが先日の「横綱」に続いてまた傑作でして。まぁ図の通りなんですが、最初入った時に、左奥の手洗いが最初に目に入ったんですよ。だもんで、男性部屋の存在に気付かなかったんですよね。で、まさかここでスルわけじゃないよなぁ、と視線を右にずらすと女性部屋、ここはまぁ普通に我々は立入禁止で…そのさらに右で「!!??」ここでせーってか。ちなみに幅はアタマが入るか入らないか、という程度。ええ、実際にやってみましたから間違いありません。

 結果から言うと最後にはちゃんと男性部屋で用を足したんですけど、最初かなりビビリました。入れなかったんやもん。ちなみにアッチは入れたそうです。一反もめんかおまえは。しかも、普通に水を流せたそうで、単なるオアソビにとどまっていなかったようで。しかし謎。水道業者と便器業者はどうやって入ったのか?便器据えてから壁を作ったのか?凝りすぎ。


■2001/08/25(Sat.)■

 父バイト。大阪は羽曳野へ中古ガスコンロの引き取りに。

 羽曳野市はなんだかフシギな街でした。国道沿いに業務用中古厨房機器の専門店が立ち並ぶ。業務用にも関わらず普通のリサイクルショップ並のアットホームな店構え。ナンナンダコレハ?もちろん、普通の家庭向けリサイクルショップも立ち並ぶ。国道からちょっろ脇にそれると即座に住宅街。キレイに整備された歩道と並木。さながら新興住宅街…のようですが、建物自体は昭和50年代風。ナゾです。

 あと、「野」という地名が印象的でした。羽曳野市野。ここの住民は、いつもこんな会話を余儀なくされているんじゃないだろうか。

相手「住所はどこですか?」
住民「羽曳野市の3丁目です」
相手「え、羽曳野のどこの3丁目ですか?」
住民「いやだから、羽曳野市ノ3丁目です!」
相手「…っと、町名とかないんですか?」
住民「いやだから”野”なんですって。(またこんなヤツかよ…)」

 夜は映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を観に行きました。キャラデザ寺田克也、企画協力押井守、製作Production I.G.という豪華スタッフ。吸血鬼を退治する女子高生のお話なんですが。文句無しのカッコ良さでした。

 物語中、主人公の女の子が暗がりの校舎の中、潜んだバンパイアを1部屋1部屋探していく、というシーンがあったんですが、そのいかにも「出るゾ、出るゾ…!」という時に地震があってビックリしました。なんか「そういう演出」なのかと。いや、昔オランダ村に行った時、「大航海体験館」というアトラクションで、嵐にあわせて座席が揺れる映画館があったものですから。

 しかし、そうそうたるメンバーで制作されたハードなアニメーション映画。いざ、見せ場の恐怖シーンというところで椅子が揺れたりしたらかなり脱力感満点ですな。勘違いデュアルショック。


■2001/08/24(Fri.)■

 本日はバイトお休み。

 洗濯とか部屋掃除とか更新とか、やることいっぱいあるのになぜか学校へ。「何か」あるような気がするんよね、あそこは。あるわけないんだけど。ちゅーか誰もおらんし。帰り道、ツタヤにビデオ返却。

 なんかホンマあっちゅう間。休日の使い方が下手だなぁ。夜は夜で1人晩酌で飲み過ぎる。


■2001/08/23(Thu.)■

 前期にTAしていた授業、人文学基礎。1回生の必修ゼミなんですが、最後の授業の打ち上げでやっとこさみんな打ち解けた感じでして。で、後期は別のゼミを選択しなきゃいけないとかで「なんかせっかくできたメンツなのにもったいないね」というようなことをサコ先生と話しておりました。そういうわけで、今日はそのクラスでバーベキューin鴨川。

 買い出しの都合で、俺を含めた先発隊は9:30にサコ先生宅に集合。…なんですが、チャイムを鳴らしても出てこないサコさん。どうやら熟睡中の模様。しばらく待ったり鳴らしたりを繰り返していると、ようやく出てくる。パジャマで。やっぱり寝てはったんスね。時刻は10:00。本隊集合の時刻。先発隊の意味がありません。

 大分の大学にいるというサコさんの弟さんも丁度こちらに来ていて、彼の運転で買い出しに行くことに。……って、運転ッ?肉買うのにいったいどこまで行くんですか。

 七条七本松上ルに「ODA」という業務用の食材店があり、そこが破格の値で買えるらしく、出発。ちなみに先生宅は百万遍。車でも往復1時間以上かかるところなんですけど。

 買い出しから戻ると、別働隊によって野菜が準備されており、バーベキュー用に切っておく作業が丁度終わったところ。俺は肉を切るべく、台所に立つ。が、買ってきた巨大な肉塊は冷凍状態で、文字どおり「刃(歯)が立たない」。おかげでレンジで少しずつ解凍しながら切り分けていくことに。参考までに書いておくと、枕ぐらいの大きさの肉でした。

 ほとんど力つきた状態で河原に向かうと、本隊が待機していた。いや、待機してないで場所を確保して網とかセッティングして火をおこしておいて欲しかったんスけど……。どうやらあまりの暑さに総員ダウンの模様。みんなモソモソと「しゃぁねぇなぁ」という感じで重い腰を上げ、作業にかかる。火を起こすのに手間取ったこともあり、乾杯もなくなんとなくだらしないスタート。なんなんだこのユルい宴会は。

 しかし、ノッてくるといい感じの盛り上がりを見せまして、火の管理にこだわる者、ひらすら食いまくる者、ビール片手に語りに入る者、キレて服のまま川に飛び込む者、もはや何でもあり(←全部ぼくですけど)。ちなみに最後までしつこく肉を焼いては食べていたのも、やはりぼくでした。盆と同じパターン。

 夕方過ぎ、お開き。ラーメンマン雄一郎の誘いで、一乗寺の横綱へ。去年の改装工事で総鏡張り、ギンギンギラギラのまるでパチンコ屋のようになったラーメン屋です。注文を終えて御手洗いに立った雄一郎がやけにニヤニヤして帰ってくる。どう問いただしても「いや、行ったら分かります」としか答えないので、仕方なく俺もトイレに。

総鏡張り。

 入り口のドアを除いて、4面カガミです。なんというかその、便器に向かって用を足しているとですね、映ってるんですよね、自分が。正面に。膝より上あたりが全部。とてもやりにくかったです。飲食店のトイレとしてああいうのはどうなんでしょうか。駅のトイレならいいのかという疑問はさておき。

 気を取り直してラーメンをすする。と、突如「ガン!!」という音が。おもわずそっちに目を向けると、おでこをさすりながらオッサンが1人入ってきた。どうやら入り口のガラスがあまりにキレイなんで、見えなかったらしい。勢いよくドアに直撃。3人で噴いたりせき込んだり、残りを食うのが大変でした。ここはビックリハウスかよ。仕掛けがいっぱいのラーメン屋です。

 なんとなくそのまま帰る気になれず、近くの公園で酒呑んでたら、サンダル履きのせいで、蚊に足を大量にヤられてました。あーポリポリ。

■2001/08/22(Wed.)■

 バイト。本日の業務をほぼ終えた夕方、父に電話が入る。どうやら新しい仕事の打ち合わせをしたいとのこと。俺がいてもしょうがないんだけど、1人で帰る理由もないので参加。Kふね屋珈琲山科店。

 店にはいるとお得意さんは既にボックス席で我々を待っていた。厨房の図面を拡げ、打ち合わせを始める父とお客さん。

 手持ち無沙汰の俺、フと隣のボックス席に目をやると、見慣れない光景が。真っ黒のスーツに身を包んだスキンヘッドの男。その両隣にアロハシャツにパンチパーマの男。そう、アレ。あの人たち。

 まぁファミレスでバイトしてる友達からヤクザ接客騒動のネタも聞いていたんで「店にヤクザがいる」ぐらいじゃ動じないんですけども、どうもこの時ばかりはタダナラヌ空気が。

商談。

 ボスと向かい合わせに座っている人物、明らかに同じメンツじゃないです。ボスを中心に、どいつも表情をこわばらせ、相手を見据えつつ、商談。そういえばこっちも商談中なんですが。

 こちらは打ち合わせも終わり、雑談中だったんですが、父もお得意さんも隣席の空気に気付いてか気付かずか、突如雑談を中断し、打ち合わせはお開きに。駐車場で車に向かうときの父のコトバ。

 「流れ弾飛んで来んで良かったな」

 そういや店の出入口にも、ボディーガード風のイカついおじさま方がたむろしてはりました。

 でも、からF屋珈琲。どうなんでしょうこれは。


2001/08/21(Tue.)■

 バイト。今日は昨日と同じ喫茶チェーンの枚方店に。昨日引き取ってきた洗浄機と、現行の洗浄機を入れ替える。相変わらずスノコの現場でした。おまけに有効床面積は1畳ほど。よって、入れ替えの通路を確保するために他のものまで一時外に出すハメに。たかだか1つの機械入れ替えるのに1日がかりでした。

 この枚方店、駅前の大手ショッピングセンターの2階にあるんですが、店の窓から、台風に翻弄される階下の皆様方をとくと拝見させて貰いました。いや面白い。

 そういえば行きの車で、ラジオ子ども電話相談室を聴いていたんですが、何だったかな、何か気象関係の質問をした子どもがいて、先生曰く「それはね、フェーン現象が起こっているからなんだよ。分かったかな?」……って、フェーン現象について説明したれや。子どもも子どもで「はい〜」って、オマエほんまに分かっとんかい!?


■2001/08/20(Mon.)■

 父バイト。大手喫茶チェーンの伏見店が閉店ということで、食器洗浄機を引き取りに。厨房にスノコを敷くのはやめてくり。

現場前にて休憩中。 どうでもいいけど、休憩中に描いたラクガキ。現場の店先や、車のそばでこんな風にダラしなく煙草吸ってます。というか、絵を描いたのホントに久しぶりなんですが。


■2001/08/19(Sun.)■

 例によって酔い明け。足を引きずるアッチを連れてフォルクスにメシ。牛を形どった鉄板にステーキが乗って出てくる。早速ナイフを入れようとしたところ、

アッチ「ナイフ入れたらこの牛が”やめてくれー!!!”なんて叫んだらオモロイな」

面白いんじゃなくて怖いです。

 北山駅で別れて、いい加減あちこちズタボロのマイチャリをオーバーホールしてもらおうと修学院の自転車屋きゅうべぇに。とりあえず総点検して、傷んでいる所は全部修理してくれ、との旨伝えたところ、出るわ出るわヤバい箇所。先日折れた後輪スポークはもとより、折れたために曲がってしまっている可能性のあるリム、ギヤ、ギヤワイヤ、ブレーキシュー、タイヤ、泥よけ、ペダルの軸……って、それは事実上フレーム以外全部って感じなんですけど。で、ざっと見積してもらったら\54,000-。待てやーーー!!!先日までのバイト代殆ど消えるやんけ。というか、新品が買えます。ということで、もう少ししっかり調べて貰って、正確な見積もり待ちに。

 帰宅後、一昨日借りた映画を見る。『メッセンジャー』。自転車便のオハナシ。なんかこう、ストーリーもキャラも定番というか、先読みしやすい映画だったんですが、随所でたくさん笑ってたくさん泣いた。俺的にはフシギ映画。


■2001/08/18(Sat.)■

 バイト。明け方まで呑んでいた面々を7:30に容赦なくたたき起こし、出発。

 思っていたよりサクサク動けました。仕事のカンも鈍ってなかったし。

 夜は例によってアッチと呑み。山科駅前の駐輪場で足を怪我したアッチ、かなり歩くのしんどそう。盆休み明けからまた立ち仕事なのに、大丈夫かいな?


■2001/08/17(Fri.)■

 今日はしゃら君の彼女さんが京都を離れるらしく、ようやくヤロー同士水入らず(?)で話ができるなぁ、ということで夜から上賀茂で呑み。

 月アタマからバイトずくめだったので、日中は家事をいろいろ片付けたいなぁと思っていたのだけど、洗濯をしてちょっと学校に顔を出してツタヤで映画借りて終わってしまった。学校から家に戻る途中、アッチからメィル。

「一升買ったで。」

 待てーーーー!!!!明日わしゃバイトやしそんなに呑めへんって。しかも今日は近所にオープンした地鶏焼き鳥屋さんに行くんじゃなかったんかい?2次会から1升は空かんやろ。

 それはいいとして、焼鳥屋。

 しゃら君、アッチ、俺の3人でテーブル席。隣のテーブルには同世代の女性6人グループ。この女性陣が曲者でして、アッチがトイレに立とうとする度に、一瞬前に先手を打ち、誰かがトイレに立つ。女性が出てきたらすぐに入れ替わりに行きゃぁいいのに、彼もヘンに律儀で(手羽先にかじりつきながら)「コレ食ったら行くぞ!」なんて言ってるもんで、なかなか行けません。手羽の残骸を放り投げ「よっしゃ!」と腰を上げかけると、また女性が1人、また1人…という塩梅。そんなのが5回目になった時、ついにアッチキレる。「待てやーーーーー!!!!!」

 女性陣6人が全員トイレ終わるまで、彼は行けませんでした。

 あ、あと、結局1升空きました。

■2001/08/16(Thu.)■

 前々から予定していた、水遊び&焼き肉at加茂川上流。昨夜の乱痴気っぷりにより、二日酔い約7名、だらしなくexit君宅を出発したのがもう昼前。すでにやる気ナシモード。そして移動中、俺のチャリの後輪スポークが折れる。不吉な。というか、尋常じゃない酷使状態だったんですが、この4年間。

 途中のスーパーで大量に買いだしをして、現地へ。炭火をなかなか起こせず、炎天下頑張る。肉焼く前に背中を焼いてどうするの。そして相変わらず働かないしゃら君'sハニー。「ゴハンまだぁ〜?」との発言に半ばキレそうになるのを抑えつつ火を起こす。

 火がつき、順調に肉を焼き始めるも、酒の残った体にこの猛暑が追い打ちをかけ、みんな食欲減退状態。日頃から鋼の胃と肝臓をさらに鍛えている俺とアッチだけが焼いて食って遊んでと普通じゃない元気っぷりを展開。銃撃戦も堪能し、結局日が暮れるまで肉を焼き続け、食い続ける2人。

 17:00頃、一旦俺ン家に撤収して風呂に。露天風呂未体験のexit君、ニシカワ氏、いたくご満悦。

 その後exit君宅に戻り、歌いに行く。しゃら君'sハニー、ちょっとなつかしのアニソン『天地無用!』を歌ったのはいいけど、「♪”気後れ”と”気配り”を始めたその時から 少年は少しずつ女の奴隷になる 働いて吸い取られて死ぬだけ♪」って、そりゃ誰のことですか。というかしゃら君のことですね。

 歌の後、天一でラーメンを食い、俺だけ帰宅。

■2001/08/15(Wed.)■

 昼起き。雑事を色々片付けて、夕方から映画『DISTANCE』を観に行く。これまで予告編をさんざん見さされて否応なしに気にさせられた映画だ。

 終了後、帰省してきたしゃら君と合流。今日はもはや年に2、3回となってしまった高校時代のメンツ勢揃い呑み会の日atexit君宅。同時に合流したしゃら君の彼女さん、そしてニシカワと共に、とりあえずメシということで百万遍のカレー屋へ。俺の頼んだカツカレーが少々時間がかかるということで、なぜか全員ワンドリンクサービス。こういうのアリか?

 exitくん宅に着くと、アライ氏がすでに来ていた。この半年間、イロイロとドラマのあった俺、exitくん、アライ氏、しゃら君のネタで盛り上がりまくる。特にフィリピン単身赴任帰りのしゃら君、チャリで20分ほどの場所でテロによる市街戦が繰り広げられる中、アニメを作っていた(『おじゃ魔女どれみ#』)そのタフさに全員脱帽。彼の出向前に「遊びに来るのはエエけど、不用意に宿舎に近づいたら撃たれんで」というコトバに重み+3000ポイントって感じ。

 夜中2時頃、仕事を終えたアッチ、モノポリーを手に参上。俺は参加しなかったが、この後、超ヤクザなローカルルールのモノポリー合戦に突入したそうな。

■2001/08/14(Tue.)■

 本日夕方、京都市中京区、鴨川河川敷三条付近で、突然銃を持った男が付近に発砲し、現場は一時騒然となった。

押収した銃器類。 男は発砲した銃の他、さらに6丁の銃を所有しており、押収して入手経路などに関して取り調べを行っている。(写真は押収した銃)

 なお、男と同行していたアッチ(24)は「俺もやってみたかった」などと供述しており、詳しい事情を聞いている。

 …というわけで、武器調達完了。明後日は加茂川上流にて激しい銃撃戦が繰り広げられる模様。

 ちなみにもはや言わずもがなですが、アッチと一緒にいたという事は、当然食って呑んで大はしゃぎしてきたということです。

 7月25日の日記で「河原町三条のビアレストランで面白いモノ、写真待ち」と書いていましたが、アップしました。よろしければどうぞ。


■2001/08/13(Mon.)■

 親父バイトで先週あまり誰とも連絡取ってなかったんですが、S.N.氏が入院していたそうで。

 今日は病み上がり見舞いに純米酒を引っ提げて彼の家に行って来ました。春雨と手羽先の焼き煮とか、ゴーヤチャンプルとか、カボチャの冷製スープとか色々おもてなしされて、一体どっちが「見舞い」なのかよく分からない感じでしたが、久しぶりの連中と呑みつ語りつして楽しかったです。

 しかし、いったいいつになったらS.N.氏に会うのに坂を登らずに済むようになるんだろう?


■2001/08/12(Sun.)■

 Let's大阪。意味が分かりませんけど気にしない。

 路上配布は、僕らが現場に着くやいなや突然の雨に見舞われて中止に。僕も近々編集のお手伝いをさせてもらえるかもということで、今後のことを色々お話したかったんですが、その後連れとミナミにも行く予定があったんで、ほとんど何も話せずに僕らは引き上げることに。Binちゃん編集長をはじめ、みなさんホンマすんませんでした。ホントに「何しに来たんだよオマエ」って感じで。

 で、心斎橋に移動。前回金欠で買えなかったニードルスの百物語シャツを購入できてホクホク。はやくもにわか成金っぷりを発揮しております。

 その後心斎橋筋商店街をウロウロし、道頓堀の戎橋をウロウロし、アッチが勤めているというホテルに潜入し、ハタ、と気がつくと連れの新幹線の時間が迫っているということに気付いてドタバタと新大阪へ移動。見送って、帰宅。僕の帰宅と、連れの東京入りがほぼ同時刻でした。恐るべし新幹線。

■2001/08/11(Sat.)■

 今日でバイトはとりあえず一区切り。

 明日は大阪駅前の歩道橋で『自分でやる!』の路上配布があるということで、2ヶ月ぶりに参加しようと思っていたんですが、それを聞きつけた人が「いっぺん大阪行ってみたい」ということで、今日からこっちに来られることになりまして。ええ、ほんと急遽。

 ドロドロの作業着で出迎えて、ものすごく行儀悪くメシ食って、ビール呑みまくってもうヘロヘロです。ヘルプミー。こんなんで明日大丈夫なんかい。

■2001/08/10(Fri.)■

 昨日は本当になんだかバイト中しんどくて、ここんとこメシも睡眠もちゃんと取っていて、加えて仕事で体も動かしているので、体力的にはノープロブレムのハズなんだけど…と思っていたら、やはりちょっとした気疲れのようでした。昨夜久々に同年代の連れとメシ食いながら喋る、というのが適度なリフレッシュになったらしく、今日は朝から元気いっぱいです。

 洗ったり、直したり、運んだりしていました。


■2001/08/09(Thu.)■

 バイト。そろそろ疲れが見えはじめました。父も私も。心身共に。

 そんなわけで今日は人文学基礎で知り合った自称ラーメンフリークの雄一郎くんとラーメン食いに行ったんですが。

ユ「楽人さん、俺、京都のラーメン制覇したいんスよ。どこでもお薦めの所があったら教えてください!」
楽「じゃあ木屋町三条の”みよし”は?」
ユ「あぁ、あそこはあんまり好みじゃなかったッスねぇ」
楽「…って、もう行ったんかい。ほな”横綱”とか”天一”は?」
ユ「あぁ、あの辺は基本っしょ。”横綱”は好きッスよ」
楽「けっこう行ってんなぁ。”金ちゃん”は行った?」
ユ「あそこも行きましたね。それと”○○(ド忘れ)”とか”××(同じく)”もウマかったッスよ。
楽「ゴメン、そこ知らんねんけど…」
ユ「え!?そうなんですか!?なかなかいい店でしたよ。あ、それと”△△”とかもねぇ…」
楽「君の方がよぅ知っとるやないかい。君が俺を連れてってくれや」

 結局一乗寺の”天宝”には行ったことがないということで、なんとか京都在住24年の面目躍如という感じでした。というか、知っているラーメン屋の件数で保てる程度の面目なのか俺は。


■2001/08/08(Wed.)■

 今日もバイト。バイト話ばかりではつまらないと思うので、今日は違うネタを。

わざとですか。 家の近所で見かけた表札。井上さんと上田さんの2世帯同居住宅。はいいんだけど、コレ、縦に読んでも横に読んでも「井上」「上田」になってる。狙ってやってるのか?しかもそれが「田村」「村田」みたいにもともとひっくり返しても読める名前じゃないヤツでやってるからすごい。でも、せっかくなんだから僕としてはもっと徹底して「狙って」欲しかった。

わざとです。 というわけで作ってみました(Photoshopで加工)。これなら本当に縦に読もうが横に読もうが自由です。一安心。

 あ、そうそう、昨日一昨日と作業していたカフェは、本日無事リニューアルオープンして稼働しておりました。やってみるモンや。すげぇ。


2001/08/07(Tue.)■

 今日は昨日の続きで、搬入した機材の接続や動作チェックや、簡単な修理や掃除など。

 それに加えて、銀閣寺の近くで新しくオープンするお店への機材搬入。どうなってるんでしょう?世の中は不景気なんじゃなかったんですか。聞けば、大津にももう一つ現場仕事があるそうです。


■2001/08/06(Mon.)■

 親父バイト。ちなみに今週はベッタリだそうです。

 今日はリニューアルオープンするカフェへの機材搬入。ええ、先週搬出した機材ですよ。ていうか工期が1週間だなんて尋常じゃないです。朝、店に入ってみると、しっかり工事終わってます。前来たときの面影もありません。スゲェ。大工魂。と言っても電気やガスや水道やなんかはまだ通じてなくて、壁から無数の電線がむき出し状態のまま伸びてたりもするんですけど。

 強烈な突貫工事のため、あらゆる業者が一気に集まって来ています。ウチの厨房屋の他に、電気屋、ガス屋、水道屋、壁紙屋、洗剤屋、コカ・コーラの人、掃除屋…etc.なんだかお祭り騒ぎです。大変なことになってきました。

 明後日オープンだそうです。マジですか。


■2001/08/05(Sun.)■

 春に見逃した映画『回路』に行く。いわゆる「ホラー」というものに分類される映画を観るのは『弟切草』に続いて2本目なんで、ホラーとしてああだこうだはまだ言えないと思うんですが、とりあえず色々とツッコミは入れたくなる作品でした。

 というか『DISTANCE』の予告編はもう10回ぐらい見て、「もういいよ」って感じなんですけど。

 みなみ会館のある、九条近辺の郊外っぷりが好きです。ヤンキー多そうで。ヤンキー嫌いですけど、ヤンキー多そうな街は好きです。

■2001/08/04(Sat.)■

 3日ぶりに学校へ。サコさんは現在海外出張中で、その間に研究室使いたい人がいたら困るだろうということで私が鍵をあずかったんですが、そんな人は微塵もいないようです。なんか「楽人来室予定日」なんて連絡体制作っていたのが虚しくなってきました。

 みんな忙しいんだねぇ。

■2001/08/03(Fri.)■

 父バイト。あっちこっち走り回って機材を引き取ったり、ちょっとした修理に行ったり、帰ってきて洗浄作業をやったり、今日はなんだかこのバイトの業務のダイジェスト版みたいな感じでした。


■2001/08/02(Thu.)■

 前々からずっと誘われていたのだけどもかなわなかった、加茂川遊び。withアッチ&N川くん。というか、なんで今まで行けなかったかというとですね、毎度毎度前日からアッチが呑み&泊まりに来ていて、当日はフラフラの2日酔いで起きたら昼とかで、単に企画が流れてただけなんですけどもね。というわけで、昨夜はホドホドに呑む。

 のはずだったんですが、今日N川氏がウチに来ても、俺もアッチも起きません。やっぱりこんなパターンかい。

 重い頭と体をたたき起こしてようよう動き始めたのがもう昼前。とりあえず買い出しに行って、加茂川を遡る。

 こんな見事な夏晴れのジリジリチンチンモワモワの暑さの下でも、やはり川の上流へ行くと水はキンと冷えていて心地よい。というか、寒い。膝までしか浸かれないないヤツに「行け!いてまえ!」と心強いエールを送りあいながら、ジャブジャブ遊ぶ。

冷やし中華をすするアッチ
冷やし中華をすするアッチ

 僕らが陣取った隣に、なぜか平日だと言うのにオッサン3人組が同じように遊びに来ていて、ビールをグビグビやってます。

俺「あのオッサン等、平日やのに何モンやろなぁ?」
アッチ「俺らがあと30年ぐらいしたらああなるんや」

 お見事。


■2001/08/01(Wed.)■

 夕方から猫松先生のピアノ即興ライブがあるということで、大学へ。今日はどーやらオープンキャンパスの日だったらしく、若人がワンサカ。

 で、ピアノの演奏は凄かったです。ワシ、演奏のこと、特に鍵盤関係はぜんぜん詳しいこと分からなくて(基礎も分かりませんが)、ちゃんとしたコメントなんてできないんだけれども、思いつきというか、弾きながら作曲っていうか、作曲しながら弾くってのはちょっとカンドーでしたね。

 やはり音楽やる人は羨ましい。「生み出す」という工程そのものを見せることができて。

 ライブ終了後、先生と永井氏とメシ。お好み焼きat一乗寺。先生、この夏からチャリンコ通勤を決めたらしいです。よきかな。いっぱい寄り道して、京都の街を楽しんで下さい。

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